2012年03月26日

『共同幻想』と「共同幻想論」

先日吉本隆明氏が亡くなった事が報道されましたが、
吉本氏と言えば「共同幻想論」「心的幻想論」があります。
(いえいえ間違ってもここで「共同幻想論」の話なんかをする気はまったくありませんし、僕ヵ〜そんな本読んでませんから。←そこは団塊世代に任せます、)

勿論世代的に岸田秀の『唯幻論』なり派生部分における用語としての『共同幻想』は吉本氏の影響あっての話でしょう。
話でしょうがー、
彼の心理学における『共同幻想』は(そりゃここでも勿論吉本氏の論も当時のフロイド解釈なりの影響あるでしょうから)言わばフロイドの「超自我論の延長」と再解釈にあるのであって(言うならば超自我そのものが強迫心理である的な)、結果として心理学において『共同幻想』の方を使えば「超自我」なる用語は必要無くなる関係にあってですね。
ぶっちゃけ「こっちの方が便利だ」的な方角にあります。
(ここでも更に「勿論」言いますよ(笑、)
勿論異論は認めます。
俺にとって心理学は学問というより「強迫ロジック翻訳技法」であって、何やら学問的な探究に興味があるワケでは無いですから、そこ専攻でやっている人から「かくかくしかじかそれはおかしい」って異論はあって当然で、そこに対ししてのスタンスは「ほーそうですか、いいこと聞きました有難うございます」ってだけの話です。
そもそもが心理学云々サイドからは(使用される言葉は何であれ)「十分に翻訳機として精度保って機能してくれればいい」のであり、説明における学問的精度みたいなものは使う場所からして違うから(それは大学でアカデミックにやってください)。
心理学は「強迫心理の解明手段であればいい」ってスタンスです。

そこでワザワザこの話でエントリーが必要かどうかって論議あるとは思うのだけれど、
俺の解釈として岸田の『唯幻論』における『共同幻想』は「共同幻想論の着想部分を適当に解釈してつまみ食いし再展開した(便利に使わせてもらった)もので”そのものではない”」となります。

(言うならば「自己幻想」っスかここを俺は『単独者』の概念であれこれしているわけで、もうね吉本氏の云々かんぬんから全然違うくなってちゃってますから(笑、)

吉本隆明氏なる存在がそりゃ大変大きいものだっただろうという話に意義はありませんが、
どうなんでしょう。(彼は市井の人間的立場尊重の人ですが)批判するほど吉本氏を知りませんから特別意図のある話じゃありませんが、国家であるとか経済を絡めて(ここはマルクスの着想ですが)一種の総合文明論に行き付くってのは「考え過ぎ」ではなくって自然な事なんだと思います。
なんかあれこれ話し続けているうちに「あれれ」みたいに行き付いちゃうみたいな、

「ん、何か批判めいたことの話なのじゃ?」と思われるかもですが、
いえいえ、これがちょっと批判めいた話なんでございます(笑

これは俺の勝手な着想ですけども、
(心理学とやらも離れて)
「あれれ」みたいに行き付いちゃう話ってのは、話の内容はデカイんだけれども(自然であるからこそ)枝葉なんじゃないスかね。
(それを面白がる人はいるかもだけど)
ひょっとするとここ吉本氏にとっても「まーねこっから先はどうでもいい世間話なんだけどさ」みたいなとこもあったんじゃないかな〜
(経済学におけるミクロとマクロみたいなもんとは微妙に違うと思う。)


そんなワケで(こっから先はおもいきし自己正当化ですが)、
「便利に使わせてもらいますよ『共同幻想』(解釈全然違っても”別物”ですんで怒らないでください)」
(吉本氏とはあまりにも意外なところで接点もありまして何か書き残しておこうと思ったところです。)

吉本隆明氏のご冥福をお祈りいたします。


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posted by kagewari at 04:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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