2007年12月05日

能動する実存

『実存』というと何も実存主義哲学で言うとこの実存ってばかりの実存で話を進めようって事では無いのです。「虚像の反対」的に唯幻論上で言うところの心理学的解釈の一つとしてもそれは解釈できるもので、与件化された暗韻を含んで「実存」と、

「長いし、意味わかんねぇ」なあなたはここ以降は読み進まない方がいいかも(笑
まー、このブログは半分心理学的な何を何するところで、「何が何」って事じゃあーりませんから。

でね


考えると、内向性の反射とも言える速度の速い判例主義的認知の場合、以降行われる判断や実際に起きる事柄等確かにそれは現実に「起きてる」んですが、現実の構成要件として哲学的量子力学的にですね「観察者による観察行為そのもによって実存の形が変化してしまう」のであって、ここの主観的(本人)認知は「ナンセンスというほどパラドックス状態だ」と言い切っていいと言えば間違いだとは言い切れないのです。
だとすると、これが盛んに「心理学的に実存している」なんて語られる実存ってものがいかなるものかと言った時にですね、『そこには確かな能動性がある』事になるんですよ。

『そこには確かな能動性がある』これ=当事者意識の介在、
と、まーそうなりますわな、
当該する主体が強迫構造で抑圧されている場合、そこに発生する”時制”は過去の再生的反射に支配される点でそれが時間的スケールとして現実なのか(認定されている時間スケールと現実に行われる時間スケールが一致していない)と言えばそうでは無い。これを表現する方法として「それは実存していない」→「能動性が無い」となるんです。
実際俺はこのへんの「パッシブ(反射的認知)な在り様を『被(こうむる)』と定義」しているんだけれど、心理的な判例が不快感的象徴であれば=ネガティブ思考と同じだと見ても不自然じゃないんだよね、

その反対を考える場合「そこに能動性(アクティブ)があるだろうか」となるのであって、ここには”結果を問わないポジティブな形がある”と見ても不自然じゃないんだと、
心理学的哲学論みたいな領域の話になるんだけれど、
「アクティブな当事者意識の介在は、結果を問わないポジティブである」と定義できる。
今度はこれを逆さまにしてみると
「パッシブな当事者意識の欠落(抑圧)構造は、結果を問わないネガティブである」となるんであって、その状態が認知としても快である(脳内では快も不快も”興奮”は”快感認知”のジャンル)可能性は限りなく低い事になる。

確かにこの判例主義が社会学的にも有効な典型例の道徳的規範や慣例としての紳士協定等も、主体的に快を伴う事は無く、不快ストレスとのバランスを取る意味でその正当性を確認したり賞賛したるする二次的な興奮によって帳尻があっている動機形成であって、
もっぱらその行為の実存は後者である「正当性の確認や賞賛」の部分に依存する事になる。
つまり、その規範性や反復行為の正当性や合理性ってものを論証できる(ネタバレさせる)積極的介在(何かおありがたい言葉で説明できる必要性なんてものは無い)がーーポジティブじゃなけりゃバランスを欠く=即ち「根拠に対するポジティブな自意識の介在無しの判例主義や慣習はその内容に関わる事無く強迫である」となる。
どういう事かと言うと、常識や道徳の根拠となる部分の論証は「ガチの主観でなければならない」。
この根拠や理由の部分が「なんとなく」や「そういうものだから」や「みんながそうだ」「きまっている」「社会はこうだ」のような無責任(自己責任の非成立)があるからこそそれは強迫なのであって、実際行われる動機形成や行為の内容とは”まったく関係無い”のだ。

やっかいなもので、ここの”まったく関係無い”部分が強迫構造が潜在意識に潜る(自意識にバレずに構造化する)”仕掛け”なのであって、
「こうありたい」とか「こうでなきゃいけない」な部分が拍子抜けするほどステレオタイプである部分が「自意識の気付き」を回避する仕組みになっている。
かといって、各種の道徳性や慣習ってものを一次的に全否定するのはかなり大変な作業になる。
ここで考え方を転換する必要がある、
各種道徳性や慣習ってものは、ある意味強迫性の亜種である「正当性バランス反射」である必然性があるんだろうか?
ひょっとしてこれは『昔々の共同幻想そのものの実存のため』に必要だった個人の雛型なのじゃないか?
実際現代社会の自意識の引き出しには、ほとんど同じ経験的情報が蓄積されている。
「俺、こう考えるからさ」で代用できない道徳等あるのだろうか、
社会不安として語られる道徳の欠如なんて話は、「下手にいい加減な共同幻想があるからこそ、安易な正当性が介在し暴走している」と見るのが自然じゃない?

現代社会における自意識の介在ってのは、構造論としても十分哲学的なんだと思う。
posted by kagewari at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/70968507

この記事へのトラックバック
タグクラウド
QR
住まいの心理学(retour&kagewari)
公開掲示板過去ログ検索ボード
Comments
ここのとこ論議になる事が多い「報道」について考える。
 ⇒ 匿名希望 (02/22)
 ⇒ 匿名希望 (02/15)
 ⇒ 匿名希望 (02/01)
 ⇒ kagewari (01/25)
 ⇒ (2/17削除依頼により編集) (01/25)
HPとかブログ含めて全体のモデファイ始めてます
 ⇒ kagewari (01/03)
 ⇒ 匿名希望 (01/03)
 ⇒ kagewari (01/03)
 ⇒ 匿名希望 (01/02)
カウンセリングと病院の関係
 ⇒ 早恵 (11/12)
 ⇒ kagewari (10/26)
 ⇒ 早恵 (10/25)
暑い夜です
 ⇒ 早恵 (11/09)
テロとの戦い
 ⇒ kagewari (10/25)
 ⇒ 匿名希望 (10/24)
 ⇒ kagewari (10/24)
 ⇒ 匿名希望 (10/23)
バラバラ事件がマスメディアの”ネタ”になっている
 ⇒ kage (01/20)
 ⇒ 佐藤千佳 (01/20)
堀江裁判の続きなんだけれども
 ⇒ kage (11/03)
 ⇒ ゆでた孫 (11/03)
精神分析的視点(5)「出生率低下問題」を考える。
 ⇒ kagewari (09/10)
 ⇒ 得津富男 (09/09)
オルタナティブの前にさらっと前説やっておこうと思う。
 ⇒ kage (12/24)
 ⇒ Momoko (12/24)
ここのとこマシン壊れすぎ
 ⇒ 御案内 (12/14)
search
検索語句

RDF Site Summary
RSS 2.0



wwwSerch Site
recomend
TrackBacks
実存主義と精神分析
 ⇒ 思想がたくさんあります (02/17)
メディアリテラシー:Googleがヤバイ事に。。
 ⇒ 大家さんのつぶやき (10/25)
家族社会における心理構造の連鎖
 ⇒ 夜泣きには親にも原因があった−夜泣き (09/07)
 ⇒ 幼児・子育てに成功する方法 (08/27)
モバイルPCをfivaからIBMに乗り換えた
 ⇒ PC組立・パーツ (08/06)
 ⇒ PCパーツのオンライン販売で得する (07/12)
オシムはノムさんか?そして中田引退
 ⇒ 無料データバンク (07/13)
表情ってものを考えてみたい
 ⇒ スポーツ選手名鑑 (06/21)
筑紫の番組かな?アメリカの報道にも動きがあるらしい
 ⇒ 自動車 (06/20)
 ⇒ 出版ドットコム (06/05)
終盤に弱いワールドカップの話はともかく
 ⇒ サッカーワールドカップ2006-FIFAワールドカップ・ドイツ大会特集- (06/19)
 ⇒ サッカーは好きですか? (06/18)
LINK
□心身コンサルテーションHOW's
□ざわ と〜く
□なまずの独り言
□熱狂的マスコミファン
□TBN
□ば○こう○ちの納得いかない
□魚住取材ノートMouRa
■retour&Retour
□etc;;Blog

kagewari01