2013年08月29日

日中関係の背景に出来レース的「安定緊張」の模索はアリか

それほど重要度の高い報道でも、目立つ内容があるのではありませんが、
ちょっとこの指摘は私も全くの予想外のものでした。
日本との駆け引き…わが国は脅威を逆手に取るべき=中国人識者
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0821&f=politics_0821_005.shtml

内容をざっと要約・意訳すると、
「コントロールされた日中間の緊張関係を利用して”中国は先進国へ””日本は自主防衛へ”テイクオフする目的に利用すべきだ」って説です。
(ぶっちゃけ「プロレス」って事ですな、)

このオプションはあり得ますね。
確かにこの間日本は日中の緊張関係を利用して(ひょっとすると米国の望む以上に)自主防衛可能な自衛隊の拡充に舵を切れそうですし(何度か書いてきましたが「ともあれ自衛隊予算は増やそう」という点において日本の世論は一致している)、中国は中国で「過激な世論が尖閣を武力制圧しろというが、現在の中国の国力では不可能である」的アナウンスが目立ってます、
ここんところ中国の軍関係のコメントで「海戦やっても負けるから」的な報道チラホラあるんですよ。
実のところこの緊張関係に策謀したのは米国シンクタンク系のなんとやらで(当時東京都知事の石原氏はピエロ役)、目的は米中の関係を深めるためだったんですが、
果たして事の真偽は不明なんですが、先般の米国における米中首脳会談の折米国サイド(てかオバマ大統領)かなり「ダメだこりゃ、これはどういうことですか?」的に習近平主席と話が合わなかったとされてます(国務省やシンクタンク系からは習近平氏は話せる相手だパートナー足りうるという報告あったのじゃないですかね)。
こうなってしまうと、何のために仕掛けた日中緊張関係なのかわからない話になってしまい、
米国としては沖縄基地防衛という「なんだか違う意味の問題」まで頭角してしまい、
→ところが島嶼部防衛は日米軍事協定で『自衛隊の任務』とされているため、自衛隊から海兵隊の創設だとか、「あら不思議どうしてF35が乗るのかしら」な護衛艦(軽空母)出雲の配備などが進んでいる。
なんちゅうか現状のままだと、尖閣を巡って日中で紛争があった場合(米国は基本このレベルだと動かない)沖縄の米軍基地防衛含めてそれは自衛隊の任務になります。

するとですね(笑
現状日米共同での作戦行動しか事実上できない自衛隊に「単独での作戦行動能力」ってのが求められるんですよ、そして同時にこれは米国の沖縄基地防衛の目的となりますから、米国からダメが出せない。
「下手踏んだのは米国」って事に持って行けるチャンスが生まれたワケです。

■そこで日中は「コントロールされた緊張関係」を演じて行くのが今後双方の利益になると考えてもおかしく無いし、仮に北京政府にそのアイデアがあるんであれば日本としても渡りに船です。
『新しい意味の棚上げ論』って事ですわね。
(こうなっちゃうと米国は面白く無いでしょうが、打つ手も無いでしょう。とにかく現状米国は中国の利権が欲しいんだから尖閣付近で沖縄基地防衛日米軍事演習なんて刺激的な事は控えたい。)
ちなみにだからといって日米関係や日米安保が揺らぐことはありません。両者共通の利益は想像以上に大きいですし、米国にとっても予定外の自衛隊運用の拡大は結果的に米国の利益にもなります。
(それだけ現在の米国の軍事力は財政的に弱体化の方向にある、)
表面的には全員面白くないが、冷静に考えれば全員の利益にもなるという「プロレス冷戦方式による平和」って代物です。

更に都合いいことに日本の「民主党の崩壊」は、日中・日韓関係に傾斜する左派系の政治的足がかりの崩壊でもあり(ここは選挙の争点でもあったのだから民主主義の結果を重んじる米国も無茶な事は言えない←小沢氏への謀略も裏目に出たって事ですよ)、日本の民主主義は少なくとも今後数年の自民党政権において「日中・日韓関係醒めた目でよい」の結論が出てしまいしかも民主党の崩壊で政治構造的にもこれが固定化している。
この状況は中国の外交当局としても認めざるを得ない。←流石に共産党による独裁が可能なのは自国内だけであり、日本と対峙する場合中国共産党も民主化された状況における一政党とポジション変わらないのであり、「日本の世論」というものを意識させる事は中国共産党が最も苦しい判断を迫る事にもなる。
(ま、民主化の練習になりますな。)
まーザックリ言えばここ最近米国のやることなすこと裏目裏目に出たって事です。
民主党の松下政経塾系があれほどジャパンハンドラな方に弱いとは米国も思って無かったのかもしれません。←やりすぎて党を潰しちゃうんですからそりゃ米国だけでは無く誰にも予想付かないですよ、
民主の反小沢系は「どうかしている度が半端なさすぎ」でしたから。
(そんな経緯の中台頭した安倍政権なんて米国にとっては予定外だったのだから、)

小沢氏あたりは「ホントなにがなんだか意味がわからん」ってところでしょうけれどww
政治の世界ですから驚くことでも無いでしょう、
「そんな事もある世界」ですから。
今となっては麻生氏のナチス発言も憲法改正引っ込める「都合のいい失言」となっており(憲法改正でやんややんやってのはすっかり報道されなくなった)、
安倍政権は「消費税どうすっかな〜」というカードを行使できる状況になってます。
これは悪く無いポジションです。
(石破氏が党の方でも論議をみたいな動き見せてますが発言力の低下は著しいですね。)


■しかし米国はシリア爆撃本当にやるんでしょうか?
俄かに信じ難い話なんですが、、
(もうフランスはお手上げって話ですか?)
流石の米国世論もこの攻撃にはついてこれないと思うんですけどね〜
無理筋過ぎでしょう。
そりゃ対日工作も「あーあ」な方向行くわけだと、違う意味で感心するというか、、
いくらなんでもダメ過ぎでしょうこれじゃ。


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posted by kagewari at 02:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

タバコが切れた場合

かく言う私はスモーカーです(銘柄変えてからはヘビースモーカーではなくなりました)、
ひっきりなしに火をつけるであるとか、常に咥えタバコなんて状況は若い頃の話ですが今でもタバコが切れると困ってしまいます。
現代社会の禁煙分煙節煙?文化の中すっかり1時間や2時間吸えない状態があるよなんて状況に耐性もついてますが、手元に吸える在庫が無い状態で且つ容易に入手できないかもしれないとかが「ちょっと辛いかも」なんであります。
今吸えなくても手元にパッケージとライター持っていればなんて事はありませんから、正に心理的ななナントカです。

今吸っている銘柄は添加物関係だとかオマケでついてくる方の健康被害も確率的に少なそうな上に一本当たりの喫煙時間の長い(約1.5倍もつ)『ナチュラルアメリカンスピリット(通称アメスピ)』なので、昔に比べて1日の喫煙本数はほぼ半数になるというエコノミーな銘柄で満足しているのですが「売っていない店舗が多い」のが困りものなんです。←特にオレンジ
(タバコ販売方針的に喫煙本数減るかもしれない銘柄を置きたくないなんてほどの事では無いでしょうww、単に需要と供給の関係で在庫置いてないケースが多いのですよ。)

「そんな時には他の銘柄で何が困るのか」というご意見もごもっともなのでありますが、ナチュラル系のタバコは他の選択肢も少なく(一度離れると普通のタバコかなり違和感あるんですよ)「ハイライトならショートホープで代用できる」みたいなオプションがほとんど無いのであります。
勿論オレンジでも黄色でもアメスピならアリなんスけど。
■さてタバコと言えば事の始まりはネィティブアメリカンが「隣の酋長と戦争しない相談する時に一服どうよ」として喫煙されたものですから、考え事やらする時にこれほどハマるものありません。心理学のサイトなんぞを運営している者としてはぶっちゃけ手放せないと。
着火してから長持ちなのも原稿書きにはすこぶる都合がよろしい。
(※一時電子タバコなど併用していた事もあるんですが、コスト的に”アメスピが異様に長持ち”な上、電子タバコはメンテナンスに手がかかる弱点があり現在使用不可状態。)

現代社会では喫煙者なんて減るばかりですから、タバコ関係の話を書いて何か意味があるのかと考えもしますが、このブログは何か意味があるから書いているばかりでもありませんからね(笑
でですね、
地方都市なんかでタバコが切れるとマジ困るんですよ、
それこそ心理問題的な事でもありますが、これは『個人だけの文化・伝統』的側面もあるんだと。
参考に『共同幻想』とかの元ネタなどによくある『所謂伝統文化』ってなもの考えるとわかりやすい話で、
●「さて今年の和平会議を始めます。タバコの用意はできてますか〜」←ここですよココ
・手配はできているが準備に時間がかかる←問題無いですよね。
・今現在準備可能な目処が立っていない←これは問題です。
 ↑
つまり心理的問題関連ではありますが、
「タバコが切れた場合」単体の”問題性”はその内容に応じて別であり、問題の切り分けを間違えたらいかんちゅうワケです。
前述事例後者の場合、今現在タバコを切らしているところが問題なのでは無く、目処が立っていないという”立ち往生っぷり”のが問題になっているのでございます。

結論『アメスピなんて時々コンビニに置いてない銘柄を吸っているからイカンのだ』ちゅうことでありまして(入手難しい地方行く時にはカートンで買い置きしとけと)、
準備不足的自業自得なんであります。
さて、そこで思うワケです。
本当のヘビースモーカーなら本数が減ってタバコ代節約にもなる『アメスピ』が、おおよそ所得に余裕があるとも思えない地方でほとんど売ってない。
同時におおよそ所得に余裕があるとも思えない地方の暮らしはど貧乏なのかと言えば、不動産含む住居コストの安さもあって、案外地元では豪勢な暮らしだったりしつつ(何に使うあてがあるとは思えないのに)所得の不足を口にする。←形骸化した『昭和の共同幻想』が地域性保守の中残存している。
先進国における都市部と地方の構造論の問題でもありますが、タバコ関連の話だけでもその矛盾は明快だったりします。
多分それ関連の話は「公共交通」「車問題」「一般消費性向」などなど多岐に渡るのでしょう。
インターネットの普及に応じてこれらの問題は急速に「都市部と地方の差異が消滅」の方向で収斂されてくるものに思ってもいたのですが、なんとこのインターネットの利用頻度とその内容も「地域性保守」の影響で地方では利用頻度や内容が落ちる傾向にあり、なんとも難しいというか地方の『共同幻想』が都市部に比べてかなり『硬性』であることを思い知らされたりします。

人間の暮らしなり心理的バックグラウンドがこれほど地域性なりの地理的環境に左右されるとかってどうなんだろと漠然と思ったりもしますが、それはそれ、「先進国化の先にある自我モデル分析」同様に個人の自我は社会性というバックグラウンドに左右されるのであり、
「言うほど人は(物理的に不可能という意味では無く)、思うように気ままに生きていないのだ」という証明でもありますわね。
私は時々「メンタル問題(とこれに付随する関係障害)は、問題としてばかり認知されているが、関係性の破綻が自我の立ち位置を個別問題に傾斜するなど、先進国特有の自我が個別性を獲得する流れと相似の方向性があり”最先端を意味する場合もある”」と主張する事ありますが、そのまんまだと思います。メンタル問題の発現というのは自我単体にとっては社会心理モデルとしては「母集団より構造論的に一歩先にある」と言えるのであり(王様が裸だという違和感を感じる度)、勿論ケースバイケースの差異はありますが、メンタルと社会問題というくくりで言えばそっちの方向なんですよ。
(いいとか悪いとかは別として)

■その解決策が「ショートホープで我慢しておけばいいじゃないか」ではね、
外形的にはちょっとの違いではあるんですが、
その中身は「いやいやその解決策は”この状況”だと特定の政治思想支持者の発想と等価なんだが」という派生がありましてですね(笑
簡単に「はいそうですか」と言ってはいけないなんとやらがあるんであります。
その一見して簡単にも見える合理性に(旧来の共同幻想の母集団勧誘集合率的な)レトリックがあったりもするワケです。


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posted by kagewari at 07:44 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月14日

ThinkCentre M57p Ultra Small 9011 のPCIビデオカードの件

LENOVO(旧IBM)ThinkCentre関連としては旧機種のIBM S50 Ultra Small で一本記事書いているところで、その時にビデオカード関係の構成というか実験終わったら「一部のThinkCentre旧機種利用者の方へ」限定となりますが(笑、公開しましょうと予告しておりましたのでそのまんまのレポートであります。

いくつか旧機種特有の癖というか何というか(わからない事含めて)イロイロあったので確認点的にそっから書いておきます。
(えー勿論PCIスロットにPCIExpを差すために例の人柱カード使用)

■IBM S50 Ultra Small でのその後の実験から(Vista 32)
HD動画の再生支援が効く(世代は古いが)Quadro NVS 290はファンレスでありながらあの狭っ苦しいスペースの中でも特別クロックダウン無しでギリギリ90℃以内に収まり(ちなみに夏の東京30度前後のエアコン無しの室内という猛烈な環境下でも)、流石にピークを心配してnvidiaのシステムツールで若干のクロックダウンさせて使用していたのだけれど、どうしも「アドビフラッシュ11のアクセラレーター回り」でバグがあるようで(てかフラッシュの方に問題あると思うんだが)、動画閲覧中にブラウザをスクロールとかするとフリーズする事が時々発生。
動画再生支援もカッツカツなところがあり、元から本来Quadro NVSはCAD用だったり動画再生支援なんて用途に使うようなカードでは無いので、流石プロ用の安定度なんですが正直世代的な苦しさ感じました。
(実質gefoce 210であるNVS 300だと違ったと思うんだけれどいかんせんオクでもNVS 300を廉価で入手するのは難しい。 )

そこで”じゃんぱら中古”で偶然価格設定間違ったか?な「ASUS GT220 512DDR3」を廉価に入手したので(Radeonの5450だとファンレスになる星形でくるっとなってるヒートシンクの奴)、これに換装したところ同様の問題は解決。
と こ ろ が (笑
Pen4 Prescottの熱が半端無いのか、GT220が熱暴走するんですよー
100℃超えちゃうとか。思い切りブラックアウトしましたとさ。
なんかこのカード空冷ファンの半径がとても小さいので元々そういう傾向あるのかしらとも思ったのだけれど、nvidiaのシステムツールでQuadro の400ぐらいに落とせばいいかとクロックダウンしてみても、発熱ギリギリ(90℃超えちゃう「ファンレスカードですか?」状態)。
具体的な数値は書きませんが「所謂ひとつのNVS 290のPCIExp1タイプの数値」と同じぐらいにクロック等あれこれ下げてみると「突然カクンと低温安定しました」。
なんか極端に発熱上の差異が発生するポイントでもあるのかってぐらい。
(ここ後段説明と一部被るのでM57pんとこも読んでみてください、)
俺がS50に期待している性能はそれでも十分お釣りがくるものなので、クロックダウンでGT220使えるってのはアリな情報だと思います(消費電力的にもギリだしね)。
実験してないけどgefoce 210 だとそこまでクロックダウンするとアレかもだし、逆にそこまでダウンしなくても低発熱かもしれないからどっちがいいとかわかんないけれど、少なくともgefoce 210 のファンレスモデルの520MHzよか下の数値で今回安定状態となっているからここどうなんかな〜、210ならファン付モデルを520MHzにダウンするだけで十分低温で安定するんだろうか、、。

注:動画再生支援の効果として「CPU使用量が減るためマシンのメイン空冷ファンが低回転になってしまう」ので、ビデオカードにファンついてないと再生支援効けば効くほどエアフロー厳しくなると思うんだけど?
よって、新しい世代のカードほどファンレスって難しいのじゃないだろうか。
ちなみにGT220クラスだと動画再生ソフトで再生支援切ってても(勿論発熱は減る)HD動画の再生ぐらいなら特別コマ落ちすることもありませんでした(再生ソフトはMPC使用)。

何の参考にもならんけど、
●エクスペリエンスインデックスの数値は
ビデオが4.8 3Dが5.3みたいな数値だったと思う。
(数値は出ているけど勿論PCI接続なのでゲームの動作とかは全く期待できません。第一クロックダウンしても数値ほとんど違わないんだから、、)

そしてここから今回のメイン記事です
■M57p Ultra Small 9011 の実験(win7 64)
機種単体の印象から、
Pen4 PrescottのS50とは比べ物にならないほどファンノイズが静か。
やっぱ旧機種とは言えこれぐらいの世代でないとアカンかねと思う。
まずPCI人柱カードのほにゃららからですが、なんの細工も必要無くバッチリ認識します。
(カッターナイフによる加工は勿論必要ですが)
●ThinkCentre Ultra Small ユーザの方諦めてはいけません。バッチリ”人柱カード”使えます。
(確かに廉価なPCIビデオカードをオクで落札して使ってもトータルコストあんまり違わないのですが、ファン付カードでは空冷ファンのトラブルはどうしても織り込んで考えないとなので、廉価に入手できるPCIExpカードが差せる優位性は大きいと俺は考えます。)
実は前段に登場したGT220はコイツに差す予定だったんですが、予定外にS50に使うことになりそうとなってきた関係でイロイロ探し回ったところ、オクで珍しいカードを発見。
NECのビジネス用デスクトップmeteシリーズ用の「Gefoece GT435 1GDDR3」というキテレツな型番のOEMカードを発見。
本家nvidiaに”無い型番”であったので廉価に入手できました(有難うございました)。

勿論GT435はノート用の基板実装カードにその名前はありますが、デスクトップPCIExp用にそんな型番は存在しません。見たところGT120(=GT9500後期)っぽいところもあり(これにノート用の石とか乗ってんのかな〜と思ったり)、可変ファンの搭載から210以上の代物なのがわかります。
事前にネットで調べたところ、型番通りにノート用のドライバを入れようとして苦心惨憺している方いるみたいですが(ちなみにNECから専用ドライバ落とせます)、実装してみると「GT220」と認識され普通に最新nvidiaドライバ入ります。
スペック確認しても「まんまGT220だった」というオチでした。
ですがこの謎のGefoece GT435はNECが何かカスタマイズしているようで、nvidiaのシステムツール使ってもクロックダウンなどの操作がまったくできません。
「あちゃー」と思っていたら、
gpu-z見ていても熱暴走とかの気配も無く低温で安定してるじゃないですか。
エアコン無しUltra Small の狭いスロットで50℃台〜最大70℃台なら立派なもん、可変ファンが100%になることも皆無に近い。
ASUSみたいにヒュ〜っと温度が急上昇とかもしない。
(注:今思えば中古で入手したASUSは熱伝導グリスが硬化しているとか不具合があったのかもしれない。)
→続きを読む

posted by kagewari at 04:03 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日

日本の『共同幻想』崩壊過程で所謂外国から見た印象とか早晩変わるのではないか、

外国から見た旧来の日本人イメージといえば「大人しい、自分の意見をはっきり言わない、建前と本音がある、集団で行動したがる、イエスかノーかはっきりしない。目立つ個性派は叩かれる」などなど定番のがありますが、勿論その元ネタは『共同幻想』です。
で、現在絶賛『共同幻想』は崩壊中でありそんな日本人のイメージは過去の話になりつつあります。
スポーツの世界でも特にサッカーなんかの「中田→本田」のようなタイプの選手や、プロ野球における「ダルビッシュ世代」など昔の日本人のイメージからほど遠い人物像ですし、政治家としての評価はどうにもこうにもですが維新の橋下代表の言動が異色の政治家みたいな恰好で一定の理解を得ているのも、55年体制には無かった様相です。
安倍第二次政権の成立背景には時系列的に間違いなくネット右翼論壇の応援というか雰囲気がそれを後押ししているのも事実(相対民主党へのネガティブ世論形成にも真偽はともかく草の根的に貢献した)。

■日本の右傾化なんて表現する海外世論もありますが、あくまでも表面上の話でありまして(そんなこと言ったら昨年の反原発運動を見れば左翼化しているって事になっちゃいますから)、芸名で言うところの”村上ファンド”じゃありませんが、日本人がもの言うようになってきている表れです。
私はTVをほとんど見ていないのでよく知りませんが「何倍返しだ」的TVドラマの高視聴率、
昔だったらアングラダークサイドストーリーの筈だった『進撃の巨人』のメジャーヒット、
これらはみな「もの言う主人公」の流れにあり(昭和のように男は無口でなんとかではない)、
考えてみればニコ動におけるコメント機能なんてものも(邪魔なのも無数ですが)街頭デモ的な雰囲気あるんですよね。勿論昨年の反原発デモからフジTVデモや、その後の嫌韓デモ・アンチ嫌韓デモまで「日本人は結構ガチガチもの言ってぶつかる欲求」を表に出すようになってきてます。
(囂々とした潜在的欲求がタガ外れて表に出てきた的に、)
現状その動きはなんせ慣れていないのでバタバタしていたり恰好悪いものも含まれてますが、旧来の日本人イメージとは全く別の世界に突入しようとしている。

古い世代には安倍政権であるとか所謂ネトウヨの動きを「昔の軍国主義のナントカ」みたいに勘違いする人いるかもですが、勿論そんな事は無く「もの言う者同士大激論が戦わされる時代」になったという事なのでしょう。
2chなどにおいても「こんな風にやり返した」的シリーズもありまして、
▲『黙ってない時代』の到来です。
SNSがバカツールみたいに認知されているのも「気味悪い内輪ネタ(見当違いな『共同幻想』気取り)」への批判だろうし、
→続きを読む

posted by kagewari at 22:12 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月02日

いよいよ日本の政局いきなり面白くなってきました

やってしまいましたね(笑
しかしこの人の発言軽率なところ注意する側近いないんでしょうな。
ナチス発言ブラックジョーク以前にですね、あのいかにも右寄り団体の集会なんぞに現役閣僚しかも副首相が出席しとる事自体が問題ですわ。
(発言音声海外でも引用されると思いますが、会場から笑いがあがっている事が一番違和感感じられそうで怖いですよ。)
世界最強のユダヤロビー怒らせたら終わりでしょ。小沢ファン的には天敵ではあるにしても面白い政治家の一人である麻生氏が(辞職するかはともかく)実質的に失脚する形になるのは少々残念ではありますが、こりゃいい訳できませんな。
(発言趣旨が逆の意味でもジョークのネタに使った時点でアウツです、)

この予想外の失言によりいよいよ日本の政治動き出しますよ。
エポックなニュースがあります。
公明代表が9月訪米へ「安倍外交を補完」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130801/stt13080113270005-n1.htm

前回エントリーにTPPがらみで安倍政権は小沢派による強硬な反対を期待しているかもしれない的な話を書きましたが、この公明党山口代表の訪米を「改憲の邪魔をするな」的意図に早合点する方いらっしゃるかもですが、
多分、予想ですが米国の思惑は「逆でしょう」(笑
公明党が安倍政権の右巻きを抑えろ的話を米国はねじ込もうって事だと思いますよ。
明快にオバマ政権は改憲を望まないって意思表示になるんじゃないでしょうか(山口代表も記者会見などでそこは決して話さないでしょうけどね)。

麻生氏の失脚と、この公明党山口代表の訪米は日本の政局を動かし始めると思います。
ちょいと面白い話になってきたので、予想屋的な雰囲気でいきましょうかねww
(ハズレたらゴメンね。)
まず現状から。
1維新の橋下辞任ブラフは空振り(石原太陽派との分裂に失敗ってか主導権回復にもならなかった)
2みんなの党はいよいよ分裂含みだが維新が割れないのでは行先が無い(太陽残ったままでも江田グループが合流するだろうか)
3民主は輿石氏や海江田代表あたりに小沢氏が接触しているという話もある
そして、
維新の会:平沼氏が民主議員と接触 野党再編視野に
http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000e010188000c.html

日本維新の会の平沼赳夫(たけお)国会議員団代表は31日、東京都内で講演し、野党再編について「自民党で出られずに民主党で当選した衆院議員が何人かいて、自民党以上に正しい保守思想を持っている。こういった人たちと頑張っていく」と述べ、将来の連携も視野に一部の民主党議員と接触していることを明らかにした。
また参院選の結果、維新の参院勢力が9議席となったことを挙げ「10議席取ると議案提出権が得られる。今1名を獲得することに奔走している」と述べ、他会派などからの引き抜きに力を注いでいる現状を明かした。一方で、橋下徹共同代表が掲げる道州制については「こんな狭い国を10以上に分割する意味があるのか。格差が強くなる。(格差に)歯止めをかけなければ軽々に道州制は言うべきではない」と異論を唱えた。(毎日新聞 2013年08月01日)

(思い切り道州制批判しちゃってます)


ここ読むと民主党の五人組だか六人組だか知りませんが、例の松下系「前原・野田氏の勢力」。
離党→新党のチャンスですよー
今なら安倍政権シンパとして連立政権に入れるかもですよ。
(名目は定数是正・選挙制度抜本改正のためという都合のいいのがあるじゃないですか。)
この連中が右巻きで離党してくれれば民主党の掃除は完了しますから、小沢グループやみどりと再結集可能でしょう。
それから民主の松下系のみなさんおめおめしていると合流先が太陽の人達だけになってしまいますが、それでよろしいんでしょうか(笑
■と言いつつ、多分そんなギャンブルはできずに彼らは(なんといっても党の金が魅力ですから)民主離党しないのではなかろうかと思いますね。

こうなると、次の一手は、
「海江田辞任→民主代表選→松下系の誰かか馬淵氏が次の代表になるでしょう→左派から解党同義」のような流れで民主党解散的解党し左派が小沢グループやみどりと再結集となるかな。
後者の方になっちゃうと、時間もかかるので「民主右派である松下系が安倍政権に売り込む」にしては遅すぎる事になり、(多分この頃には維新が太陽党を切っていると思うので)彼らは太陽党と合流するほか無い(でも選挙に勝てやしないので太陽とは合流できないでしょうな)。
するってーと、太陽切り以降の維新は”新・民主党”と合流を検討するかも知れませんが、
ここは無理も多いので(維新には右派が多いと思われなので)簡単にはいかない。
この間自民は(米国の安倍政権への中道寄り指示もあり)TPPを名目に(本当は安倍政権より従米の)石破氏が安倍おろしの動きを始めるかも知れない。
かといって公明党の「旧太陽と組めば連立離脱カード」により安倍政権は求心力を上げる事ができず(民主の右派取り込みも失敗し)アレれ「宏池会?ですか」みたいな雰囲気にトーンダウンする。
この安倍政権腰抜け的状態を批判して太陽は更に右翼政党として世論から浮いてしまう、
そして「いよいよTPPどうすんの問題」が政局最大のテーマに。
(TPP賛成だった元民主右派は更にからみ難くなり、)
安倍政権願ったりかなったりで、新・民主党がこれに大反対(半ば出来レース)。
うまく国会運営なり運べば「国内調整時間切れ」を名目にTPP参加拒否を狙えるかも知れない。
(米国との交換条件は「中国との関係改善」=中国経済危機発生した場合のお財布役の確約)
 ↑
しかしこれではいかにも恰好が悪いです。
 ↓
ひょっとすると?
安倍政権がギャンブルに出るとしたら(又定数是正がらみの裁判結果なんかがどっかで出ると思いますのでそれをキッカケとかにして)、TPPを争点にワザと負けを想定した「衆議院解散」
(石破氏はこれが一番困る→「自民党は農業を守ります」で全国遊説しないといけない。)
安倍政権的にはTPP反対の新・民主がそこそこ勝ってくれると米国に「お断りなど」あれこれ交渉しやすい名目が立つ。
(安倍政権がマジTPP無条件降伏してもいいぐらい思惑なら党内政局で石破政権になるかもしれない。←この場合官僚と米国サイドのおぜん立ての中「表向き交渉が進んで妥協点の成果があがったかの演出の中」TPP参加が決定するでしょうね。)

さてどうなることやら、
安倍政権にとっては「麻生氏のナチス発言」痛いですな〜痛過ぎます。
官房長官頭抱えてんじゃないでしょうか。


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posted by kagewari at 01:36 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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相談のコースや方法などやり取りの後に、
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