2017年02月26日

米軍による北爆は”あり得る”

俺自体トランプ大統領ってどんな人なんかイマイチよくわからないので、半分ヤマ勘だけれども周辺情報を考えると「米軍による北爆はあり得る」と考える。

・中国メディアの一部が北朝鮮政権崩壊後に触れている(中国主導で半島統一が図れるなら中国国内問題である北京政府と旧瀋陽軍区との政治的対立の心配も無い)
・言うまでも無く米軍には以前から北爆オプションがある(最近盛んに軍関係者が観測気球をあげている)
・韓国における政治状況として保守系政党が瓦解しつつある(次の政権は左派親北系が半ば確定している)
・北朝鮮のICBM技術が想定より高いレベルにあると評価されはじめている
・政権と関係無く米国防総省のリバランス計画として半島撤退もオプションにあるだろう
・国会においても敵地攻撃能力論議がちらほらしている(集団的なんとかがらみ情報があるのかもしれない)
・ロシアはここんところ極東の経済発展や開発を重視している
・米ロが協力関係を深める事が確定すれば更にその可能性は高まるが(一概に中国主導だけの半島統一とならないため)今その方向にある

大きなポイントのひとつは韓国が半ば中国の属国化を深めているところで、
現政権が弾劾関連で無政府化するなか、同時進行で北の”政権だけを崩壊させる軍事オプション”が可能であれば(在韓米国人の安全と北朝鮮難民問題を避けるためにはこのオプションしか無い)、半島の統一もスムーズに行く可能性もあるので(建て前は国連主導で共産党も政党として認め統一選挙を行う)、米国が今が好機と考えればその可能性は決して低くない。

間違っても北朝鮮から直接米国に届くICBMの完成を放置するとも思えないし、
金正男氏暗殺事件にVXガスが使用された意味が想像以上に大きく(イラク攻撃の先例から考えるなら”北は核の使用もためらわない国家だ”と米国は判断するだろう)、更にこの暗殺によりISISへの攻撃と同じ趣旨で攻撃が可能な情勢になった(テロに対する国際的取り組み的に)。

●事があるとするなら「米ロ首脳会談の後」になると想定されるので、
注目すべきは(米ロで話がまとまれば中国は表立って反対できないだろうから)、トランプ・プーチン両大統領の判断でしょうね。

(酷な言い方かもしれないが、この現状を招いた韓国政府の責任はあまりにも大きい。仮にこの動きにストップをかけられるのも当事国韓国政府だろうけれど、現在ガバナンスすら危うい状況であるたけでなく、反日ナントカを利用して中国に近づき過ぎたツケはあまりにも大きい。)



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posted by kagewari at 20:11 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

地域紛争の可能性はどこにでもある

実際ウクライナでも起きたんですからね。
地域紛争スケールの紛争なら世界のどこで起きてもおかしくないのです。
「戦争は外交の延長」なんて話ありますが、ピンとこない人もいるでしょう。
しかし、
国力に応じて外交上の交渉力だったりその影響が甚大であることを理解できない人はいないでしょう(それこそ沖縄米軍基地問題じゃないけれど)。
その国力とは何かっていざ戦争になればえらいことになるって部分を背景としており、普段の外交に常にダイレクトにそれは関係しているのです。

左翼思想な方が好むワードに「ソフトパワー」なんてのもありますが、
ありますが、それも当該国の安全が何らかの方法で担保されている状況を背景に可能なもので、「どこどこ国は道徳的にいい人ばかりだから特別に国際関係で有利になるんだね」なんてお花畑な話は世界のどこにも存在しません。
交渉力を可能とする経済や文化などの国力の話も「潜在的には(やろうとしていないだけで)強大な軍事力も保有可能な側面」がちらつくからそうなっているのであって(友邦国が多いとか味方が多いなんてのもこれガチ安全保障の話です)、世渡り的に平和主義を標榜するなら”すき間産業”的な狙いによる棲み分け論あたりしか方法ありません(モナコみたいな小国ならいざ知らず大国には無理)。


■商取引においても各法人が自身の利益を前提にするから最大均衡(最適化)するのであり(自然界の法則的にそれ無いと種の存続バランスからして崩れてしまうのと同義)、過剰な投資や過剰な在庫により破滅的大恐慌にもなるワケで、
心理学的に言えば『抗(あらがう)』スタンスそのものがソレですからね。
(アウトプットされない欲求はオルタナ展開《面白い事探し化=個性化》でもしない限り、反動化や内面に向き鬱化する。”悟り”で自由自在に上下したりするものでは無い。)
スポーツの世界に「手抜きや八百長の美学など無い」ってのも同じ。

仮に人類が自然界の法則からも自由になるって話を想定するなら、
宇宙に出てもの凄い人口密度の低さの中(どこまでも棲み分け可能な)すき間だらけの無限拡散の道でも選んだ時に初めて可能な話であって、それが可能になるには繁殖による生存から外れてなければ絶滅してしまうのだから、人間というより生物の法則離れた時の話って事です。
(しかし、この想定も「自然界の淘汰圧力や動機形成の最大化みたいなプロセスが崩壊している」ワケだから、歪で不均衡な思惑がカオス化する事も考えられる。キャンパスのサイズが消失した無限空間に絵が描けるだろうか?みたいな状況に突入するって話。)

国際関係に置き換えれば、
周辺諸国との間で安全保障を含む緊張感を生むか?はたまた国内に大混乱が発生するのか?って相克が国家であり、
「願わくばその相克もフェアで民度の高いものでありたい」ってところがその理想の限界ですよ。
地殻のプレートがどうこうだとか活断層と地震の関係と同じです。
(願わくば大規模地震では無くジワジワとソフトランディングするような変動を願うみたいな。)

時折無人島のような離島における領土紛争にいかほどの意味があるのかって人もいますが、大陸などで国境線を接する国で考えればわかりやすい話で、どこの国だって国境線ギリギリの僻地に人口都度の高い都市があまり無いだけで、離島だろうと国境線を突破する他国の侵入は国境線枠組み全体に及ぶ侵略行為となるので当事国はどうあってもそれを容認できないし容認してもいけない。
(プレート繋がっているのに離島で起きた地震を「本土には関係が無い」と無視するような話。ルールの適応にルーズなプロスポーツなど無い。)

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posted by kagewari at 22:05 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

心理学における空間的な認識

この話は試案であり、何か結論めいたものも導き出せていないので、
思考中のメモ書き的に残しておこうと思う。

たとえば、地下鉄や電車内でお馴染みの迷惑行為小集団を見つめるその他大勢の暗黙の視線なんて状況ありますよね。
さて、この時”なんとなく”周囲のその他大勢に認知されるのは「某集団を包み込むような空間(雰囲気とも呼ばれる小世界)」、極端に言うと「そこだけ異国のような違和感」みたいな?
確かにそう認知される”境い目のある特定空間”が存在しているのは事実。

さて、その空間が主体的に実存しているのか、無意識に、或は周囲の観察認知により後発的に実存しちゃうのか?様々な視点はあると思うのだが、心理学にとっての関心事項は「当事者自我にとって何であったのか」なのだから、それぞれの自我からどうなっているのか考えてみる。

その他大勢の観察視点の場合、
見えているのは間違いなく迷惑集団の『共同幻想』空間であり、その『共同幻想』そのものが異質なのでは無く、電車内などの公的空間の場合そこに私的空間を持ち込む事は不文律的にタブーとされている(車両内でのメイクにあれこれ批判があるのもこれが原因)。
何もこれは堅苦しい慣習の話では無く、元をただせば法治国家のルールであり、まさか電車内で下着の着替えをするものがいないように(時にわいせつ罪にもなり兼ねない事例もあるのだし)、プライバシーは保護されると同時に、公共の場で披露するのは(広義の解釈をすれば)その反対に”違法”なのです。
つまり、その他大勢の視点が見たものは
「おいおいどっかのトンチンカン集団が身内の論理(プライベートな)『共同幻想』を公共の場に持ち込んでるぞ(電車内は花見の公園じゃネーよ)」となります。

持ち込まれたプライベートな『共同幻想』単体を批判しているのでは”無い”。

では、同時者である迷惑集団の視点はどうか
感じられているのは間違いなく派生しちゃった(視野狭窄も含む)『共同幻想』ルールの優先性(個人の勝手な判断は許されず組織に追随協調しなければならない)に押され、優先順位のジレンマの中で「あたかも車両内という海にプライベートな『共同幻想』の屋形船が浮かぶように」周辺だけに限定される小空間に限れば(グループ内向き視線で外郭を視野外にすれば)的判断が無意識に進行し、結果として「優先順位のジレンマが空間として実体化してしまう」→なんとなくここだけ浮いている感触はわかっている(わかっているから迷惑集団がDQNの場合同時に喧嘩腰の防衛行動も発令されるワケで→「何見てんだよ!」)。

■素朴にこの現象の謎解きすると
電車などの公共の場では(組織を制度的に強要される修学旅行じゃあるまいし)プライベートな『共同幻想』を派生させるような構成の団体行動は本来抑制的でなければならないワケです。
(ここは一般車両と新幹線や遠距離の特急指定席など”明らかに”持ち込み度合は使い分けられてる)

極端な事例で言えば「図書館にどこやらの不良グループがいつもの”彼ら”の『共同幻想』の日常を演じただけでトンでもの迷惑行為になる」ことからも確認できる。
■大事な事は『共同幻想』や社会適応を慣習的に是としてきた歴史のある日本であっても、どこでもここでも下層ヒエラルキー『共同幻想』(友達関係や家族社会などの私的『共同幻想』)の露出を禁じており←いやいや説明するまでも無く『共同幻想』ってのは権威性認知を背景とする階級社会(ピラミッド型ヒエラルキー)を前提とするのだから→上部構造空間にそれを持ち込めば自らが下部構造として所属している階級社会構造に対するソフトなテロになってしまうのだから、説明するまでも無い話。

(欧米などの『共同幻想』と日本の”世間様権威社会”との違いは、欧米はバレバレにその上部構造がダイレクトに教会であるため、日本のように重層的な階層構造になっていないため。であるから公共の場でもかなり大胆にプライバシーを披歴する欧米文化圏の人間も「教会の中でも同じように騒いでもいい」という感覚は”無い”。彼らにとって公共の場とは「異教徒すら存在する無法アリ地帯」な解釈も可能なので一見個人主義に見えたり私的『共同幻想』の披露に遠慮が無いかのように”見える”のだが、『共同幻想』適応選択者は常に宗教上の慣習・道徳感により無意識に拘束されている。)

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posted by kagewari at 17:56 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

安倍首相とトランプ大統領の関係は存在感をより高めることになる

時に欧州の右派政党がトランプにあやかりたいと近づくのと違い、日本は(左翼メディアの何もあって)「なんだか困ったな〜」な空気の中、安倍首相はどこ吹く風と仲の良さを堂々と見せ(フィリピンのドゥテルテともそうなんだから)日米同盟が太平洋安全保障上の基軸である事を殊更特別なアピール無しに結果として誇示する事に成功した。

米国的には自衛隊の戦力向上を期待するのだろうけれど、
ここは言われるまでも無く(米国はリバランス政策で軍を再編成しますから)日本もやらなきゃいけないことなので、異論が挟まる要素最初からありませんでしたから渡りに船ってぐらいの話です。

■メディアなどがトランプ時代の米国をよく分断問題みたいな捉えで報道してますが、
(間違いとは言わないが)的外れであり、世界で進行しているのは国内の分断問題なんて話では無く「アメリカ(軍事プレゼンス)による平和の喪失」なんてレベルを超える、
●「近代以降なんだかんだと文明国家に存在してきたフランス革命以来の『共同幻想』の崩壊」に他ならないワケです。
たとえば、民主主義であったり政教分離であるとか自由主義であったり人権の尊重などなど、ほとんどの近代国家が憲法に書いているであろうお題目(そこにも勿論社会的無意識とも言うべき非公式な文化伝統の裏書がある)への信用崩壊です。

更に言えば、欧州に代表されるように巨大な権力を保持するEU官僚組織の存在と過剰な移民難民対応により国家という概念が文化的アイデンティティーから崩壊しかけている(なんだかんだ裏設定になっていたキリスト教文化圏のような国柄が後20年30年ほどで自然崩壊することが確定しています→移民の出生率が圧倒的に高く早晩有権者の半数に迫る勢いである)。

■時代は『共同幻想』崩壊過程ですが、
おおよそ普遍的と言える(実用上幻想では無い)「共通認識としての国籍や言語」という”地域アイデンティティー”において、何ら民主的手続きを経ず(グローバリズムとポリティカルコレクトのノリで)「地域アイデンティティーを否定するコスモポリタン混血政策」のような流れが(標榜される国際人的概念の提示や選挙による選択も無しに)暴走するのだとしたら、それはメディアや政治習俗による全体主義になるだけでなく「人権主義どころか文化的民族浄化に他ならない」のですから。
●しかも行きつく先はコスモポリタンどころか「その実態はカオス」でしかない。
 ↑
「これは大変な事になった」と、
「どうすればいいのか(崩壊後の世界を語る概念も無いワケで→そもそもカオス化《混沌化》なのだから構造的に”その後の概念など絶対みつからない”)もわからないのだが、何か変えなければ間に合わない、大変なことになる」認識の結果が、英国のEU離脱でありトランプ大統領の登場です。
 ↓
「とにかく思いつくところからなんでも変えてみよう(優先度は「アンチグローバリズム」としておけばそれなりにあたってんじゃないか)」
「オバマがやった事を片っ端から否定していけばいいのかな」みたいな現状です
(米国がTPPを否定した事影響はとても大きい)

結果、方向としては(相対論から)保守系となる。
それは自然変化による文明化リベラリズムと反対になってしまうので、迷惑至極の問題なのですが、現状の崩壊を放置するよりはるかにマシな選択でしょう。

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posted by kagewari at 18:50 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

物理学の世界はもう大変な事になってますね

(この記事はメンタル問題案件云々に直接関係する話では無く、心理学の根本原則とかの話なので興味の無い方はスルーでお願いします。)

重力は幻なのか? ホログラフィック理論が語る宇宙
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0602/gravity.html
この宇宙が二次元のホログラムであるという証拠が見つかる
http://amenama.on.arena.ne.jp/?p=2741

(翻訳が「オカルトニュース」ってところが笑えますが、ソースはサイエンス系のニュースです)
 ↓
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-01/uos-srs013017.php

読んでも文系の私にはさっぱりわからないのですが(笑
2chの賢い人のログなどささ〜っと読んでみると、この理論だと現実世界も巨大なブラックホールの境界に落ちているところで、ホログラムの元ネタとなる境界からは離れていくように見えるので(遠近法的に近づくものが大きく見えてくるってアレのことかな)あたかも宇宙が拡大しているように見えているだけだって話のようです。
物理の世界では「時間など存在しない派」もおりますから(しかも優勢)、
全ての情報は全てが(過去も未来も同時に)保存されているってところとも整合性がつく話になっているのかな?
(ド文系のたわごとなのでトンチンカンな事言っていたらすまん)

ここも2chのログで見たんだったかな?
「はは〜なるほどこれがニーチェの永劫回帰ですね」みたいな話もありつつの、
現実世界とはなんぞやってところに思いをはせないワケにはいきません。
「全てはシミュレーションなのか?」
ブログなどでこの辺解説している方などには「自由意思とは確率論の一部でそれが収斂する過程に過ぎない」みたいな全く文系の頭にはワケのわからない論説を書いている方もいらっしゃいまして、
さて、どう切り込むべきかと、、、

(だからVR世界の登場は大変な事になると俺は思っているのだが)
『共同幻想』世界が特に顕著なのだと思うけれど、
体感される現実ってものが「ガチョウの安心」程度の域を出ないというか、
ガチョウの安心なんて格言は存在しませんがww、
言うならば群体化時の”近すぎる社会不安”をとにかく沈静化するため、互いの言語が何言ってんだかわからなくてもガーガー言い合う事自体に意味がある的な(”本意”は相互に理解している)話です。
その狭隘な空間(そもそもこれが不安の発端)における「ガーガードラマ」をですね、
(自分では発言の意味が”なんとわなしにある”ので)あーだったな、こーだったんだと振り返りつつ自宅で晩酌しながら「十分に動機形成足りうる事象があったのだ」と感嘆もする。
 ↑
この「小空間が所以の観衆のいない室内劇を、大いに盛り上がったと感嘆しつつ、よく考えれば空間が狭かったんだよという落ち」ホログラフィ以前に幻想なのだし(笑、記録すべき情報があるとすれば「小空間の体積ぐらい」にも関わらず当該自我においては大スぺクタクルだったりする(主観的には間違いなく後者は真実なのだが)。
『唯幻論』そのままだけどさ、時間の存在すら怪しい”何”だったりする。
(そこに「永劫回帰の絶望を見た」とか、ジョークじゃないけどさ、)

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posted by kagewari at 22:28 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

時に先進国でメンタル問題が増加中みたいな報道目にしますが

ブログ読者の方は「あー勘違い」的話だとお察しつくと思いますが、
先進国でメンタル問題が増加中みたいな報道目にします、しかし、これは先進国化における『共同幻想』崩壊論の知見の無い場合”そう感じられるもの”で、実体として動いているのは個人の自我というより社会の方です。
更に近代以降の『共同幻想』社会においては社会適応が自我構造の一部を補完する要点となる”システム”が多数を構成もしていたため(真面目なサラリーマンが突然の会社倒産で大ショックうけたように)、文明化啓蒙において自動的段階的に派生する『伝統的なるものの衰退』は=『共同幻想』の崩壊となり社会との帰属を後ろ盾とするタイプの個人自我は大きな影響(分体要因)を受けることになります。

それは先進国特有の状況であると同時に、
経済背帳の成果として社会のプチブル化中産階級の登場は、近代以前は半分王族貴族病的側面もあったメンタル問題が庶民化するとでもいううように(代表的強迫性としてのエディプスコンプレックスなどが)、ペットを飼う文化がフランス革命以降大衆化するように拡大しますから。
この両輪をもって、先進国では形骸的にメンタル問題が激増しているかのような様相となります。

遺伝子分析は現在進行形のものなので暫定的見解となりますが、
先進国の遺伝的特性として(臨床系が言うところの)発達障害系遺伝子のキャリアであるとも言われており(これが動機となって民族大移動的に地球の果てまで人類は拡散したという仮説)、戦争や社会革命などの”激動”時代には快感原則的に個人自我の均衡派あまり不安定化しないが(言い換えると社会的なんとかドリーム大エンタメ時代のように)、先進国となり平和の住民となって以降潜在的問題の快感原則的解決が各個人に求められるようになるのだ的な補足事項もあります。

この辺の分析を社会学でどう取り扱っているのか知りませんけれど(笑
●心理学的には、あたかも問題の経緯や背景を全て個人の問題として認識しようとしちゃうと「さっぱり原因がわからない」なんて事になるワケです。
(その意味で『共同幻想』論の発見は画期的だったのですが)

ひとつ面白い着眼点を紹介しますと、
経済学の話で、昨今優勢の(アベノミクス理論の背景ともとなっている)リフレ派とも呼ばれるインフレターゲット政策派の研究者の話で「なぜ東大法学部出るような官僚が、小学生でわかるただ販売価格を上げると(消費増税)売り上げは落ちる」ことが理解できないんだ?なんて討議で、
「授業で習ったことが無いんでしょう」なんて笑い話がありますが、
(心理学的に言えば「権威性認知」や「抑圧による思考停止」論)

現在社会におけるメンタル問題への理解にも似たようなとこがあるって事です。
失業率の理論なんてケインズ時代からの話だってのに、、、。古典経済学派なのかよって話にも見えますが。
個人の問題として話を矮小化してしまうと、なにもわからないどころか、
近代において解決策がわからずに世界大戦に突入したじゃないですが、
社会問題として認識される水準になるまで起きている事象の実態に誰も気が付かないなんて事になるワケです。

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posted by kagewari at 01:58 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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