ぶっちゃけフロイド心理学的にはその着想から無理筋みたいになっている力動論なんだけれども(経済学的にやる方がベターだと俺は考えている)、現象そのものを追っかける形であれば少々”力動論っぽく”いけるかなとも思うのでいくつか試見で考えてみようと思う。
(アバウトな話なのでリアリズム的にはボチボチかもしれないが)
■この話のコアは「反動形成」だと思う。
「反動がついてあっちの方へ」の反動であり、振り子の法則そのままではない。
どちらかと言えばシーソーや計り(秤)で、どちらかの方に傾く事に対して不安係数があると(急ブレーキの法則)『反動つけてバランス取ろうとする』ちゅう原則だわな。話のキモは「結論傾きが反対側になって更に当初の反対向きの傾きを上回る傾きになるまでいってしまう」とこにある。
関数で言えば「反動形成”係数”」つーところか、
つまりこの反動現象は正比例では無くって、梃子の原理が効いて乗数効果もって反対側まで行くのであり(予見性と不安係数からそうなる:災害などに対する過剰な準備や暴力事件に備える過剰武装心理と若干似ている)、心理的には「反動つく形にならないと収まらない(納得がいかない感じ)」という事になるワケだ。
■簡単に言えば『そんな恰好で常に現実と心理的認知(感覚)に乖離が起きる』現象であり、誰にでも普通に日常起きている。
(カウンターとして逆説的に『自意識』が文法的対抗法で意図的に使う事も可能)
端的に言えば「ありもしない話であっちの世界まで興奮してしまう」とか普通に起きるんだわ、
これが日常起きる普通のなんでもない現象のひとつで、
(うーんたとえばカサカサ音に反応して脳内初期認知フォルダから「げっゴキブリか!」の単語が最初に引かれちゃうと、「ギョエー!!」って反応が(本当にゴキブリを確認する前に)起きちゃうとかな。←みたいな話はあちこちにある。)
ここも『唯幻論』の幻想なる部分の一部を構成している要素でもある、
※脳内認知は結局シミュレーションのような、或いは脳内バーチャルであって、リアルにリアルをそのまま認知なリする事は不可能であり←てか脳内ロジックにリアルを情報化して認知可能なフォーマットなりプロトコルにした時点で代用なんだからさ、脳内認知ってのは情報化されたコピーでしかなくリアルと乖離しているのが原則であって、ここに「リアリズム」として(事前に現実と乖離していることを前提に)その修正というかリアルの回復的な補助的ロジックを組み込んで「少しでもリアルの韻を踏んだものへ」と務めて機能するもんで、仮にその修正プログラムを走らせる事が出来ない場合「鉄板で常に100%脳内認知は現実と乖離する」。
■誰にでもっつーところは極論「人間に関わらず」と表現してもいい、
小動物なんかの防衛意識が過敏すぎるほどだし、哺乳類などの縄張り監視意識もご多聞に漏れずです。過剰認知によって現実から乖離するってのは自然界でも一般的に見られる話だと考えていい。
事実、ワイルドな環境の生き物とペット化された場合とで寿命が倍ほども違うのは、ワイルドな環境における動物なりの認知は(植物にもあるのかもしれない)、ごく自然に過剰化を織り込んでいて、現象としては『神経症』と判定されてもおかしくない場合も”ごく自然”だったりする。
(ワイルドな環境で寿命が短くなる背景は勿論衛生環境や栄養的側面もあるのだが、ストレスも有力な原因だと考えるのは自然。→自然界の動物は”絶滅危惧種だから保護しよう”なんて理由で棲家を移動されただけで死んじゃうとか普通だから。)
人間の場合、まーフロイド的に言えば(人類は性欲的側面で異様な進化を遂げており潜在的欲動値がそれ以外の霊長類の比では無い←終日繁殖期興奮下に自我がさらされているような状態)「はなからリビドーが半端無い」とかなので、あたかも人類は異常なストレス下で自我なり動機形成をやりくりしているようにも見えるんだが、
逆さに言えばだね、
このストレスは半ば慢性化しておりまして、他の動物とは比較にならんぐらいの『耐性』を獲得しているのが人間だとも言えるのだよ。
(そらワイルドまんまなら「キーッ!」となって町中で頻繁に殺し合いとかなっててもおかしくないんだから、)
人間なんてのは大航海時代じゃないが、自ら進んで得体の知れないところに冒険とか好きでやってるぐらいで、
↑
ここの動機形成も『反動形成』によるんだな、
(エベレスト登っちゃったりするのも)
つまりだ、
こう考えられないかね、生き物なんてものがリアルをそのまま認知する事は不可能な訳で(この場合物理や化学の法則なども含む自然科学全ての知識も必要なのだし)、「不安係数なり未知係数でも無知係数でもいんだが」これをロジカル(言語的)に『反動形成』って行為で置き換える事ができる機能それ自体によって、『乖離をのみ込んでいる』と考える事がでる。
そして、その乖離を主体的に飲み込む反動形成があり得るとしたら?
(エベレストでも大航海でも『自意識』が望んでバカさ加減も勿論知ってそれを選択したら?)
これをフロイドは『昇華』と言ったワケよ。
必ずしもリアルがリアルでなければならないって話では無く、
→続きを読む
2012年12月21日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページより→ギフトカード購入→Eメールタイプを選択
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004N3APGO/
「2. 詳細を入力する」に金額、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html
<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>
<利用料金の値上げ24.1/23,8/2>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504221178.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp
【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.8/2料金改定【ドトールコーヒーメニュー、ハニーカフェ・オレMサイズ410円から】受付します
・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。
必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います
※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm
現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)
■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。
相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━