2016年11月02日

栗山監督は名将か

プロ野球ネタで、且つアホみたいに長文です(昔プロ野球ファンだったものでスイマセン)、
興味無い人はスルーでお願いします。

野村監督ファンだった立ち位置だと、野村門下生と果たして言えるのか微妙な栗山監督ですが、少なくとも監督としては”古田を超えている”。異論ある人は誰もいないでしょう。
「どこにその強さがあるのか」(今回の日本シリーズは久しぶりに面白そうだったので)シリーズ通して観察していたのですが、

この人ナチュボーンなのかわかりませんが、すっごく心理的に巧妙な手を使っていると思いました。
「あーなんかパ・リーグの各監督の間でもきっとこの怖さはなんとわなしに感じられているのではなかろうかと、」
一見すると”悪い意味”で金ちゃんファミリーのようなそのナントカっぽい栗山監督ですが、
策士としてのどん底までの腹黒さみたいなところって「あるね」と確信しました。
いやいやどうして、そこは野村監督バリの黒さだなと感心したワケです。

野村監督と言えば(実際のところは確認しようがありませんけども)、
■イチロー全盛時代のオリックスとの日本シリーズにおいて、メディアを使い「インサイド攻めしかない」とワザとらしく公言し(イチローもそれが餌巻きだぐらい百も承知だったと思いますが)、実際は徹底的な「アウトハイ直球によるボール球」で攻略したことありますが(メジャーの今でもイチローは150キロ近くの球威があればアウトハイに弱い)、
野村のようにキャッチャーを作る事はできない栗山監督は、配給をどうこうしようと難しい内容をキャッチャーに期待していないようで、もうそこは諦めて「パ・リーグならではの用兵」において突出した強さを見せます。

シリーズ中においても大谷君の二刀流を実に巧みにコントロールし、ひょっとしたらそこで会得したのかも知れませんが、とにかく選手交代含めて用兵が上手いし、交代時の思い切りも凄い。
「空気の読めない瞬間湯沸かし器兼瞬間冷却器でもある岡君」シーズンを観ていない私には彼を何故使うのかわかりませんでした(素人目には彼は香車(きょうす)でいいのかな?早い球に強いが変化球にはからっきしタイプに見えた)、早い球に強そうに見えましたが明らかに構えた時バットが長くみえる(ヘッドが遅れる)、おおよそ調子よさそうにも見えなかった。
ひょっとして陽は(FAのことでは無くて)故障隠しているかな?と思われだったので、調子動向ではなく岡選手しか使えなかったのかも知れませんが、とにかく謎でした。

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posted by kagewari at 22:01 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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