それだけ小泉って男の勝負勘は「切れている」って事だったのだろう。
流石に韓国で映画『日本沈没』が興行成績1位となり、その理由が「日本が沈没するところをみたいから」って話には笑ったが、そうそう冗談では言っていられない話もある。
■「韓国、A級戦犯分祀でも靖国参拝容認せず」
韓国の聯合ニュースは16日、小泉純一郎首相ら日本の政治家の靖国神社参拝問題について、A級戦犯が分祀されても参拝は容認できず、問題解決とはならないとの考えを韓国政府が内部で確認したと伝えた。
韓国政府は15日の小泉首相の靖国参拝に対し「A級戦犯が合祀されている靖国神社」との表現で非難したが、今後は分祀問題よりも首相ら政治指導者の歴史認識の改善が最重要との方針で対応する姿勢を示したといえそうだ。
(日本経済新聞)
そして、麻生が提唱し、谷崎あたりも賛成している「靖国特殊法人化案=A級戦犯分祀案」には
■「A級戦犯分祀は税金で靖国神社救済するため」?
「軍国主義の灯を消すな」必死にあがく靖国神社
日本の知識人の中には「靖国国立化(非宗教法人化→特殊法人化)」論議をこんな見方で解釈する人がいる。「A級戦犯分祀」は事実上、靖国神社を国民の税金で救済するための論議だという見方だ。国粋主義的なカラーの強い麻生太郎外相や、安倍晋三官房長官の側近中の側近・中川秀直政調会長が主導している。
実際、靖国神社の国立化は1970年代初盤、「軍国主義回帰」という野党の反発に押され挫折した日本国粋主義陣営の長年の念願だ。野党・民主党の鳩山由紀夫幹事長は11日、「国家神道的で歴史に逆行する発想」と批判した。
(朝鮮日報)
実際中国にしても韓国にしても、このへんの「反日ムーブメント」の始まりは日本の左翼によるプロパガンダも大きい。皮肉な事に「盧溝橋事件」じゃないけれども、贔屓の引き倒しってか(ま〜元々日本の左翼にしても本気で中国韓国の国益を考えてる連中がいるとも思えないが)、そもそも中国・韓国の世論が反日で感情的になる事は彼らの国益を損なうだけで、何ら得るものが無い。
歴史的に日本が侵略戦争を仕掛けたって部分には、日本の右ウイングですら異論無いワケで、日本は結果負けたのであって(アメリカにだが)あの戦争自体を容認できない失敗であったとの歴史認識も強い。
『ヒロシマ・ナガサキ』の衝撃と『東京無差別大空襲』は日本を焦土と化し、その後GHQ占領軍の統治下でほとんど植民地みたいな状態も経験しているのであって、韓国中国に負けないぐらい我が方も戦禍にあったのである。
ところがこの国は世界で一番親米、
そしてそれは日本の国益でもあった。
つまり、マッカーサーを容認する事は歴史的にも戦前を誤りと認識しての大転換であり、民主国家で且つ平和国家であリ続ける事が世界に対する責任の取り方でもあった。
この間日本は膨大な海外への開発援助を行い、「この国は戦争に懲りている」という認識を疑う人はいないだろう。
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