2020年08月02日

「”日常(基礎的代謝)”と”非日常(インセンティブ)”の原則論」(番外編)


●さらっと話すけど、心理学的には【とても重要】な論議になります
今回(番外編)は「タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』じゃないけども」みたいな
わけのわからない話ですが、「パスカルの賭け」を織り込みつつ謎に挑戦します。
 ↑
繰り返します、今回はちょつとワケのわからない話なので、
後から質問や確認のリクエストなども禁止でお願いします、
(俺にもよくわかっていないのだからw)


■「人は認識できるもの、考えたものしか手にできない」
(我思う故に我在り:cogito ergo sum byデカルト)
●「だとするなら、現実とは考えた事象であり、それが幻想世界への答えだ」
 ↑
はい、何のことだかさっぱりわからなくなってきておりますが、
シンプルな命題で考えてみよう

前回の話、覚えてますか?これです、これ
 ↓
■■■たとえばさ、■■■
「驚嘆や感動や尊敬や敬服や驚異などを表す言葉として”スゲー”しか知らなかったら?」
 ↑
この恐ろしい話の反対側を考える中で以下の現象の答えを求めなさい

■ケース1)
ある日の夕暮れ、近所の小学校から聞こえるキテレツなチャイムで目を覚ましたソフトヤンキーの姉ちゃんが枕元の時計を見る(ヒモの彼氏がそろそろパチ屋から帰ってくる時間だ)
姉ちゃんはキャバクラ出勤の前にと台所に立つ、
(母子家庭生まれの彼女は子供時代から家事を担当しており、料理の天才と呼ばれていた。夜の街に出勤前の母はよく言ったものだ「〇〇ちゃんは料理が上手だからきっと男運がいいよっ」)
なんとか冷蔵庫にあったありあわせのもので一見中華料理風の料理を作った(勿論レシピは無い)
「うん、なんかすごく美味しくできた気がする」
パチ屋から彼氏が帰ってくる
「んかさ〜スゲー美味しくできたからさ、夜お腹すいたら食べてダーリン」
「わかったよ」「これさ今日の戦利品」(袋一杯のカップラーメンを手渡す)
「スゲーじゃん〇〇チン今日もありがとね」
(暑い抱擁の中彼はその料理を口にすることはなかった、勿論彼女もそんなことを気にしない)
 ↑↑↑↑
●この時に人類のシンギュラリティ―が起きて、
彼女が世界一の料理の創作に成功していたら?
それを観測するものは誰もいない
 ↑
※というか彼らの生き様は実存など求めておらず「インセンティブとノスタルジーの織成す幻想世界」だから、これでいんだよ



■ケース2)
「世界一の料理を作りたい」それが彼の夢だ、
妻曰く”マッドシェフ”の異名を持つ彼が今日も超一流の食材を並べる。
「そうだな、今日は(奥さんが会社上司の退職飲み会で帰りが遅い)さっぱりとしたお茶漬けがいいだろう」
(最初は松茸と思ったが、いつものフランスかぶれが出た)
「トリュフのお茶漬けにしよう」
そそくさと鯛のアラを一度炭火で焙ってから出汁を取る
、、、
(飲み会帰りで奥さんが必ず乗ってくる個人タクシーのブレーキ音に気が付いた)
「時間ぴったりだ」
帰ってきた奥さんは彼とひとことも言葉を交わさずシャワーへ
「あのさ、ダイニングにお茶漬けあるから」
「あらそう、いつもありがとね」
「うん、今日は特別美味しくできた気がするんだ」
(彼女は食事に手を付けることなくベッドへ直行した)

彼はキッチンで朝ご飯のしたごしらえをしながら、ひと口お茶漬けを
「うん、今回は俺の中でも一番かな」(満面の笑み)
「でも今度は”奥能登のシイタケ”にしよう」
 ↑↑↑↑
●ハイ、世界一の料理爆誕!!!確認されました
(ところが、本当に旨いのは出勤前のキャバ嬢が作った”中華料理風の何か”だったのかもしれない)


■ケース3)
『単独者』某氏が”スーパーで一番安い食材を集め究極の料理が作れるのか”をテーマに数十年にも及ぶ試行錯誤の上、ある到達点に辿り着いたとしましょう。
(※重要なポイントは、試行錯誤という『抗(あらがう)』証を持っているため、この人物には”ある到達点”を観測する上でも人類有数の個性化を果たしているという点です【ここにも結果よりプロセスこそが重要】というフラグが隠れている→彼が観測者としての条件を同時に成立させている。)

くっだらないニュース報道を聴きながら、
彼は食卓で驚愕する。
言うまでも無くこのケースも(爆誕では無いが)”その料理は実存”する
少なくとも「勝利を確信し愉悦に浸る人物」が実存することは間違いない。
(※逆に言えば、ほぼ同様の成果を彼が早期達成しても、彼には十分な観測者としての条件を満たしていないため、この段階で「究極の料理」は実存しない。数十年に及ぶ試行錯誤が”観測者としての条件”として必要だってことです。→”早期達成のエピソードは何なのか”の解析に数十年かかったと言い換えてもOK)
よくある「マッドサイエンティストケース」ですね



<<<<<<<個別具体的に”何が起きたのか”では【無い】>>>>>>>>

人類ヒト科の自我は「考え、認識しなければ、そこに何も実存しない」
そこに何らの賞賛も何らの共感も、何らの承認も必要はない。
抗い続けたプロセスだけが「実存を確認できる」
(我思う故に我在り:cogito ergo sum byデカルト)

『抗(あらがう)』者は、演出されたような、期待されたようなエピソードに”釣られない”
逆に、どんなに”釣りネタ”にひっかかった「the ノスタルジー」に彩られていてもそんな記憶は(やたらそう思い出すだけで)幻想に過ぎない。
「それはソラリスが見せた夢だよ」

そこで千利休がひとこと、
「究極の一服など無いが、それを極め続ける行いこそが”道”である」
 ↓
すると逆説的に「結果論には全く意味など無い」ことが証明できるってワケさ、





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posted by kagewari at 19:12 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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