先日「大崩壊」的レポートを書いてきた左翼論壇の大崩壊ですが、この左翼インテリ階層なるものが現代の戦争というものを誘引しているところを忘れちゃいけません。
むしろこの話はネットで話題となる某国の現象で見るとわかりやすいのです。←確かに某国の『共同幻想』は無理筋過ぎて手も付けられない状況なので一見何の参考にも思えないと考える方いらっしゃるかもですが、いえいえ日本国内左翼における「朝日的マッチポンプ」だけでなく深い関係があるので、左翼インテリ階層を語る時にはサンプルとして十分に参考となるのです。
戦後においては「某国を楽園と無理な宣伝を行い」随分とそこに悲劇もありました。
朝日新聞従軍慰安婦問題提起デマ報道の波及効果も凄いものがありました。
いずれの状況においても、左翼論壇はそこに十分な批判があった事ありません(最近は現場踏んだ人から「実は」的にポロポロようやく批判も出てきているようですが)、ザックリ言えば「似たようなものだ」って事ですね。
そんなワケで某国左翼の状況を考えますと、『戦後左翼』という存在は勿論ガチの『共同幻想』であり、時代的には近代帝国主義反動の尾っぽみたいな場所にあります。←このズレっぷりが「見えない敵と戦っているかのような空回りっぷりの正体」であり、なんだかんだで社会主義・共産主義的革命思想への依存から抜け出る事ができません(確信的ケースは勿論の事ですが無自覚にそっち方面の味方になっている事も多い)。それは非常に強い国家主義的『共同幻想』であり(意外に思われるかもしれませんが「平和”国家”」なんて記号も国家主義です)、保守系サイドから見れば「全体主義的」ですらあります。
■時々「リベラル主義」がこの左翼に混同されますが、本質的にリベラル主義ってのは「保守系が守ってきた”何か”を改革の名で自由化(或いは新案の提示)していく系の自由主義です」が、時に『左翼系共同幻想』の隠れ蓑みたいな使われ方しちゃうため、ここわかり難くなるのであります。←基本的には違うものですからね。
■話は戻りますが、某国は勿論のこと米国などにおける反日的動きに日本の「左翼論壇」はほとんど追従的な立ち居地なんですね。で、大元の動きがどういうものかって言えば、フィリピンやベトナムだけでなくですね
「キューバにミサイル搭載艦を停泊させようとして、いきなり米国がキューバと無理筋の国交回復した」みたいな事になっております。先日の核兵器問題の国連ナントカに大反対したのもこの某国。
(ここから米国の対応がガラッと変わったものに思います。)
これらの動きに「左翼論壇」はノーコメントであると(笑
ますます増徴して何をしでかすのかわかりません(しかも当事者国際法って何?)な人達です。
(※個人的に釣り人オザーさんのファンだった私としては彼がそういう動きを追認するものだとは思っていませんが、ネトウヨに徹底的に叩かれているオザーさんですからまた誤解を招く発言のひとつやふたつしていたと思いますが、、←今の中国の首相だったかな?学生時代にオザー宅で書生とかしているので人間関係上釣り人さんのが上でしたから、彼が中国要人に半ば上から目線で話ができる経歴の持ち主ってのは事実ですので。)
ある意味「逆だよ逆」なんですよね。
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2015年05月26日
2015年05月24日
『共同幻想』再選択って具体的にどういう状況か(2)補足
■<話を戻して整理しよう>
「確信犯的『共同幻想』再選択」ってどんなものか?
ある意味「部活の新人勧誘に対して何を思うか」←こういう命題なのですよ。
(※さしずめ「俺はもっぱら帰宅部」ってのは『単独者』系)
以下の二つの過程が条件
・「本気で部活とかはしたい」という動機があり(現実の利益性社会との契約)
・「部活をやると決めたワケだが何部にしようか?」という選択命題に対峙している
更に
上記二つの過程は「全て誰からの指図も人目も見栄や欺瞞も無く”素で本音(拘束されない自意識の自由意志)”」である事が条件となる。
ここにいかなる事情の干渉も(やれあーすべき、こーすべき、常識だからみたいな)”あってはならない”←もし何らかの干渉があれば「それは強迫心理」です。
この話の展開だと以下の意見が出てくると思う。
●「誰だって、部活選択は友達とかにどうしよっかだとか普通どうだろうかとか、常識的にとか考えるのではないか?」
うんとだね、上記のスタンスは言うならば「中途半端なモデル」なのね。←確信犯的再選択では無いワケだわ。端的に言うと「部分的反抗期の後、反抗期の一部を先送りしつつ微妙に中途半端なまま『共同幻想』再選択をしている」状況なワケ。
名目、メンタル問題の発現も無く「なんとなくオンザレールで『共同幻想』再選択が普通であると社会的強迫に対して無抵抗(無反抗)に白旗あげちゃっている現代人」みたいな状況は、案外どこにもでもあるんだけれど、
この状況はメンタル問題のある人にとっては「やってはならない状況」なんですよ。
そりゃそうです。
メンタル問題を発現するほどの自我バランスで『共同幻想』や『権威者』の強迫的心理が無意識下にあって、恒常的に『自意識』が右往左往しているってのに、そこを中途半端でいいって事にならのです。ここでメンタル問題系の自我が「中途半端に反抗の先送り」をすると(=自意識が強迫系から抑圧系の干渉を受けている事となり)→物理法則の力学で→「強迫的退行」をします。
メンタル問題が再発するって事ですわ。
そもそもが「なんとなくオンザレールの中途半端な『共同幻想』再選択」自体「苦痛を伴う問題を先送りさせる」行動なのだから、そのまんまです(彼らは苦痛や不安ストレスが継続し、メンタル問題発現系自我はメンタル問題が再発する)。
※ここで注意必要な点として、所謂心療内科や精神科でよくある”症状”を発現させていなくても、心理学的知見の需要は”有る”のですよ。だから目先メンタル問題など発生していなくても心理学の書籍が売れたり、コラムが人気だったりする。
オンザレールな先送りもメンタル問題における先送り退行にしても「現象としては同じ」だから。
(問題の表面化の状況が違うだけ)
この話の展開だと”更に”以下の意見が出てくると思う。
●「なんとなくオンザレールな『共同幻想』一般市民はそれが中途半端でもよくて楽でいいですね。」前述説明のとおりで、そういう事にはならんのです。
メンタル問題の発現ってのは、問題表面化の差異に過ぎず(違う出方でオンザレールな人にもメンタル問題はあるワケで)、メンタル問題として知られる状況なり症状なりが現れないだけで(自我選択の状況が同じように中途半端であれば)「物理的にストレスによる苦痛を伴う」ワケです(だから所謂市井の人は「深酒したりさ」「無茶な遊びをたりとか」本気でしんどい部分をなんとか”散らそうと”あがく様子があるわけだ)。深酒したり騒いだり不倫したり子供暴力振るったりだ、そういう事で中途半端部分を”散らし”ながら先送りするんだよね。勿論その中には一生先送りの人生もある。
ひょっとすると「一生苦労とストレスの人生だった」なんて人生にもなるワケです。
「楽でいいですね」とか全然違うワケ。
※生物学の話になるけれど、一般に自然界の動物はストレスで簡単に死にます(動物園へ移送するだけでも命がけなワケです)。人間の場合でも成人病の多くの原因がストレスであり(痴呆症の一部にもその可能性がある)、オンザレールな人の先送り・中途半端な『共同幻想』選択は寿命を縮める形で具現化する場合も珍しくない。
すると、こんな事を言う人が出てくるでしょう。
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「確信犯的『共同幻想』再選択」ってどんなものか?
ある意味「部活の新人勧誘に対して何を思うか」←こういう命題なのですよ。
(※さしずめ「俺はもっぱら帰宅部」ってのは『単独者』系)
以下の二つの過程が条件
・「本気で部活とかはしたい」という動機があり(現実の利益性社会との契約)
・「部活をやると決めたワケだが何部にしようか?」という選択命題に対峙している
更に
上記二つの過程は「全て誰からの指図も人目も見栄や欺瞞も無く”素で本音(拘束されない自意識の自由意志)”」である事が条件となる。
ここにいかなる事情の干渉も(やれあーすべき、こーすべき、常識だからみたいな)”あってはならない”←もし何らかの干渉があれば「それは強迫心理」です。
この話の展開だと以下の意見が出てくると思う。
●「誰だって、部活選択は友達とかにどうしよっかだとか普通どうだろうかとか、常識的にとか考えるのではないか?」
うんとだね、上記のスタンスは言うならば「中途半端なモデル」なのね。←確信犯的再選択では無いワケだわ。端的に言うと「部分的反抗期の後、反抗期の一部を先送りしつつ微妙に中途半端なまま『共同幻想』再選択をしている」状況なワケ。
名目、メンタル問題の発現も無く「なんとなくオンザレールで『共同幻想』再選択が普通であると社会的強迫に対して無抵抗(無反抗)に白旗あげちゃっている現代人」みたいな状況は、案外どこにもでもあるんだけれど、
この状況はメンタル問題のある人にとっては「やってはならない状況」なんですよ。
そりゃそうです。
メンタル問題を発現するほどの自我バランスで『共同幻想』や『権威者』の強迫的心理が無意識下にあって、恒常的に『自意識』が右往左往しているってのに、そこを中途半端でいいって事にならのです。ここでメンタル問題系の自我が「中途半端に反抗の先送り」をすると(=自意識が強迫系から抑圧系の干渉を受けている事となり)→物理法則の力学で→「強迫的退行」をします。
メンタル問題が再発するって事ですわ。
そもそもが「なんとなくオンザレールの中途半端な『共同幻想』再選択」自体「苦痛を伴う問題を先送りさせる」行動なのだから、そのまんまです(彼らは苦痛や不安ストレスが継続し、メンタル問題発現系自我はメンタル問題が再発する)。
※ここで注意必要な点として、所謂心療内科や精神科でよくある”症状”を発現させていなくても、心理学的知見の需要は”有る”のですよ。だから目先メンタル問題など発生していなくても心理学の書籍が売れたり、コラムが人気だったりする。
オンザレールな先送りもメンタル問題における先送り退行にしても「現象としては同じ」だから。
(問題の表面化の状況が違うだけ)
この話の展開だと”更に”以下の意見が出てくると思う。
●「なんとなくオンザレールな『共同幻想』一般市民はそれが中途半端でもよくて楽でいいですね。」前述説明のとおりで、そういう事にはならんのです。
メンタル問題の発現ってのは、問題表面化の差異に過ぎず(違う出方でオンザレールな人にもメンタル問題はあるワケで)、メンタル問題として知られる状況なり症状なりが現れないだけで(自我選択の状況が同じように中途半端であれば)「物理的にストレスによる苦痛を伴う」ワケです(だから所謂市井の人は「深酒したりさ」「無茶な遊びをたりとか」本気でしんどい部分をなんとか”散らそうと”あがく様子があるわけだ)。深酒したり騒いだり不倫したり子供暴力振るったりだ、そういう事で中途半端部分を”散らし”ながら先送りするんだよね。勿論その中には一生先送りの人生もある。
ひょっとすると「一生苦労とストレスの人生だった」なんて人生にもなるワケです。
「楽でいいですね」とか全然違うワケ。
※生物学の話になるけれど、一般に自然界の動物はストレスで簡単に死にます(動物園へ移送するだけでも命がけなワケです)。人間の場合でも成人病の多くの原因がストレスであり(痴呆症の一部にもその可能性がある)、オンザレールな人の先送り・中途半端な『共同幻想』選択は寿命を縮める形で具現化する場合も珍しくない。
すると、こんな事を言う人が出てくるでしょう。
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2015年05月22日
『共同幻想』再選択って具体的にどういう状況か
このブログの読者は「どちらか言うとハードにロジカルななんとかに耐性ある人」が多いのではないかと思っているので、乱暴に言えば『単独者』か『歩留まり』的選択を模索してってパターンが主流かなと思いますが、
だからと言って「確信犯的『共同幻想』再選択」って状況の説明をすっ飛ばしたままだと「なんだだかんだ『共同幻想』社会と絡んでしまう状況が、強迫的退行なのか、自分が『共同幻想』を再選択しようとして試行錯誤しているのか」←ここの判断がどっちなんのかなかなかわからないって事にもなります。
そういう意味で「確信犯的『共同幻想』再選択」ってものを説明してみようと思う。
■「”再選択”なのは何故」という初歩的なところから説明しましょうか。
稀にナチュボーンの『単独者』ってレアケースもあると思いますが、おおよそ多数のケースで人の自我はどこやらの家庭クラス(階級)の子供属性として始まります。最初っから家族社会『共同幻想』に所属する形になるワケです。
数回の反抗期は幼児特有の誇大妄想の現実アップデート作業なんですが、「神話めいた妄想や迷信のような思い込みから醒めて、現実に置き換える作業」なんですな。だから反抗ってのはある意味「過去の自分(子供自我)に対する反抗でもある」のであって(むしろこっちが本質)、社会現象としては所属社会の権威的な存在に反抗するってな形で現れるので一般的には、そんな感じに荒れる若者みたいなイメージが『反抗期』となってます。
すごくざっくり分類すると
・幼児期反抗期は「神や女神かと思った権威者が、マジ人間と知り(ネタバレと現実置き換え)」
・小学生年次などの反抗期は「すっごく偉い人やすっごい美人のように思っていた家族社会権威者が、・普通のオッサンやオバチャンであると知り(現実情報による神話の崩壊と現実置き換え)」
・思春期の反抗期は(なんといってもその根幹に性的能力の獲得があるため)「権威者に認められる共同幻想的認知快感から個人的大人の快感との相克(家族社会権威性の崩壊、快感獲得の優先順位は外の社会へ)」
↑
こういう感じの分類なのね。
みたままだけれど最後の「思春期反抗期」こでは『共同幻想』全体への反抗が行われる事になります。瞬間風速で『共同幻想』の全否定、ガラガラポンが起きる。←時限性の『仮想単独者状態』と言ってもいい。だから昭和の思春期反抗期の典型イメージは「ひとり旅」だった。
(勿論そんなみごとな典型モデルは無いので、なにがしかの神話性や誇大妄想性を残しつつ、その後の個人的課題・反抗期の先送りみたいな形になっていくケースの方が多いでしょう。←言うならばここが先進国特有の「新卒社会人3年で退職」という第四次反抗期みたいなテーマとなる。)
話は戻りますが、
思春期反抗期を誘引させている要因は性的目覚めだけではありません。重要なポイントに「少なくとも発展途上国以上の環境の場合、同年齢は学生であり”働いていない”」のです。
所謂食い扶持・シノギのために「言わずもがなで就職という形式による社会適応を迫られる状況に無いワケです。」←社会学的にはゲゼルシャフト云々って奴。
(※まさかねいい年こいたオッサンが、突然思春期反抗期に目覚めて「会社に休職届けも出さず、盗んだバイクで走り出したら大変」なんですよ。逮捕されますww)
つまり思春期反抗期には『共同幻想』全否定・全面反抗って状況が環境的に整っているワケですよ。
そんでー
家族社会って『共同幻想』は特に欧米なんかだと宗教・教会の下部組織なので(日本の場合はあたかも集合無意識のモデルになりそうな”世間様”の下部組織)、いかにも地縁血縁宗教などのローカル社会系(ゲマインシャフト)帰属世界になるんだが、
こいつを思春期に全面反抗となり、
ある者はローロングストーン的な『単独者』となり、
発展途上国なら大半の者が「社会・経済・政治という利益性現実社会(ゲゼルシャフト)」を再選択する形で「市民や社会人」という帰属・称号を得るような格好で、『共同幻想』を再獲得するワケです。(近代で言えば「子供属性を破壊し労働者階級の再選択によって大人になる」みたいな。)
メンタル問題などにおいては年齢的に「もう生産労働年齢だろう」って状況も多くなるから、
前述の「思春期反抗期の環境という意味で”働かなくてもいい学生”」みたいな部分が担保できない場合も多いので、面倒ってか『単独者』系のが無難だったりするワケですよ。
(極端な事言っちゃえば、メンタル問題発現しとんのも「見ようによっては「単独者」の才能」みたいな部分もあるからね。)
■だからメンタル問題があって「反抗期不全により、子供心理系『共同幻想』が強迫心理として大人化(自立独立)しようとしている『自意識』の能動性を抑圧し、動機形成を偏向させている状況」ってのから脱する事を考える場合、
つまり、(法的には大人の)いい歳になった状態における「反抗期の追試」みたいな状況は、メンタル問題にしろ、先進国特有の「新卒社会人3年目の憂鬱」にしろ、この点で現実目線で仕事どうすすよとか目に入ってくると、『共同幻想』再獲得ってところの見分けがすごくわかり難いんだとね。
(ここは当人にも第三者にも簡単には特定できない)
何がわかり難いのかって、「その『共同幻想』選択は、強迫心理系の退行なのか、反抗期をプルーフした確信犯的再選択なのか?」どっちかある程度の経過なども見ていかないと即断できないワケさ。
目先がさ、食うために仕事って切迫感あるから(これは「社会的強迫」っつーんだけども)、個人心理学上の問題に集中できないところあるワケです。
本来はこの反抗期は「当面働かなくてもいい身分の環境」で発現するものなので、環境がなかなか整わない状況が継続してしまう。
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だからと言って「確信犯的『共同幻想』再選択」って状況の説明をすっ飛ばしたままだと「なんだだかんだ『共同幻想』社会と絡んでしまう状況が、強迫的退行なのか、自分が『共同幻想』を再選択しようとして試行錯誤しているのか」←ここの判断がどっちなんのかなかなかわからないって事にもなります。
そういう意味で「確信犯的『共同幻想』再選択」ってものを説明してみようと思う。
■「”再選択”なのは何故」という初歩的なところから説明しましょうか。
稀にナチュボーンの『単独者』ってレアケースもあると思いますが、おおよそ多数のケースで人の自我はどこやらの家庭クラス(階級)の子供属性として始まります。最初っから家族社会『共同幻想』に所属する形になるワケです。
数回の反抗期は幼児特有の誇大妄想の現実アップデート作業なんですが、「神話めいた妄想や迷信のような思い込みから醒めて、現実に置き換える作業」なんですな。だから反抗ってのはある意味「過去の自分(子供自我)に対する反抗でもある」のであって(むしろこっちが本質)、社会現象としては所属社会の権威的な存在に反抗するってな形で現れるので一般的には、そんな感じに荒れる若者みたいなイメージが『反抗期』となってます。
すごくざっくり分類すると
・幼児期反抗期は「神や女神かと思った権威者が、マジ人間と知り(ネタバレと現実置き換え)」
・小学生年次などの反抗期は「すっごく偉い人やすっごい美人のように思っていた家族社会権威者が、・普通のオッサンやオバチャンであると知り(現実情報による神話の崩壊と現実置き換え)」
・思春期の反抗期は(なんといってもその根幹に性的能力の獲得があるため)「権威者に認められる共同幻想的認知快感から個人的大人の快感との相克(家族社会権威性の崩壊、快感獲得の優先順位は外の社会へ)」
↑
こういう感じの分類なのね。
みたままだけれど最後の「思春期反抗期」こでは『共同幻想』全体への反抗が行われる事になります。瞬間風速で『共同幻想』の全否定、ガラガラポンが起きる。←時限性の『仮想単独者状態』と言ってもいい。だから昭和の思春期反抗期の典型イメージは「ひとり旅」だった。
(勿論そんなみごとな典型モデルは無いので、なにがしかの神話性や誇大妄想性を残しつつ、その後の個人的課題・反抗期の先送りみたいな形になっていくケースの方が多いでしょう。←言うならばここが先進国特有の「新卒社会人3年で退職」という第四次反抗期みたいなテーマとなる。)
話は戻りますが、
思春期反抗期を誘引させている要因は性的目覚めだけではありません。重要なポイントに「少なくとも発展途上国以上の環境の場合、同年齢は学生であり”働いていない”」のです。
所謂食い扶持・シノギのために「言わずもがなで就職という形式による社会適応を迫られる状況に無いワケです。」←社会学的にはゲゼルシャフト云々って奴。
(※まさかねいい年こいたオッサンが、突然思春期反抗期に目覚めて「会社に休職届けも出さず、盗んだバイクで走り出したら大変」なんですよ。逮捕されますww)
つまり思春期反抗期には『共同幻想』全否定・全面反抗って状況が環境的に整っているワケですよ。
そんでー
家族社会って『共同幻想』は特に欧米なんかだと宗教・教会の下部組織なので(日本の場合はあたかも集合無意識のモデルになりそうな”世間様”の下部組織)、いかにも地縁血縁宗教などのローカル社会系(ゲマインシャフト)帰属世界になるんだが、
こいつを思春期に全面反抗となり、
ある者はローロングストーン的な『単独者』となり、
発展途上国なら大半の者が「社会・経済・政治という利益性現実社会(ゲゼルシャフト)」を再選択する形で「市民や社会人」という帰属・称号を得るような格好で、『共同幻想』を再獲得するワケです。(近代で言えば「子供属性を破壊し労働者階級の再選択によって大人になる」みたいな。)
メンタル問題などにおいては年齢的に「もう生産労働年齢だろう」って状況も多くなるから、
前述の「思春期反抗期の環境という意味で”働かなくてもいい学生”」みたいな部分が担保できない場合も多いので、面倒ってか『単独者』系のが無難だったりするワケですよ。
(極端な事言っちゃえば、メンタル問題発現しとんのも「見ようによっては「単独者」の才能」みたいな部分もあるからね。)
■だからメンタル問題があって「反抗期不全により、子供心理系『共同幻想』が強迫心理として大人化(自立独立)しようとしている『自意識』の能動性を抑圧し、動機形成を偏向させている状況」ってのから脱する事を考える場合、
つまり、(法的には大人の)いい歳になった状態における「反抗期の追試」みたいな状況は、メンタル問題にしろ、先進国特有の「新卒社会人3年目の憂鬱」にしろ、この点で現実目線で仕事どうすすよとか目に入ってくると、『共同幻想』再獲得ってところの見分けがすごくわかり難いんだとね。
(ここは当人にも第三者にも簡単には特定できない)
何がわかり難いのかって、「その『共同幻想』選択は、強迫心理系の退行なのか、反抗期をプルーフした確信犯的再選択なのか?」どっちかある程度の経過なども見ていかないと即断できないワケさ。
目先がさ、食うために仕事って切迫感あるから(これは「社会的強迫」っつーんだけども)、個人心理学上の問題に集中できないところあるワケです。
本来はこの反抗期は「当面働かなくてもいい身分の環境」で発現するものなので、環境がなかなか整わない状況が継続してしまう。
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2015年05月20日
サイトの有料相談をまた少し整理します
ぶっちゃけ「パート・アルバイトの方料金体系A(廉価設定)」を廃止します。
http://kagewari.cside.com/kage2.htm
数年の運営状況から「利用が簡単過ぎるため依存性過剰利用のリスク」がどうしても顕在化してしまいそもそも『簡易相談』コース始めた理由も『公開掲示板』の事実上停止ですし、そこの関連に実際この「パート・アルバイトの方料金体系A」も存在していたので、形を変えても無料の『公開掲示板』運営上の弱点(依存性リスク)の対策としては場当たり的なものだった側面も否めないとこありました。
ブログコメント欄廃止もその延長上の対策措置なんですが、依存性誘発リスク顕在化は心理学サイト運営的にどうにも困るので(場合によっちゃ逆効果もありますから)、わかりやすく廃止する事にします。対策前に長期間維持できた事自体驚きなところあるので(その甲斐あって誰でも閲覧できる『公開掲示板』過去ログ蓄積もありますし)、ころあいかなと思います。
「依存性過剰利用のリスク」について説明補足すると、
所謂「あー言えばこう言う」的に内容が進まない状態です。同じ話を何回もリピートしてログ論旨の内容や心理学的実効性を毀損するパターン実例もあります。心理学的に言えば「ある種の抵抗だとか分析効果に対する強迫心理的な自我防衛」というものなので(当人自我内部の抑圧図式を分析者相手に投影されるもので「権威性の移転の逆転現象」にも近いものです)、当人に自覚が無い場合や同じ質問を繰り返す=過去の返信を本当に失念しているなど(どうしても頭に入らないって奴です)、この状況を放置してしまうと心理学的効果ってものがその間期待できなくなります。←強迫心理の復元性興奮とでも言えばいいでしょうか。
(※メールカウンセリングの効用で、言った言わないの論証は常に過去ログとして証拠として担保されていても起きる現象です。)
●心理学的にはその仕組みもわかっている事なので、学問的には大きな問題では無いのですがサイト運営など現実世界に実体のある部分にとっては危機的問題となります。
本来的対処としては、実に単純で分析者は(防衛反応といっても基本的には過去の話を無しにするかのように延々と同じ話が繰り返されるループなので)ある意味徹底抗戦で同じ返信をその都度繰り返せば(マスキング効果の逆で反復性による実態化が避けられなくなるので)、次のフェーズへ進める事も可能です。
確かにこの対処は分析者にとってかなりの苦痛なので共依存リスクを負うのですが←分析者が事前にこの仕組みをわかっていれば共依存リスクは派生せず(問題は過労だけ)、理屈としては「どってことない」のですが、物理的過労限界があります。つまりサイト運営という形を保持できなくなってしまいます。
「事実上そのような対処状況は相談というフレームが当座壊れている」上に、まさか(反論興奮状態など)猛烈な回数に及ぶ非正規メール送信や投稿に料金を請求していたら大変な事になりますから、料金の請求できないままに対応を続ける状況が予測されるため(実際未請求となったケースもあります)、勿論運営上それを放置する事はできません。
※仮に等サイトの運営が多額の寄付など財団的運営で無料の対応を可能とするとした場合でも、別の意味の問題を派生させます。有料であるべき対応を無料で対応すると=「特別扱いをした」という状況が認知されてしまいますから、権威性認知を刺激してしまいます(仮に財務状況を説明してその対応が特別のものではな無いことを伝えてもあまり効果は無いでしょう)。←無料のバックグラウンドを説明できたとしても「時間拘束」のような形で「特別扱い」に物理的にもっていく事も可能ですからね。
※当サイトもその運営に『出入り禁止措置』もありますが、これは上記の物理的状況を抑制するためと、「特別扱い」のような権威性認知を構造的に不可能である通告を事前に担保するのが狙いです。
↑
心理学が対応不可となるケースという意味ではありません。その自我防衛の発端となる分析答申に強迫構造なり強迫心理なりを解体する効果があるため発生するものなので(むしろ理論的には実効性の証明でもある)、過去ログの毀損を未然に防ぐ(過去ログの温存)ところが効果継続のポイントになりますからその対応が『出入り禁止』であっても(その後の選択が当人に任されるというだけで)、それもまた心理学的に根拠のある対応策となります(ある意味ここもメールカウンセリングの有用性です)。
ですから(この効果を担保するため)事前に「規約としてそのような措置があり得る」ことの事前通告も大事なポイントです。
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http://kagewari.cside.com/kage2.htm
数年の運営状況から「利用が簡単過ぎるため依存性過剰利用のリスク」がどうしても顕在化してしまいそもそも『簡易相談』コース始めた理由も『公開掲示板』の事実上停止ですし、そこの関連に実際この「パート・アルバイトの方料金体系A」も存在していたので、形を変えても無料の『公開掲示板』運営上の弱点(依存性リスク)の対策としては場当たり的なものだった側面も否めないとこありました。
ブログコメント欄廃止もその延長上の対策措置なんですが、依存性誘発リスク顕在化は心理学サイト運営的にどうにも困るので(場合によっちゃ逆効果もありますから)、わかりやすく廃止する事にします。対策前に長期間維持できた事自体驚きなところあるので(その甲斐あって誰でも閲覧できる『公開掲示板』過去ログ蓄積もありますし)、ころあいかなと思います。
「依存性過剰利用のリスク」について説明補足すると、
所謂「あー言えばこう言う」的に内容が進まない状態です。同じ話を何回もリピートしてログ論旨の内容や心理学的実効性を毀損するパターン実例もあります。心理学的に言えば「ある種の抵抗だとか分析効果に対する強迫心理的な自我防衛」というものなので(当人自我内部の抑圧図式を分析者相手に投影されるもので「権威性の移転の逆転現象」にも近いものです)、当人に自覚が無い場合や同じ質問を繰り返す=過去の返信を本当に失念しているなど(どうしても頭に入らないって奴です)、この状況を放置してしまうと心理学的効果ってものがその間期待できなくなります。←強迫心理の復元性興奮とでも言えばいいでしょうか。
(※メールカウンセリングの効用で、言った言わないの論証は常に過去ログとして証拠として担保されていても起きる現象です。)
●心理学的にはその仕組みもわかっている事なので、学問的には大きな問題では無いのですがサイト運営など現実世界に実体のある部分にとっては危機的問題となります。
本来的対処としては、実に単純で分析者は(防衛反応といっても基本的には過去の話を無しにするかのように延々と同じ話が繰り返されるループなので)ある意味徹底抗戦で同じ返信をその都度繰り返せば(マスキング効果の逆で反復性による実態化が避けられなくなるので)、次のフェーズへ進める事も可能です。
確かにこの対処は分析者にとってかなりの苦痛なので共依存リスクを負うのですが←分析者が事前にこの仕組みをわかっていれば共依存リスクは派生せず(問題は過労だけ)、理屈としては「どってことない」のですが、物理的過労限界があります。つまりサイト運営という形を保持できなくなってしまいます。
「事実上そのような対処状況は相談というフレームが当座壊れている」上に、まさか(反論興奮状態など)猛烈な回数に及ぶ非正規メール送信や投稿に料金を請求していたら大変な事になりますから、料金の請求できないままに対応を続ける状況が予測されるため(実際未請求となったケースもあります)、勿論運営上それを放置する事はできません。
※仮に等サイトの運営が多額の寄付など財団的運営で無料の対応を可能とするとした場合でも、別の意味の問題を派生させます。有料であるべき対応を無料で対応すると=「特別扱いをした」という状況が認知されてしまいますから、権威性認知を刺激してしまいます(仮に財務状況を説明してその対応が特別のものではな無いことを伝えてもあまり効果は無いでしょう)。←無料のバックグラウンドを説明できたとしても「時間拘束」のような形で「特別扱い」に物理的にもっていく事も可能ですからね。
※当サイトもその運営に『出入り禁止措置』もありますが、これは上記の物理的状況を抑制するためと、「特別扱い」のような権威性認知を構造的に不可能である通告を事前に担保するのが狙いです。
↑
心理学が対応不可となるケースという意味ではありません。その自我防衛の発端となる分析答申に強迫構造なり強迫心理なりを解体する効果があるため発生するものなので(むしろ理論的には実効性の証明でもある)、過去ログの毀損を未然に防ぐ(過去ログの温存)ところが効果継続のポイントになりますからその対応が『出入り禁止』であっても(その後の選択が当人に任されるというだけで)、それもまた心理学的に根拠のある対応策となります(ある意味ここもメールカウンセリングの有用性です)。
ですから(この効果を担保するため)事前に「規約としてそのような措置があり得る」ことの事前通告も大事なポイントです。
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2015年05月14日
単独者論が至極単純な話であること
『共同幻想』と言えば?「道徳倫理」がセットでついてくる。
『単独者』と言えば「言いも悪いも無く今自分が主体的に何をどう考えているか」となる(考えている内容は何でもよい)。
↑
ざっくり言えばそういう事で、
更に補完すると、
人類ヒト科と言えども動物なんで、生物学的にナンセンスな動機形成は「強迫や反動無しにあり得ない」のだから(もっぱらそういう構造が発生すんのが『共同幻想』社会なので)、単独者と言えばアナーキーで不道徳でアウトローなのかって言えば全然違うワケですよ。
(厳密に言えばアナーキストもカオスな無秩序を求めているのじゃないけどさ)
それこそシステムとしのて法治国家などというものは『共同幻想』社会におけるリスクを規制するためにあるようなもんで、強迫的思考や反動形成に鈍感な単独者は時に怠け者に見えるかもだけれども、馬鹿みたいな事は考えても、何がどうしたのやら猛烈に興奮してハイテンションで極端に走るって前提が”無い”ワケです。←ここ心理学的に。
そもそもが、先進国化(=過剰なモチベーションでもなんでも動員して食うという事の追及から開放されている)によって、『共同幻想』の合理性は失われる前提の話スからね。
そりゃ古代でも随分な賢人であれば(てかこの場合でも特権階級や旅人みたいな形で決して『共同幻想』社会のカタギな仕事など全くやってない御仁が大半だと思うが)、世界がおおよそ先進国と言えない時代であっても「単独者?」的思考は可能だっただろうし、勿論の事帝国主義だ奴隷制度だ貴族階級だなどと階層として「先進国側」にいた個人であれば、単独者的思考は可能だった事になる。
しかし、そりゃじゃあまりにも無茶な話なので当人も自分の思考やその状態を何か殊更特別な何とやらと考えてしまうのであり(言えば極端な上位階級所属だったりする恩恵なのだから)、
『先進国化』ってポイントの重要性は「いえいえその思考は特別なものでも無ければ特別である必要も無く、ひたすら如何に怠けるかって馬鹿みたいな事を考えるって水準だろう」みたいな平場に降りた論議になっていくだろうねって話が「単独者論」なのであり、
話自体特別難解な事もなければ、高尚な話でも無く、社会心理的に予測される「そうなったらこうなるのが話の流れだろ」程度の代物です。
1+1が2である単純さで→「単独者と民主主義の関係」には相関性があるし、
「行動選択の成果や結果にはなんの意味も無い」だとか「この世にどうでもよくないことなど無い」的な(意味付け的に極端な表現なんだけれど)、『自由意志(抑圧や強迫されない自意識)』の尊重ってか(法的に言えば人権ですか)、実存のポイントは「動機形成のところでその後なんてものはオマケですら無い」というですね、「とりあえず食う心配の無い先進国社会」を前提とする論議です。
その必要性から考えた場合の純度の高い『共同幻想』ってのは「村をあげての田植えや収穫」に他ならないのだからね(産業革命と機械の登場でこのバックグラウンドは様相変えるワケだよ)。
ごくごくオーソドックスな社会学の基礎で語られてもきた話で、
哲学的論議でもなんでも無いのです。
(社会がまだ近代やら封建社会やら階級社会の尾っぽと格闘していた時代であれば「哲学的に抗って論じた」なんてスタンスもあっただろうねって話で、これは話の内容が哲学的とかそういう意味では無くて、当時は社会のバックグラウンドが違っていたってオチです。結果論みたいなもんです。)
■もっとも重要な事は「全然たいした話では無い」ってことでありまして。
「自動車の生産が増えたので、自家用車が普及した」みたいな流れと同じです。
(無理やりフィクション演出込みで対比関係設定すると「自動車発明前は鉄道に乗る時にも階級に応じて一等席が予約できる人できない人がいて各個人はそのように所属社会との契約関係にあり、移動の自由と階級における自分のポジションには強い関係性があり、権威性評価における下層階級には海外に出る自由も無かった」←それ以前の『共同幻想』社会を逆算的に考えるとこんな設定があっても驚かない。→自家用車で好き勝手に自由な道を選べる時代との対比で考えれば「単独者」の台頭がわかりやすいと思う。)
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『単独者』と言えば「言いも悪いも無く今自分が主体的に何をどう考えているか」となる(考えている内容は何でもよい)。
↑
ざっくり言えばそういう事で、
更に補完すると、
人類ヒト科と言えども動物なんで、生物学的にナンセンスな動機形成は「強迫や反動無しにあり得ない」のだから(もっぱらそういう構造が発生すんのが『共同幻想』社会なので)、単独者と言えばアナーキーで不道徳でアウトローなのかって言えば全然違うワケですよ。
(厳密に言えばアナーキストもカオスな無秩序を求めているのじゃないけどさ)
それこそシステムとしのて法治国家などというものは『共同幻想』社会におけるリスクを規制するためにあるようなもんで、強迫的思考や反動形成に鈍感な単独者は時に怠け者に見えるかもだけれども、馬鹿みたいな事は考えても、何がどうしたのやら猛烈に興奮してハイテンションで極端に走るって前提が”無い”ワケです。←ここ心理学的に。
そもそもが、先進国化(=過剰なモチベーションでもなんでも動員して食うという事の追及から開放されている)によって、『共同幻想』の合理性は失われる前提の話スからね。
そりゃ古代でも随分な賢人であれば(てかこの場合でも特権階級や旅人みたいな形で決して『共同幻想』社会のカタギな仕事など全くやってない御仁が大半だと思うが)、世界がおおよそ先進国と言えない時代であっても「単独者?」的思考は可能だっただろうし、勿論の事帝国主義だ奴隷制度だ貴族階級だなどと階層として「先進国側」にいた個人であれば、単独者的思考は可能だった事になる。
しかし、そりゃじゃあまりにも無茶な話なので当人も自分の思考やその状態を何か殊更特別な何とやらと考えてしまうのであり(言えば極端な上位階級所属だったりする恩恵なのだから)、
『先進国化』ってポイントの重要性は「いえいえその思考は特別なものでも無ければ特別である必要も無く、ひたすら如何に怠けるかって馬鹿みたいな事を考えるって水準だろう」みたいな平場に降りた論議になっていくだろうねって話が「単独者論」なのであり、
話自体特別難解な事もなければ、高尚な話でも無く、社会心理的に予測される「そうなったらこうなるのが話の流れだろ」程度の代物です。
1+1が2である単純さで→「単独者と民主主義の関係」には相関性があるし、
「行動選択の成果や結果にはなんの意味も無い」だとか「この世にどうでもよくないことなど無い」的な(意味付け的に極端な表現なんだけれど)、『自由意志(抑圧や強迫されない自意識)』の尊重ってか(法的に言えば人権ですか)、実存のポイントは「動機形成のところでその後なんてものはオマケですら無い」というですね、「とりあえず食う心配の無い先進国社会」を前提とする論議です。
その必要性から考えた場合の純度の高い『共同幻想』ってのは「村をあげての田植えや収穫」に他ならないのだからね(産業革命と機械の登場でこのバックグラウンドは様相変えるワケだよ)。
ごくごくオーソドックスな社会学の基礎で語られてもきた話で、
哲学的論議でもなんでも無いのです。
(社会がまだ近代やら封建社会やら階級社会の尾っぽと格闘していた時代であれば「哲学的に抗って論じた」なんてスタンスもあっただろうねって話で、これは話の内容が哲学的とかそういう意味では無くて、当時は社会のバックグラウンドが違っていたってオチです。結果論みたいなもんです。)
■もっとも重要な事は「全然たいした話では無い」ってことでありまして。
「自動車の生産が増えたので、自家用車が普及した」みたいな流れと同じです。
(無理やりフィクション演出込みで対比関係設定すると「自動車発明前は鉄道に乗る時にも階級に応じて一等席が予約できる人できない人がいて各個人はそのように所属社会との契約関係にあり、移動の自由と階級における自分のポジションには強い関係性があり、権威性評価における下層階級には海外に出る自由も無かった」←それ以前の『共同幻想』社会を逆算的に考えるとこんな設定があっても驚かない。→自家用車で好き勝手に自由な道を選べる時代との対比で考えれば「単独者」の台頭がわかりやすいと思う。)
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タグ:単独者
2015年05月07日
昨今の左翼っぽいイメージにおける『共同幻想』について
この件ほとんどシリーズ物化しておりますが、、
55年体制でご存知のとおり、日本政界の「右派VS左派」の構図はずっとプロレスでした。
ぶっちゃけ国体通じて金のやり取りもあったのは周知の事実です。
(ある意味その集大成というか臆面も無くみたいな結論が→「村山内閣」)
長年論壇的にも右派はインテリに受けが良くなくて、従米主義的なアメリカの手下みたいな印象もあり(GHQの影響もあって親米以外の右派が許されていなかった側面もある)、大学中心のインテリ界では断然左派のがカッコよかったのです(中二的にも)。
残念な事に優れた論客でありながらこの『共同幻想フレーム』みたいなものを軽んじている方も多数いて残念なんですが(『共同幻想』と聞くと右派系の話だろうと誤解しているのかもしれません)、ネット世論の頭角により「俺たちの麻生」なんてキーワードが登場してきてから雲行きは大きく変わります。
所謂政治思想界に右派を自認する方々も多数出現し(出現しては消えみたいなところもありますが)、「アンチマスメディア」という共通項からの切り崩しが発生したため(これは右派だけでなく左派からも挟撃される格好となった)、マスメディアのGHQ的なんとかから左翼インテリ的なんとかまでいっしょくたにダメが出される形になったワケです。
結果、言論界においては主流だった左翼世界にも「顕著な『共同幻想』崩壊っぷり」が発生しまして、右派左派双方からのダメ出し帰結として「朝日新聞慰安婦報道の誤報認める事件」がありました。
GHQ的右派マスメディアは原発安全神話の崩壊と謀略論みたいな壊れ方をした。←また右派の方々は自覚無いでしょうけれど、関節的には韓流ごり押し問題は戦後メディアの保守系プロパガンダの尻尾みたいなところで起きていたので実のところフジTV批判デモって”戦後GHQ的右派メディアへのネット右派からの批判”でした。批判された側当事者も「あれれ?」だったのじゃないかと思いますよ(内部的には「日米韓同盟」繋がりで当事者は日韓併合延長のノリあったでしょう←実際ここ近年韓国系保守団体が日米保守派のケツ持ちしていた状況あったのですから)。そりゃね55体制的に見ればフジTVと言えば即答で保守系ですよ。
<話を左翼インテリ『共同幻想』崩壊に戻しますが>
実のところ人材難と劣勢から苦闘続ける右派よりも左翼論壇の方が「マニュアルというかテンプレに頼る依存傾向」つーかみごとにガタガタ状態に成り果てまして、現状「左翼インテリという芸風なの?」みたいなことになってます。
社会心理学だったと思うのですよ。
■もっぱら『人材難と劣勢から苦闘続ける右派』ここからの反抗は大変な苦労だったと思われで、ネトウヨなんて蔑称も出現するに至るのですが、今や「むしろネトウヨと呼んでください」なんて有力ブロガーまで登場しておりまして(つまりその真意は左翼知識人みたいな権威的カテゴライズ自体への反骨だろうと)、ネット界において無名ながら多数の右派言論が勃興する形となりました。
本来、彼自身再登板など諦めていた党内非主流派である安倍ちゃんがググーっと首相の座を勝ち取った背景にこの社会的言論空間の変動は大きな影響を与えていて(今までの流れなら余裕であの時石破氏が勝っていた筈)、政治家の皆さんが持ち前の臭覚で世論の空気を読んでいたからこその安倍政権登場でした(今や石破氏の存在など空気ですよ)。
国政選挙ではありませんでしたけど、世論動向の”民主的”変化あって安倍政権登場となったのは事実ですよ。
↑
この辺の動きを左翼論壇はまったく「なめた目でしか理解しておらず」、
(ぶっちゃけネット世論に対する蔑視もあったでしょうね。)
今現在でも「ナチスが来たみたいな、、」あたかもポピュリズムでもあるかのような(それやると安倍政権支持者を「オマエラ馬鹿」と中傷する事になるってのに)、その支持者を「ネトウトのニーとはさっさと働け」みたいなノリで躊躇無く(崇高な権威主義の上から目線で)批判しているという無残な状況で←やればやるほど左翼こそ差別主義者なんだなと広まるばかりだろうが。
地雷原に無防備に突撃しているような状況です。
●タイムリーな事件も先日SNSで発生しましたね、、。
そもそも人権派を自称する左翼インテリなのに、中国の人権問題や軍国主義を全く批判しない二枚舌は流石に中学生相手でもちょっとどうしたものかという、、、。ダライラマ呼ぶのもいつも保守系だったし。
(反核運動の人も、盛んに核攻撃ちらつかせてる解放軍の幹部だとか北朝鮮の将軍様の話にコメント無しとかさ、、)
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55年体制でご存知のとおり、日本政界の「右派VS左派」の構図はずっとプロレスでした。
ぶっちゃけ国体通じて金のやり取りもあったのは周知の事実です。
(ある意味その集大成というか臆面も無くみたいな結論が→「村山内閣」)
長年論壇的にも右派はインテリに受けが良くなくて、従米主義的なアメリカの手下みたいな印象もあり(GHQの影響もあって親米以外の右派が許されていなかった側面もある)、大学中心のインテリ界では断然左派のがカッコよかったのです(中二的にも)。
残念な事に優れた論客でありながらこの『共同幻想フレーム』みたいなものを軽んじている方も多数いて残念なんですが(『共同幻想』と聞くと右派系の話だろうと誤解しているのかもしれません)、ネット世論の頭角により「俺たちの麻生」なんてキーワードが登場してきてから雲行きは大きく変わります。
所謂政治思想界に右派を自認する方々も多数出現し(出現しては消えみたいなところもありますが)、「アンチマスメディア」という共通項からの切り崩しが発生したため(これは右派だけでなく左派からも挟撃される格好となった)、マスメディアのGHQ的なんとかから左翼インテリ的なんとかまでいっしょくたにダメが出される形になったワケです。
結果、言論界においては主流だった左翼世界にも「顕著な『共同幻想』崩壊っぷり」が発生しまして、右派左派双方からのダメ出し帰結として「朝日新聞慰安婦報道の誤報認める事件」がありました。
GHQ的右派マスメディアは原発安全神話の崩壊と謀略論みたいな壊れ方をした。←また右派の方々は自覚無いでしょうけれど、関節的には韓流ごり押し問題は戦後メディアの保守系プロパガンダの尻尾みたいなところで起きていたので実のところフジTV批判デモって”戦後GHQ的右派メディアへのネット右派からの批判”でした。批判された側当事者も「あれれ?」だったのじゃないかと思いますよ(内部的には「日米韓同盟」繋がりで当事者は日韓併合延長のノリあったでしょう←実際ここ近年韓国系保守団体が日米保守派のケツ持ちしていた状況あったのですから)。そりゃね55体制的に見ればフジTVと言えば即答で保守系ですよ。
<話を左翼インテリ『共同幻想』崩壊に戻しますが>
実のところ人材難と劣勢から苦闘続ける右派よりも左翼論壇の方が「マニュアルというかテンプレに頼る依存傾向」つーかみごとにガタガタ状態に成り果てまして、現状「左翼インテリという芸風なの?」みたいなことになってます。
社会心理学だったと思うのですよ。
■もっぱら『人材難と劣勢から苦闘続ける右派』ここからの反抗は大変な苦労だったと思われで、ネトウヨなんて蔑称も出現するに至るのですが、今や「むしろネトウヨと呼んでください」なんて有力ブロガーまで登場しておりまして(つまりその真意は左翼知識人みたいな権威的カテゴライズ自体への反骨だろうと)、ネット界において無名ながら多数の右派言論が勃興する形となりました。
本来、彼自身再登板など諦めていた党内非主流派である安倍ちゃんがググーっと首相の座を勝ち取った背景にこの社会的言論空間の変動は大きな影響を与えていて(今までの流れなら余裕であの時石破氏が勝っていた筈)、政治家の皆さんが持ち前の臭覚で世論の空気を読んでいたからこその安倍政権登場でした(今や石破氏の存在など空気ですよ)。
国政選挙ではありませんでしたけど、世論動向の”民主的”変化あって安倍政権登場となったのは事実ですよ。
↑
この辺の動きを左翼論壇はまったく「なめた目でしか理解しておらず」、
(ぶっちゃけネット世論に対する蔑視もあったでしょうね。)
今現在でも「ナチスが来たみたいな、、」あたかもポピュリズムでもあるかのような(それやると安倍政権支持者を「オマエラ馬鹿」と中傷する事になるってのに)、その支持者を「ネトウトのニーとはさっさと働け」みたいなノリで躊躇無く(崇高な権威主義の上から目線で)批判しているという無残な状況で←やればやるほど左翼こそ差別主義者なんだなと広まるばかりだろうが。
地雷原に無防備に突撃しているような状況です。
●タイムリーな事件も先日SNSで発生しましたね、、。
そもそも人権派を自称する左翼インテリなのに、中国の人権問題や軍国主義を全く批判しない二枚舌は流石に中学生相手でもちょっとどうしたものかという、、、。ダライラマ呼ぶのもいつも保守系だったし。
(反核運動の人も、盛んに核攻撃ちらつかせてる解放軍の幹部だとか北朝鮮の将軍様の話にコメント無しとかさ、、)
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2015年05月01日
せっかくなので国際関係「米国編」
「腐ってもアメリカ」じゃありませんけれど、
選出当初から政治力に疑問符あったオバマ政権ですら、この国際情勢の中可能な限りやれる事をやろうと、もがき次の手次の手を考えてます。
もうね、ダイナミックに判断変えれば昨日の敵とも大胆に妥協するとか「裁判劇」を見るような世界があるのは事実。
ネットの情報のどこからどこまでを確実性のある内容として判断するかって部分もありますが、
まーそこはアバウトにいきますか。
現在の国防大臣はアシュトン・カーター氏ですが、政策的対立というか国内的圧力もあって事実上更迭に近い辞任だった前任者のチャック・ヘーゲル氏はレーガン大統領の知事時代のブレーンの一人であり「ガチの共和党人です」、しかしこの人物をオバマ大統領が指名したのはひとえに彼が「リバタリアンを自認し国軍の海外派遣などにも反対の真性右派」だったからでしょう(中東からの軍撤退を任せようとした)、しかもこの人物どちらか言えば「反イスラエル」です。
どちらか言えばオバマ氏もウォール街のなんとやら抜きに語れないところですが、「それってアリか?(しかも指名時猛烈な国内からの反対もあったとのこと)」。なんとまーここも複雑らしくて、
現代中東情勢の混迷原因でもあるのですが、
中東専門家筋の分析によると「現在イスラエルの右派とウォール街のエスタブリッメントななんとやらは対立関係にある」のだそうで、昨今旧西側各国がイスラエルに辛辣で雲行き怪しいのはそんなバックグラウンドがあるのだとの事。
勿論ネットに噂されるというか、報道でも公然と語られているISIS拡大の背景にアサド政権崩壊目指した米国からの反体制派援助があったのは事実で(後にあられもないテロリストの台頭となりコントロールできなくなる)、イランへの核攻撃をやんや押していたと噂されるイスラエルですが、オバマ政権は大胆とも言えるイラン融和政策を進めてます。
(ちゃっかりその米国とイランの大雑把な核合意でイランに武器輸出発表したロシアもスゲーと思いますが)もうね、内部的にどういう勢力図になっているのは外からわからんのです。
しかしオバマ氏もオバマ氏で「いきなり対中国作戦とばかりにキューバとの国交回復したり」、なんつーかイランの件もそうですが、「そっちがこうならこっちはこうだ」な政治的動きは無理も承知で行くとこあるのも事実(場当たり過ぎにも見えるかもですがね)。
なんとISIS空爆の時には、第三者を介してですがアサド政権と情報共有して共闘しているってんですから(イラク軍にしてもイランと共同作戦してますからアメリカとしては何がなんだかわからない状態でしょう)。
※ちなみにウクライナ情勢も似たようなもんです(双方収拾に困っている)。
■昔から自民党内で米国民主党にコネあるのってリベラル宏池会の宮沢さんとかで、安倍氏が所属した福田派は共和党はアレだけれど民主党とは合わないって印象もあり、実際オバマ政権当初の「何を考えてるんだか親中」やっている当時は冷遇というか「河野談話もちゃんとしろ」ぐらいのあしらいっぷりでした。安部政権も「大統領がマケインなら」って思いあったでしょう。
それが先日の大歓待っぷり、正直見ているほうがこっ恥ずかしなるほど驚きました。
推測するに大きく舵を切ったのは、国防省でも無く国務省でも無く、ホワイトハウスじゃなかろうかと思います(このシグナルが大統領夫人の来日だったのかなと)。
オバマ政権はCIAに冷たいってか、謀略関係嫌っているとこあり(EUの盗聴騒ぎでメルケルにきつい事言われたりがきっかけなのかな)ホワイトハウスと軍やCIAの工作って必ずしも連携してないのでは無いかと思う部分あります。これじゃどうにもならないので「その辺苦手っぽい」ヘーゲル国防長官の更迭となったのかも知れません。
後任のアシュトン・カーター氏はクリントン政権時代から国防次官補など歴任のその筋にコネもあるだろう人物なので(この人クリントン政権ウィリアム・J・ペリー国防長官の右腕ながら共和党のマケイン氏からも太鼓判押されてます→このペリー氏がまたカーター政権時代の国防長官だったので北朝鮮核問題出た時の特使がカーター元大統領だった)、実務派を呼んだという意味でしょう。
ちなみにアシュトン・カーター氏はwikiによるとペリー氏からも(北朝鮮核開発交渉時代にも先制攻撃作戦も検討した)タカ派的人物を評され、以前北朝鮮に対する先制攻撃オプションの論文など発表している人物です。
勿論北朝鮮の核問題を意識したシフトでもある。
(相当強いメッセージになっている筈)
安倍氏と共和党のマケイン氏は”かなり良好な関係”にありますから、今回の訪米で(マケイン氏も推薦の)アシュトン・カーター国防長官とのガイドライン交渉など「和気藹々と進んだだろう」事も推測できるってもんです。
AIIBの英国・独逸の米国裏切りにも驚きましたけれど(米国の国務省も驚いたでしょう)、そうなりゃこうだと、嫌がらせとばかりに日米同盟を押し出すアメリカも気合の入った動きみせます。
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選出当初から政治力に疑問符あったオバマ政権ですら、この国際情勢の中可能な限りやれる事をやろうと、もがき次の手次の手を考えてます。
もうね、ダイナミックに判断変えれば昨日の敵とも大胆に妥協するとか「裁判劇」を見るような世界があるのは事実。
ネットの情報のどこからどこまでを確実性のある内容として判断するかって部分もありますが、
まーそこはアバウトにいきますか。
現在の国防大臣はアシュトン・カーター氏ですが、政策的対立というか国内的圧力もあって事実上更迭に近い辞任だった前任者のチャック・ヘーゲル氏はレーガン大統領の知事時代のブレーンの一人であり「ガチの共和党人です」、しかしこの人物をオバマ大統領が指名したのはひとえに彼が「リバタリアンを自認し国軍の海外派遣などにも反対の真性右派」だったからでしょう(中東からの軍撤退を任せようとした)、しかもこの人物どちらか言えば「反イスラエル」です。
どちらか言えばオバマ氏もウォール街のなんとやら抜きに語れないところですが、「それってアリか?(しかも指名時猛烈な国内からの反対もあったとのこと)」。なんとまーここも複雑らしくて、
現代中東情勢の混迷原因でもあるのですが、
中東専門家筋の分析によると「現在イスラエルの右派とウォール街のエスタブリッメントななんとやらは対立関係にある」のだそうで、昨今旧西側各国がイスラエルに辛辣で雲行き怪しいのはそんなバックグラウンドがあるのだとの事。
勿論ネットに噂されるというか、報道でも公然と語られているISIS拡大の背景にアサド政権崩壊目指した米国からの反体制派援助があったのは事実で(後にあられもないテロリストの台頭となりコントロールできなくなる)、イランへの核攻撃をやんや押していたと噂されるイスラエルですが、オバマ政権は大胆とも言えるイラン融和政策を進めてます。
(ちゃっかりその米国とイランの大雑把な核合意でイランに武器輸出発表したロシアもスゲーと思いますが)もうね、内部的にどういう勢力図になっているのは外からわからんのです。
しかしオバマ氏もオバマ氏で「いきなり対中国作戦とばかりにキューバとの国交回復したり」、なんつーかイランの件もそうですが、「そっちがこうならこっちはこうだ」な政治的動きは無理も承知で行くとこあるのも事実(場当たり過ぎにも見えるかもですがね)。
なんとISIS空爆の時には、第三者を介してですがアサド政権と情報共有して共闘しているってんですから(イラク軍にしてもイランと共同作戦してますからアメリカとしては何がなんだかわからない状態でしょう)。
※ちなみにウクライナ情勢も似たようなもんです(双方収拾に困っている)。
■昔から自民党内で米国民主党にコネあるのってリベラル宏池会の宮沢さんとかで、安倍氏が所属した福田派は共和党はアレだけれど民主党とは合わないって印象もあり、実際オバマ政権当初の「何を考えてるんだか親中」やっている当時は冷遇というか「河野談話もちゃんとしろ」ぐらいのあしらいっぷりでした。安部政権も「大統領がマケインなら」って思いあったでしょう。
それが先日の大歓待っぷり、正直見ているほうがこっ恥ずかしなるほど驚きました。
推測するに大きく舵を切ったのは、国防省でも無く国務省でも無く、ホワイトハウスじゃなかろうかと思います(このシグナルが大統領夫人の来日だったのかなと)。
オバマ政権はCIAに冷たいってか、謀略関係嫌っているとこあり(EUの盗聴騒ぎでメルケルにきつい事言われたりがきっかけなのかな)ホワイトハウスと軍やCIAの工作って必ずしも連携してないのでは無いかと思う部分あります。これじゃどうにもならないので「その辺苦手っぽい」ヘーゲル国防長官の更迭となったのかも知れません。
後任のアシュトン・カーター氏はクリントン政権時代から国防次官補など歴任のその筋にコネもあるだろう人物なので(この人クリントン政権ウィリアム・J・ペリー国防長官の右腕ながら共和党のマケイン氏からも太鼓判押されてます→このペリー氏がまたカーター政権時代の国防長官だったので北朝鮮核問題出た時の特使がカーター元大統領だった)、実務派を呼んだという意味でしょう。
ちなみにアシュトン・カーター氏はwikiによるとペリー氏からも(北朝鮮核開発交渉時代にも先制攻撃作戦も検討した)タカ派的人物を評され、以前北朝鮮に対する先制攻撃オプションの論文など発表している人物です。
勿論北朝鮮の核問題を意識したシフトでもある。
(相当強いメッセージになっている筈)
安倍氏と共和党のマケイン氏は”かなり良好な関係”にありますから、今回の訪米で(マケイン氏も推薦の)アシュトン・カーター国防長官とのガイドライン交渉など「和気藹々と進んだだろう」事も推測できるってもんです。
AIIBの英国・独逸の米国裏切りにも驚きましたけれど(米国の国務省も驚いたでしょう)、そうなりゃこうだと、嫌がらせとばかりに日米同盟を押し出すアメリカも気合の入った動きみせます。
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