立ち寄り先にだいたい決まったお店があります。喫茶店が無いと落ちついていられない人格の持ち主らしく、知らない街を歩いていて、感じのいいお店があると、つい入ってしまいます。
自分なりにこの原因を考えてみると、「家族的な共同幻想が非常に希薄である」「転校暮らしだったので、人の前に、街に馴染む性癖がある」「自宅での生活重視というより移動が好きである」「東京に来てから18年同じJAZZ喫茶に通った経験が人格に影響を及ぼしている」「他人が交差する環境が楽である(自由往来な感じがして)」「幼児期の家庭環境の中で、夕食がお店風の雰囲気(ひとりひとりが任意に食事した)だったため」「子供時代から居間(自室で無く)にひとりでくつろぐのが贅沢と思っていたため」、、等いろいろな原因が考えられます。間違い無く俺のアイデェンティティーの一部です。
そのせいかPCも持ち歩けるノートでなければならず、何かと不自由もしてる筈なのですが、これが俺のパーソナリティーなので如何ともしようがないのです。
人のライフスタイルを考える時に「便利、効率」は全く関係無いでしょう、「まいったな〜」「しょうがないな〜」なとこにこそ面白おかしいとこがあるもので、そこを自己規制するとけっこうストレスです。
『喫茶店に行く』
俺の「気まま」には欠かせない生活の一部です。