ご存知の「小沢一郎単独インタビュー」です。
今年になってチェックを始めてからの推移はあれよあれよという間に拡大を続け『拡散』という言葉そのままにその流れは止まらず(大きく流れが変わったポイントは”森ゆうこ議員””元外務官僚孫崎享氏”のTwitter参入でしょう)、『Twitterだから』という事では無いのですが、総和としての”コンテンツ”の総量がマスメディアによる一日の報道番組の放送時間を超えて始め、ひとつの番組構成に近づいてます。
なのでコアメンバーは全員がTwitter繋がりということは無く「森ゆうこ議員・元外務官僚孫崎享氏・元検事の郷原信郎氏・小沢側近だった平野貞夫氏・週間朝日の山口一臣氏・江川紹子氏、他マスメディアでは放送できない事件関係者(代表格は元検事で裏金問題で有名な三井環氏)」、総じて言えばマスメディアでは何らかの理由で表に出る事の無い(或いは少ない)ながら、ニュースとしての価値は大きい人達。
このメンバーをコメンテーターに従えてメジャーニュースを放送すれば「そのまま報道番組になる」構成陣が揃ってます。
鍵はTwitter繋がりというより『現在岩上安身氏が無料奉仕で活動中』であるとことで、
正に”フリーエコノミー”ですよ。
(その場でツールとしてのTwitterが見事に機能した)
オープンソースであるが故に(あたかも岩上安身氏というフリーソフトが機能を拡大していくように)、コンテンツビルダーが思い思いの勝手な事情で集まってくる。
マスコミ関係者なら考えるまでもわかる事だと思いますが、
「小沢一郎単独インタビュー」
これをコンテンツとしてその筋に売れるとしたらどんだけの価値かって話です。
それをいとも簡単にというか、無造作なぐらいに岩上安身氏は無料のコンテンツとして報道した。そこにリテラシーが発生し『拡散』が連鎖している。
(インタビュー直前で放送がニコニコ動画と同時配信となったとことも同じ←ニコニコ動画はインタビュー前の岩上安身氏へのインタビューもコンテンツにしているワケで)
来年岩上安身氏はサイトの運営の一部有料化に踏み切りますが(そりゃいくらなんでも毎月250万やらの赤字じゃ死んじゃいますよ)、そこで鍵となっている”フリーエコノミー”の仕掛けが壊れない形で成功すればちょっとした大変革(サクセスストーリーと言ってもいい)ですよ。(その急速な展開において上杉隆氏を超えているのじゃないか)
その号砲として「小沢一郎単独インタビュー」はこれ以上ない代物でしょう。
このインタビューが岩上氏の自腹以外無報酬の中で成立している凄さは半端ではありません。
『マスメディアの組織や権力とカネ』に対して個人が無報酬って世界で対決している、
何ですかこの図式は(笑
もう笑うしかないというか痛快ですよ。
小沢一郎氏のインタビューは以前ニコニコ動画においてもありましたが、ニコニコ動画といえどもマスコミ的進行という要素があって、「聞けない話が次々と」って勢いにはならなかった。しかし、今回岩上安身氏のインタビューは圧巻でした。
101223小沢一郎衆議院議員 from iwakamiyasumi on Vimeo.
これほど小沢一郎の生の声というものが映像化されたことってあったでしょうか?
あの新宿での代表選演説とは又違った形での「小沢一郎」が語られてます。
完全にコンテンツの逆転が起きてしまっている。
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