2004年08月01日

日常と非日常

これは俺の心理学のベースになっている岸田秀『唯幻論』に出てくる論議のひとつだけれど、自我構造からそれを見ると又違ったものに見えてくる。

日常と常識のそれは近い関係にあり、超自我(道徳や倫理)が普段無意識に似て認識されにくいところで同一線上にある。
つまり、「アンチプライバシー的それ」って事が言える。

何が何って、自我構造の中で「意識的自分」の増殖は「超自我」や「前意識的な記憶主義的無思考」を自我意識に取り込み『自分化』するプロセスなんだが、言い換えると「それは日常の減少」で、
例えばこの『非日常的日常』は「同じ事が繰り返さないかもしれない可能性」を示唆している、根拠は「人の考えはいつも同じではない」からってところ。
これは、悩みのテーゼである「記憶は変わらない」に対するアンチテーゼとなる。

プライベートな時間が日常を侵食するかのように見え、これを無防備にやると(保守対革新の構造と全く同じ)、「思いつきや、仕方なしなアイデア」に伝統的な知恵が無意識化している道徳や倫理が代替され、機能的問題が起きる(悩み)てな感じにも見えると思う。

もし、この「自分が表に出ている時間」が自意識的ではなく、なにかの因果関係で「仕方なく」だったら?
自我が思考して意識化しなければいけない問題・難題は山積みになり、本人も嫌気がさしてくるって可能性もあり、「仕方なく」なので、この人物の道徳・倫理性が健在だとすると「自分で考えるプロセス自体が不快」になる確立は高い。
まるで保守的な人物が、改革者を気取る若者を「なんか知らないがいかがわしい感じがして、判断以前にまずもって不快だ」と思うのと似ている。

俺が「確信犯的」という表現を使ったりするのは、この「あまり根拠のない嫌な予感的不快」を『ナシにするのに丁度いいから』だ、

ちょっと難解なのだけれど、哲学的にも「自分で考えて、なんかやる」事自体が「常識の破壊」であり、自分の時間の基礎的な増加を意味する。よって「我在り」的な実存感(レーゾンテートル意識の正体)は増加するのだけれど、そうそう簡単ではない。

ありえない仮定なのだけれど、やたらと何から何まで考えると「日常は消滅して、個人的であることが結果的(数学的反復で)に日常となる」、『日常の消滅は非日常的日常の再来である』という(何だこれ、、)一件意味不明の言葉に代わるんだなこれが、、
「自分で考えるコストを支払うと、日常特有のつまんなさや苦痛は消え、同時に日常維持のための非日常アピール満々のレジャーの必要性も消える」皮肉な事に、全くの第三者からは「いかにも日常を淡々と静かに暮らす事が、結論としての反道徳的日常の破壊であり、、、」この人物は「道徳的にも見える」かもしれない。

「何か目に見えて変わる事は何も無く、根本的な個人を動かす秩序は交代可能」というか、そうでないと「それは反動形成(つまらなさにバランスを取るためのエンターテイメント性)だ」って事。

俺は、ネコが毎日取り立てて変化の無い暮しをしているにも関わらず
そこに『寸分も退屈を見せない』在り様から、それを学んだ。
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2004年07月30日

再び野球について、オーナーサイドの心理を分析する

UFJじゃないけれど、オーナーサイドには企業の論理が横行していて、プロ野球の社会性(そもそも連中が参加料30億だのの、他の企業を締め出している協約はこの「社会性」の証明です)を完全に「自分たちの社会性」と混同している。

銀行や企業の社会性は、倒れた場合の損害の大きさや雇用の問題です。特にバブル時代にジャブジャブ「マネー転がし」でいかれた銀行は責任逃れで20年近く赤字隠しをしてる始末で、クビが廻らなくなってからの大騒ぎですが、弊害で何社もの企業が貸し渋りで潰れ、何人もの経営者が自殺している社会事情から考えると、銀行には社会的な責任意識のある個人がいない証明で、この背景はサラリーマン社長の存在を抜きに語れません。

そもそも、この国の企業人には、個人としての責任意識が欠けています。
『社会性』の正体は「これが公共性や社会性じゃないのか」と考える個人の哲学だからで、「周りの雰囲気に合わせる」事の正反対の位置にあることです。
つまり共同幻想のバランスを取る事は、『強調的だが無責任』なのです。
日本には元々「社会」という言葉がありませんでしたから、これは文明の産物ですが、その世界で暮らす以上そのツケも払わなければ、被害が蔓延するだけです。

話をプロ野球へ戻します、彼等の責任意識も遠からずです。
実際俺はアンチ巨人でもありません、俺は北海道生まれですから(ラジオの中継もほとんど巨人戦しかない)一時期は巨人ファンでもありました、プロ野球を知るにつれ、個人的な好みが生まれてきているのであって、別段巨人憎しなんて事はないのです。(読売グループが「キナ臭い」と思っているだけです。朝日新聞の左翼体質も「気味が悪い」と思っているのであって、ナベツネの「ヨシノブは若い(共産党だ)」の発言の左翼でもありません。)客観的に今の合併1リーグ問題を批判しているのです。

まず横浜ベイの社長(だったかな)の近鉄小林社長への批判はもっともです、実質オリックスの吸収合併である以上近鉄は球団として倒産したも同様で、民事再生手続き中の会社の社長が「誰々にプロ野球への参加資格が無い」だの阪神を批判するだのとんでもない話で、ぬけぬけと発言されては困ります。大阪ドームの失敗にしても「巨人を巻き込んで1リーグにして救済して欲しい」に繋がる飛躍がおかしい、自身の経営責任は何処にいったんでしょう。
そしてナベツネはこの小林社長がベラベラしゃべってる事を批判どころか「パは1リーグでまとまってる」かのような発言です。巨人は自身のまねいた経営の失敗で(それも強引なドラフト改革「逆指名」やFAによって)視聴率がどんどん下がっています、彼は日本シリーズに出られないなら毎日新鮮な対決になる1リーグによって視聴率の回復も見込んでいるでしょう、『パが4チームなら』発言は「極端に弱いチームがあると困る」に他なりません。本末転倒なのです、他チームのレギュラーを(見たいファンがいるのに)ベンチに座らせる事をやってる張本人の台詞とは思えません。

それで、一見球界に恩を売るような事をしていかにも「俺が助けてやってる」のはおかしな話です。プロ野球全体の発展があってのプロ野球です、野村再生工場は有名な話ですが、今でも(ドラフトの弊害もあって)試合に出ればまだまだ活躍できる選手が埋もれています。一軍の席の減少は、野球界のメジャー指向を強めるでしょう(球団がなにせ多いですから)トレードも含めて今の球団経営には(年俸の交渉もそうですが)元々おかしなことが多すぎて、そのしわ寄せで1リーグじゃどうもこうもならんです。このままだとナベツネの発言力がより増す方向の1リーグが出来上がってしまう。

「村社会」が古典的な日本の共同幻想で、必要以上に権威性におもねる傾向があります。事実上(いい悪い野問題では無く)日本の共同幻想は破綻の方向にある現在、個人の責任意識(自分の持っている「自由」の行使)で補完していかんと保たないとこにきているんです。野球界の老人にはこの時代性が欠けていて、どんどん悪循環しています。

大事な事ですが『責任』とは、自分の持っている権利=自由の範囲を確認する事で、どちらかといえば『財産』を意味します。
つまり、流れに呑まれるだけでは、「無責任に他ならない」のです、どこも彼処も『大銀行程度の責任意識』ではロクな事にはならない。

今俺は個人の時代の流れを感じています。
なんとなくですが、このままって事にはならないでしょう。
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2004年07月27日

夜型、昼型について。

俺は今飯食うメインは不動産業なので、仕事は朝一に入らななきゃならないって事も無いので、寝るのは朝方でも問題ないのだけれど、一般社会はそうもいかないと思う。

今の仕事の前で一番長かった仕事は、某会社のCAD関係で(フリーター)17年やっていたのだが、ここの仕事も役所の受注なので納期のスパンが長く、朝一に出社の必要はなかった(遅く行けば俺の給料が減るだけ)。
にしてもこの勤務態度が随分と睨まれた、こっちにしちゃー「バイトの時給で随分水揚げがあるんだから、俺の稼ぎを搾取してるのと痛み分けだ」ぐらいに思っていたのだが(やる時には誰にも負けないぐらいハードに仕事してたし)それでも「朝こいや」となる。
結局17年後にほとんどクビになるのだけれど、そんな管理の仕事だから経営はともかく、俺の退職後にその上司も切られ、内部はガタガタになってると聞く。
実際勤務態度の評価ポイントは「あのやろー」っと他の従業員の士気に影響するのか否かってとこだろうが、俺はあまりにも風変わりだったので、誰にもなんとも思われていなかったが、唯一睨まれたのは、実際の仕事の内容を知らない上司と、仕事がPC中心になっていく事についていけていない他のチームの社員だった。
この連中が(感じのいい社員が、切られるか辞める会社だったので)エスカレーターで地位があがってしまって結果的に俺は切られるのだけれど、これと言って野望とかの無い俺は『仕方なくなんかしないと』いけない事になり、今に至る。

何がいいのかワケわからんけれど、今はあの頃よりよっぽどいい環境で仕事してる。(いつ休んでも自由なのだが、自分で管理してる事柄が多いのでほとんど休んでいないとこが痛いとこか。それにしても自分を休ませられないのも俺のヘボなところなので、ここもなんとか考えてやらなきゃいかんのだけれど、自分の事なのでつい後回しになる。)

最近気が付いた事のひとつ、
スーツ姿の不動産営業が多い中、俺はTシャツにジーンズで仕事して外歩いてる時には度付きのサングラス(昼間サングラス歴20年)なんて事になっててもお客さんに「なんだお前」とは言われない。(元付けの不動産管理会社に好意で笑われるぐらい)自分が思うより世の中は「実重視」で(これはスーツがジーンズより安くなった時期からかも知れない)、個人の頭の中の「こうじゃないか?」のかなりの部分は(過去が比較対照なので)ズレまくってるのかも知れない。

とにかく、上司に睨まれた事のひとつは俺が『単独行動夜行性』だった事なのだが、自分でも気に入ってる特長なので、それに誰がどんな反応をしても、流れはしみじみ自分に向くもんだと思った。やっぱ(別にアングロサクソン系の経済学が好きなワケじゃないけれど)、『公開と透明性とプライヴァシー重視』は流れにとって好材料らしい。
開き直りとの違いは、自分でも「早起きしなくちゃ」と思ってるとこかな〜
posted by kagewari at 04:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年07月26日

自己分析テキストに着手しました。

うーん3分の1ぐらい書いています。
自己分析のとっかかり、というより、同様の相談をされた時の最初の返信に近いものになりそうです。

実際悩みに対処するプロセスや、悩みの自体の分類はクロースしていますから、これ一気に読むと「くどいっ」て、感じかもしれません。

さらーっと予告編です。
見出しだけ紹介します
1仕事に関する悩み
1)仕事のプレッシャーで、体調不良になる。
2)対人関係で、自分だけが浮いてしまって疲れる
3)出社拒否気味だ
4)周りの人間が極端に意地悪く感じる

2人生の悩み
1)なんとなく、将来に漠然とした不安がある
2)何もこれといった成功もできそうにないので酷くつまらない
3)自分だけ取り残されていく感じがする
4)やる気はあるのに、何をしたらいいのかわからない

3大人になることについて(年齢に関係なくあてはまる事もあります、ここでの大人の定義は「自立した個人」とします。)
1)このまま終わってしまうのなら、一生大人になれない気がする
2)性的な関係を築くパートナーが、一生出来ないのではないかと不安だ
3)社会に馴染めないので、「きっとまとにやっていけない」と思ってしまう
4)そもそも何の仕事もしたくない

4恋愛・結婚についての悩み
1)パートナーはいるが、性的関係は不似合いな気がする
2)そもそも恋愛した事が無く、自分には問題があると思う
3)子供を育てる自信が無い
4)恋愛対象者との関係が不安定だ
5)どうもそもそも人を好きになった事が無い
6)「愛されてるか?」に拘るが「愛しているか」はあまり考えない
7)容姿に自信がなく、お洒落関係の事全体に無関心になっていて、ちょっと不安だ

5育児についての不安
1)子供がどうしても言うことをきかない
2)大人同士ではそんな事無いのだが、自分の子供を相手にするとキレやすい
3)極端に子供の学業の成績が上下して困っている
4)子供には何か夢のある事をしてもらいたいのだが、どんな習い事を勧めたらいいのか決まらない
5)子供に秘密が多くて、人物像が掴めない

6老後の悩み
1)死について漠然と不安で、焦る気持ちがある
2)成人して出て行った家族がなかなか会いに来てくれなく寂しい
3)尊敬されていない気がする
4)痴呆の不安から、家族に迷惑がかからないか心配ばかりだ
5)死別した配偶者がいるが、今恋愛している。これでいいのか迷っている

7自立神経系の悩み
1)不眠だ
2)不安感から、電車などに乗れない
3)体調不良で起き上がれないときが多い
4)人との会話がほとんど出来ない

HPでの公開は、ななんとか8月中にと考えています。
項目はあくまで予告です、俺なりにざっと考えたものなので増えてくかもしんないです(これ全部書けるのかほんと、、)
posted by kagewari at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年07月21日

暑いんですね、これ心理学的にはどうかって

いうと、「〜火もまた涼し」って事なのでしょうが、そうも言ってられません。土と緑があれば随分涼しい筈で、クソッたれな室外機がなければ又涼しく、ガソリンに火付けて走ってる車も無ければもっと涼しいんでしょうが、一番の皮肉は『後ろが熱っつくなってる冷蔵庫』です。

俺は考えあって10年以上前に冷蔵庫を捨てた(実際の話、冷蔵庫にマーガリンしか入っていないことに気が付いたからです)のですが、もし冷蔵庫の性能が悪くって、部屋が暑くなるほどだったらどうでしょう。それでも「冷えた飲み物のために冷蔵庫を」となるのか、或いは冷蔵庫を諦めてデカイ氷を買うのか。。

文明は皮肉で、冷蔵庫の熱さで、冷蔵庫の中の冷たいものの需要が伸びてたらお笑いです。(そんな極端なことあるワケないですが)、でも実際の話「後ろから廃熱の出る冷風扇」ってのがあって、電気店の店員さんは「部屋の温度はかわらないよ」と冷たく説明してくれますが、冷蔵庫を買う時に「後ろ熱っついよ」とは言いません。ここにも共同幻想があります、つまり「冷蔵庫の発明はゴッツイもので、後ろが熱いなんて問題にならなかった」のです。
しかしエアコンに比べて「冷風扇の発明は・・うーんな感じ」なので、「これ室外機一体だから後ろ熱っついよ」となるのです。

あくまで熱パフォーマンスと言えばいいのか、、バランスだって事でしょう。
「見ようによっちゃ矛盾しててもアリはアリ」って代表です『冷蔵発熱庫』。
名前も目的とする機能優先で「発熱」をはしょって『冷蔵庫』です。

じゃあの冷風扇を、「いんだよ冬は逆さまにして暖房器具にするから」と言ったらどうなるのでしょう・・・・。
あれは「冷風暖房機」、、

確かに考え方によっちゃ「火も(暖房機)又涼しい(冷風扇)」のです(全然意味が違ってるか、、汗)
よくネガティブシンキングなーんて何やらがありますが、そこまで極端に言わなくても、いろんな事には陰陽学じゃないですが、表と裏があって、どっちかかた方だけって事は無いもので。自分の見ているのが「冷蔵庫の中」だけなら、それは「魔法の冷気の世界で」、、、。へたすっと目に付いてないとこに本質ってのがあるのかもよん、って思います。
posted by kagewari at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年07月20日

改めてモバイルマシンを考える。

仕事柄マシンを常時持ち歩いているので、マシンは軽い方が良く、実際メインマシンでもあるので信頼性も重要。
俺は動画や音楽を持ち歩く趣味は無いので、ハードディスクは20Gもあれば十分なので、スペックはほほどでいい、

が、ぴったしのがほんとに無い。
ファンレスじゃ無いと電車や喫茶店で使いづらいし、ブラウザは開きっぱなしでウィンドウも何枚も開いてるのでとにかくメモリー重視なんだが、「いいかなこれ」と思うと、増設不可だったりする。
路上でも視認性が良くないといかんので、省電力考えるとデカイ画面はどうかと思うし、、。

昔、腕時計は一番長い時間身に付けるものなので、減価償却考えると、相当高くてもいいって思ったものだけれど(メガネも同じく)、マシンもほとんどそれに近いものなので、「価格は少々高くても」と思っている。
実際のところ俺の腕時計は、(家のならわしで)中学に入学した時に買ったものなので26年使っているものだから、(高いものじゃないのだけれど)ノートPCはいつかは壊れる代物で、始末におけない。

ソフト業界の陰謀なのか、最近のソフトはメモリー食いが多くて、マシンのメモリーが64Mで足りていた時代が嘘のようになってる。時計に要求される機能と違ってPCに求められるものはシンプルじゃないから比較は出来ないが、何とかならないものかと思う。
メモリー開放ソフトもあてには出来ずで、突然死の持病があるこのFIVA存命中になんとかせねばなのだが、下手すっと、後任も中古のFIVAなんて事にもなりかねない(壊れてもハードディスクが無事なら交換が楽々なので)、CASIOのPC部門が復活するまで待つのがいいのやら、、
「CASIO復活は到底無理なんでしょかね〜」
posted by kagewari at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年07月16日

自己分析について

精神分析って、そもそも何かって言えば、精神科の医師であったフロイドの診療法のひとつと言えます。「原因は何か」これへの回答です、結果的に「深層心理」であるとか「無意識の発見」だとか、心理学の基礎を考える上で外せないアイデアになりました。

何を分析するって、動機です。「何故こころはそう振舞うのか」この動機形成のプロセスを分析するワケです。一時期それは(社会が保守的であったため)象徴化の原型をを探るってな、ちょいオカルトなとこにまで逸れていくのですが、基本的なところは今でも重要で、当事の時代背景を汲み取ってモデファイすればより深く個人と社会文明そのものを分析する有効なツールです。

俺は思うのだけれど、岸田秀教授の重大発見は「自己嫌悪」と「反省」の違いです。言い換えれば「終わり無く自分を責める気持ち」と「状況判断の修正をして危険回避する」差ともいえます。
ともかく『今何が起こってるのか』について、自己認識が無い限り、修正するにも何がなんだかわかりませんから、実際に分析結果を踏まえで「じゃどうすんの」における方法論は様々なんだと思う。
そして、俺が精神分析が重要だと思う理由のひとつが、「分析抜きでの癒しでは、構造を逆に温存してリバウンドを抑止できない」からで、下手すっと一時期の安定は構造自体を強固にしてしまう可能性すらあるからです。

自己分析は、その内容がズレてると全く意味が無いように思われがちだけれど、これは違います、「自分の動機形成を疑う」行為そのものが、自己嫌悪に対して強烈な一撃になるからです。実際、精神分析には「聞きたくない内容」を多く含みますから、話を聞くより、自分で考える方が楽なケースだってあります(あくまでケースバイケースだけれど)そのとっかかりになるテキストがあれば、その後の相談も話がスムースになるし。
人の感情や、動機には全て理由があります。(これ、「理論的に立証」って意味じゃありません。「根拠の無い感情は無い」って意味です。)
ここに潜る気持ちがあれば、「インナーワールドへのアプローチは実は内向では無く、実存的なのだ」と言えると俺は思っている。

■告知だけれど、俺は横浜のNPO(準備中)の『HOW'S』に参加している。今後どうなるのか流動的だけれど、これも「縁」として、俺に可能な事は協力していくつもりです。kagewariにはサイトの方針としてリンクは予定していなかったのだけれど、これを機にリンクを設けることにした、近々HPの方にもリンクを貼る予定です。
posted by kagewari at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年07月13日

星野が随分怒っているようですね

彼は135キロぐらいしか直球の球速無くても抑えるタイプのピッチャーでした。阪急の今井や南海の山内、カープの北別府、巨人の定岡、西武東尾、大洋の斎藤と、似たタイプが随分昔にはいました。
今の村田兆治の方が速いでしょう、

今や150Kの速球は当たり前ですが、最後に伸びる球を投げて三振の山を築いた江川の全盛時代の球速はほとんど140K台でした。球の切れ重視だったんですね、今のようにホームランの出やすい野球じゃなかったところも面白かった。彼らの野球は「いい球を投げる」という淡白なものじゃなく、バッターとの駆け引きでした、野球はただプレーするものじゃなかった。
実際昔は、故障が当たり前で、落合の「デッドボール当たり前」じゃないですが、少々の故障でも試合に出ました。そして壊れたままでもどうやって野球を続けるのかってしぶとさがありました。

西鉄打ち、なんて流派もあって太田や基、真弓はほとんど同じ打ち方で、阪急打ちってのは松永や加藤でした。
守備でも西鉄あがりの基はセカンドで「グラブ引っ叩きトス」という名人芸があって、これは確か西武の山崎に引き継がれていたように思う。

12球団の面白さってのは、こんなチームカラーや芸当にもあった時代に星野はどっぷりでしたから。
スポーツは陸上でも、サッカーでも野球でも知的なスポーツです。言葉にはならない部分も含めて、コーチは身振り手振りでなんとか伝えようとします。こういったチームカラーは、ある意味今日本に12種類ある。
確かにドラフト即戦力の行き過ぎで、随分とチームカラーは淡白になったけれど、それは文化でもあったワケで、、。

チームにも「個としてのカラーがあった」その個は、大事にしないといけないと思う。日ハムは白井(影の監督ですね)を中心に改革されているし、オリックスは阪急文明を捨てたけれど、そのには「イチロー」の存在があります。今でも近鉄には野茂のイメージが残り、、
球界で今声を上げることは、時代を生きた者としての責任だと思う。
巨人の由伸君が「ストの同意」を取り付けました、実は巨人の二軍とはとても過酷なところで、毎年のドラフト移籍組みの中、レギュラーへの道はどの球団より遠いですから、巨人にとってもこの問題は他人事じゃありません。

どこへ流れるのかわからないけれど、選手の諸君はすごく頑張っていて、ニュースを見る(読む)度に「頑張れ」とエールを送りたくなります。

とことん戦ってもらいたいです。『今年の日本シリーズ』、来年春だっていいじゃないですか。
posted by kagewari at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談

2004年07月12日

世の中が動いています、選挙より気になるのはやはりプロ野球です。

古田君は、一度野球を諦めて、受験勉強して立命館大学に合格したのは有名な話です、俺は学歴偏重で話しているのではなく、野球以外から社会を見る視点を持ち合わせた、希有なプロ野球選手だと言いたいのです。

俺は歳が同じだって事と、野村監督時代には熱狂的なヤクルトファンでしたから、自然と古田君も応援してきました、野村ファンとしては「小憎らしい奴」でもあります、古田君はなかなか本気を出しません、当事中日のファーストを守っていた落合に「デッドボール多すぎて野球にならない」とぼやいて「俺はいつも当てられると思ってるが」とすげなく言われたそうですが、彼は「出来ちゃうタイプ」です、野村監督は彼に代わる選手がいないことから(過去の自分の苦労も考えたのでしょう)4番を任せませんでした、ヤクルトファンの心情は「古田4番」でしたが、

彼はなかなか本気も出さないし、発言も控えめな方です。
それはおそらく彼特有の「一般人としての見識故」です、ファンとしてはここが煮え切らなかった。江本じゃないですが、本気の「切れ者」であり得る人材だからです。
皮肉な事に、労組の選手会長として彼はかなり本気です。
「能ある長島(長さんはナチュラルなインテリで批判する意図は無いですよ、、ホント)」そんな感じがします。「ひがまない野村」にも見えます。ホントは彼が選手として一番だった頃に4番をまかせて三冠狙う選手であるとこを見たかったのが本音ですが、そんな事よりも「オーナ相手に発言する」選手は初めてでしょう。各チームの監督がだんまり決め込んでるのとは大違いです(発言してるの梨田ぐらいでしょ)、12球団の監督も超えてる発言者になってます。

しかも、その背景は「彼が希有な個人であるため」だけです。
数多くいるプロ野球関係者で、ぬけぬけと自分の意見を語るのは今や古田君とノムさん、衣笠、清原ぐらいです。俺が注目しているのは立浪君ですね、彼を含めて選手はだんだん目覚めてきていると思う。契約更改と違う戦いを感じているのでしょう。何故かって今まで自分の年俸で会社と交渉したことあっても、全選手の立場から会社と交渉したことは無いからです。

方やオーナーサイドには「ナベツネ」がいます。
ここにも「希有な個人」の関与が否定できません。
セリーグのプロ野球が一番面白かった時は「長島VS野村」があって、パリーグの一番面白かった時には「森VS仰木」の図式がありました、よく考えると「希有な個人」によってです。

俺は「ひとりじゃ何もできない」という言葉が、子供の頃から大嫌いでした。太陽にほえろのゴリさんの「撃てるものなら撃ってみろ」も大嫌いでした。協調と独立は決して反発しないからです、改革改革って意味ではありません、原点に戻る方へ個人が発言するなら、それは「アリ」だと思います。
「独りが立たなければ何も起きず」「お前には撃てっこないというのじゃ犯罪者への侮辱です」

個人への尊厳って何か

ナベツネは「だれその人(ライブドア)」「たかが選手(古田君)」と明らかに「組織ではなく個人に喧嘩を売りました」、これは高くつくと思う。組織をバックに組織を牛耳ってきて「個としての自分の希有さ加減」を曖昧にしてきた彼には、その後の展開は予想もできないものになるでしょう。

マスコミ全体で野村を潰しても、アマで復活です。そうそう個人の力はバカにはできません。

「古田君や立浪君へ売った喧嘩」どうなるのかわからないけれど、俺は彼らの後ろに「無数に怒れる個人」がいる事を信じます。
 一時ヤクルトの会社サイドが古田君に圧力をかけた時期がありますが、自分のバカさ加減に気が付いたのか、圧力を取り下げました。彼はヤクルトの監督などなんとも思ってないからです。「みんな出世したがっている」と思ったら大間違いです、おそらく引退後の古田君は、現場よりTV局との契約の方がよほど高いでしょうし、年俸面もヤクルトの事、球界の事を考えて低めにしているおかしな奴です(ここが本気出してない、彼の困った一面でもありますが、、)、彼には今度こそ本気を出してもらいます、オリンピックのキャプテンが宮本であるように、ヤクルトはおかしなチームで、ある意味選手間で尊敬されてるチームです(誰が考えてもあの貧乏さで、よくやってる、野球バカのチームと、他のチームが気がつかないワケないですから。そこはプロですからね。)、

ともかく、これまでどこのオーナーもはっきりものが言えなかった「ナベツネ、提」にものを言い始めた選手個人。
ダイエーの松中君の闘争心は、本気だし、彼は人望もありますから、パリーグを引っ張っていくでしょう。小久保問題以来感じていた球界への不信感も背景にある筈です。

日本のプロ野球界は随分と「後ろでゴチャゴチャやってました」が、そもそもそんな事は許されない、本来「江川事件」の時に表に出すべき事が、随分と時間を掛けてやっと戦いになってきたと感じます。
巨人の上原君も「かなりな個人」です、
この選手会の戦いは、プロ野球選手を目指す諸君にどう映るでしょう。ここで一方的にやられたら、いくら高額年俸をもらっても『たかが選手』です、球団社長に「アホ(近鉄)」呼ばわりです。

古田君はとっくに選手生命を掛けてると思います。
本気になった彼を、選手として見たかったのですが、「一度野球を諦めた男らしいな」、とも感じます。
古田VSナベツネ、これからが「気になりますね」
プロ野球の将来がかかった戦いになりますね、こりゃ
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2004年07月07日

今日の東京がどこまで暑いのかしらないけれど

暑い

今はほぼ毎日、どこか屋外を徘徊しているのですが、こりゃ強烈な暑さです、予測どおり自民が苦戦の夏がきそうです、今回の選挙の結果はひさびさに楽しみです。そしてプロ野球の1リーグ問題、

何かこの暑さは、じわじわ回復している景気とともに、ワケのわからん事を言う偉いさんのスケールを、妙に小さく感じさせる気がします。

こんな日は頭も廻らず、ボケーっとしてしまいますが、おそらくそれでいいのでしょう。昔は夏といえばスイカで、昔の冷蔵庫は小さくて入らないので、台所の水出しっぱなし型で冷やして食べたものでした。俺は個人的にはあまりスイカは好きではありません。どうしても「これ野菜だろ」が先にたってしまい、ありがたみをあまり感じないのです、そんなこんなで夏には何を食べるとか、夏だからこんなことするって様式もすっかりなくなり、「暑いので薄着」ぐらいです。
当たり前の娯楽だったプロ野球も、なんだかちょっと前の「金融危機のデマ」とか「流行だけのリストラ」の後追いをしている感じがします。
春になって開幕し、秋に優勝が決まり、日本の季節感のひとつであって大事なものだと思うのですが、、

この暑さが、余計に人の思惑のズレを際立たせているような気がします。
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