なーんか彼も納得いかないでしょうね〜、久米宏がなかなか辞められなかった事を思い出します。今ジャーナリズムに何が求められるのか、端境期なんだと思います。実際の話俺はジャーナリズムの在りかたは元々ちょっと変、と思っていたから共同幻想としても軟着陸する先を探しているのでしょう。随分昔になるけれど、政治家の世代交代が遅い事が問題になりました。それに比べて今はジャーナリズムのそれが問題なのかも知れません。一時NHKで知名度を上げた所謂社員であるアナウンサーを民放が引き抜いてキャスターにって時代がありました。フリーのアナウンサーの始まりですね、今でも各局はアナウンス部が芸能プロ化していますが、ここに問題があるらしいんです、製作局の問題です。報道は報道でこれを伝える部門と一体化していませんから、肝心のキャスターが局の中なら出てきません。キャスター自身は(アンカーマンともいうらしいですが)ジャーナリスト出る事が求められます。アナウンサーではなく、元記者とかって意味です。テレビなんかの媒体に露出する事考えると、政治家のそれと似たものが求められているのかも知れません。
共同幻想的には、報道は中立ですが、その実そんな事が出来る筈ありません、「局の判断と偏向は別問題です」ニュースソースは事実でなければなりませんが、コメントは自由でしょう。
「自分なりのコメント」これが足を止めているのかも知れません。ほんとはそんな事無いはずなんです、報道の記者だって自分が追いかけようと決めた話を取材してる筈で、「報道されなかったニュースと報道されたニュースに中立が成立しないから」です。
もっと気ままな報道番組があったら面白いですね〜
アメリカのイラク攻撃でも「なんかやり過ぎじゃないですかね」と言うだけでもなーんか違うと思います。裁判になることもあるから無責任な事は決していえない雰囲気があるのは間違いないでしょうが、「さばけたニュース!」とかって妙に淡白なコメントがあるニュースがあるといいな、と個人的には思ってしまいます。
「さばけたニュース!」いいっスね〜
天気予報でも「はっきりしてください、傘いるの?」とかね。スポーツコーナーでも「巨人はわかったから、日ハムはどうなったの?」とかね。ファームの選手の名前を乱発するキャスターも面白いでしょうねぇ、見てみたいです「さばけたニュース!」。