さて再び自我創世記に話を戻してみよう。
重要なポイントは「言語」ってことになる。
コンピューターじゃないが、ロジックや図形は脳内の神経細胞の組み合わせで出来上がっている、そこでやりとりされる信号のやりとりがミクロの状態。デジタルに「00111001001」でプログラムを書かないのと同じく、人は言葉でロジックや印象を書き加える。なんといってもここで「連想」が重要な意味を持つ。
「記憶の名人」とか「ナントカ記憶法」なんてTVなんかで見たことないですか?
記憶は関連性で出来上がる、ここまでは言葉を持たない生き物と何も変わらない。
危険な事など印象に残った事は「忘れると命取り」=繰り返し関連性があったときには思い出して「回避行動」を取らなきゃならない。つまり、思い出す秘訣=記憶はこの関連性で呼び出される。
言葉の特徴は、非常に多くの属性(背景)を含めて記憶を形作る事が出来るってことです。印象に付箋用紙のメモがついていると考えてくれるといい。そこに言葉の『表題』がつていると言う訳(こいつがレッテル)。
「2.2.6事件」この言葉だけで物凄い情報量が引き出される。
俺の造語なんだが(ひょっとしてこういう言葉もあんのかも)「暗韻が踏まれている」ここが無意識にあたる。全部の字面をいちいち思い出していたら1日24時間で足りる筈も無く、進化の話じゃないが、ここはいっぱつ「フラュシュ」で印象がイメージとなって伝わり感情としてストレス信号を発し、この情報を受けて自我が発動する。「!?」
「え、なんで?」とか、
前に安全確認の発声を一生やるドライバーはいないって話をしたが、この暗韻の部分は「もやもやとして曖昧」とかではない。ここに深い記憶との関連性があって、完全に自意識のテーブルに乗るのではなく感情マターで処理されるので「あーわかってるのに、あれだよあれ、あれなんだっけ」という事は誰にでもあるだろう
つまり、この連想の構造こそ性格と呼ばれる人格の特徴であり、同時に自意識で何もかも自由自在に判断できない理由そのものです。「あの言葉で切れた」なんて話もよく耳にします。つまりある言葉が催眠術の掛け声よろしくトリガーとなり、自意識マターになるまえに感情の爆発を起こし、自我は後を追いかけるか後ろに後退する。
『既に判断が終わってしまっている』この人は誰ですか?少なくとも自意識じゃない。こういう「切れる」瞬間「何々は何々だからこう、即ち、、」なんて考えるのはスポック博士ぐらいだ、
『既に判断が終わってしまっている』そして『何らかの判断は下されている』
過電流で、スイッチとか触る前に基盤が火を噴いたようなもの。
CDプレーヤーにはスイッチが沢山だが(通常自意識はこのスイッチを触る事を操作と感じ「コントロールしているつもりの」自覚がある)、中では大騒ぎなわけで、、
既に回路は出来上がっている、
何せ人の脳は電気製品じゃないので、これは自立的に組みかえられる。「やっぱり違ってたのかな〜」とか、、
■ここ ここ ここ は自我の仕事です。
つまり、戦時じゃなく平時にこの修正は可能でしょ、(なので俺は心療内科などの薬の処方もアリなんだと思っている。平時を確保するのは他にも手段があり、音楽、映画、スポーツ、読書、散歩、マッサージ、居眠り、森林浴、座禅、瞑想、様々です)
想う事で、印象自体のイメージを操作しようとするタイプの考えもあるにはある。確かに効果はあるでしょう、スポーツのイメージトレーニングがそれ、
しかし思い出してください
言葉は語りかけられ、自ら語る事で憶えたのじゃないか?
そして新しい言葉を覚えた時に何か新しい考えに触れた感じがしてないですか?
暗韻として紡がれる言葉に、まるで自意識がノータッチなんて事はあり得ない。「目から鱗ですよ」この言葉はなんだろうか、
そして、人の思いはいつも右か左なんて事も無い、実際「どちらか迷う」事がどれほど多い事か。「どちらか迷う」事の方が多いぐらいだとも言える。
じゃ、悩みに関しては何故悩まないのか?「悩みでいいのかな〜」
変な言葉ですが、こういう表現でしょっちゅう起きてる筈です
「なんか考えすぎかな、まっいっかー」
精神的な悩みには、何故この可能性が無いのか?
言葉を自然に覚えていく過程で、全部の言葉が自意識のテーブルに残る事は不可能です、印象ラベルを付けられ、暗韻に沈む。そこに「何が何なのはこうじゃないのか?」等決着のつかない話を沈ませる(あるいは「忘れる」)事は通常あり得ない。だってこれ自我マターじゃないですか(自意識って言った方がいいかな〜)?
これを無意識へ送り暗韻とする事を『抑圧』と呼ぶ。
2004年10月27日
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