外交に関しては安倍政権かなり頑張ってますね。
TPP閣僚会合での「大筋合意」を断念 日米など対立解決できず 5月めど次回会合
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140225/fnc14022510300008-n1.htm
(これが「谷垣野田連立政権」であったり「石破政権」だったらと思うとゾッとするところですが、)
アメリカのごり押しで相当弱り目っぽかった当初イメージでしたが(後にガンが原因だったことがわかる甘利大臣の体調不良もアメリカの圧力が原因かと言われたぐらいで)、随分挽回した印象です。
というか、今回の場合アメリカの外交力低下が目立つ展開になっていおり(支離滅裂な状況にも見える始末で)、日本の外務省から「無理筋過ぎる」と批判の声が出るほど目を覆うばかりで、米国流に言えば「オバマに感謝だな(不都合な事をオバマ政権のせいにする米国ネットスラング)」という事でしょうか。
米国内ですらTPP反対の世論大きいですから(米国内では北米自由貿易協定NAFTAも失敗だと認識されている)、そもそも何やってんだかわかんない筋の話ですしね。
TPPなんぞ百害あって一利なしですから。
日本としては破断後にASEAN豪州との間で別の協定でも作って、後からアメリカ参加させるのが何倍もマシです。
TPPに関しては民主党政権時代随分心配していたので、この1点だけでも『安倍政権よりマシ論』は日本にとって賢明な選択であったと思います。
■アベノミクスにしても「仮に所得分配が進まず支持率が後退したとしても」大いに意味あるんです。
「それまではどの政権より経済政策としてうまく行っていた」のであり、仮に失敗しても経済団体や財務省の判断ミスがクローズアップされますから、政策としてインフレターゲットを導入した意義は大変大きかったと思います。
(これも自民党内政調から出た霞ヶ関発案政策では無く、安倍首相個人が勉強してきた経済政策だったところがポイントでしょうか。)
決して好ましい事ではありませんが、国際的にアメリカの存在感が急速に後退する中でどうしたって日本の役割は重要になります。めんどくさい事この上無いのですが、外交力云々に関しては流石に1年で首相が交代するような政治状況は望ましく無いですから「とっとと民主党政権が瓦解してよかった」と言えるでしょう。
■俺は小沢ファンですが、現在の判断として「仮にあの政権交代の時小沢政権となっていても外国に関して小沢は失敗しただろう」と思ってます。
小沢が思っている以上に北京政府や共産党の求心力が大幅に後退していたからです。
(中国バブルは誰もが認識していたと思うけど、中国共産党の凋落がここまでとは思ってなかった。)
北京政府の習近平体制への移行時にしても、あれって「尖閣なんとかによる反日デモ」抜きでやれたんだろうかと思うし(尖閣ネタの提供無かったらあのデモは「反体制の毛沢東主義掲げるクーデター騒ぎ」として表面化していたかもしれない)、現在の北京政府は人民解放軍に対する舵取りかなり苦しんでいて(更にこの解放軍の人材がまた、、)、金融破たん処理も一歩間違えば(勿論解放軍も理財商品やら一枚噛んでるでしょうから)大変な事になるでしょう。
(更に小沢政権は安倍政権ほど集団的安全保障問題などもごり押しできなかったと思われ←小沢の米軍基地縮小案の背景は米軍との集団的安全保障の拡大を前提にするものなので、現在の安倍政権同様に内閣法制局がどーたらこーたら無しに進められない。←ここ安倍政権うまくやってると思います。)
■しかしですね、仮に小沢政権になっていたとしたら、大阪維新は当初目的のとおりに「安倍氏を首班とする野党」になっていただろうし(安倍氏とともに支持する自民党議員が離党し合流)、政界地図そのものが違っていたでしょうから(小沢は自民を割る腹だったし)、鳩山菅と続いた側の民主党政権はなんら参考になりませんけどね。
(仮に鳩山政権が後1年無難に続いていれば小沢幹事長で参院にも勝利し、民主党内の仙谷派やら菅派やら松下塾派やらの影響力が後退しただろうから、民主側の権力構造も違ったものになっていたでしょうけど。←参議院選挙の勝利の後であれば米軍基地移設論議や社民党連立離脱カードの意味も根底から違ってたワケで。)
↑
結局この辺の旧体制の崩壊は、小沢の手によらず安倍政権の登場によって別の形で進行中であり、『安倍政権よりマシ論』ってのは現状の日本にとって小沢だろうと安倍首相だろうと「旧体制の崩壊というか自壊的に避けられない流れ」にあったと見るのが正解かもしれない。
→続きを読む
2014年02月26日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページよりギフトカード購入→Eメールタイプを選択
同ページの「2. 詳細を入力する」に金額と、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html
<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>
<利用料金の値上げ24.1/23,8/2>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504221178.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp
【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.8/2料金改定【ドトールコーヒーメニュー、ハニーカフェ・オレMサイズ410円から】受付します
・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。
必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います
※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm
現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)
■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。
相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━