2010年03月26日

『共同幻想』と『単独者』の経済モデル

基礎的な事だけれども、それこそ『壮大な虚構』話の関係もあって随分と「共同幻想の原則」みたいなものが忘れられガチなのでメモ的におさらいしておこうと思う。
純粋に社会学や心理学から入る方がこの話は見え難くなる、
経済学から説明するのが話が早い。

■『共同幻想モデル』
4人が力を合わせて100キロの荷物を各人分4回に分けて運んだ。
4人に合意性や合理性が担保されるので”それぞれおおよそ似たようなものを運ぶ”事でさらに継続性も向上する。
よって
 ↓
この経済モデルは熟練性やら、経験則から「全く同じタイプの品物の方が効率が高くなり」
→4人が力を合わせて全く同じ米俵を150キロを4回運べるようになった。
「生産性の向上」と考えてもいいし「その企画に投資効果があった」でも可、
※この共通性は貧困モデルというか、必要度の普遍性が高ければ高いほど『品物が共通になる可能性』が高くなる。
貧しい時にはまず食品のように特別政治的な”取り纏め役”がいなくても集団心理の合理性を担保しやすい→極端な事例は米国のTVドラマシリーズじゃないけれど「離れ小島における遭難」時等、『緊急事態』や『困窮事態』など誰しもが”そうだ”と合意できるコアとなる事情があると、仮想上の普遍性が構成されるので→ロジカルに連想性や関係性の点で合意の容易な順位から共同幻想構造は自然派生する。
(「連想性や関係性の点で合意の容易な順位」は各母集団の文化により差異がある)
 ↑
経済学やっている人なら説明の必要無いと思いますがマルクスの言うところの”原始共産制”って奴です。
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posted by kagewari at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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