2016年10月27日

「どうでもよくないことなどこの世に無い」を解説してみる

なかなか説明が難しく、そのまんま書くとほとんど誤解されてしまう原則論です。
「どうでもよくないことなどこの世に無い」
この話は主として岸田心理学からの派生ですが、フロイト先生からしてエディプス論から始まる云々は直面している個別各論は”ともかく”(置いておいて)、トラブルとなるポイントを自我構造論的な話においてあーである、こーであるとなっているワケですから、俯瞰で見れば(トラブル個別各論に対して)「そこじゃないから」となってます。→故に、総論的には同じ中身です。

この辺相関関係から、
ええいめんどくさい「どうでもよくないことなどこの世に無い」っつーことだと、(異論反論を含めて)理解が早い的なとこから出てきたまとめ的な原則論です。

■鬱や葛藤話の局面打開において、どうしたって相談現場では「個別各論の比重」が大きくなるという論理矛盾を発生させます。
そこから解説していきましょう。
大前提がメンタル問題にあるってのに、最優先課題は何故か個別各論になる。
仮に個別各論の問題ならメンタルどうこう心理学どうこう関係無いって話になってしまいますが、当該自我が具体的に悩む事項は個別各論ですから、なんだか知らない間に(心理学的見解はどうでもいいので)個別各論の解決方法は無いのか、悪い奴らは誰でどうやって対抗するべきかみたいな?何の相談なのやらわからない状況は「頻繁であるどころか相談の典型例ですらある」ワケです。

勿論この構造は「強迫心理」の思惑”そのまんま”です。
投影された外的事実が個別に問題を引き起こしていると『自意識』を振り回し、間違っても「強迫心理」などへのネタバレ崩壊へ関心を向けさせない(或はその余裕を削ぐ)。
心理学に留まらず医療系においても「まずストレス要因から離れるように(休職や離職など)」と助言しますが、一丁目一番地だって事です(そこだけは関係者全員見解も一致している)。
●事情の背景事情が何ら変化していなくても、個別事案の認知速度や用例解釈、結果としての感情的固着、そのいずれも僅かな変化でも全体像の心証は変化します。
「トラウマ論やエピソード記憶の投影(また”アレ”が起きたんだ)」で考えてみてください。
「あ~この事例は”ちょっと”違うかも」←この差は”ちょっと”どころかどえらい違いなんです。

心理学では更にその無意識的事情も解説しており、
快不快原則として『興奮』は当該『自意識』が快と判断しようが不快と判断しようが脳内分類は「快感代謝である」(エンタメとしてのホラー映画論や人は何故ジェットコースターに喜んで乗るのか論であり観念的にはSM性倒錯論)、実際に今日の恐怖が(自我スタンスの変化で)明日の行楽イベントに化ける事も”頻繁に発生”するのであり(下戸の飲み会論やらカナヅチとプール論)、『自意識』が今熱心にそれを快だとアピールしているのかその不快さを訴えているののかは「ほとんど関係が無く」、同事項を脳は(生物の本能的判断として)再現しようとする。
(快だろうと不快だろうと)『興奮』状況が”恒常化”すれば、脳の(筋肉の発達同様の)構造に影響を与えるだろうし、結果としてそれは『依存傾向』に転じる可能性がある(薬物依存と仕組みは同じ)。

当該状況下にある『自意識』の『興奮』状況の説明を、解決すべき具体的事案と考えるのは本末転倒であり(事実関係に疑問が無くても)、その『興奮』の水準が何故各種事案において再現(結果としての追体験)されているのかってとこが本丸で、
「絶叫コースターが問題だから、遊園地のジェットコースターの速度を下げればよい」みたいな話になってちゃってたら何も解決しないことは小学生でもわかる話です。
(加えて「何故また乗るワケ、、、」って部分も。)

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posted by kagewari at 18:43 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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