2016年07月14日

『嫌な奴』の相対論

さて、嫌な奴とひとくくりにできるものでは無いでしょう。
嫌な奴もその意図するところは様々です。
今回の論議でテーマにしようって嫌な奴談義は以下のようなケースのお話です。
・「あからさまに険悪な関係で、どう見ても原因となる行動はその人物に非がある」などな人
・「やたらと自慢げで、あからさまに周囲を見下す調子も無頓着に自分自慢が止まらない」人とか
 ↑
どこにでもいる感じの悪い人を基準としてみましょう。

■実は上記の説明に答えがあるのです。
おかしくないですか?お題は『嫌な奴』となってますが、前提となる人物評は「感じの悪い人」になっている。『嫌な奴』と「感じの悪い人」は同義語でしょうか?
さてここからが心理学です。

何かの都合で身近に「感じの悪い人」がいた場合どうなります?
「それだけ」ですよね。
できれば関わりあいたくないものだ(終わり)。
これじゃ『嫌な奴』と認識されません。

何かの都合で「感じの悪い人と半ば強制的に関係を継続しなければならない事情があった」、
その人物は「凄く『嫌な奴』だった」。

●はて、前述と後述の違いはどこにあるのでしょう。
後述の「何かの都合や関係を継続しなければならない事情」←これって自己都合なワケですよ。
ぶっちゃけ「感じの悪い人」には関係が無い(勤務先の雇用主とかになればアレかもだけれど)。
自分がその場面における因果というか、事情をなんとかしてとっとと関係を切ればただの「感じの悪い人」に変化するのです。

て、こ と は?
■『共同幻想』適応強迫心理などがあった場合どうなります?
自己都合の関係性から『嫌な奴』が相対的に大量発生したかの認知上の錯覚が発生することが証明されます。
いやいやいやいやいや「そもそも出先に「感じの悪い人」が少なければいいじゃないですか?」なご意見が聞こえてきますが、
さて困りました。「何をもって感じが悪いのか?」ってこれも自己都合なんですよ。
(あばたもえくぼの反対で、何が感じ悪いと感じるのかって100人いれば100とおりですからね。)
自分が個性的なので、相対的に(俺からみたら)感じ悪い人が多くなっちゃうんだよねな場合(別段だからどうってことはないのですが)、所謂「人間嫌い」ってスタンスが予測されますよね。

「そんな事例が一般的とは思えない」な方は以下を参考に考えてみてください。
JAZZの偉人にして帝王マイルスデイビスは裕福な家庭に生まれているのですが、とにかく「白人嫌い」で有名で、ピアノのギルエバンスを例外に白人をバンドに入れた事が無い。
(マイルスの人生的には全然これでオッケーなんです、)

更に、過去にも紹介したことありますが、
以下鶴田浩二先生の歌を参照ください。

(ご存知のとおり昭和歌謡の大ヒット曲ですから、この歌詞に当時『共同幻想』バリバリ時代の市井の人々とりわけ男性サラリーマン諸君が大共感していたことを証明してくれます。『共同幻想』適応人格の本音みたいなね。)

■な解説をはさみつつ話を戻します。
・自分にとって感じの悪い人の総数は(自分の個性にも強く関連するので)選べない。
・そこに『共同幻想』適応強迫がある場合、数学的には個性的度合いに比例して『嫌な奴』は増える
ところが、
当事者が(強迫心理部分などを)無意識で取り立てて自覚が無い場合、
数学的に自分以外の関係者は(『共同幻想』適応人格系などであれば)相対的に「感じの悪い人総数が少ない人格タイプ」になり、彼らはその『嫌な奴』とも(巧みな世渡り術で)表面的な関係性を維持できていたりする。
この状況だと、当該人物は(相対論で)「自分ばかりいつも嫌われている」と錯覚してしまうのです。

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posted by kagewari at 15:04 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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