2004年06月02日

多くは語れないけれど、あの事件のね

今日報道された小学生の殺人事件
俺にとっても衝撃でした
共同幻想(個人が常識に保護される結界みたいなもんです)が徐々に崩壊してて、「精神的に危険水域になる人が構造的に増える」というのは時代の流れだと思うけれど、これは実は個人の自由領域が増えるのと全く同じ意味なんだな、
そこで俺は今の新世代を買ってます、環境としてもデフレで育ってる層はツイてるって思うんだけれど、この(あえてそう言いたい)「理由無き殺人」が社会と関係無いとは言い切れない。

関連性なんです。人はよく個々人の特異な事件や現象を、世界と関係無いと捉えがちだけれど、少数派と多数派はいつも補完関係にあって、ほんとに特異な個人がいたとしても、隔離されていない限り、周りの人物がその人に与える影響を、ゼロ定義するのは不自然だと思う。
故に、この背景にある層が心理的に実存していると考える。

情報が全く無いので、これって分析の取っ掛かりは無いので、無理にコメントはしません。
只言える事は一般論の「怨恨による殺人動機」ってのが「内輪乃至近親憎悪」の感情を基底にしないと有り得ないって事。何故かと言うと、「そうしてもいい理由」が人格の中で合理性を持つからです。
「僕の誰」「私の誰」って概念があると「所有」が背理に隠れるので、対人関係とインナーワールドの境目が曖昧になる。家族意識の投影ってだけでくくるのは乱暴なんだけれど、「自分自身に、抜け出せない枠、みたいなのがあると逃げ場が無いので逆に追い詰められる」って流れです。

それにしてもあまりにも衝撃的な事件で、慎重に、報道から得られる情報をつき合わせてから考えてみたい。
posted by kagewari at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年06月01日

梅雨ですか?「傘を差さない」について

ここ10年ぐらいか、梅雨というより雨季って感じる事が多い。
「傘を差さない」と決めたのは学生の頃なので、かれこれ20年です、仕事の関係で今は「絶対傘を差さない」って事は無くなりました、何故傘を差すのを辞めたのかというと、学生だった当事俺は時々レコード買いに渋谷のタワーレコード行ってました、人ごみを避けるように「東急ルート」で行くのだけれど、狭い(1.2m歩道か?)歩道をすれ違う時に、雨が降ってると傘の端っこがあたるというか、刺さるんですよ。みんな傘をかしげてすれ違っていくのだけれど、梅雨時なんかだとほとんど雨がやんでいる事も多かった。
 傘を差している事でかなり面倒な事になってるわけです。ところが雨はやんでるのに傘をたたまずに歩いてる人がやたらと多く(こういうケース最近減ってると感じます)肩とかに「刺さる」んですね傘の端っこが、「おい雨やんでるぞお前」って気持ちになるのだけれど、まさか「雨はやんでますよー」っと大声でアピールするのも変な話で、「傘が無くても大丈夫なのではないか?」に挑戦する事になりました。
 当事俺は、実存主義なんかが好きで(今でもですが)「不条理だな〜(全然違うのだけれど)」なんてけっこうそのアイデアが気に入っていて、どんな豪雨でも全く気にしないでびしょぬれで講義に出てたりしました。さすがに体調管理が大変で、その後10年ほどで、レインコートを持ち歩く事になるのだけれど、結構重いんですよね、これが(傘を差さない期間の長さで、天気予報を見ないのが癖になっていて当時は毎日持ち歩く方が、気は楽だったワケです)。
 傘を差さないで歩いていると、まだ余裕で雨が降っているのに、何人もの人が勘違いして傘の端から頭を出して「雨やんだのか?」って確かめるんです。『雨が降っているから差す、というよりみんな差してるから自分も差す』って共同幻想を目で確かめられる典型的な例のひとつだって思っていました。「雨が降っているのに、すれ違う人の動向の方に優先的に反応してしまう。」これに加担したくなかったので、俺は傘を差すのをやめたってワケです。
 あれから随分たちました、今は時々傘差しています。でも、未だにレインコートには目が無くて、いつも軽いレインコート探しています。
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2004年05月27日

睡眠について2

よく不眠症という言葉を耳にしますが、前回の話同様「不眠=寝られない」であって、わかりやすく言えば「寝付けない」でしょうか。

ネコは良く寝ますが、小さな刺激ですぐに起きます、「起きても寝ぼけてる」という事がありません。実際「あれほど長く寝られるものか」というほど猫は寝ますが、これは捕食獣の本能のなせる技です。つまりねこは飢えに耐えるため(いつでも獲物が手に入るとは限りません、草食動物に比べて好景気不景気の変動は激しいのです)普段は体力を温存しなければならず、寝るのも仕事の内です。正直本気で寝てないとも言えます。

ここにヒントがあります。ネコは「寝るのが習慣化している」そして「寝る事を特別な事と思っていない」、そして又「寝る事が行動の初期動作だとも言える」という事です。

わかりにくいですね、、、
つまり、「一日の終わりに寝る」と考えると、終わってない事が残されていると不安ですが、「一日の始まりに寝る」と考えると、「残された事は明日やればいい」事になります。「やり残しは明日のためにとっておいた」と思えばいいワケです。

もっとわかりにくいですね、、、
明日の意味が問題なんです。
明日を歓迎できないと眠れません。「希望と不安」の話に戻りますが、「希望であるはずの事柄が不安にすりかわる」のだとしたら、悩みというのは、悩んでいる事が問題なのでは無く、『そもそもそれが悩みになってしまう背景が問題だ』と言えるのです。
その構造を分析するのが、精神分析だ、と考えてもらえるといいでしょうか、、。
posted by kagewari at 03:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年05月26日

睡眠時間について

ちょっとハードに仕事をした反動で16時間くらい寝たのですが(俺はそこそこ寝ないと倒れる方です。あんまり眠くて歩きながら寝て路上で倒れる事3回。倒れるって言っても「歩きながら寝た」んですが、、)適正な睡眠時間ってどんなものでしょう。

不眠症の睡眠時間3時間と、睡眠時間の少ない人の睡眠時間3時間。
(俺の普段の生活は、標準睡眠時間6時間です)
かたや不眠を訴え、かたや睡眠時間の少なさを自慢します。
睡眠とは、脳に睡眠物質(疲労物質でしょう)が溜まり、その刺激と体温の上昇下降のバランスから「眠い」が始まります。よく『レム睡眠』とか難しい話がでますが、ここではその点には触れません、睡眠に技術的な話をしてもピンとこないからです。

空腹から食事をすると、血流は胃に集中します、相対的に脳の血流はは減りぼんやりして眠くなります。同じように入浴して一度上昇した体温が、入浴後に下降軌道に乗ると又眠くなります。欧米で就寝前にホットチョコレートを飲むのは一度急激に血糖値を上げてから、急降下する時を「眠い」に繋げるアイデアです。

だいたいこんな時に寝ると「気持ちがいい」です。

つまり、「眠いのか?」が問題なのでは無いでしょうか。実際精神科で一般に処方される睡眠補助剤は「睡眠導入剤」です。
睡眠時間が問題ではなく「眠くなるのか」が問題なのです。
何かやりのこした事があるとなかなか寝付けません。
ベタな話ですが「明日遠足なので眠れない(これは30年前には立派なコピーとして通用していた言葉です)」、期待で興奮=体温上昇するので、寝付けないワケです。ここに先日書いた「期待と不安の近似性」が被ってきます。

一日のサイクルを最も感じるのが睡眠、になりますから、このサイクルが崩れるとストレスとなります、体温が下降しないとか、脳に睡眠物質が溜まらない事に、意識が向うと、又体温は上昇してしまいます。一概には言えませんが(これ高目のボールが速いピッチャー攻略で「低めを狙え」と言う指示と「高目を見極めろ」という指示とどっちがいいのかと同じで、一概にどっちが、といえないんですね)意識的に「体温上昇のピークを作る」と考えるのもいいかも知れません。

行動療法じゃないですが、ジョギングする、ストレッチをする、難題に取り組む(その日に解ける難題にして下さい、逆効果になります。)、映画を観る、激しい音楽を聴く。

「やった感」が大事なのだと思います。。
これも重要なキーです、「今日はやったなぁ」に対する自己否定的な反発があると不眠に繋がりやすいって事です。
posted by kagewari at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年05月24日

筑紫が復帰するんですか。

なーんか彼も納得いかないでしょうね〜、久米宏がなかなか辞められなかった事を思い出します。今ジャーナリズムに何が求められるのか、端境期なんだと思います。実際の話俺はジャーナリズムの在りかたは元々ちょっと変、と思っていたから共同幻想としても軟着陸する先を探しているのでしょう。随分昔になるけれど、政治家の世代交代が遅い事が問題になりました。それに比べて今はジャーナリズムのそれが問題なのかも知れません。一時NHKで知名度を上げた所謂社員であるアナウンサーを民放が引き抜いてキャスターにって時代がありました。フリーのアナウンサーの始まりですね、今でも各局はアナウンス部が芸能プロ化していますが、ここに問題があるらしいんです、製作局の問題です。報道は報道でこれを伝える部門と一体化していませんから、肝心のキャスターが局の中なら出てきません。キャスター自身は(アンカーマンともいうらしいですが)ジャーナリスト出る事が求められます。アナウンサーではなく、元記者とかって意味です。テレビなんかの媒体に露出する事考えると、政治家のそれと似たものが求められているのかも知れません。

共同幻想的には、報道は中立ですが、その実そんな事が出来る筈ありません、「局の判断と偏向は別問題です」ニュースソースは事実でなければなりませんが、コメントは自由でしょう。
「自分なりのコメント」これが足を止めているのかも知れません。ほんとはそんな事無いはずなんです、報道の記者だって自分が追いかけようと決めた話を取材してる筈で、「報道されなかったニュースと報道されたニュースに中立が成立しないから」です。
もっと気ままな報道番組があったら面白いですね〜
アメリカのイラク攻撃でも「なんかやり過ぎじゃないですかね」と言うだけでもなーんか違うと思います。裁判になることもあるから無責任な事は決していえない雰囲気があるのは間違いないでしょうが、「さばけたニュース!」とかって妙に淡白なコメントがあるニュースがあるといいな、と個人的には思ってしまいます。

「さばけたニュース!」いいっスね〜
天気予報でも「はっきりしてください、傘いるの?」とかね。スポーツコーナーでも「巨人はわかったから、日ハムはどうなったの?」とかね。ファームの選手の名前を乱発するキャスターも面白いでしょうねぇ、見てみたいです「さばけたニュース!」。
posted by kagewari at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年05月17日

小沢も未払いですか

もっと面白い事になりましたね。
彼が表に出ても挙党一致は無理な話です、これ一気に世代交代が進むのかも知れません、小沢も今度は「影で」ではなく(自分から退いたのですから、責任感じるでしょう)党内の実力者のまま政治生命を終えるんでしょう。彼にはそれが似合っている気もします。彼に対する疑心暗鬼も消えるのではないでしょうか。

枝野君辺りの世代に移るんでしょうね(仮に誰かが代表になってもこの流れは止められないでしょう)、年金ほこの国の根幹に関わる問題でしたから、これでいいんだと思います。中には政治責任より、、って発言もありますが、そうでは無いでしょう。「年金未払い」は国会の論議のひとつだったんですから。

しかし驚いた、安部ちゃんVS枝野ですか。けっこういんじゃないですかこれ、うーん悪くない気もします。最近感じるのですが、報道の流れも自民と民主、ほとんど二大政党です。報道姿勢も自民の「何々派」民主の「元何々党」って感じが薄れている気もします。わかりやすくっていいッスね。

そう言えば、小泉は何故北朝鮮に行くんでしょう?
posted by kagewari at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年05月14日

俺今ごろ知りました、筑紫です筑紫

安藤優子も小宮悦子も筑紫も払ってなかったんですか年金!
筑紫はこれで終わりですねきっと、、
だとしたら何て事でしょう、中道左派の平和主義者のインテリとして最悪の終わり方じゃないですか。

これ、可哀想に近い感情を持ちますね俺。

確かにこの国は大変な局面迎えてます。
管直人が江角マキコの年金未払いを問題にしたのがトリガーで、時代が変わるなんて、なんて事でしょう。
管も哀れな最後でしたが、皮肉にも彼の最大の偉業は、、江角マキコだったなんて。

ある意味、、
あ〜る意味、、

『江角マキコがこの国の局面を変えた』
俺はこりゃいかんな、と思ってから年金払ってます。ほんとですよ。
posted by kagewari at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

OZAWAがついに党首になりましたね。

この人物、なかなか謎が多く、表情や政治姿勢から人となりをつかみにくい人物です。選挙に強い事は有名で、だいたい盟友さえ過去に離れていったのは立候補する地盤とか、比例区に、、とか戦術面で譲らないところからです。彼の政治姿勢は一貫していて、決して右派ではありません。これに気がついてからあの朝日が彼の評価を変えました。元田中派は全員悪人扱いでしたが、彼はその田中派(当時竹下派)さえ守旧派と批判して派を割りました。全て政権交代可能な二大政党制への布石です。

民主主義の実現についてかなり拘っている男なのだと思います。
対米追随よりむしろ国連重視で安全保障を考え今や新ハト派とも言えるでしょう。自民時代にいつでも首相になれたのにあえてならなかった珍しい男です。(本気で断ったのは他に伊藤正義ぐらいでしょう)基本政策は消費税の福祉目的税化を含む年金福祉制度の抜本改革、そして自衛隊をむしろ国連軍と位置付ける外交政策。至極まともです、(小選挙区制度は既に実現しています。)
ついに「いやいや党首になりました」この「いやいや」は本気だと思います。党内は挙党体制ではありませんから、自分の思ったとおりの政策や党運営が約束されているのではありません。「選挙に負けそう」というムードが求心力になっています。かといって実際今民主党にそれほど党首がふさわしい人材も少ないでしょうから、暫く党の顔になるかも知れません。

つまり、「政権交代が実現したら首相になる腹を固めた」って事です。
これまであれほど首相になるのを嫌がっていた男がです。皮肉な事についこの間まで、元側近でその後犬猿の仲になった熊谷弘(その後民主党除名、新党結成後落選引退)がついこの間まで民主党の幹部だったワケで「小沢党首」は考えられない話でした。

「年金未払い」こいつは国の将来を変えかねない事件になったって事です。自民党の将来のエースは安部ちゃんでしょうから(これは俺の勘です)安部VS小沢って図式でしょう。うーん随分変わりましたねこの国。
ちょっと景気も上向きなようです、デフレで一休みして、又新しいステップにはいったのかも知れません。経済が崩壊なんて噂も全部ガセネタでしたからね、ノムさんもサンケイスポーツ(確かサンケイ)でコラム書いてるし、新聞記事で最近目を引いたのはゴールデンタイムの視聴率の落ち込みでした、視聴者の時間帯がバラツキはじめています、早朝と深夜帯に逆に増加があって、、。これもいいことですね、だんだんこの国の人は好き勝手に暮らし初めています。
共同幻想の形は、思うより早くその形を変え始めているのかも知れない。
posted by kagewari at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年05月08日

ようやく「気になる」up!

ネコにぶつくさ文句言われながら「気になる」upです。
なにげに思うのだけれど、気になることっていったい世界にどれだけあるんだろう。

これを一度も見る事無く俺の「気になる」は、ここら辺の地場に限定されてるのだけれど、かえってここら辺しか知らないってのも悪くない気もします。

とにかくお待たせしました(一ヶ月に一枚という目標はどこへやら)「気になる(5)」upです〜
posted by kagewari at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年05月07日

そろそろ本家のHPに気になるupします

今日中にできっかなって思うけれど、、
今はretourのHPにかかりっきりで、なかなか自分のとこに手が廻らない。実際毎度の事で、心理学テキストの次の章もまだなんだなこれが。この辺には事情もあります、心理学テキスト書く上で、その内容はもう決まってるのだけれど、問題は表現です。
何を書くにしても、なんてーか学会発表(最初から無理かな、、)とか卒業論文みたいなの書いても意味無いわけで、

いつか書きます(言語論)が、言葉には限界があります。
何故って「通じるから」です。
それだけ膨大な共同幻想を背景にしないと、言葉は通じません。単語の数だけ共同幻想がある。個人的な意見となるとそこには「この言葉はこうあって欲しい」という『おまけ』がたいがいついて廻るのだけれど、これ始めると物凄い長い文章が必要です。俺のテキストにたとえ話や、大袈裟な表現、大風呂敷広げたり、「極端に言うと」とかが多用される原因です。
とても難しい、感じた印象を言葉を通じて伝える事はほんとに難しいです。単語の定義を一個一個詰めるわけにもいかないし、、、
そこでイメージやシーンに俺は頼っています。昔昔シナリオスクールに通った経験があることもあって、最初からストーリを展開して説明するのは好きですね。これもまたちょい抽象的で「わかりにくい」とよく言われるんだけれど。

わかりやすい=違うイメージ(読んだ人なりのイメージに加工される)、って事になりがちで、理想は
「なるほど、これは変だ」
な、もんだから尚更です。変な事は想定されていないわけだから、わかりやすいのなら既に思いついているのであって、、ね、そうなんです。
でも「気になる」は不思議と通じます、これはなんでしょうね。どうしてでしょうね。「個人から離れた客観像」だからです、なんとなくわかってもらえるかな〜、「自分」が絡むと人はなかなか「譲れない線」が登場し(おそらく超自我)「なかなかわからない部分」が増えるんです。

ともかく「気になる」今日明日のレベルでupします。
retourのブログにプレリリースしますが(不動産の調査中に発見したもんだから)HPの「気になる」を覗いて欲しいっスね〜
posted by kagewari at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談
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