現実主義(リアリズム)の対立概念として、
理想主義(アイデアリズム)ってのがあります。
Idealism、ideaからくる言葉で勿論ideaってのは「アイデア」の言語的元ネタです。
時に「お花菜畑のユートピア思想」みたいな意味合いで語られる場合もありますが、
「何かアイデアないの?」って状況は前述と全く違いますよね。
言うならば前例踏襲的な鉄板の合理性がリアリズムであるなら、パスカルの賭けも込みで「その手があるかも」ってチャレンジが理想主義って話になる。
(実運用上は単なる理想主義では無く「理想実現主義」みたいな事になるのかな、)
なんだか、実運用上はオルタナティブ(有効性が高い二番煎じみたいな意味です)にも似てますが、
理想主義の戦術論にオルタナティブも含まれるっちゅう事なんでしょう。
さて、ここで論議したいのは、
現実主義者から言えば「馬鹿みたいな事」でしか過ぎない理想主義、
しかし、何か袋小路で詰んだ状況になれば「誰かアイデアないの?」となるのでありまして、
発明や革命や文明の発達は理想主義があるから成立しており、
アイデアとは既得権威を含む”現実”なるものを破壊する概念です。
(そもそもideaからして観念って意味ですし)
まーね、そこはそこ、
現実主義なんて言っても「現在の物理学で理解できている事象なんてものは極めて限定的」なので、現実主義ほど不完全なものは無いって裏設定あっての話ですが、
■考えるポイントとして
アイデアってのは総じて「バッカみたい」とか言われちゃうジャンルの中にある(笑
ってなところですよ。
つまり安易に「そんな馬鹿な」とか言っちゃうとアイデアは枯渇しちゃうのです。
「いい意味でのダメ人間論が『単独者』である」なんて説明も同じ目線の話でありまして。
相対論で言えば
●何か袋小路で詰んだ状況にある時、
「抜け出す答えは、その時の自分にとってすっごく馬鹿みたいな事だと思っている選択肢の中にある」つー事なのでしょう。
つまり「強迫心理」とは脳内で「そんな馬鹿な」を連発する中の人である。
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