2014年09月19日

『歩留り論』(1)かも

きな臭い言葉になりますが、案外と言うか以外にも私は「本当の自分」という言葉を使います。
ぶっちゃけ簡単に言ってしまえばそれほど露骨に「虚構の自分・幻想の自分が定義されるためその反対語としての意味」となるワケで、昭和の青春ドラマのように「恣意的に社会適応志向する道徳的側面を本当だと言えと恫喝しようってな意味と全く趣旨も意味も違うものです」。
通常あえてそこまで説明しなくとも「そのままの意味」なのであえてやれ何がどうした説明する事はありませんが、

さて、この話になるとむしろ重要な事は『歩留りアイデェンティティー論』となります。
歩留りってのは本来大量生産などの場で不良品率的な意味で使用される言葉ですが「精度的にどこまでやるか?」的な意味でもあります。
話を一度飛ばします。
東京の精神科医師の一部の間で自主的にサークル活動的は精神分析の研修しているって話があります(そんだけ医療界にはフロイド心理学はなんとやらだって話でもありますが)その研修の場で「自己分析は危険だから」という注意事項があるそうです。
(所謂他のメンバーも誰かいるところでやってみよう的な)
この理由は実に簡単で、メンタル問題などがあり自我問題テーマに分析進める事に耐性のある場合と違い「思い切り『共同幻想』適応型の社会適応しちゃっている人格の場合」何を根拠に自己分析するのか際限が無いって部分があるためです。
勿論の事メンタル問題などがる場合は明快に「現状不快なり不満に思っている強迫心理局面」が本人意思で特定されているので自ずとテーマは限らられてきますが、合理的に社会適応しちゃっている自我にとっては包括的に自分の拠り所が大崩壊する事もあり得るので(なんだかんだ言っても『共同幻想』適応は依存型でもあるので)、アイデェンティ的崩壊リスクがあるって事です。
 ↑
皮肉にもここが「精神分析を理論的に理解する人格に適正とまで言わないが得手不得手がある」事を証明していて、第三者性傾向の強い『単独者』なら理解も容易なんだけれど『共同幻想』適応系人格が心理学を勉強すると自己防衛的歩留りが発生して保守的心理学の分派を作っちゃうという現象に至る訳です。(或いは反動的にオカルト系になる場合もあります。)

などなどですね、
真剣に心理学的分析やればやるほどいいなんて事は”無く”、
ぶっちゃけメンタル問題なりがある場合には「そのポイント以外まで自己分析始めるとめんどくさい話にもなる」って事なのであります。
(哲学的に探究したいって動機形成があれば別ですけれど、)
そもそも第三者性のある『単独者』にしたって歩留り”0”などということは”あり得ない”のであります。「性別も喪失し日本語も話せなくなった」なんてナンセンスに至るからです。
(ここはJAZZの世界がフリーJAZZに突っ込み過ぎて何やってんのかわからないカオス状態になって失敗したとかも同じような話。ロックの世界においてもドラッグやろうとかあられもない方向いっちゃった話とかも同類項でしょう。)

原則論としてはなんと言っても『自意識』が主導権を持ち「好き勝手に選ぶ」という事なのであり、この話は「自由とはなんぞや」ってテーマ考える場合も同じですね。
目的も無くランダムなカオス状態が自由って事ありませんので(笑
「それじゃ無秩序が目的化している」つーパラドックスになっちまうワケです。
そういう意味では「アイデンティティー論」的に「アイデンティファイ的(帰属)アイデンティティー」では”無く”「選択的アイデンティティー論」が担保される状態が歩留りって話です。

でー『自意識』主導の自由意思による選択的なんちゃらって何の事?って話ですが、
典型例が「あばたもえくぼ」ですよ。
選択的なのだから「不快だろうがなんだろうが面白おかしな自分の一部として自慢話にもなる」って解釈や講釈になってないと歩留りとは言えない。
「そこは変わらなくてもいい」と自己選択しているのに後から「グダグダ文句が出る」ってのはその選択に自己責任が担保されていないのだから「選択など行われていない」って事になります。
「だとしたらそれは虚偽ですねと(じゃあ本当となるものに何を選ぶんですか)」
とかなんとかですね、
案外と言うか以外にも私は「本当の自分」という言葉を使いますが、それは「虚構の自分・幻想の自分が定義されるためその反対語としての意味」として使用してまして、何気に世間的意味となる「恣意的に社会適応志向する道徳的側面を本当だと言えと恫喝しようってな意味と全く趣旨も意味も違うものです」、
という事なんです。


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