2007年02月15日

s30から別のモバイルPCへ乗換えも検討中なのだが

これが妙な方向に話が進んでいる。
前にHD換装した時(現行TravelStarの5K100)本命候補だったTravelStarの5K160シリーズがエライ安い価格で流通中で、現在5K100ともほとんど同じぐらいの相場じゃないだろうか。
s30はチップセットが評判の悪い440MXってレトロな代物なので、速度的にも今更5K100から換装してもほとんど変化無いらしい。
この辺はライバル機種のパナのR1ユーザー辺りがブログに書いている。
しかしリアルモバイラーとして、持ち歩くは立ち打ちするわ走るわな使い方をしているので耐久性の向上だけでも5K160換装を検討していたんだけれど、妙なプレスリリースが発表された。

「HDDメーカー各社、ハイブリッドHDDの普及を目標とするアライアンスを設立」
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/01/05/384.html
(MYCOMジャーナル)
どうやら技術的にはwinVistaのReady Driveが関係しているらしい。
Ready DriveっていえばUSBフラッシュメモリを本体メモリとHDDの中間的に使える技術で、ぶっちゃけた話Vistaがとんでも無いリソース食いでとてもじゃないがXP系マシンからのヴァージョンアップでもロクに動かないかも知れないってロースペックマシン対策として開発されている技術でそれ自体なんだかな〜なんだが、、

そんなこんなでHDDメーカ各社にそのフラッシュメモリを既に組み込んだHDDの開発があたかも「義務付けられた(笑」、既にハイブリッドHDD旗振りのSeagateはこれ開発していて(Momentus 5400 PSD)春には売るらしいんだけれどもこの瞬間TravelStarの5K160は旧機種確定となったワケだ。
5K160の市場価格の下落がそどこまで関係しているのかわからないけれど、なんかありそうな気配もする。それはそうと今回のVistaはマイクロソフト社内でもお世辞にも自信作とは言えない代物らしくて、MSでは今後はブラウザのヴァージョンアップのように基本カーネルを変化させずに部分部分を有料でヴァージョンアップさせる開発も検討していると聞く。
となると、新型OSですよーって販売戦略は今度のVistaで最後になるかもしれない。
ユーザーとしては『絵なんてどーでもいいから安定度が高くリソース食わないOS作ってください』が本音の中全く逆方向の開発が進んで(XPですら評判悪いのに)、世間でもVistaが出たからマシンも買い換えたって話を聞く事はほとんど無い。
あれ売れているんでしょうか?

モバイラとしてはパナが新型出したって聞いて「あーVistaか。。」と、この瞬間萎えるわけだが、これって俺だけじゃないだろうに。
特にマシンは壊れるものと割り切って、HDDを基本に”壊れたら外側乗換「ヤドカリ」作戦”を取ってきている俺としてはwin2000が基本でアクティベートの関係でそう簡単にはXPを導入する事もできないってのに、Vistaなんていうと『既に想像上のOS』となる。
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posted by kagewari at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2007年02月07日

共同幻想の崩壊に歯止めが効かない

文明の進歩と「伝統的な文化を背景にした社会的人格モデルの雛型である”共同幻想”」が、相容れないのはこれ当たり前なんだが(デカダンスとは意味が違う)、共同幻想の崩壊に歯止めが効かない。
『常識』であったり『普通』というようなものの基盤になるリアリティーのモデル(=共同幻想)の崩壊は、見ようによっては社会不安の体を成す。
本来文明の進歩がドリガーなので、保守的思想はそのカウンターとして機能してその崩壊をソフトランディングさせる存在なんだけれど(反動化するとファッショ)、確かに保守台頭はあった。「小泉阿部ライン」しかしこれが思ったほど機能しない、
ある意味小沢ってサブカル的な有り様もその煽りを食っているのか、それこそ「かすみ草」っぽいありさまでこりゃなんか妙な感じがする。

今クローズアップされているのは宮城県の東国原知事だろう
田中秀征の分析じゃないが、小泉後の在り方に問題が多すぎる
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/070125_13th/
小泉の個人的政治心情なのだろうが、首相の座を去って以来完全に表舞台から姿を消した(基本的にマスコミのインタビューには答えないスタンス)。彼が派閥の領袖ではない事も手伝って、『小泉政権』なるものが蜃気楼よろしく消え去った感がある。
つまり後継者である安部ちゃんがやっぱマジィのだ、
強烈な視聴率を叩き出すTV番組が「社会現象を巻き起こす」ように、小泉政権には日本の共同幻想を巻きなおす保守的主体であったため、これが忽然と消えた結果共同幻想そのものの空洞化が想像以上に進行してしまった感がある。
これはちょっと予想外だった、
小泉の阿部指名はかなりあからさまであって、北の核開発と阿部首相のマッチングは歴史的偶然とも言えたのにどっかで滑ってしまった。
これを象徴的に表したのが山拓の空振り訪朝である事は言うまでも無いだろう。

この緩みがまんま共同幻想の遠心力を加速してしまった感じがある。
それこそ小泉政権が巻いた分反動つけてこれが緩んだ、
不思議な事に北朝鮮や経済情勢等、危機意識まで緩んでいるところがポイントだ。
なんせ巷じゃここんとこのエントリーで採算ヤバイってと話したとおりに発生した「あるある大辞典問題」で大騒ぎだったりする。
あんまし何回も話してきたのでウンザリだが、昨今のTV局のレベルの低下は「見ちゃおれないレベル」にまで達していて既に報道内容すら信用性を失っている。
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タグ:共同幻想
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2007年01月27日

記憶の外部化をイロイロ考えてみる

俺自身自分が写真に写るのが大嫌いで、スマッチなんかのプロフィール写真は随分と苦労した(今は内装屋さんが偶然撮影した画像を使用中)。これ何故かというと「風景として人物が写っている写真は絵として実存しているが、人物が思い切り自分の顔を写真に撮ろうって行為が何を意図しているのかわからないから」だ。
現在ことほど左様にまんま生きているんだし、まさか遺影の心配して写真撮る人もいないだろう(笑
ましてや、思い出と称して人物写真を何か残しておこう(記憶の外部化)ってのもまるで実存が怪しいから証拠写真を必要としているようで、どうもなんてーのか「え、なんで」と納得いかないワケだ。
思い出す必然性のある記憶なら忘れないのであって、それって他人に見せるためのコピーじゃねの?ってね、だとすっと著しく実存感無いのであってこれやたらと意味合いが軽くなる。
それこそ結婚式後の出席者一堂の写真みたいに、何らかの実存(あれも一種の絵と言えば絵だからね)があれば納得もいくのだけれども、どうも外部化の意図=実存を記録するってその内容を「どんなもんだろう」と考えるのが習い性になっている。

PCに喩えるとそれこそ忘れやすそうな重要度の低いDATAほど「あれっ、これいるかも」的についつい保存するもので、なんせハードエラーでDATAが消失する危険性も高いからどうやって保存するのかにあれこれ気を使ったりもする。
そう「消えそうな記憶ほど外部化したいと思う」のだ、消えそうなんだから消えちゃ困るわな(笑
そんな意味じゃ「生きている」なんざ現象は記憶の連続性って実存になるので、これを切り離して外部化するとそれこそ遺影みたいに、なんかな〜と思う。
そのPCの記憶分野の論議もネットじゃお盛んで、
フォーマット形式の「NTFS派・FAT32派論争」だったり、最近話題の仮想シリコンディスクとでも呼べばいいのかCF内蔵型のIDEHDD互換フラッシュメモリの耐久性はHDDと同等か論争など、各論尽きない。
確かに些細な記憶(消えやすい)は、自意識マターではないので潜在意識に潜ってしまう事も多いから「メモリに憶えているのに読み出せないアーカイブス(肝心の試験の時に思い出せないってアレですよ)」をいつでも取り出せたらどんなに便利かって自意識特有のストレスに呼応するものかもしれない。
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タグ:記憶
posted by kagewari at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2007年01月20日

バラバラ事件がマスメディアの”ネタ”になっている

同時にTBSの格闘家秋山問題(すっごい滑るよ!)等、マスコミがその放送の中立性を疑われる例は昨今やたらと多くなっている。
TBSの格闘コンテンツは今に始まった事じゃないが、、
バラバラ殺人事件に関しても、メディアを賑わせているけれどもその取り扱いは”視聴率の取れるネタ”的側面が目立って肝心な昨今の心理面の検証がされていないのでどうにもこうにもって感じが強い。
重要な事だけれど、先日幼児虐待を巡る『児童虐待防止法改正』も論議されている。

児童虐待防止法改正:「親責任」盛り、迅速救済 親権制限など、与野党一致

07年に予定されている児童虐待防止法改正について、各党を代表して協議している超党派の勉強会が、親権の前提として「子どもを養育する責任」があるとする「親責任」の考え方を、改正案に盛り込むことで大筋一致した。民法の親権規定が、虐待されている子どもへの対応を遅らせるケースがあることを考慮。親権に対する新たな概念を導入することで、家裁の親権喪失宣告や親権代行者を立てる保全処分、児童相談所による立ち入り調査をしやすくする。
(中略)
児童虐待防止法の改正案で「親責任」が検討される背景には、児童相談所による立ち入り調査をしやすくするとともに、虐待する親から子を迅速に保護し、親の改善がみられるまで親権を一時停止するなどの措置を導入する狙いがある。(毎日新聞)

この辺何度も書いているのだけれども、「現代社会においては家庭なるものは心理的なリスクを伴う環境である」のであって同時にそれは上記の論議にあるように刑事事件の可能性も高いハードなリスクも存在する事を証明していて、
現実問題非行やいじめと家庭の関連性は言うに及ばずなのだから、家庭という概念すのものにリスクが高いという認識を持った論議をしないとナンセンスになる。
保守層から「伝統的な家庭の回復」が論議される事はそれもまた思想的によくわかるけれども、現実起きている問題と政治的心情をごっちゃにしては話が進まない。
心理サイドからの問題意識としては”関与する役所の質”がこれまた大問題で、容易に虐待を見落としたり昨今の家庭問題を心理学的に検証した政治的コンセンサスも無い以上、「関与して余計に事が深刻になる」って心配もある。
なので、幼児虐待がらみの話は「如何に家庭内の刑事事件を取り締まるのか」って部分に集約される方が望ましい。
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posted by kagewari at 19:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2006年12月23日

世界情勢の混迷になにかきな臭いものを感じる。

そもそも共同幻想の崩壊過程による心理的な社会不安ってーのは「文明化による先進国病」なのだけれども、昨今『いかにも第三世界』な途上国って思い浮かばない。
特に驚きなのが中南米の”反米政権”で、なんか時代遅れな社会主義だったりしてここも今ひとつピンとこない。
そもそもの始まりである、キリスト教文明とイスラーム文明の対立軸自体が実はいかにもモダンな論戦に近いもので(所謂テロリストは主流派が知的である事からくる一部反動と見ることもできる)何か『ナショナリズム対ナショナリズム』のようなものでは決して無い。
そりゃ「キリスト教文明とイスラーム文明の対立軸」ってぐらいだから、思想をめぐる論戦になるのが自然でアメリカ辺りの政治評論家が最終戦争思わせるような悲劇的な論文書くほうが最初からおかしい。

一見アメリカの軍事的暴走が目立っているよだけれども、これもWWUなんかと比較すれば当時からは想像もつかないぐらいに抑制的で(第一次湾岸の時から「戦闘行為をいかに限定的として早期に戦争を終結させるのか」がテーマだった)、左翼系の反戦活動家が煽るほど心配な話じゃない。
「死人が出てるじゃないか」な話もあるだろうけれど、収拾のつかない内戦や地域紛争の方がよっぽど死人は出る。
特にイラクの問題は、戦争と平和的論議ではなく国家の尊厳をめぐる部分が問題で(WWU以来”中東は米英の権益”的見方に対する反発の方が問題でしょうよ)、アメリカの政策を批判しても「何も出てこない」。
これはアメリカの民主党がブッシュを批判するのは簡単でも、それに代わる有効な政策を提示できない事でも明白だ、
なんせアメリカだって多数の死者を出していて、特に終戦以降現在まで「なんでイラクに行かなきゃならないの」って疑問は当事者として深刻な問題なのだから。とっとと撤退したいのは本音なんだし、

懸念されている『核拡散』にしても、パキスタンとインドの時の競争の方が深刻な問題だった(両者がほとんど戦争していたし)のだがこの拡散問題の方が収拾つくのは早くて話がこじれているイランは中東で最も文明的な国だってとこがポイントだろう。
話は「限りなく第三世界の核ってレベルじゃなくなっている」のだろう、
つまり「ほとんど先進国が国の尊厳として核を考えている」。
果たして、欧米ロシア諸国が維持していた覇権が『世界の共同幻想崩壊よろしく瓦解始めている』。こいつがやっかいだ、
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タグ:共同幻想
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2006年12月09日

安部政権がマジィいかも知れない

とにかくマスコミもあんまし報道しなくなったけれども、小泉の郵政改革は郵便貯金の膨大な資金が迂回融資みたいな方法で国家予算と勘違いされているような使い方をされる事を一発で止めさせるのが狙いで、同時にそれはイコール国に金を貸す事を主な運用先とするって論理矛盾(利回りが税金)にあった。
つまり、これに反対するのは利益誘導型の古い政治と、特定郵便局長の票が欲しい後援会の判断(後援会の中心が特定郵便局長って事もあるだろう)「=議員の保身だけ」って内容があって、ここの利権に深く関わっていた旧経世会=旧田中派と小泉はただならぬ関係(小泉にとっては「角福戦争の決着つける」って気持ちがあった)にあったから、郵政改革に反対する勢力は「反小泉であり倒閣運動であり、自民総裁としてそれは反党行為である」と認定し彼らを切った。

この辺の事情は、おおよそ国民も知っていたから小泉300勝となったのだし、この小泉の政権運営(解散しちゃったこと)を含めて本気で反旗を翻したサイドは民主の小沢と組んだ。小沢は社会民主的政権を目指しているのだから彼らと手を組んでも「極端な新自由主義的経済運営(竹中的政策)」に反対しているのだからそこには整合性もあった。
しかし、今回の「郵政反対派復党問題」は致命的だ、

そもそも小泉の定義が「反小泉・反改革の守旧派であり倒閣反党行為である」なんだから。安部ちゃんの首班指名に投票したとか、中川幹事長の詫び状とかって手続きじゃどうにも合理性が無い。
何故って『本人の政治家としての政策判断』に何ら決着がついていないばかりか、彼らは郵政改革に反対して当選しているので、
ほれ、一度辞職して「政策判断を間違えました」ともう一回選挙した後でなければ、復党する議員自身が有権者に対して説明責任を果たした事にならないからだ。

この復党希望の議員の中心人物が平沼元経済産業相は「そんな始末書書くなら自民に戻れなくてもいい」と復党が認められなかった。
その平沼が彼ら復党希望者12人をまとめていた中心人物だぜ、
てことは、彼らは政策的には「自分は間違っていないが、郵政改革には賛成せざるを得ない結論に達した」というだけであり自民内部の旧反対派に今後の政治活動を”期待している”事になる。
なんとその11人(平沼以外)に安部ちゃんは「お前らこれからはちゃんとしろよ」と言うのかと思ったら「おかえりなさい」だと。
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posted by kagewari at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2006年11月09日

プライド論

尊厳論と言ってもいいのかも知れないが、とにもかくにも独立型個人にとってそのプライドの実存は大きな意味を持つ。共同幻想的な規律によって常識として保護されないからだ。場合によってはそのプライド保守を動機として復讐や自殺に至る(心因性とは関係無く)ケースもあるので、どれほどの存在であるかは誰しもなんとなくはわかっている部分に思う。

そもそもそのプライドや尊厳ってものはいかなるものか?
果たして自我の存在意義に関わるものか、或いは自我における自意識の存在価値を決定するロジックなのだろうか。ここにも多数の論議があるのだと思うけれども少なくとも心理学的には”自我の存在意義”と捉える話になる、
何故なら自身の尊厳を考える時には、無意識の領域ともいえる超自我(道徳心や象徴化された権威性)の関わりが大きいからで、どちらかと言えば現場対応が中心の自意識にとっては(超自我から見れば優柔不断な存在)、プライドの平均値なるものは低い方が都合がいいのであって、本質的に自意識のプライドってものは「自己の言論としての立場」に限定される(=自意識リードの覚醒的な人格の場合には”自尊心”が超自我を上回る場合があるけれども、それはレアケースだろう)。

つまり、自意識にとって自己のプライドとは(上記のレアケースを除き)「自分ではどうにもコントロール出来ない感情的な反射」となるので、見方を変えればやっかいな存在でもある。ここいら辺は昨今のいじめ自殺問題とも絡んでくる部分なのでちょっと詳しく説明しておきたい。
自尊心(自覚的な自分自身の尊厳)と違い、無意識的な尊厳やプライドは常に合理的な現実に照会されない深層心理の”イメージ”であるため、場合によると「たいしたことじゃないのに」過剰に反応する事もある。その時には自意識ににもその自覚があるもので(これは抑えられないとか)、こういう事例に触れる関係者にも「この人の微妙な部分に触れてしまった」と感じるもので現実その無意識の尊厳の非合理性それ自体は問題ではない。むしろその現場の人間関係上の「配慮」等の運用面になるので、現場社会の風通しさえよければトラブルに発展する事は無い。

問題に発展するのは、現場社会の風通しの悪さ(問題が常に隠蔽されたり、抑え込まれるような閉鎖性)と、同時に社会を構成するそれぞれの自意識に当事者能力が欠如するケースだ。
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2006年11月03日

昨今のいじめ自殺問題を考える

ここ2、3年自殺を巡る環境に大幅な変化みられるようになった。メディアで話題となっているのは「学校当事者のいじめ隠蔽部分」が中心となっているけれども、心理学的に重要なのは「いじめ当事者が自殺に至っている」点で、報道の内容を検討するとそのほとんどが急性の鬱症状による強い衝動的な自殺である点だ。

何度かこのブログで説明しているけれども、慢性的な鬱傾向から来る自殺衝動は内向性(自己愛的)反復を原因とするので、自傷行為であったり自殺未遂に対する依存傾向が見られるけれども故に本当に自殺に至り死亡するケースはほとんど無い(精神的な悩みを抱えていない一般例の方が自殺率が高いという報告もあった筈)。
つまり、デフレの時期に社会問題化した自殺事例(会社倒産などが原因の)は上記慢性的な鬱傾向とは関係の無い急性の鬱(会社倒産や資金繰りの悪化等外部要因が原因)であったため自殺が死亡にいたる率が非常に高いため『問題になった』からだ。
なものだから、このデフレ要因の自殺問題は経済政策や雇用のセイフティーネット政策課題として論議され、心理学的テーマから一段外れたところにあった。

しかし、昨今のいじめを原因とする急性の鬱傾向による自殺事例は明かに心理学的背景を考え無い限り問題の解決とはならない。
『急性の鬱傾向』とは、そもそもどういう意味か、
当事者には元々「人格構造上の問題が無く」、置かれた環境の心理的な圧力が外的な強迫構造を形成し(慢性的鬱構造の場合これは当事者自身の人格の一部である)、当事者の心理的環境を集団心理的として鬱構造と同義の状態に追いやってしまう結果である。
当事者には、この鬱構造に対する抵抗力が全く無いためパニック症状に近い対応に負われ内向的発想ではなく、能動的な責任意識の現われとして(本当の絶望を事由に)自殺に至ってしまう。
つまり、彼らを自殺に追いやったのはこの集団心理の部分となる。
同時に重要な事は、集団心理を原因とするのだから=当事者は「社会適応型人格」の持ち主で少なくとも10年前には決していじめの対象として選ばれる事の無かった人物である事だ。その選択は「場当たり的」で、構造的なガス抜きとして選択されているだけなのでいじめ当事者として選択される理由等存在しないからだ。
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posted by kagewari at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2006年10月19日

モバイル通信カードをb-モバイルからWILLCOMエッジに乗り換えた

買ったカードが『SUのAX420S』、消費電力ではNECのカードの方が有利なんだけれども外観デザインの関係上(マシンが真っ黒なIBMなので)「こりゃ〜無理だ」とSUに決定。実際のコストなんだけれども、ヤフーのADSL回線契約もしている関係上「年間割引とAB割適応で、2年目からは割安なんじゃん」な感じ、
そもそもの乗り換え理由は、b-モバそのものであるWILLCOMの回線事情にある。
繋ぎ放題コースが32Kから64Kまで同価格になった上に「W-OAM方式」に対応するカードがb-モバから発売されていない上に、そもそもb-モバは「プリペイド契約カード本体込み」なもんだから、機種交換ができない。
※b-モバはWILLCOM回線ってより、ボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)の赤い奴を使って法人向けサービスに熱心だから、次期カードは例の”赤い奴”になるんだろうけれどなにせ定額制契約の無いカードをプリペイドにするのには相当のリスクを背負うだろうから「いったい幾らになるのか?」もそう簡単には決めらないだろうし、今の状態じゃ赤いカードじゃ定額制は無理なんじゃないか。

b-モバの今後や、ライブドアモバイル無線LAN基地局増設も待っちゃおれないと乗り換えたんだけれど大成功。
モバイラーの皆さん「速いよAX420S!」、
いろんなとこで、速度の計測やらベンチマークやらあると思うんだけれど、俺はだいたいoperaのプログレスバー通信速度を見てる、
この数字がだね、b-モバのホンダエレクトロンで32kだと「早くて3K/秒」なワケだ、ところがAX420Sの64KW-OAMで「なんと最速10K/秒」(operaの表示はかなりいいかげんだが)、
東京の都心部での計測だからW-OAMが効いてるってのもあるんだろうけれども、3倍以上だぜマジに。
ここでブラウザをoperaやらluna使うと体感上はもっと早いわな、
一番感じるのが『ブログの再構築速度』、本当はブログの再構築なんざサーバーの方がボトルネックなんだろうけどさそれでも「はぁ〜楽になった」と体感する事間違いない。マシンがIBMのs30だからグラフィック周りがチープなもんだから相性的に「こんだけの速さならいんじゃない」と納得行く速さ。

昔b-モバで128K(4×)マルチの契約していたんだけれども、あまりにも不安定で32Kシングルにしたって経緯があって64K(2×)接続でどうかなと思ったんだけれども、ここも環境悪ければスムーズに32Kになってるみたいで安定感も悪くない。
256K向けのAX520Nの評判がイマイチだったので、心配したんだがAX420S使って64K回線はいいですよ。断然乗り換えるべき、
32Kから64Kなんてケチな話でauのカード使っている人にはとんでもない貧乏ネタも知れないが(笑、マシン持ち歩きのフルタイムモバイラーにとっては従量制の契約はあり得ないのであって、高額の通信料は法人契約でもないと難しい。
こうなってくると『IBMX40デカバッテリー乗り換え計画』も再浮上しそうでAX420Sから波及するねあれやこれやと、うん。
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2006年10月09日

北朝鮮への限定的核攻撃か、

米軍の核攻撃はあるのだろか、
今の北朝鮮核関係施設は分厚い岩盤を地中まで掘削した中にあり、通常爆弾のバンカーバスターでも破壊できない。
考えられている攻撃は、地中に向かって爆発する志向性核爆弾の投下以外に無い。
現在日本のミサイル防衛は始まったばかりで、米軍の協力なしに北朝鮮のミサイル迎撃する事は出来ないし、協力するといってもそれがどこまで可能なのか準備するにも相当の日数がかかる。しかも今回の核実験は「ミサイル核弾頭として搭載可能な小型核兵器ではないか」という観測がある以上、本命のミサイルを迎撃させない囮として(前回のミサイル発射実験の時と同じ様に)スカッドを大量に発射されたら、果たして本命のノドン・テポドンをどれだけ迎撃可能なのだろうか。

おそらく日本の国防系議員は「先制攻撃」についての研究を急ぐ事になるだろう。
現在の日本の先制攻撃レベルは、航続距離の関係で空自の片道燃料攻撃しか方法は無く実質的な特攻に近い(空自のパイロットは「それでも行けと言われれば行く」と内部の研究で話している)。
かといって、ミサイル発射の徴候を掴んだところで燃料補給中のミサイルを狙う作戦が果たして間に合うのか?自衛隊法・憲法の整合性はどうなるのか。
バタバタしている間に世論に動揺が広まりかねない、
その世論に呼応して、先制攻撃の論議が先行してしまったら、それを食い止める政策的オプションが今この国には無い。

正直に言って「恐ろしい」。
今回の核実験が金正日政権の延命だけのものなのか、軍部の反発(現政権は経済制裁の結果、部下に十分な金をばら撒けない状況にある)を抑えられずに強攻策に打って出たのか(水害によって食料危機が迫っているという分析もある)、
合理的な政策判断ができる状態だととても思えない。
心理学的にも、今の北朝鮮は「強い自己中心的孤立」にあって、構造的には『被(こうむる)』という現実認識を失う状態にある。少なくとも権威の象徴として一定の地位を締めていた中国共産党にまで決別するとするなら(むしろ中国共産党に既に支える意思が無い)、体感上の被害認知の反動として「先制攻撃をかける可能性は否定できない」。確かに鬱下における人格の問題のある時に過剰武装に駆れていたとしても、これは直接の脅威とならない(その動機は実は内向きであるため)のだけれども、その武装が大量破壊兵器となると周辺国にとっては重大な安全保障上の問題となる。
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