実際の話、「葛藤の無い人」などいないのであって、多かれ少なかれどこかにアンビヴァレントなんてものはあるもので、自我は行動選択をする上でこの「葛藤」と行動選択の落としどころを「交渉」しなくちゃならない。
「どっちにしようか」迷う時の話
「合理性(確立)を取るのか論理性(好きな方)を取るのか」なんてのが代表例なんだろうが、アンビな自分の片方に折れて(あるいは泣いて)もらわないと、この答えは出ない。
これが「交渉」(これもっぱらオプション選択の時の話)
ここでポイントは、自我にとってその交渉相手が仮想「ついうっかり」外部に投影されてしまう事で、これが何かって、
○テーブルの上にカレーライス
「あ、これサラサラのじゃないや。まいったなー」
「どうしたんだい、気にすんなよ、だいたいこういう和風の、、」
「お前がカレーとかって言うから、頼んじまったじゃないか。ちゃんとそれ説明してからにしろよ」
嫌な感じがしますね。
何故こんな投影が起きやすいのか?
葛藤によって「カレーライス」と「しょうが焼き」が争っているとする。上記の人物は、このふたつの選択肢が甲乙つけがたいほど好きなメニューでどちらにするのか迷うワケだ。ここで自身と交渉し「昨日カレー食べたから今日はしょうが焼きだ」と決断すれば投影は起きないが、『行動選択のきっかけを外部に求める癖』があると「どちらがいいか意見を求める」その時“自発的に”「この判断は預けた、どっちでもいいのだから」と線を引いておけば投影は起きないが、人格が“受動的”だと『自分がどちらがいいか聞いた記憶が希薄で、答えを受けた事の記憶の方が鮮明なので』構造的に「こうした方がいいと積極的に薦められた」という誤解を起こしやすい、
葛藤にまつわる精神的な悩みとは、上の「嫌な感じ」になる事が耐えがたいが、自我が受動的なので自発的に自分自身と交渉する事も慣れていない結果、構造的に悩みの答えが見つけられない状態の事。
これを俯瞰から覗くと、
「葛藤が温存されている(選択が行われないため)」ので、
『無意識に葛藤元の記憶(優先順位を与えた最初の記憶)を守っている』形になる。
ここの段階からの外部のアドバイスは、「思い切り積極的に薦められてる」ように感じられ、体感は「ほとんど命令」(むしろ「マジ命令」の方が楽だったりする)当然それには反発が起き(ここでもそのスタイルは「防衛(=受動)」)、
なので、この押し問答を解決するのに、オルタナ選択の方が「いろんな意味で」悪くない話だとわかってもらえるだろうか?
◆なワケで、次回からはこの『葛藤』ってなものについて考えてみる。
2004年12月23日
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