2015年03月27日

『起承転結』2「音楽だとか」

補足かな。
『共同幻想的音楽』=流行歌だよね。
貴族的『正統派保守系共同幻想音楽』=クラシックだよね。
60年代の反動として派生したロックやポップミュージックは「実験的試行錯誤」であり、
単独者の着想を織り込むまで進化していたのはJAZZです。
しかしJAZZはあまりにも単独者系で(当時母数少ないんだから)食えずに衰退(笑
社会学的背景として事実JAZZは実存主義的思想などが自由だったフランスと日本で流行する事になる(米国はメッカに見えるけれど、ディキシー保守回帰やらホワイトJAZZ的ななんとやらに流れて実存主義的モダンJAZZがメインストリームとは言えなかった。)
ロックやポップミュージックが当時「不良の音楽」と呼ばれたのは正しくてww、所謂民族音楽やクラッシックを頂点とする文化伝統に対し反動的である事がその特徴で、ロック的に実存主義意識したのって言えばサイケデリックだプログレだとなるのだけれど(プログレはまだまだ進化した反動かも)、サイケはJAZZの影響大だったりしたんだな。
構造的にだね、
『共同幻想』系の音楽は起承転結がハッキリしている。
流行歌の構造から言えば、サビはリフレインで連呼されるメインテーマのフレーズでさ、極端に言うと歌の2番と3番の間の間奏は”オマケ”なんだわね。
(※更に日本の流行歌のすっごいところはサビのフレーズが英語でリスナー全員意味わからなかったりしても全然OKだった。←しかも英語的に間違っている歌詞多数もアリアリ。この当時は元が米国モータウンとかのパクリだったからね。)
(※演歌などの場合は「誰でも作曲できる」ぐらいメロディは単純で、コード進行的にも単純であるべき構造にあり、ブルースとかに似ている。←ピーターバラカン氏によると”ブルーズ”が正しいらしいけど。)
(※勿論ロックの世界は、反動だとは言え表向き反抗的音楽だったのでJAZZ同様に間奏におけるギターソロなどに強いエンタメ性を置いている。)

でー、この時モダンJAZZが何と格闘していたかと言うと、、
そもそもモダンJAZZは即興演奏となる「ソロパートの間奏こそが音楽のメイン」であり、テーマはネタ振りに過ぎないので、ビッグバンドのメンバーが夜クラブに集まって「今日はナントカの譜面のコード進行使おうか」なんてノリで、メインのフレーズにはたいした意味が無かった。
ぶっちゃけ曲名などどうでもよかった。即興部分がメインなのでレコード出すにしても同じ楽曲が複数のアルバムで何回やってもまーいい訳だ(ソロパートが違うんだから)。
事の始まりはビッグバンドの演奏構造で、これクラシックを模倣して「ソリスト」がいるわけよね。しかしメインフレーズをリードするソリストというより、”合いの手上手な役割”みたいな存在だったので(ビックバンドは基本ダンスミュージックだから)、ソリストではあるけどソロとして完全な即興演奏が可能だったワケじゃない。←なんチャラバンドなんて名前の当人が指揮者なんだし、
白人相手のバンドマン達が、演奏終わってストレス解消に自由な演奏を求めてっててな調子でモダンJAZZに発展しいき、、
そして挙句の果てに「コード進行からの開放」を目指した。
ぶっちゃけテーマとなっているフレーズすら邪魔になり「なんとかならんのか」と試行錯誤を続け、フリーJAZZに至ってやりすぎて誰にも理解できない音楽になり(笑、いまや伝統回帰的皮肉な状況にあるとも言える。

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posted by kagewari at 17:28 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月21日

『起承転結』

<かなり仮説・試案に近いものなので正確性とか詰めがダメダメの話です>
フロイド心理学唯一の勘違いとも言える「死の衝動」関連とも少し被るか、、な側面もあるので書き残しておこうと思う。
ネタ元は「刑事ドラマの構造」です。
ドラマが視聴者にとってひとつの完結性(これが不足する状態を不安性と定義してみる)を認識させているのは「不慮の死を遂げた被害者の物語性に”結”を与える乃至それによりサルベージされる”ある種”の完結性があるから」と見ることができる。
つまり「なにがかくかくしじかあってそれは”こういうことだった”」という結論というか”結”だよね。それは単純な完結性とは違い、この概念ってのは実のところ「宗教性権威主義的『共同幻想』が無意識的に暗示されている」と考える(そもそも往年の刑事ドラマの主人公は道徳家だったり哲学的に思慮深い人物設定だったりする)。
「最後の審判」は大袈裟だが「人生のの報告性(どのように語ればいいのか的な)」とでも言うのかな、或いは説明責任でもいいかもしんない(こちらも権威性を背景にするよね「説明責任と自己責任は場合によっちゃ相容れない概念だし」)。
話の発端を分析してみるとだ、「非業の死」が非業である部分を単純に「快感獲得の量的喪失を哀れに思う」だけだとした場合、刑事ドラマでその唐突に終わった人生の後を刑事が引きついで何かの解を得る構造を見ても視聴者はそれこそ単純な完結性を得られない。
仮に後者であれば、「喪失した快感量の弁済なり賠償なり」が中心にならなければ意味が無いからだ。
しかし刑事ドラマの構造は「こういうことだったのだ(その最大の要件が犯人の逮捕)、」とそこで解というか結が語られるところにある。←しかも「なんつーか被害者の人生が語られるのでは”無く”もっぱら犯人が誰でその動機が何か」が焦点になっている。
この”結”なるものは、前述までの説明にあるとおり”語られてナンボ”の構造となる以上「それを誰に語る想定になってんの?」と考えるわけだ。いきなりそこに神の定義が登場することは無いのだけれど、仮にそれが友人であろうとなんらかの評価や評論みたいなところに乗っかるから意味が成立するのであって、物言わぬ故人が個人的に使い道ってか用途の無いものだろう。
(●なんての?犯人が誰かの方に重要性が高いってのは「それがわからないと愚痴も言えんだろうが」のような「非業に対する完結性」になっているよね。←勿論死は受動的だから「普遍的にその構造は被っている」という側面もあるかもしんない。)

でー、この刑事ドラマにおいて(視聴者からがそうなんだが)非業だと騒いでいるのは当人では無く、その周辺なのね。つまり生存者にとって関心事項になっているとこがキモ、
ぐるーっと回ってその意味を考えるとだよ?
「どういう結があるのか?」これが現在進行中のモチベーションなり動機形成のコアになっていると言い換えられる(ある意味刑事ドラマの被害者の非業感は主人公の刑事と視聴者が感情移入により代弁していく形式になる)、関連性だけで言えば「結=死」なんだから、AIやロボットSFやら古くはブレードランナーでも語られた「人は死ぬからほにゃららな価値を得る」みたいな発想だよね。
(※意味わかり難いね、、刑事ドラマにおいて「普遍的とも言える死そのものを非合理だ」のように認識する視点は無いのさ。なんらかの結があれば死という非合理性は余裕で合理化されるぐらい「語られる形式」が重要になっている。これは逆説的に生の概念がその説明性というかなんらかの結により合理的に成立しとると→動機形成のコアになっとるよね。つー事。)

大雑把に言えば「死があるから生がなんとかだ」という発想。
(ここだけ引っ張るとよくあるチープななんとか論みたいで実につまらないのだが、故に『共同幻想』ドラマだよねを暗示もしている。)
ここで冒頭に戻るんだが、この発想には「宗教性権威主義的『共同幻想』が無意識的に暗示されている」のですよ(ぶっちゃけわかりやすい設定なら主人公の刑事は正義の味方なんだから)。←更にその元ネタは「死の不安(非合理性)」から逃れるための概念なんだろうねと(一種の反動形成込みで)、
つまり”ある種”の完結性によりそこが合理化され得るんだよと、

更に真っ逆さまにすると「死の不安が身近だとやたらに『共同幻想』的評価なり評論なり、自分の人生の意味なんてな空理空論が大いに盛り上がる」って事になる。
(※実際の話メンタル問題において「鬱ネタが欠乏した時に、唐突というかいきなり死について語りだしたり、それに類することをやたらと話だしたり」って現象があるし、自殺衝動も関連事項だろう。←前述の逆さまをもう一度逆にしたパターンだよね。)

これに対して「実存主義型の『単独者』」は”結”とかに全く無関心になります。
「『単独者』は刑事ドラマを全く楽しめない」ワケじゃないけどさ(笑
(ネタが知能犯の場合には少なからず犯人に感情移入することが多いかもしれない。←もう随分昔になるけれど古畑任三郎や更にその元ネタである刑事コロンボがこの形式をモチーフにしている。演出上主人公の刑事は滅多に正義感や道徳性を表に出さない。)
少なからず、勧善懲悪的水戸黄門のような世界を『単独者』が倦厭する傾向あるのは事実でしょう(水戸黄門は刑事ドラマじゃないけどさ)。
フランスにおけるフィルムノワールじゃないけれど、実存主義的なんとやらが盛んになると犯罪者視点のあれやこれやとなるのであって、これサブカル的風刺視点なんだろうね。
ご存知のとおり『単独者』は結果に依存せず選択過程それ自体が全てなので(今その自由意志で何を選択する者か?)、結論については「後日談」的意味でしかない。←物語構造としちゃその結論なんてスピンオフ程度の意味でしかないつー在り方。
(※話の落ちや複線の回収に失敗して困った時の最終回ネタ「俺たちの戦いはこれからだ」になっちゃうパターンは言い方変えると『単独者』的まとめ方とも言えるかもで、乗りとしてはロードムービーみたいな?落としかたとなる。)

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posted by kagewari at 21:06 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月15日

国際情勢がちょっともうダメかも

出口が見えないです、
現実から乖離した世界で有りえない計算しているのじゃないかと、本気で疑った方がいいのじゃないか。ホットなネタはジャスコ岡田の「空耳事件」だがメルケルにしても軽率に過ぎると言うかなにやら怪しげな集会で講演会みたいな事になるなど(独逸には情報部無いの?ってかそれ以前に大使館は普段何の仕事をしてるんですか)、そうなったらどうなるのかネット情報の水準以下って事だよね、、
戦国武将の兜かぶってご機嫌だった英国も独逸ともども(豪州もそうらしいのだが)、バブル崩壊避けられずに国家的な粉飾決済で無理くりしてる中国に「今から時代は中国ですか」じゃないでしょうに。
メルケルの訪日もギリシャ関係なのだろうから「EU金がなくてヤバイ」って事なのだろうけれど、、それはバブル崩壊で倒産寸前の都市銀行が資金調達のため根拠不明な高利回りナントカ売り出したら「私も私も」と殺到している様そのもので、、
皮肉込めて昭和のキャッチコピーで言えば「新聞とか読んでますか?」みたいな(いやいや現代社会では新聞に書いてることをまさか真に受けてませんか?って話になるが、、)。

米国大統領にオバマ氏が登場したとき「あーこれはマズイことになりそうだ」と思ったものだけれど(どこのタレント事務所の、、あのケツもちは誰でしょうか、、思うでしょうに)、米国による空白って不安定化に始まるカオス状態がおおよそ収拾しそうにない。
(ISIS/ISIL関連なら「いやいや地上軍出すならこの戦争でしょうよ」だったのに、、結局予定外のイラン参戦で米国も地上軍派遣に追い込まれそうな勢いになってる。この時ホワイトハウスがやってたのは「今、CIAの拷問が凄い!」なんだから、、。)
ウクライナの民間航空機撃墜事件も「あれれ?こ、、これウクライナ軍?(無かった事にしよう、、)」な噂も飛び交っており、プーチン皇帝が「喧嘩上等モード」になってるのも事実です(あれれも無いところに戦略爆撃機を飛ばして示威的圧力かけてるって報道もあります)。

何が心配ってEUが自身の破綻が怖くて、中国に貸し込んだがいいが共倒れになったらどうすんのこれ。
(アジア開発銀行に英国が参加したことに対する米国の苦言でこの辺少し警告されているよね。)
今、極東では誰しもが「どうか中国がソフトランディングしますように」とお祈りしてる真っ最中で、鼻のきく直接投資法人は絶賛店じまい撤収中なのに。
中国だけでなくEUまでハードランディングしたら地球がもたんです。
(それともメルケルは中国のアジア開発銀行に日本が保証役付ける予定は無いのか聞きにきたんか?)
あーもーダメダメ、ダメでしょうこれ、、
今中国では汚職追放の名の下に激しい粛清が進んでいるけれど、これもある種のハードランディングで(勿論ソフトランディングは「まず形式だけの民主化」からはじめる事だった)、大企業”人民解放軍”の金庫も怪しい投資で劇ヤバらしいし、、「全部日本が悪い」なんてネタじゃ何も収まりませんぜ。
ホワイトハウスがあんまりなので、欧州には僅かな期待もしていたのだが、、英国に至っては怪しい中古車セールスマン水準のアレを感じる体たらくで、、メルケル来日のズッコケ感がそこに輪をかけた。

キッシンジャーのいた頃は米国は「中国はアメリカの植民地にするからよろしく」みたいな勢いだったのに(まーね中国をこんだけ成長させた責任は日本にあるのだが)、「それは何時の時代の話ですか?」、、遠い記憶になりました。
(小沢氏も山本太郎とカラオケ歌っている状況でよかったでスな。裏切り者の二階がザマーな展開になって酒も美味いでしょう。もう彼の興味は引退後の沖縄の釣りに全力投球しているのではないのかね。流石にこの状況に戦力外の一兵卒じゃハトポッポのクリミアインパクト並みの話題も起せないわww)
東京地検小沢パージがあったのはほんの数年前の話ですが(まだこの時には緊迫感というか滅茶苦茶でもまだ政治ドラマ的内容はあった)、ここまで一気に瓦解が進むとは思いませんでした。
最近じゃ米国のジャパンハンドラなみなさんもモブキャラ化しているし(笑
日本は想定外だった安部政権の台頭があったのでラッキーでした。
(安部政権が特別有能だとは思わないし自民党の体質なんてものには全く期待もありませんが、安部政権には米国ブッシュ時代のようなわかりやすさがあります。←左翼から見れば保守は絶対悪なファンタジードラマになってんのかもしれないですが、保守が保守らしく筋通せばそりゃ保守的政策のメリットがわかりやすく出ますから、それが政治です。)
米国あたりもコリン・ パウエル辺りが逃げずに大統領を引き受けていたら違ったのだろうけれど。

これはヤバイよ(いまや北朝鮮の空砲ミサイルあたりじゃニュースにもなりません←多分北朝鮮に関しては”彼の髪型”の方がニュースになる)、
事が大きくなる前に、中国がハードランディングしてくれたほうがよりマシって話になるのかな。
なにやらここ数日プーチン大統領健康不安説あるらしいけれど、何がどうなるのかわからないのでこういう感じのニュースの方が(いやな予感というか)妙に気になる。


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posted by kagewari at 07:37 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

少し沖縄基地問題にも触れてみよう

所謂ネトウヨ論壇から「沖縄で基地反対しているのはプロ市民で日本人なのかさえ怪しい」などの話があるのは知っているのですが、自衛隊第七師団が存在する北海道出身者だから言える話もあるんだなここ。北海道沖縄開発庁のアレじゃないですがそこには共通するなんとかがありますので。
時にベーシックインカムが誤解される部分ともクロースするんだけれども、この話は自衛隊や米軍などの公的セクターに関わらず民間の大企業でも「なんとか街はなになにの城下町」みたいな表現ありますよね。
同様に自衛隊や軍の街はそこにおんぶで抱っこな依存性を発現しやすいんですよ。
これに反してベーシックインカムは自立・自発性を縛らないので、むしろ前者の方が「ディープで下がり目な風土を増長しかねない」ところがあるのね。
(民間城下町の場合は親会社の下請けイジメ的厳しさもあって微妙に依存性事情が違ってくるのだけれど。)
地元にとって問題なのは「地方自治権」なのさ。
個別具体論で、仮に沖縄の民意で米軍基地の誘致があってもそれは全然いいの。
しかし日本の米軍の7割以上を霞ヶ関の思惑で沖縄に強制する格好になると、これはもう地方自治が制限されている事になってしまい、そこに補償金的措置をいくら講じても「地元は依存性特有のティープで下がり目な状況に陥るだけ」みたいな事に繋がりかねないのです。←これこそ70年代あたりの保守派が英国病のように問題視した福祉社会の問題点であり、同じ保守派が「ベーシックインカムは福祉政策じゃないよ」と転じる部分なのです。

つまり現状、結果としてプロ市民的左翼が沖縄に集まっているのだとしても、それを誘発しちゃっているのが中央の無理な政策と地方自治権への干渉ともいえる現状ですよって事。
(※たとえば高齢者福祉政策の偏向から、違法性のある詐欺的貧困ビジネス的な施設が旭川市に集中しちゃったとかな状況とも似ているワケだ。)
勿論国策により安全保障上「北海道の対ロシア・沖縄の対中国」というのが重要拠点であり、この部分は地方自治権超える要請もあるってファンダメンタルはあるにしても、現状米軍の沖縄集中の原因は別のところにあるからさ(笑、そういう合理性で説明のできない話もあるだろうし軍の配置が極度に集中するのも安全保障政策としてどうか思う部分あるでしょうに。説明に矛盾する部分があるのだから。
ネトウヨ論壇的に、プロ市民左翼の反対している政策は論議の必要も無く正論みたいな発想じゃこれもまた冷静さを欠く論議になっちゃうからね。
歴史的経緯として沖縄は「沖縄だけ本土決戦になった」経緯もあるので(北海道の場合は「ロシアの侵攻を許し北方領土を失った」)、そりゃセンシティブになる部分あるし、保守系の人こそ中央がそこに配慮できなけりゃ(落とし前的に)国家としての品格にも傷がつくんですぜってところも考えなくちゃいかんだろうさ。
現在思考停止中の左翼「ネトウヨ性悪説」と同じ構造になっちゃいかんだろうと思うのさ。


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posted by kagewari at 01:41 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

心理学的根拠あっての刑法39条否定派ですが少年法も改正すべきでしょ

前々から事あるあるごとに「刑法39条」は当事者の実存(行為選択の実存)否定であり人権侵害であると主張してきたワケなんだが(そんな事言ったら酔っ払って記憶失った時の行動も全部無罪にするべきだろ)、少年法もたいがいにしておかないといけない。
今回大きく報道された事件は刑事裁判の対象云々で量刑的には少年法が大きく論議になること無いかもだが重要な事を忘れてますよ。
日本人は憲法で生命財産幸福を追求する権利を保障されている”法治国家”ですが、
そもそもが、戦後の飢えの中闇市での窃盗を行う戦災孤児や貧困世帯の少年を保護する云々に検討された少年法が現代でも必要なんかいって話です。
人権派なんとかのみなさんは「更生の機会を」なんとか言いますが、
少年法で免罪されるのであれば、被害を受ける側は「法律に保護されない」事になっちゃうんだが、、。罰則規定などの量刑による抑止が効かないんだから。
つまり犯罪実行者が未成年の場合、対峙する側は法律も警察も頼りにならず「19世紀の無法地帯同様に」武道でも体得するか武装して自衛するしか無く、仮に自衛する側が成人年齢の場合過剰防衛などなどで逆にしょっぴかれる可能性大だって事です。
運良く正当防衛が認められ犯罪者が命を落とすなんてケースがあったとするとさ、少年法支持のみなさんは全然少年守れて無いじゃん。更生もクソも犯罪を犯す少年の命を守れないことになる。
ここの矛盾をどうするワケよ、

現実問題少年の非行や事件は年々減少しており、数的な問題にはなってません。
(ここも「故に少年法の根拠となる社会的事情はほぼ解決している」事を意味する。)
同時に家制度の根幹となる”親権”の問題(この特権は事実上子供の人権を制限するものだからね)、
ここいらもほったらかしでさ、
大人世代の「夫婦別姓」などには所謂人権派リベラルな方は随分熱心だが、自分に関係の無さげなネタになるとダメダメじゃん。
随分極端な話になるけれど、少年法があるが故に警察も容易に介入できないとなればさ、法律による治安維持ってより”運用による治安維持”を専業とする「公安警察」に頼むほか無いじゃん。
本末転倒でしょ、

つい最近あった某事件(こっちも随分話題になったけれど)、
この時ネット情報的には容疑者が中退した某高校からして凄いところで、あれやこれやの経緯もあったなんて話も目にしたが、「更生」って事考えるならシャバで民間のだめだこりゃな学校入学するより刑務所の中で教育受けられるようにする方が更生も近いのじゃないの?←学費も免除になるから公正期すために勿論高校の無償化徹底した上での話しになるけど。
普通に大人と同じ刑事裁判で同じ量刑でムショに入って何がいけないのかさっぱりわからない。
大きな事件で名前や顔がって話も少年法でとっととシャバに出てくるから問題になるのであって、長いお務めになれば世間も忘れているでしょうが。←軽犯罪なら更生に支障きたすほど情報が拡散するとかネーんだから。
(下手したら「無法地帯の少年時代」がさ、シャバにいるほうが危ないってケースもあるでしょうに。すくすくと暴力団として立派な大人になる可能性はそっちの方が高いのじゃないか?)

「少年法のおかげで、少年時代は法により守られない」
この決定的な矛盾をなんとかしないでどうすんのかと思う。


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