詳細は忘れましたが、
(彼はそう言及していないけど「ある意味の正常論への皮肉として」)
「共有されない上位概念は時に狂気と呼ばれるが、その概念が多数派を形成して共有された場合、正常と認識される(メンタル問題の発症もしない)」と論じてます、
↑
まー読み方はいろいろで、意図するところはかなり”深い”
勿論明示していないが、時代や地域で”正しいとされる上位概念はコロコロ変わるので”=普遍的な正常人の上位概念など存在せず、それが正常となるか否かのボーダーラインは「共有化成功の可否である」と言っているワケですよ。
(極論、それが首狩り族の「殺人の掟」でも、多数派共有したサイドが正常となる。)
■岸田教授が活躍したのは、『共同幻想』崩壊プロセスへの突入までなので、社会学的に『単独者』論への言及は無い。
(俺はそもそも論的に『共同幻想』概念の元ネタが戦後の思想家吉本隆明氏の論説であることから、社会学的に言えば→その次は『単独者』社会だわねって流れで”その後”を展開している。)
<<<話をそれは「強迫心理」か?『共同幻想』なのか?>>>に戻すと、
見方を変えれば、「強迫心理」下にある自我はそれを「強迫心理」と認識しておらず『共同幻想』だと感じているのね(だから権威性バネが効いて『自意識』への『抑圧』が成立している)。
その軋轢は「個VS社会」に見えがちだけど、
心理ドラマ的には違うんだな、
「強迫心理」下当事者とすれば、『共同幻想』社会との軋轢は(イジメ問題に代表されるように)
無理解や理不尽なだけで、『共同幻想』としてふさわしいのは「私の考えだ(強迫心理)」と錯覚される。←錯覚されるというか、そういう心象に誘導される。
図式としては「共有化構成員の存在を無視すれば」
当事者の心理ドラマは「イスラム教VSキリスト教」の軋轢と違いが”無い”
↓
むしろ積極的に自分の脳内の上位概念を(実体としては「強迫進路」)、正しいことを言っているのにどうして周囲に理解されないのか(自分の上位概念の承認欲求)←このようなストレスを体感する
●ここで『共同幻想』論ですよ、
『共同幻想』なんてのは、まー歴史の行きがかり上というか、、、案外適当なんです、、
期待するほどの哲学的論旨の裏付けがあるものでも無いし、
そもそも『共同幻想』とした意味は、原始時代で庶民の識字率が0って時に「難しい論旨は(どうしてなのか)告げず”こういうことだから””神がそう言ったのさ”」などの方便で伝達しちゃっているものなので、
【拡散性や共有化率が優先】なんだよね(多数派形成勝負だから)
↓
「各『共同幻想』の論旨は(カルト宗教並みに)穴だらけだし、なんか間違ってそうなところも山ほどある」ワケ、するとさ、
割と深刻に「おうあるべきじゃないか”上位概念”に日夜振り回されている「強迫心理」下にある人のが、ほぼ確実に弁が立つ」(「強迫心理」と『自意識』の葛藤で無駄に鍛えてるから)→ちょっとした言い争いでも「強迫心理」のが優勢な感じになる。
↓
■「そうか!私の「強迫心理」こそが『共同幻想』であり、みんながやっていることは”間違った強迫観念”ではないか?間違いを指摘すれば私の正しさ(私のが『共同幻想』)が証明され、私の自我内葛藤も合わせて全部が解決する筈だ」
↑
自分の「強迫心理」を(みんなそうだよね・違うんだったら教えてと)『共同幻想』に承認させようとする欲求です(承認欲求)
●重要なことだけれど、『共同幻想』に承認を求めているのは”素の自分では無く”、自分の「強迫心理」なんだよ(『自意識』は抑圧されており”それを《強迫心理を》自分だと誤解している”)
自分とは何かを認識する場合に、「こう考える人」では”無く”「こう思っちゃう人」の方だと錯覚しているんだよ
■<<<<それでもイマイチわからないという人は以下で考えてみてくれ>>>>
厳密には自我内で起きているドラマでは無いのだけど
『退行』、「強迫心理」、『共同幻想』=権威性認知、「権威者」、「社会(多数決権威性)による承認」
↑
組み合わせて、大人の退行自我では無く、当時の子供の心理ドラマそのままに考えてみると、
「自分の家こそが(自分にとっては)代表的・標準です。ところがよその家は違うことになっている。よその人達を説得して私の家を認めさせれば(間違いがあるなら直したい)、全てが円満に幸福になれるのじゃないか?」
(ある意味、これが承認欲求の原動力であり)
→どうしても「フラフラ『共同幻想』社会」に近づいてしまう理由です
(そして子供の自我ですから「そうして”もらえる”筈だ」的な受動形で構成される:「成功すれば私は愛される」←その対象も子供のイメージなので実はすごく狭い小世界のことで”自分の生活環境”的イメージ)
注)「強迫心理」が子供の考えで一種の『退行』である証明を”ひとつ”
大人の『共同幻想』社会は、インセンティブとして”どこかに”性行為なり”飲酒などの贅沢”を正当化・肯定・成功をある程度保証する方便やずる賢さが必要です(欲と階級みたいな世界です)。
昭和の青春ドラマで「大人は汚い!」ってアレね(笑←●いやいやそこが大人の『共同幻想』の真骨頂なんだわって、、
↓↑
ところが、自身のメンタルに問題意識を持つ自我が語る「『共同幻想』っぽい思考(実は「強迫心理」):常識論や道徳論」には、どこにも「”性行為なり”飲酒などの贅沢”を正当化・肯定・成功をある程度保証する方便やずる賢さが」存在していないのです(子供の考えだから”知らない”)。
時に「強迫心理」思考な人を、真面目な人とか大人しい人と勘違いしてしまったり《鬱病リスク》、生徒会長的な四角四面な人とか優等生気取りな事を言う人などなどにも誤解される理由です(見方を変えれば子供論理の道徳感が勝っているような状態だから)。
こんな状況で(「強迫心理」の承認活動意欲バリバリなのに)、
■「強迫心理」下にある人に、
「『共同幻想』社会に近づいて、あなたの常識論(それ「強迫心理」だから)言っちゃ〜おしまいよ」みたいな心理学的分析をお伝えしてもですね、
↓
「何を言ってるんですか、まったくわかりません!」って反発になるワケさ
(故にこのブログタイトル下のような規約、注意事項になっているんだわね)
加えて「それは強迫心理だから、まずダメ出ししましょうか」なんて言おうものなら、
(嘘言ってもしょうがないので、そう言わざるを得ないんだが、、)
「私が悪いって言うんですね!!!」←になるんだわ(100回が100回そうなる、、)
確かに、そういう心理になるだろうってのは予測もしているんだけれども、
●間違っても「強迫心理」に追随して”一利ありますね”とは言えない
(この瞬間カウンセラーは「強迫心理」の取り巻きに堕とされ、干渉する力も喪失する:←ダメなカウンセラーの話な)
繰り返しになりますが(この「強迫心理」を『共同幻想』として承認させようという欲求が)
「何ら利益が無いのにも関わらず、「強迫心理」下にある個人がやおら『共同幻想』社会にフラフラと近づく理由」でもある。
<更なるリスクのまとめ>
※「何ら利益が無い」とは、所詮子供の考えなので(あーいえばこういうところがいくら得意でも)実際のとこと各所がグズグズで、且つ大人のインセンティブを全く想定していないため(性的欲求や飲酒など)、実際には大人年齢の自分の利害に対して全く役に立たんのです(それを実現する方便や行動様式常識論が皆無)。
↑
※そしてよーーく考えてください、心理的に以下ってさ
↓
「実際には大人年齢の自分の利害に対して全く役に立たんのです。」
じゃあ、子供時代はどうしてやってこれたのさ?
「親がいっしょにいたから機能していた」
(the ノスタルジー、ホームシックシンドローム、親との同居、引きこもりからの暴力騒動←更に悪循環となる《もう一段『退行化』が進行する》パターンも読めますよね)
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