「小沢氏が全面に出て云々」
復権が望めるのであれば勿論期待しますが、この辺の難しさは野村監督ファンとして長年生きてきた関係上”鍛えられた”といいますかいやってほど知っています。
(マスメディアのバッシングそのものも阪神時代の野村監督の方がえげつなかった)
まずそこに重きを置くと全体を見失います、
これを『戦争』と考えた場合、あたかも小沢氏をヒーロー視してしまうような在り方は勿論小沢氏にとっても本意では無いでしょう。
12球団の中の1球団の監督的立場であれば既に彼はそれ以上のポジションにあるのですし、政治はスポーツのように12分の1の組織が全体に勝利するような構造になってませんのでわかりにくいかもしれませんが彼は戦う事において十分な戦力持ってます。
(全然困って無い、十分戦える状態だし仕掛ける時には何も不都合なく動けますよそりゃ。)
野村的に言えば「小沢グループにはやれ人材がいない」なんて言いますが、戦力外の選手を集めて再生工場とまで言われた野村的手腕を考える時、小沢グループの人材に何が不足ありますかって話です。
前のエントリーで「こうなったら小沢氏にとって自民政権になったところでさして困らない」ぐらいの話を書きましたが、
この辺織り込み済みかななる動きがやはりありますね。
↓
超党派議員43人が参加--「日の丸、君が代、靖国神社だけではない『保守』の本質」を田中康夫に聞く
「消費税、放射能、公務員」で政治家は分かれる
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/21785
自民を含む保守系議員で43人これは結構意味ある数字ですよ、
何ついて意味があるって、政界再編とか短絡的なモノじゃありません。
ここですよ、
↓
自民党が終わった証拠
http://news.livedoor.com/article/detail/5904279/
(まー早川氏の言う事は”あっちの話”的フィルター入れて初めて意味を成すワケですが(笑、だからこそ”それこそ推認”できる内容があるわなと、)
何も派閥が幅をって話なんかじゃ無いのですよ、
自民に起きているのは「矮小化」というか「執行部の遠心力」であって、結果(何も残らなくなり)弱体化した旧派閥などでしか単位を維持できないほど瓦解が進んでいるっちゅうわけです。
既に現在の自民党には政権担当能力は著しく低下しており(以前も”調整者”であって政権担当能力があったわけではありませんけどね)、この場合自民党議員を含む43人の勢力が意味するものは何かと考えれば「仮に自民党に政権が戻っても動きは続くよ」なる織り込み済みの判断があるって話になります。
(説明の必要も無いと思いますが43人グループのインタビューに答えている田中康夫氏は小沢シンパです)
小沢的なるものは『政策』であって個人じゃ無いですから。
(野村的なるものがプロ野球における『戦術』であるのと同じです。)
”彼ら”は小沢個人を潰せば小沢的なるものが終わると勘違いしているところが”彼ら”の救いようが無い○○さ加減を表現していて、
小沢氏から見れば(個人的にそりゃ不愉快だが)「勝手にやってろ」ってのが事実だと思いますよ。
さてそんな中べらぼーな話が出てきてます。
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