2010年09月29日

模様眺め

”俯瞰”と言ってもいいかもしんない。
状況がかんばしくない時には一歩立ち止まって「バタバタしても仕方が無い」のである。
何か情熱的に頑張った形を作ったところで、俯瞰で見ればナルチシズム的自己満足だったりするのであって、過ぎればその頑張りが被害認知となり状況がかんばしくないどころか興奮のための興奮のようなマッチポンプ状態に陥る時もある。
(よく似た状況は、ちょっとパチンコで負けが込んだ時に冷静さ失って台も選ばずやみくもに突っ込んで救いようが無い状況まで負けてしまったような話→これも過ぎると”明日も朝一で”みたいに「ちょっと負けが込んだ」事を発端にギャンブル依存症なんて話にもなる。熱意は結構だが冷徹な判断力を勢い喪失してしまうと元も子も無い。)

怠け主義と呼ぶのはどうかと思うけれども、
「バタバタしても仕方が無い」とか
「ダメな時はダメ」なのであって、
ダラけて行こうじゃないの的グズグズ感ってのが意外や「ちょっと負けが込んだ」時の処方箋だったりするのです。

現代社会においていくつも死語ってありますが、
「昔はよかった」なんて言葉もありました。
何がよかったのかよくわからない言葉でもあるんですが、まーそこはそことして。。
簡単なレトリックですよ
仮に現状が「ちょっと負けが込んだ」状態だとするとですよ、
常に「昔は(今より)よかった」となるのです(笑

心理的にはもう一段奥があって、
既に現実では無くなっていて、脳内記憶フォルダにしか存在しない過去(昔)ってのは、結論なにやかにやと乗りこなしたから過去となっているのであって「過ぎた話」と呼ぶ方が印象適切かな。
歯医者の話なんかにたとえると、
なかなか巷には歯医者の治療が大好きって人いないと思います。
つまり治療中の現実って苦痛以外の何物でもなかったりする。
結果治療が終わると達成感と言いましょうか、何か感じのいい(解放感のある)記憶になったりするものでございます。
「それが現実な時にはハードなのに、過去となった今は何か感じのいい記憶になる(治療終わっているから)」

実は構造的に「昔はよかった」と思える心理ってあるのです。
(”ノスタルジー”ほどは強くないけれど)
仕事で言えばなにやかにやと過去はキャリアですからね。

そんな風に考えていくと、今が辛い(「ちょっと負けが込んだ」状態みたいな)ってのは常に後から考えれば「昔はよかった」という過去に変化可能なのであって、
それが「過ぎた話」となるような速度を速めればいいことになります。
或いはそれを待てばいい。
勢い込んで興奮するとパチンコの話じゃありませんが悪循環もあるのであって、
 ↓
「バタバタしても仕方が無い」とか
「ダメな時はダメ」なのであって、
ダラけて行こうじゃないの的グズグズ感ってのが意外や「ちょっと負けが込んだ」時の処方箋だったりするのです。

怠け主義と呼ぶのはどうかと思うけれどもいんじゃないですか、それでいいと思いますよ。
ええ「怠け主義」、全然OKじゃないですか(笑


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posted by kagewari at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月25日

曖昧模糊

なんだかわからなかったものが断片的に繋がってきたように思う。
(ここんところのエントリーで書いてきたように破綻というかダメダメな状況が世の中連続しているワケなんだが、、)
答えは案外シンプルなところにあるかもと確定事項から先に考えてみよう。
『ドル暴落(米国経済は再生しない)』
『中国バブルの破綻と格差』
『オバマ政権の幻想(最初から無理)』
『北京政府のガバナンス(現体制は限界スレスレ)』
『人民解放軍は軍閥というか財閥に近い”企業”である』
『小沢という記号の実態は”自立”(反小沢は=米国従属主義→その比喩が55年体制)』

日本の言論というか政治家を含む知識人には理解し難い階層がある。
「転向派」とうか「変節派」というか、
■左翼出身なのに現在のIDは右寄り保守(米国従属主義的似非右翼)だとか、
このパターンは決して珍しくない。

考えてみれば心理学的な「躁鬱」や「サドマゾ」の世界観で見ると全然アリな世界であって、こういった知識人の変節は『政治思想依存』における躁鬱的発現であって、
「なるほどどっちでも同じなのか」という事になる。
結論反動的というか教条的というか極端な立ち位置なのに肝心の論説内容がお寒い内容(知識人的難解な横文字連発ながら内容スッカラカンみたいな)が特徴で、

メンタル性の自殺衝動を揶揄する意味とは別に現象論の話なんだけれども、
慢性鬱症状における自殺衝動や自殺騒動では本人決して本当に自殺はしない(非メンタルな自殺率より低いという話すらある)。少なくとも論理的にこの話は簡単に論証できる、
「自傷行為」におけるのと同じようにそこには”反復と依存”の構造が関係するので、本当に死んでは元も子もない事になる。
同時に反動的意識(や付随する感情)が決して本音では無い事の証明となるだけれど、
特徴としてそれは表面的にエキセントリックであるところが共通項になる(反動形成)。

それだけでなく特異な昂揚感というか、興奮を伴っていたり、正義感的興奮を伴っていれば論議を挟む必要も無く『強迫意識』なのだから、政治思想等というものが過分にナルチシズム的な強迫心理であることは本来説明の必要も無い話なのであって、
■当然本音では無いのだから容易に「時に左翼にもなり時に右翼にもなる」のである。
(心理的な”アンビバレント”の解説みたいな話)

反小沢なる情緒的世論が共同幻想としての反動主義であるのはそういった構造にあるんであって、(小沢神話的な英雄史観で見ている人は反小沢と同類なので違うんだけれど)現在進行形の反小沢的世界の危うさってものは「よくわからないのでは無くて、右でも左でもアリアリなのだ」という結論になる。

朝日と産経の華麗なコラボレーションは(なんちゃらイルージョンでは無く)いつでもあり得たのであって、
あの日本TV・読売TVが郷原弁護士に出演依頼する事に驚いちゃいけないんだと、
仙谷官房長官と前原外務大臣や岡崎トミ子国家公安委員長は”悪い冗談”では無くて、あり得る話なワケです。
(今回の特捜検察事件から言えば、以前から特捜にネタを供給(チクるに近い感覚で)していたのもマスメディアの記者だったりするのであって(ライブドア事件は勿論○○TV)報道被害どころか特捜検察とマスメディアは一蓮托生の関係にある→朝日内部で抗争があれば=検察内部でも抗争がある証明)
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posted by kagewari at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

検事が逮捕されるとは思わなかったがこのタイミングってイロイロあるのでわ

今回の報道及び逮捕に至る経緯は以下のブログに詳しいので一読いただきたい。
朝日のスクープに乗った検察の組織防衛
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10655648808.html

思うに弁護団の判断と朝日内部に抗争があるのではないかという推定(現在の船橋・星の経済・政治部系が紙面をリードする論調を好ましく思わない一派がいるようで党首選時期の仙谷氏に纏わる事務所経費のネタを報道したのも反主流派)から見て、今回の逮捕に至る過程の論議は「額面通り受け取ってもいいネタ」だろうと思う。
この日付関係に着目した村木氏(流石官僚というべきか)と弁護団の判断は日本の政治や昨今の検察権力の暴走に関して決定的な一打となったのは間違い無い。

■朝日に関しては以下の話が背景にある
検察、朝日、この二者のやることなすこと、すべて疑ってかかって間違いはないだろう
http://eiji008.blog19.fc2.com/blog-date-20100922.html
(言えば屈辱的失敗を大宣伝してしまった話)

※この辺までうがった見方をするケースも少なくないと思うけれど、メディア等でヤメ検コメンテーターが検事個人の問題に矮小化させようと必至だったりする部分は事実で、検察の危機感は本物。(朝日内部反主流派の危機意識も本物じゃないだろうか→船橋体制も営業的判断からだろうし読売との連携含み生き残り策としての選択であってヘマやって逆に部数を減らすのでは意味が無いのだから)

※この問題だけで十分国会に検察トップを呼べるだけで無く、検察が小沢を追いかけ回した理由のひとつと言われている『取り調べの可視化』は大きく前進する。


釈然としないのは、今回の前田検事の『証拠改ざん事件』は当然事前に検察首脳にリークされていただろうから報道から間髪置かずに最高検が一気に逮捕まで動くのはわかるんだが、ここって朝日の側はある程度自由に発表のタイミングを選べたってことでもある。
主導権は朝日にあった。
どうしても気になるのは、検察からの抗議を気にしてTV出演禁止扱いになっていた郷原信郎弁護士が事もあろうにいきなり日本TVから出演依頼があった事だ。
(朝のワイドショー系なので番組編成自体が報道局じゃないかのかもしれないが)
奇しくもこの時、政治の表舞台は『中国と尖閣諸島で衝突』であり『どこに隠れていたんだアーミテージが待ってましたと仙谷官房長官と会談』など政治的にはかなり生々しい舞台が進行していたタイミングでもある。
ネットにはこの報道も仙谷仕切りと考えている層もいるようだけれど、そうは思えない。だったら法務大臣の人事は違ったものだったろうから。
■確かに弁護団や朝日は検察の控訴断念を念押しするための”タイミング”だったのかもしれないが、、

どこかに朝日の小沢援護的色彩が関係しているかも知れない。
こっちのタイミング的には元秘書の石川議員の裁判で”ダメダメホラ話”として知られている水谷からの献金を検察は立証しようとして公判前手続きで弁護団とひと悶着起こしている時期。水谷建設が最初に検察に協力するようになった事件(実に都合のいい証言をするようになった:後に偽証と自ら証言)である元福島県知事の佐藤栄佐久氏の事件で水谷を取り調べしたのが前田検事。
http://twitter.com/hokuto_hosi/status/25227710308
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posted by kagewari at 03:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

何かがおかしい

今回は「間違っている」系の話じゃありません。
偏在というか傾斜というかバランス系の話です。
「リミット一杯一杯で水位が限界線を越えている」感覚がありますね。
ブログでどこいらへんまで書いてきたのかはっきり覚えてないけれども(住まいの心理学含めてね)、米国経済が実体経済におけるドル暴落を織り込んだ『軍本位制』なのが既定路線って話もしてきただろうし、
報道されていないが05年に日米安保が勝手に同盟になっていて、昨今の米軍再編(グアムまで撤退)が「同盟各国は米軍の指揮下に入る」みたいな調子のいい傲慢さを背景にしている事も書いてきた。

てか、本題だけれども前述の『傲慢さ』なる表現が”偏在というか傾斜という”水準で言えば実体は全く違うのであって「追い込まれた米国が『軍本位制』を死守するために米国軍だけではその水位を保てなくなっている」のが本質。
(この辺心理学上の自我バランス構造論みたいな話と同じ)

逆に中国は国内の偏在がリミット一杯で、早晩バブルがはじけるでしょう。
本筋言えば中国は外需と外資による急速な経済成長を先進国化テイクオフの”梃子”とするのは間違いで、膨大な人口を利した国内需要による緩やかな経済成長を目論むべきなんだが(そのペースに合わせて民主化と連邦化とか政治的偏在の分散もできる)、中国は政策的ドルペッグ制(固定相場)を使って米国需要に頼ったテイクオフを行った。
これは『日本モデル』と言っていんだけれど、この方式は輸出の拡大により得た収益を米国債って方式で(ドルを)米国に戻して、元に戻したドルで米国人が中国製品を買うって方式。
ここに昨今の金融経済が絡んで、米国はただ戻されたドルで消費するのでは無くこれを外資という形で中国に再投資する。(有効な投資先を越える資金は中国国内の不動産バブル気運を煽り中国富裕層がここに資金をつぎ込む・・・)
言えば経済学特有の”インチキ”でここのところ世界経済は成長してきた。

本来は中国は貿易で得た利益を本来国内へ所得分配して国内需要を拡大すればいいわけなんだけれど人件費の増大は国際競争力の低下を招くので・・・。
(構造的に格差は拡大民主化含む政治的偏在は歪に拡大)
ようは『短期的利益』というか決算の年度主義(企業も○年度赤字等の表現するけれどもその区切りが10年単位とするか1年単位とするかで全く経営は変わるってことを忘れがちでここ経済も同じ)の偏在が見て取れる。
なんていうか長期安定的な収益重視というよりも”利食い”的に資本が群がっているみたいな。

笑い話じゃないが、米国と中国の関係は、
手を携えて利益を得た両者が
→米国は「博打が過ぎて飛び」
→中国は「SLBM搭載の潜水艦を太平洋に配置しようと考えている」
米国はこの中国の軍拡を憂慮し、、、冗談みたいな本当の話で、
(ここに日本の自衛隊も組み込まれているみたいな「その中国海軍とドンパチしてくれ」)
こういう流れがあるもんだから戦争も商売のウチみたいな謀略論にもなるんだが、それほど高尚なものだとは考え難い。端的に言えば”バカみたいな話”ってのが正解でしょう。
言葉にすると”短期利食いバカ現象”。

■こういった状況は、日本における政治やマスメディア論も同様で、
なんだか一部マスメディアでは『民主党代表戦はマスメディアがネットに勝利した日』みたいな見当違いな論評しているところもあるようだが、これは大間違い。
終わりの始まり(水位の限界)が見えた端緒に他ならない。
※小沢陣営は敗戦でネットを見限ったどころか「これは大事だ」の認識を深めている。
http://www.ustream.tv/recorded/9601270


<マスメディアも仙谷官房長官も相当無理をした>
(これは昨今検察における”無理筋”ってのと被る:その検察にも背景にあるのは限界論)


8/31民主党組織活動費を『使途不明金』とする報道
※出所は小宮山財務委員長

9/4〜8中島正純議員「政治資金使途不明問題」離党
※使途不明金は党内から小沢応援演説関連で支出されたもので(関連する経理処理が政治資金法的にも杜撰で離党)小宮山財務委員長の使途不明金調査で発見されたものと思われる

9/5高松和夫議員「投票用紙取りまとめ依頼疑惑」報道
※党内からのリーク高松氏は「全くの事実無根」として毎日新聞に抗議

9/8官房機密費でも重要証言をしていた鈴木宗男議員実刑確定失職
※札幌立ち会い演説会直前
※演説会後に別途行われた札幌小沢演説会に登壇する予定だった
(北海道党員サポーター票は松木謙公衆院議員の12区以外全て菅支持ほぼ全滅)

9/8〜12この大事な時期に鳩山前首相菅総理の特使として訪ロ
※選挙後の総括で「肝心な時に国内で活動できなくて申し訳ない」と謝罪

9/8党員サポーター票締め切り直前に青木愛議員をめぐるスキャンダル報道
※ネタは随分以前にTV報道された小沢一郎取材VTRのオンエアされなかった映像の週刊誌(二誌)へのリーク

9/8東京第五検察審査会で審査補助弁護士選任「再審査開始」報道
※何故か審査前なのに強制起訴の見込みみたいな話がもう出ている
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1198

9/14党員サポーター票の結果が漏洩
(支持未決定議員雪崩を打って菅へ)
※その前のNHKによる党員サポーター票報道も投票結果そのものの漏洩という噂
(ここは13日小沢選対本部会議でも触れられている)
菅総理再選! 雪崩を打って寝返る・・四十七士。 それは・・12時15分から始まった。
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-345.html

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posted by kagewari at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

さらば小沢一郎

小沢ファンとしては「ゆっくり休んでください」という心境です。
この状況でいい人ぶる事はない、冗談じゃないと一度身を引いてもいいでしょう。
「つきあってらんない」と言っていいよ本当に。
周囲の支持者も小沢が少しゆっくり休めるぐらい自力でやれることやれと言いたい。
「みなさんさようなら」ぐらい言っていいよ小沢。

これが現在今日の日本の民度であり、
厳しいしっぺ返しを食ってから初めて気が付くんだろうけれど、それこそ小沢の政治的テーマである自立する人格の代償としてその責任を負うべきだ。
少なくとも今回の党首選は敗戦だったが「静かにしていろ」と言われて大人しくしているのと、自ら「さようなら」と言うのとでは大いに違うのであって、彼の名誉のためにも負けはしたがこれで良かったのだと思う。

小選挙区制と同等の党員サポーター票の結果(9万VS13.7万)から見れば地方議員票差と同じで『6対4』の負けである。
つまり勝敗を決定付けたのは”1割の差”だったという事、
敗戦理由は明白で、仮に政策的に小沢シンパの政治家諸君(この段階では過半数超えていたのだから)が、政治家として自立した意見を持ち『政治と金』などという根拠不明の”抽象概念”を+1割に説明する事ができたらひっくり返す事ができたという話。
(小沢がひとりで全国の1割以上をひっくり返したワケだから)
しかしコアメンバーである150人前後の小沢系議員も自分の地元支持者もまとめられなかった事になる。
無論最後まで模様眺めの議員には地元に政治信条を説明するどころか「世論はいかがでしょうか」と伺っているレベルであって、「この1割は大きな1割だった」。

奇しくも小沢が大連立の時に「まだ民主党には政権担当能力に問題があると心配する世論を安心させるためにも今与党というものを経験しておくべきだ」と言わしめた未熟さ(結果1年生議員の多さが負けの原因だったのだから)が全てだった。
玄人的視点であれば小沢立ち合い演説による大返しにより勝利は決していただろうに、、
(ここは楽天って球団が若いが故に野村監督の追放を守れなかったのととても似ている)

玄人的視点で言えば、
菅が総選挙は3年後だよ=世論調査に関係無く堂々と政治家として選択できる=小沢となって、本来自爆ネタなのに(小泉は自民議員を解散により恫喝したのと正反対)、何故かこれが効いた。
菅が、自分が野党だった当時の金融国会を自慢げに話合いによって国会運営ができるとぶった時に「あんた金融国会って自民が野党の民主案丸呑みしたんじゃない」=菅首相の話し合いって国会で自民案を丸呑みするって意味になるのだから、全員参加の内閣ってどうせ廃案になる法案を”カッコ付けるために”大いに一年生議員も論議しましょうってバカ話で、本来逆の目に出る話なんだが(小泉以降のねじれ状態の時安倍〜麻生まで丸呑みじゃ厳しいから『解散』を織り込んだのに)、何故かこれが効いた。
イロハのイもわからんのかと、
なんていいますかね〜哀しく笑うほどの判断力というか、、

ええ確かに言える事は野村を追放した楽天のように、
(当初うるさい監督がいなくなり楽々キャンプで笑顔でいっぱいのブラウン政権ですか)
ダントツの最下位を爆走中・観客動員も激減中と(笑
同じ結果が待っているのでしょうね。
野村が楽天球団フロントに裏切られたように、
乞われて万年野党を与党まで押し上げたところで小沢も追放されと、
どこまで似ている二人なんでしょうかね。
(となると小沢のポストも名誉監督ですか)

流石にこういう時にはキレてもいいよ『小沢幹事長』
(ここ”野村監督”みたいな意味のキャッチコピーで”小沢幹事長”と呼んでみた)
「はいさようなら」、
「最下位?ザマーみろ」と、

だから「さらば小沢一郎」と俺は言いたい。
そして彼の不死鳥のような(ここも社会人監督から復活した野村監督と同様に)その本物の力も信じてますよ。
今度再登板する時には「1割(1球)」をなんとかできるように、ネット言論も彼を支持する議員さんも自分でその自立した力を示していかなくちゃいけない。


下手すっと円は70円台まで行くかもしれない、
(少なくとも米国はそんぐらいをターゲットにしている)
菅政権となった事で、毎度のことだが米国債を買わなくちゃいかんのでしょう。
少なくとも円高になる分、日本の金融資産を米国に差し出す額は減るわけだ(笑
案外そこんところの「1割」ってのも日本を延命させる大事な「1割」かもしれんぜ、
経済学と違って、俺は金融はそれほどわからんので(経済学も怪しいけどさ)詳しいことはわからんが、どうせ無抵抗に郵政の金融資産やらが分捕られるんだろうから、そこは円高利用して安くすませるというね姑息な手段でも大事にするべきだと思うね。


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posted by kagewari at 01:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

鈴木ムネオ氏の一件でこの代表戦は”本当”の闘争になった

TV報道では記者会見がいい加減に編集されているのでこちらをご覧下さい
 ↓
http://www.ustream.tv/recorded/9428874
http://www.ustream.tv/recorded/9447061


小沢は政治生命だけでなく、
暗殺含むリアルな命を賭けるって腹はこういうことなのかと、、
こりゃ自民党の40日抗争みたいな生半可なものじゃない。
諜報・謀略・国家権力・マスコミ・米国
敵にしているものが通常の政治活動じゃないよコレ、

どこかの新興国における民主化闘争そのものじゃないですか。
外野席の声がある意味本当のところを伝えている、
安倍元首相 政界再編も「越えてはいけない一線を越えた」
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100909068.html

これに気がつき始めた市民は東京で大阪で札幌で声を上げた、
札幌では1万人が集まったと聞く。
デモの無い国として有名だったこの日本で、60年代の安保闘争のような学生の暴発とは違い、純粋に市民が声を上げるって現象が始めて起きたのだと思う。

ご存知のように日本の民主主義はGHQによる民主主義だから、
(なので一々宗主国の伺い聞くんだが)
果たして民主革命があったのかと聞かれれば”無かった”のであり、
政治資金的に自立する田中派(なのでカネがどうこう騒がれた)の流れを汲む小沢は、自立する政治家として(官僚にも政商にも借りも貸しも無い)、国家が自立することを民主革命と位置づけてきた、
米国との関係で言えば「対等外交」という名の自立、
昔は当然憲法改正が云々するんだろうとタカ派と勘違いされたり、対米追随派と勘違いされた事もある。
(昨今はネトウヨ諸君に対中韓従属派と勘違いされ左翼売国奴呼ばわりと)
もうね、誰なんだって話ですよ。

小沢は誰でもない独立する小沢だから、既存の「分類」に当てはまらない。
それだけでしょう、
彼にとっての55年体制との戦いは社会心理学上『共同幻想との戦い』に置き換えてもいい。
その中で、政治生命どころか身体的命まで奪われかねないって現状、
(彼が法学部の弁護士志望であり且田中角ロッキード事件公判全てに出席したからこそ検察でも手を出せなかった。そもそも政治資金規正法作った側の人間であり、でっち上げすら不可能の法令遵守と、透明性を確保する事で裏の金などどこにも無いと情報公開もした。まさか小沢も不正の入り込む余地の無い表の金で操作されるとは思わなかっただろうけど、)

そして支持率的に最悪の時期に彼は立候補した、
天邪鬼っぽく、最悪だから立候補したのかもしれない。
(彼はインタビューで「いい時は誰がやってもいいんだ」と言っている)

党首選においては小沢が勝つでしょう、
仙谷官房長官がどんな手を使っても彼の手腕は参院選の敗退に明らかなように(負けていい戦略だったが負け過ぎた)、反小沢クーデターそのものが失敗に終わっているのであり、
枝野と小宮山に民主党の資金まで調べ上げさせたが何も出なかった始末、
(その際の成果じゃないが、小沢支持議員をひとり政治資金関係で捜査させ離党に追い込んだぐらい)
小沢を語る異名のひとつじゃないけれど、仙谷の文字通りの二重権力構造は仙谷自身がおおよそ首相のタマじゃない時点で最初から勝負はついている。

しかし選挙に勝てないなら追い落としに何でもやるってこの姿勢には本気で注意しなくちゃいけない。
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posted by kagewari at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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