2020年08月10日

「インセンティブの経済関係を、も少し解説する」

●話をわかりやすくするために”極端な例”で説明するから

『共同幻想』の始まりに、古代文明における天変地異や、他民族との争い、はたまた農業土木のための労働集約、田植えや刈り取り時の労働集約、などなど「総じて安全保障や集落単位の大規模事業」が挙げられます。
典型的なインセンティブの関係は、
「集落あげた大規模労働集約事業の最後に、収穫祭があり酒池肉林の大騒ぎ(インセンティブ)」
※同時にインセンティブの効きを増すため、平時の飲酒を禁じるような道徳の導入(これが何を意味するのかと言えば、集落の正規構成員にならない限り一滴の酒も飲めない)。
※加えて厳密に管理された酒造利権は=権力サイドの管轄となる(専売制など)。

社会学者テンニースの「社会進化論」ってのは、
(同時でインパクトのあった話と言えば)
産業革命であり、その後の経済のホワイトカラー化の推論であり、
「血縁村社会(ゲマインシャフト)」から経済発展により、自然現象として(進化論的に)「利権共同体(ゲゼルシャフト)」へのシフトが起きるとした(事実そうなって、先進国では第三次フェーズに移行している)。

●戦争や軍隊で考えてもわかりやすい、

『共同幻想』社会の超典型は”軍隊”である
厳しい規律や上下関係、ましてや軍隊内部での殺人など決して許されない。
しかし、いざ戦争になれば「部隊として大虐殺すら許される」。

(※大虐殺があたかもインセンティブのように用意されているという意味ではありません。軍隊における通常のインセンティブは個人ではとても購入できない高額高性能兵器をあたかも自分のもののように扱える悦楽です・及び出世した時の組織を動かせる権力。上記大虐殺のたとえは、時々戦場で起きるそのような事件が心理学的理論上”起こり得る背景の説明”って意味ね→それが《殺して食うわけでも無いのに》インセンティブと解されてしまう恐怖が戦争にはあるワケ)

逆説的に『単独者』とは、「人を殺すにしてもそれは俺の意思で決める(そしてその決断において外部に何らかの承認を求めるとか”あり得ない”→自分だけの意思で速断できる)」

(※インセンティブの事例で言えば、高度経済成長以降の先進国の場合、一般平民でも強烈に購買意欲をそそられる商材など無く《とっくににコモディティ化している》、そこそこの物品は個人でも容易に手に入れることが可能。権力面で言えば法整備が進むほどパワハラも御法度になりますから責任が重くなるだけで役得が増えることもない。←民度が低く第三世界レベルの某国のように腐敗が横行するのは社会が前近代レベルだからインセンティブが効いてると言える。)


”非適応個性派(非制服私服派)”ってのはさ、
個性化しているから「自分専用にカスタマイズされたものにしか興味が無い(結果オンリーワンとなるもの)」、部隊やらが提供するユニバーサルな物品は”非適応個性派”には【価値の無いもの】になります。
(※その典型として、官給品ではないカスタムした自分の銃を持とうとするからね。)

■「そんなことになれば将来の国防はどうなる?」なご意見あるかと思いますが、
”確信犯的再選択者(ネオコン)”の台頭(この愛国者は特殊部隊レベルです)
国の危機となれば、『単独者』にとっても自らの生活空間の危機です(これは幻想では無い)、
『単独者』も非合法も辞さずの工作活動など餅屋の得意分野があります(国内スパイの監視摘発や非正規含むサイバー攻撃ゲリラ部隊など最適)。←この分野においては高齢者”ベテラーンズ”も参加可能
そこに”打算的適応者”の『歩留まり』も追随する形で、現在以上の国防民度が形成されるだろうと予想してます(故に全く心配無し)。
 ↑
『歩留まり』も参加しやすくなるんです、何故なら近未来の戦争は「限定された地域紛争」「交通事故より死者の少ない超限戦(戦場はドンパチする現場に限らない)」というハイブリッドなものになるだろうから(『歩留まり』階層が敏感に反応する戦争というリスクの低下)。


<<<<<どうやったって『共同現素』を構成する経済関係は破綻します>>>>>
(『共同幻想』を成立させ得る社会・経済的裏付け《ユニフォームと勲章》が機能を失うってことです)
「新聞屋の営業マンが、洗剤とプロ野球のチケットで勧誘できる時代はとっくの昔に終わった」




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