2012年09月15日

『秋の政局』

ちょっと面白い事になってきましたよ。
実質リアル野党がしかけた参議院問責に谷垣氏が乗って結局総裁選に立候補できない形で首を取られるなんて事になるとは思ってもいませんでした。
(しかも自民の長老派が石原氏を推すとは、、ここ極めて人間関係レベルでこんなことになってしまってどんだけ内部がグズグズなのかと、)

結果野田政権は来年まで延命しちゃうかもしれません。
(現段階で小沢氏の”読み”である11月選挙も無くなったように思います。)
理由は簡単で、谷垣氏が落っこちてしまったので財務省のシナリオも何も(首謀者は法案成立で一抜けたしちゃっているワケだし)、「三党合意って何?」状態になりましたから、野田氏は多数派工作で「選挙は無いよ」と言う事になりますからこれにのっかる形で野田氏は再任、来年にかけて支持率回復を狙い尖閣であるとか自民党との約束を反故にするなど強権な振る舞いを続けてリーダーシップをアピールするいい機会です。
(どうでもいいことですが細野氏の立候補を潰したことは支持率的に得点になった、)
勿論少々野田政権の支持率が回復しても民主党は選挙に負けます。
困った事に谷垣自民の後退は、三党合意に自民の次の総裁も批判的になることを可能にしましたから、野田政権の増税やら原発への対応など自民の次期総裁(視線の怪しい石破氏で堅いでしょう)はかなり強硬姿勢に出てくるでしょう。
解散の日程に関して追及されながら有効な手立ても打てない状況は(国会開けばすわ解散風になりますから)、麻生政権末期状態と似た雰囲気になってくるのではなかろうかと思います。

読み的には野田政権の延命は無しで(選挙対策的に)再選が無い事が決定的な流れにもなるように見てはいたのですが、まさか谷垣氏の方が早いとは。
(谷垣氏が容易に再選されることは無いと見てましたが、立候補断念とはね、これだけ面子潰されて谷垣氏周辺も穏やかじゃ無いでしょうな。)
そんな話は「どーでもいいこと」でありまして、
■政局の中心は『次の連立政権の形』に軸足移ってます。

自民党総裁選は「自公維新での連立派」と「自公民大連立派」になるかなと思っていたのですが、谷垣氏の立候補断念と石原氏の立候補という愚策により棚からなんとやらで石破氏が勝つでしょう。
そうなると石破氏は「自公で過半数」に軸足を戻すでしょうから、あわよくばキャスティングボードをと目論んでいた「大阪維新の会」はしゃれにならないぐらい自力でかたないと単に泡沫政党として埋没するだけになってしまいます。
(維新がある程度勝つためには事実上維新の勝が「自公維新連立」の保守連立になるような想定が有権者に予定されていないと難しいと見てます。)

選挙準備的にはそりゃ時間ある事に越したことありませんが、、
まー維新の評判は選挙までの期間が長ければ長いほど落ちていくでしょう。
(今現在でもワケわからん政党になりそうですから、)
思うに有権者は橋下氏の衆議院立候補が無いと「アレレ」だろうし。

民主に関しても野田氏続投の表向きの理由が「負ける選挙の責任」って事になってますから、大惨敗の果てに野田氏は辞任し新代表が選ばれる事になる。
(この新代表は小沢新党との連立を視野に入れる事になるので、)
小沢新党がそこそこ勝てば「民小沢連立」で過半数近くいけるかもしれない。
(小沢氏との再連携=小沢氏が社民などの旧連立党派をまとめることを意味する。)
特に小沢新党にとっては「何人候補者擁立可能か」が重要で、資金的にも仮に選挙が来年になってくれることは有利。
 ↑
■注目すべき政局のポイントは
民主党内部の反主流派のかなりの数の議員が「ダメなら大阪維新」と考えていたところです。
これが目算違いで(松井知事の意向らしいんですが)誰でも入れると思ったら大間違いだとか、資金援助はまったくません的に維新がワケわけらん状態に陥ってますので、よっぽど「あの時小沢新党に参加していた方がよかった」な議員が続出します。

つまり選挙前に『大規模離党の第二派』があるかもしれない。
選挙における小沢氏のネガティブイメージを嫌って別の新党になるかもしれませんが(結果は同じ事なので)、ある程度の数の離党者が出れば「空白区の問題」は小沢新党にとってかなり楽になる。

「民主党から離党の第二派がどれぐらの規模になるか」ここがポイントですね。
そして維新が現状のままの体たらくだと無駄にイミフなところに候補を擁立して自民党の票を食ってしまう可能性が大で(共倒れ)、保守陣営としては「事前の選挙協力が必須」なのですが、ここで前述の『石破氏だとちょっと』な話になってしまう。
ある意味自民長老派の「自公民大連立」は一番堅い策だったので(どうして谷垣氏で我慢でなかったものかと唖然としますが)、このルートが事実上崩れたのは大きい。
長老派は解散もいらない今すぐ大連立すべしだったのだから、これじゃ何もかもパーになるんじゃないスか?自民党。
(下手に下馬評選挙に勝てると余裕見せたのがスキになったか、)

暫くは「自民党党首選と維新のダメダメ感」自爆ネガティブキャンペーン状態を見せられる事になりそうです。そもそも維新って橋下氏と松井氏両氏からして政策的に一致しているのかすらよくわからない。
(不気味なのは小沢新党の支持率を低くするためにマスコミは現在小沢氏をスルー状態ですが、おかげで小沢氏が潜水艦状態で動きやすくなっているところ。←策が無くても思いついてしまうんじゃ?)

しかし自民も谷垣氏を立候補ぐらいさせてやれば良かったものを、
(立候補断念は谷垣氏の”何”なんでしょうけどね。)



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posted by kagewari at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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