2007年10月07日

自民は既に崩壊しちゃっているのか?

このニュースには笑った
自民:古賀選対委員長、過半数維持できねば議員辞職
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071006k0000m010113000c.html
自民党の古賀誠選対委員長は5日、京都市内であった郵政造反落選組の元同党衆院議員の会合であいさつし、次期衆院選について「自ら政治家としての退路を断つ決意で(選対委員長)を仰せつかった。27年の政治活動の総決算として、この職をまっとうする」と述べ、与党で過半数を維持できなければ議員辞職する考えを示した。

また、会合では平沼赳夫元経済産業相も講演し「次の衆選挙では、83人いた(05年総選挙初当選の)小泉チルドレンは淘汰(とうた)される。自民党は議席を減らし、政局の流れができてくる」と述べ、次期衆院選後に政界再編の可能性があると指摘した。【野口武則】
毎日新聞 2007年10月5日 21時22分

京都の郵政造反組って野中さんのとこでしょう(笑
やたらとこの古賀に積極的に担がれて、ほぼ=幹事長という「選対委員長」ポストまで新しく作って就任させた福田首相を支持した「小泉チルドレン」って何?
麻生は平沼の復党を認めようとしているから、敵だのクーデターだのと言っていたようだけれども、「小泉チルドレンは淘汰される」と発言する平沼が公演しているところに「選挙区公認権限」持っている古賀が参加しているんだが。
実際のところ、それを勘付いた小泉がチルドレンを裏から指示して福田首相の動きを町村派主導に引き戻して(ひょっとして選挙の前に「福田本格政権」への内閣改造→古賀更迭のウルトラCが織り込みなのかもだが)、久しぶりに町村派で発言し「安倍さんもまさかあんな形で辞めるとは私もびっくりです」みたいにしらーっと話していたが(たいした根性だよこの人は)、だとしてもだ、
「郵政反対派に対する態度がおかしい」と反麻生で動いたチルドレンが、この古賀選対委員長のニュースで「いったいチルドレンは政局をどう読んでる人達なの?」と疑問符打たれてしまう結果になったのは笑える。

実際安倍ちゃんが「麻生さんにはお世話になった」と退院後発言し、麻生涙ぐむなんてーな図柄になっちゃったものだから”クーデター”だの騒いでいた人はいったいどうしたらいいんでしょうねぇ
この構図が見えていたのが「タイゾー(麻生に投票)一人だけ」って話が余計に輪をかける。
これじゃ党内は疑心暗鬼で、またまた福田首相自体が腹の底を見せない人なものだから、おそらく誰を信じて、この政権は何の政権なのか、自民党内でさっぱりでしょうに。
官邸サイドからしても、福田は国会でさかんに「民主党の協力を、話し合い路線で」とソフトイメージなんだが、官房長官の町村は平然と「小沢さんはちゃんと勉強して発言しているのがちょっと疑問ですね。民主こそ大丈夫なんでしょうか、」等民主が激怒しそうな発言を平気でしているちゃらんぽらんさ加減で、一体何をするどんな政権なのかまったく先が見えない。

小泉は小泉で、角福戦争を思い出したのかどこか陽気に「福田政権」に満足顔だし、派閥解体論者の筈が「いやー町村派もすっかり主流派になって」と笑いながら発言するほどご機嫌で、随分と前にチルドレンに「議員なんか使い捨てなんだから各人自立するように」と突き放した事があったけれども、なるほどそういう意味なのかと(笑
(現実福田首相を担ぐ主導権を「新YKK」から町村派に取り戻す影の力として小泉チルドレンが一役買ったので、チルドレンの動きは小泉的にはかなり評価しているらしい。)

つまり小泉300勝当時の水ぶくれとも言える新人議員は「新保守主義なのか、単なる小泉シンパなのか、本気で予定外に当選してしまったのか、安倍的右派なのか、とにかく政治姿勢がはっきりしていない」。なものだから液状化と言えばいんでしょうか、どうにもこうにも挙党体制なんて形にすればするほど「自民党って何する党?」なのかさっぱりわからず、結果として例の自衛隊による燃料補給の法案だけが目立ってしまって、「対米追随党?」等と勘違いされる可能性すらある。
プロ野球の楽天のスレのテンプレじゃないけれども、
【「将来は見え」ても今日明日が見えない】なんてことになりかねない。
それこそ今の自民じゃ「将来も見えない」じゃないですか、
随分と前は、それこそ民主が寄せ集め集団で「何する党?連合と新保守の寄り合いの党?」な趣が強かったんだけれども、前原ズッコケでかえって党のイメージはヨーロッパ的な社会民主リベラルな方向に固まりつつある。単純に考えれば(有権者の期待もそうだろうけれど)自民の将来が保守党である事は間違い無い、
しかし保守といっても”何を保守する保守党か”がはっきりしないと、何でもかんでも保守党だ(所謂守旧派)になってしまって、単に「なんでもかんでも反対野党だ」の「反対」でしかなくなってしまう。

一昔前は「新たな政界再編」だとか、なんか「主義主張で割れるんだ」とかの見方もあったようなのだけれど最近の様子を見ていると肝心要の「何がしたいの?」がさっぱりわからない。
一番わからないのは「改革を止めるな!」の”改革”、
これって郵政民営化が決まった後には「何の改革なの?」と一向に説明されないまま、抽象概念として言葉だけが流通しちゃっている。
「小泉改革の闇の部分を改善する改革」じゃ意味不明だし。
ひょっとすると”自民党”って実体は既に存在していないのかも知れない。そこにあるのは公明党も含めた『政権与党』って形だけで小泉の言うとおりに300勝した時に「党としての自民」は壊れてしまったんだろう。
その証明が先のニュースの平沼の発言で、この人の発言の方がよっぽど昔の自民らしい。
心理学的に言えば、「自民党という記号」すら意図しているイメージが、小泉以来広がりすぎてコアを失ったのかもしれない。
福田首相にコアが見えないとこは皮肉なベストマッチなかもだが、、

この状況下でローゼン閣下はどう出るつもりなのか。
posted by kagewari at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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