時に人は凹んでいるときなどに、会社の同僚や友人を羨ましく思ったりする。
「あいつはいいよな〜、脳天気で」
「何処でも眠れるなんて、いいわね。それほとんど特技ね」
「誰に教わったんだそういう屁理屈、それはそれで凄い」
彼らが感じている窮屈な感じとは何だろう?
その近くまでは行くんだが、ちょっとそうは行けない一線
こういう感覚をまったく感じた事の無い人はいないだろう。
これつまり「超自我の干渉」
俺が「道徳的なものが超自我には違いないが、決して超自我は道徳ではない」と考えている根拠がここ。その障壁を楽々突破している(正確にはその障壁が無い)同僚や友人を嫌ったり軽蔑していない。
ここまでくると次の会話が浮かぶ。
同じ流れで人を嫌ったり、軽蔑する事もある
「こっちはこんなに真剣にやってるのに何だあの態度は」
「ほんと恥ずかしい、人が見てるのに、、緊張感がないのね」
「よくそんな事が言えるもんだ、言い訳ばかりでみっともないぞ」
何が違うのか?
前回の話と繋がるのだが、後者は思考のルートの問題ではなく「その結果に当事者が拘束されている」場合で、バイパスどころか、自分の自我のレーゾンデートルを侮辱されていると感じ、相手に対し“リアクション(被る)として”攻撃的な感情となっている。
この結論の差は「前者が自分の拘束感を窮屈に感じているのに対して、後者は人を軽蔑したり嫌う事で、自分自身が不快になっている」と言えていて、、、
どう考えても『どちらも楽しい事とは言えない』
別の角度が在り得る(これが「オルタナ」)。
この人物が、超自我的(前意識や無意識からの干渉)ではなく、自覚的に「これはこうだろうぜよ」という『自立的な拘束』を持っている場合。
この人物はこう話すだろう
「君は楽しいねぇ、お気楽で。私には真似できんな」
「ほんとナチュラルな人ね、私は考えすぎなのよねきっと(笑」
「面白いこと言うね。じゃこう言ったら君どう言うの?」
ここには違う意味の逆説的な実存が在る。
何かって、拘束における不快もろもろは無いのだが、自分が言い出しっぺの『不自由感』があり、しかもこの不自由が本人にとっておおよそ不快に感じられているように見えない。(重要なポイントだが、快感を感じているとも見えない)
「超自我的拘束感」が自由を意味する筈が無いのに、何故このオルタナティブ(同じ事のような別の二次的ではない選択肢)は「不自由(これが実存主義の「不条理」であるとこがポイント)」なのか?
ここにはなんというのか、、謎解きみたいのがあって、次回はその辺を考えてみたい。
2004年11月13日
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