2011年11月15日

いえいえTPPじゃありません

旬なネタ的にはTPPなんでしょうが(ここも又昨今のフリーランスの方ちょっと誤解あると思う)『読売の話は必ずしもスピンコントロールでは無いですよ』。
(実際11日にナベツネ氏手動のコーチ人事契約日だったとのことなので時系列的にはリアルタイムである、)


プロ野球・巨人の清武代表、渡邉恒雄会長の「人事独裁」を内部告発 (「声明」全文あり)
http://news.nicovideo.jp/watch/nw144140


桃井オーナーが反論 会長批判「とんでもない」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/11/11/kiji/K20111111002007980.html

巨人桃井オーナー「球団の誰もが知らなかった」
http://gendai.net/news/view/83474

(速報なので早めに記事削除されることもあるでしょうから引用すると)
2011年11月11日 18:17 更新
清武球団代表が渡辺会長を告発したことを受けて、巨人の桃井オーナーが11日、記者会見を開いた。清武氏の会見については「率直に言って大変驚いている」「球団の誰もが知らなかった」と話し、清武代表の独断で行われたことを強調した。また、清武氏について、「新聞記者時代から同じ職場で三十何年一緒にやってきており、非常に驚いている」と述べた。また、清武氏の発言については、球団としての見解ではないとの考えを示した。


話題を変えて、
フリージャーナリストネタ的には流石大御所上杉がかなり踏み込んでます。
(こちらにも渡邉恒雄氏の話出てきますよ)
上杉隆×小林武史「ガラパゴス化した日本のメディア」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20111019_5225.php

(昨今のマスメディア崩壊の発端に『ニュースステーション』が大きな影響を与えている部分の分析には強く同意)

話は戻って『巨人軍』です、
野村退陣以降「斜め視点プロ野球ファン」でしかない私ですが(特別どこのファンと言う事も無い状態)、近年の巨人軍は随分といい意味で普通の球団化していると好感してました。
2ch的に言えば「ジャンアンツ愛」と申しますか一種ネタ的球団存在感はかなり大で(こういった存在化したキッカケは野村の”バッカじゃなかろかルンバ発言”からではないかと)、球界から見てもアンチを量産するのではなく、それなりに全体から愛されている側面確かにあったかなと思います。
(あれあれどうしちゃったんだろう地上波無くなってきて相当変わったのかなと思いましたが)
「そういう事だったんですね」
周囲の見立てと違い清武代表以下現場は相当頑張っていたんだと今回の記者会見でわかってきたように思います。

フリーランス系はこれをTPPにぶつけたスピンコントロールと評価している方いるみたいですが、むしろ逆じゃないスかね?
渡邉恒雄氏の失脚があるとするならば「読売新聞じゃ無い」ですよ、むしろ彼の弱点は「読売巨人軍」なんだと思います。
(思い入れあるのは本当なのだし)
そりゃ〜清武代表の仕掛けが成功する筈も無いので(即日桃井オーナーに鎮圧されているワケで)この件自体が大きくなることは無いにしろ、仕掛けとしてはそりなりの効果がある。
「現在の読売内部はそんな反乱があり得る状態だ」ってことは公然の事実になったんですから。(スピンコントロールならここまでみごとなハシゴ外しも無いでしょう。)

論評的にはこの見方がスルドイと思う、
清武続報続論|野球報道
http://news.livedoor.com/article/detail/6022668/

(付け加えて言うならば、渡邊氏は表だって清武代表を批判できないのですよ。何故なら清武代表は元読売新聞社会部記者であり渡邊氏の後輩、清武代表を過剰に批判すれば彼が記者時代の読売新聞の信頼性そのものを批判することになってしまい、批判がブーメランとなって戻ってきてしまう。)

いや、、これ想像以上に深手(深傷)を負う形になってくるのじゃないかな、、←ここはなんとなく勘ですが。
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posted by kagewari at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月11日

「自分自身の結界と世界全体論」について

SF的着想から見てみると、
代表的には映画マトリックス(これも元ネタは”攻殻”なんだが)であるとかSF小説・アニメ・ゲームなどの着想として「世界は全て脳内イメージであり自分が終わると全て終わる」というものがある。
これ実際とあながち外れたものでは無く(なんせ自分の観察者は自分しかいないワケで)、この世に延々と語り継がれ常に人気のある『終末論』は、実際のところ自分の死のイメージに符合しているからと考える事もできる(全てが終わる時に全て終わる方がスッキリするため)。
フロイドが仮説として定義した『死の衝動』(これは現代的に言えばアポトーシス:apoptosis哲学みたいな発想でしょう )への論議も様々だけれど、実存主義で考えてみると(勿論無茶な論議での話だけれど)「実存密度が高くなればなるほど不条理も比例増する」なる仮説も無いことも無いかなと考えられる。
(※所謂超単独者はニーチェの超人思想じゃないけれどさ、つまるところ共同幻想的道徳の彼岸に在るわけで、それは『不条理許容量∞(無限大)』とも言いかえられるかもだから。)

でだ、
この根源としての不条理をですよバラしてみっと、
「自分が自分として生きちゃっている事柄自体がそもそも不思議過ぎる」ところに行きあたるのであって、『生物としての絶対肯定要素(てか組成)=時間と自由の観察者(当事者)』的な話にならざるを得ない。
 ↑
ここをあっちがこーでこっちがあーでみたいするとアポトーシス的死の衝動論ができあがんのかも知れない。

ネタバレ的に考えてみれば「仮に自分がネコだったら」観察され確認される世界はまるで別物になるのであって(光の反射により認識される視覚情報や人間より遥かに高性能な聴覚情報と相まって世界の在り方そのものが違うくなる)、同じ世界と言えないほど違ってくる。
つまり「世界は全て脳内イメージであり自分が終わると全て終わる」着想はあながちSFではないとも言える。
(強引に言い換えれば「世界は自分自身の結界と同じスケールでしか在り得ない」)

これね〜合わせ技で考えると(必ずしも不条理は=不快では無い)世界の広さは「個人の不条理許容度で決まる」となるため根源的に矛盾に突き当たる。
何故なら人の自我は合理的組成で成り立っているので(てかロジカルな合理性)、無限大に不条理を許容してしまえば個人としての自我の形を保てなくなる。
(ここ神の概念がそれに近い話によくなりまサ〜ね)
『自分が自分で在る事は世界の限界を知る事ナリ』
何も難しい話じゃ無くって、自分を超える話はこの世にありませんよってオチ。
(そりゃ勿論自分を生きているんだから)

そこで根源的ストレスを想定すると、
「自分を超える話の渇望」となるのかもしれませんが、
超えちゃったらばさ(ネコの世界じゃないけれど)世界そのものが違ってしまうのであって、それを想定してそれを空想しそれを渇望している観察者である今の自分を同時に喪失するのであって、これ絶対不可能なワケですよ。
在りうる可能性ってのは「映画や小説への感情移入じゃないけれど」一種の空想でしか在り得ない。
「空想には限界点が無い」
(映画や小説にあるように”感情移入可能なリアリティー限界”はあるけども)

だとすれば世界の広がりは(自分を取り巻く現実とは関係無く)「前例の無い空想力で決まる」ことになりますわねこれ、
(事実仮想によって立案した証明を現実で行って”発明”として単独での新大陸を発見する場合もあるのだし、)
結果論から考えるからわからなくなるんですよ、
なんせ現代文明は現世利益的経済合理化(=文明化)によって結果論の縛りが心理的に大きいっスから。

ここを原理原則から見た場合、
「世界の広がりは実績や実力と無関係な前例の無い(開拓的)空想力により確定する」わけで、
『自意識マター』で言うところの自由というのは結果論との格闘(抗(あらがう))でもあるのでしょう。
(文明社会は常に結果論的証明により強迫性を発揮するワケですが)
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posted by kagewari at 17:19 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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