■表情って何でしょう。
現在の研究がどんな見解なのか知りませんが、動物行動学者ローレンツの時代だと「笑顔の原型は近所の別サル集落襲撃前のチンパンジーの興奮状態かもしれない」な〜んで話もありました(チンパンジーは”サル食い”で有名)。
その真偽はともかく、表情筋の振る舞いは神経的にも『自意識』専属ってよりかは、神経系所属と理解する事に異論のある研究は無いでしょう。
心理学的に言うなら深層心理や無意識も顔に出ると推定されます(生命としての”本人”マターなので)。
ある意味”演劇論”の逆さまって部分かもですね。
(演技論で言えばリアリズムを追及した演技は深層心理まで表現できてなんとやらとか→迫真の演技中はマジもので演じている人物の心理状態が再現されると考えるのが自然みたいな。)
映画の台詞によくあるじゃないですか。
「お前が嘘をついていると顔に出るからすぐわかる」
なんてね。
逆に言えば「表情は無意識マターであり、『自意識』にはその自覚無くても強迫心理は顔に出ている」という仮説もあながち否定できないでしょう。
(臨床系にそんな実験したところあるのかないのか知りませんが「そのまんま鏡像論」みたいに、鏡の自分に話しかけると人の心理にどのような影響が出るのかみたいな試みとかちょっと興味ありますね。演技者として自分を見て台詞と表情一致しているか?みたいな命題で。)
その話の延長に「やたらと他人を凝視している自分に全く自覚がない」なんて現象も含まれてくるワケです(表情やふとした仕草は無意識マターであり『自意識』マターでは無いって部分でね)。
無意識マターの根拠としては、前述の神経系所属云々の他にも「自分の声を録音したものを聞いたとき誰もが違和感を感じる」ってアレがあります。
自分の声は発生後の音だけが聞こえるワケでは無いので(体内にも反響しているのですから)他人が聞いている自分の声と自分で自覚している自分の声は違うのでありまして、表情についても「常に自分の顔を見ながら生活している人はいない」のですからこんな発言しているときにどんな表情になっているのかなど自分ではほとんど知らないものです。
(前述括弧じゃないですが、鏡を前に練習する舞台芸術や俳優や形態模写の芸人さんや、自分のフォームをチェックするスポーツ関係者など「自分の振る舞いを映像的に確認するのはごく限られた業種」でありまして、一般人は自分の歩いている姿がどう見えるのかすら偶然ガラスなどに写る一瞬でしか知りません。→代表例が「自分の姿勢の悪さに自覚が無い」とか、)
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2016年09月01日
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