2020年07月21日

「思っちゃうんです自分」と「我思う故に我在(そう考える自分)」の違い


本音ってのは感覚的なものでは【無い】
 ↑
●ここが一番の誤解の元かな

たとえば、科学者の本音・本気ってのは実験・研究の結果であって、
「こうあって欲しいと思ったこと」では無いよね(笑
確かにこの場合も、「本音はこであって欲しかった」なんて言葉が続く場合がある。
(そこもよくある誤解の元、口語ではそれが本音というワードになるんだけど、心理学的にそれは本音では”無い”からね)

「思ってしまうとか、欲しかった」などの過去形で語られる”ある心情”は、『自意識』の考えとは別に「そうなっちゃっていたこと」です。←それは本音では無い最大のポイントがココ
■「そうなっちゃっていたこと」受動形=自分の思惑とは別にあたかも既成事実化していた心情
 ↑
これが本心とか本音といえる?
あたかも「何者かにああつられるようにそう思ってしまうこと」でしょ
(そら、そのまんま、何者かの思いだろうよww)

単純な話反射的信条の代表例は「動物的反射」です、
ビビって吠えまくる座敷犬の攻撃性は本音なのか?←自然現象としては真かも知れないけど本音じゃネーよな’?
(そもそも家人の友人に吠えまくるって完全な誤解じゃん「ありうべき本音は飼い主さんのご友人、これは宜しくお願いします」でしょ、)
 ↑
その時はどうしてもその人をこうなんだと思ってしまい吠えてしまった
(失敗談としては真だけど、それを回顧してる『自意識』の語りこそが本音です)

●この辺は大いに口語の「本音」というワードの用法に問題があんだろうけど
口語の用法でそこがおかしなことになったのも以下の構造の顛末なのでは無いかと思う。
 ↓
■「”本音”というワードの誤用が口語の用例になってしまった原因」とは何か

近代以前は『共同幻想』人格真っ盛りです、
『共同幻想』とは、本人の意思を排除上書きする形で「かくあるべし」をインストールする行為ですね、
即ち『共同幻想』として導入された概念は「確実に自分の考えでは無い自覚があります」、
(下世話な言い方すりゃ「そう吹き込まれた他人の考え」ですわな)
脳の認知としてはさ、「だとしたらそれに反するのもは自分の考えだ」となります。
(実は、必ずしもそうじゃないんだが、速攻反対論で提示するとそうなるよね)
=『共同幻想』なる常識や道徳的知見に対する感情的反発のことを”うっかり本音と定義してしまう”
翻って演出度を高めれば、
「それが正しいとわかっていることに対して、反発する心情」
 ↑↓
ほら、「客人は飼い主の友人なのに吠えてしまう犬の心情(失敗談)」と似ているでしょ

ここから口語用例の錯覚が始まるんだわ
「本音はどうなの?」という問いが、
「正論に対する反射的感情(失敗談)を尋ねる意図」になってしまう(巧みな詐欺だよ)
 ↑
繰り返しになるけど、勘違いから飼い主の友人に吠えまくり、後から深く反省するような行為が本音だとしたら大変な誤解を招くじゃん。


<<<<<<はい、ここに隠れたレトリックに気が付いた人?>>>>>>>>

■そんないい加減な概念を”本音”ってワードにあてたのも『共同幻想』なんじゃネーかって話
狙いは?『共同幻想』ネタバレを防ぐためさ(権威サイドの思惑をあれこれ詮索させない)
前述のやりとりを”本音”を巡る論理とするならば、
「あたかも、自分の気持ちなるナンチャッテ本音とは、正論に反する悪いことだ」となるじゃん。
 ↑
この構造がうっかり飲み込まされてしまう(上手い詐欺の筋立てになっってるよね)

ここさ、かなり洗脳のテクニックみたいな話なんで慎重に読んで欲しいんだけど、
仮にさっきのやりとりで、上記レトリックに飲まれない対抗策があるとしたらどうなるか?で考えてみよう
「君もこれが正論だとわかっていると思うけれど、ぶっちゃけ本音はどうなのかね?」
「は?いやいや、そもそもああんたの話した正論なる概念は甚だインチキ臭い暴論だと思うぞ。俺の本音が何かと聞かれるならば、これからそのアンチテーゼを1時間ほど演説することになるんだが、時間あるか?」 ↑
わかっていただけます?(笑


●「本音はどうなの?」という問いが、詐欺のテクニックとして絶妙なのはですね
その前段の説明にポイントがあって
「かくかくしかじかが正論だと君のわかっていると思うけど、ぶっちゃけ君の本音は?」←この食えない巧みな話術に秘密がある
一番簡単な対処は勿論以下なんだけど
「かくかくしかじかが正論だと君のわかっていると思うけど、」(ここでバシッっと話を制し)
「思うけどとか勝手に言ってるが、全然違うけど?」
 ↑
本来はこのやりとりで、「それが正論」を否定できる、

と こ ろ が
相手が権威上位者の場合(上記のトークはまさにそうだよね)上位の者の話を途中で遮るとか失礼なことはできないだけでなく、なんとなく予定調和で”うなずいとかないといけないお約束”がある(笑
ズルいよなw
事前にシナリオはできあがってんですよ、
権威上位が「かくかくしかじかが正論だと君もわかっているよね」ってフリは、そこに明快な上下関係があれば(話の中身がどれほどトンチンカンな話でも)「正論だと認めた事になる」ワケさ、
すると?
「それに反することを言えば?悪いことだよね」
つ ま り だ
後段の「ぶっちゃけ君の本音は?」なんてとってつけたような言葉の意味は
「君は悪い奴では無いよね?(最後は正論に従うだろ?)」の強迫であり、質問では無い。
 ↓
●この『共同幻想』導入猿芝居の理想的なシナリオは以下となる
「かくかくしかじかが正論だと君のわかっていると思うけど、ぶっちゃけ君の本音は?」
「本音言えばやりたくないっス」
「だよね、そうだよね、わかるよその気持ち。だけれどかくかくしかじかある以上それは通らないよね?」
「ええ、わかってるっス」←なんだよ〜

理不尽設定でやってみようか?
「お前さ、兄貴の女に手を出したらどうなるのかわってると思うけど、どうすんだ?実際」
「俺は女と逃げようかと」
「できるワケネーだろ、女の始末は兄貴にまかせてお前指つめろ、わかってんな」
「そ、それは、、」
「わかってんだろうな!」
 ↑
ドラマとしても追い詰められていく様子わかりますよね?
 ↓
この辺のお約束を破るのがニューシネマというか、ヤクザものなら北野映画になりますが、
●(『共同幻想』崩壊過程)現代的なシナリオだとどうなる?
 ↓
「お前さ、兄貴の女に手を出したらどうなるのかわってると思うけど、どうすんだ?実際」
「俺の女に手を出す奴は皆殺し」
(躊躇なく腰のリボルバーから発砲、目の前の兄貴の伝令は驚いた様子で腹を抑えてうずくまる)
「なんだお前、そうやって脅すと俺が指でもつめると思ったのか?バッカだなぁ、、戦後日本は自由恋愛だバカ野郎この野郎、恨むならテメ―の足りない脳みそ恨め」
(矢継ぎ早に眉間に撃ち込む)
 ↑
これを映画界シナリオ業界『共同幻想』の崩壊と、ニューシネマの台頭みたいな感じになるワケさ

<あれ?何の話だったっけか、、>




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