脳としては「容易に再現可能だからこそそれを『自意識』に提案」しているワケだから、依存性関連事項が(実際の再現率とは別個に)当該自我に「容易に再現可能だ」と判断されていることは間違い無い。
この話を説明する時に「DVの、次の男も又DV」よく使いますけれど、
そのまんま自作自演であるかのように誤解されると全然違いますから補足しておきます。
それは(スカウティングや脳のプレゼンは)無意識だから『自意識』にはそこの自動処理過程をつぶさに理解しているワケじゃありません。
「とっても気になる(これは好感かも知れない)」と本気で『自意識』は思っているところろが話をややこしゃしくさせるのです(ご存じのとおり愛着は費やした継続時間で自然発生する)。
同様事例を身近に体験している方はよ~く理解いだだけているところかと、
「あの人物はダメだとあれほど言ったでしょ(誰が見てもそっち系でしょうが)」のような経験が連発しているだろうからです。
人間の自我が事象を判断する場合、確かに『自意識』は最終決定権者ではありますが、
脳が『自意識』に情報を上げるとき、無色なサラの情報なんて”存在しません”。
「どれ系、これ系のアレが来てます」みたいな経験値処理された提案があり、最終決定として『自意識』が(経験処理による様々な余談や憶測フラグの付箋用紙などを参考に)「だとしたらあ~だね~」のように事実認定を行っており、
そうしないと(たとえば人の顔を3Dポリゴン情報化して全ての座標をなんとかするみたいな情報処理していたとしたらどんだけ脳の負担がアレになるか考えてみてくださいな)、脳はパンクしてしまうのです。
■話をわかりやすくするために「圧倒的多数の絵の下手な人」で説明しましょう。
絵の下手な人のトレーニングに「対象物を20分割などしてひとマスずつ描く」なーんてのがあります。そうしないと絵の下手な人の描画は典型的デフォルメによる実に落書き程度の水準になってしまうのです。
人の鼻を書けば誰のどんな形状の鼻も全部「すごく単純な三角形っぽいイメージに描かれる」の方が一般的なのです。
これどういうことかと言うと、脳が人の鼻を認識した瞬間速攻”単純化圧縮処理”みたいな事をやっており、単純図形分解モデル処理みたいに(せいぜいが三角丸四角)”記憶格納”されているんです。
「だから思い出して描画しようとすると、よく見る”下手な絵”になる」
これが絵の下手な人の原因であり、意図的に描画範囲を分割限定し「顔イメージ処理」を稼働させず(何の図形等の名前を出させずに)、「分割された限定的情報を描画する(情報処理も余裕を持たせる)」と、全く別の絵になるワケです(唐突にリアルになる)。
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●「整形手術でえらいことになっている人の皮肉」そのままなんですよ。
(稀に存在する絵の上手な人を例外に)大概の人はなんとなく印象はあるにせよ、そもそも人の鼻なんてものはテキトーな三角形デフォルメ二次元イメージでしか脳内で認知できていなってのに、鏡を見る整形依存な人物は「分割された鼻の一部の細部のディティール」に視線が限定されるため、「そこだけ画家年増」みたいな認知が発生し(誰にも認識できないような)整形に異様に拘ってしまう。
結果として「三角丸四角だけの絵の中に、異様に鼻だけリアリズムで描画されたみたいな顔」が登場するというお話。
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