事実上「依存性と強迫性」は個人差ありつつもワンセットのものです。
まず、メンタル問題と構造的には同様の、
■「(昭和的)オンザレールな『共同幻想』適応人格の場合」
『共同幻想』論で何度か説明してきましたが、
所謂、軍国全体主義時代や昭和高度経済成長期の一般社会の傾向であった「オンザレールな『共同幻想』適応人格」の特徴は、同調圧力の形で認知される強迫的情報共有(プライベートな旅行の報告や記念撮影画像の共有)だけでなく、日常生活の振る舞いを確認する意味で、
「○○でいんだよね?そうだよね?」
「○○ぐらいでいいのかな?そうだよね?」
などの確認行動も”無意識に”派生します。
確認行動はプライバシーレベル(羞恥心度)に対応し、
「日常性の高いよくある事項」は→所属組織全般誰でも間
「個人的な生活に関わる事項」は→休憩時間を過ごす仲間の誰か間
「極めて個人的な事項」は→親しい友人関係間
↑
だいたいこんな流れになりますが、
上記の行為は事実上の「権威承認的な依存」です。
(端的に言えば「依存」とは「個の実存」の反対であり、自己の存在が希薄になる様子=没個性)
(注:昭和的な『共同幻想』社会適応は、戦争の時代や高度経済成長などの社会的合理性が強いインセンティブとなり「強迫的要素も適応すべき普遍的現実と仮想される結果(幻想)」、無意識に定着。自我は強迫的認知下にあるが《時代背景が時代背景なので》「事後追認的な『歩留り』成立」に至り強迫性は一定幅に収まる。時に『興奮』を伴う不快認知やエスカレートした行為が見られても、自身にはメンタル問題として認知されない。)
■「志願制の職場や部活や恋愛婚姻や職業軍人など予め確信犯的選択社会の場合」
よくある事項は→「で、いいかな?」
個人的事項は→「なのかな〜」
極めて個人的事項(トイレや浴室のプライバシー)→確認せず
↑
上記のように「選択が確信犯的である分(応じた自己責任が担保されている)だけ」、”確認や報告程度”の情報共有は行われるが、依存性は後退する。
「帰属性は高いが、依存性は低い」
(軍人の場合は、語尾が「であります!」に変化しますが、依存性が高い事を意味しない。→というか軍人の場合高い水準で個としての判断も求められる訳で、)
前者と後者の違いは、
●「選択の場面において、それが自覚的か無意識的か」の差異であり、
選択の自由度にも関係する→親子関係のように関係性の選択に自由が無い場合「事後追認的選択しかできない」ため、自動的に強迫性・依存性の高い関係性となる
(自覚的か無意識的かの差異=自己責任担保の有無=担保が無ければ所有権が派生しないので「無自覚・無意識的」となるって流れです。)
そのため、
地方公共団体の条例や法律で、未成年の性行為などが人権を保護するため禁止されるワケで(子供が誘拐されてしまう構造も同じ)、自我の依存性がその背景にあるからです(能力的に自己責任の担保金が制限されているため=依存性の分量だけ自己決定の証明が不足するって寸法です)。
幼児教育における「褒めて伸ばす」なんてのも同じ線上にあります。
(半ば自我の依存性を利用している話で、現代においては「一歩間違えば過干渉」です。)
↓
極論ですが、「(権威的に)なになにすればいんだよ?そうそうよくできました」←この投げかけで、依存性の高い自我は”釣れる”構造にある。
幼児教育の是非はともかくですが、、依存性を利用する褒めて伸ばす手法だと「自由選択意識はむしろ狭まる」のだから自主独立性が抑制されるのは事実。
(専門外なのでいい加減な事は言えませんが、現代における教育の在り方は「知的刺激としてサバイバルと合理性をからめ選択の可能性をその都度説明する」って事なんだろうと思いますが。)
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2017年12月22日
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