2020年03月01日

「人にどう思われているのか」ド・ナンセンス論

この話は”有料相談”の現場では頻繁に飛び交っているのですが、
考えてみれば、心理学テキスト的にどこいらへんまで書いてきたのか、ちょっと疑問なとこあるので、今回じっくり考えてみようと思ったところです。
加えて、メンタル問題に悩んでいる自我に関わらす「うっかりすると誰にでも起きる」勘違いです。


■ズバリ「承認欲求」の話になります
(「適応強迫」もその一環で派生する)

ひとつの典型例が、
全くの赤の他人に対する激怒などです。
「どこだったかの見ず知らずの人が、私のことをこんな風にバカにしているんです」
 ↑
ハイ、みなさん「何言ってるのかわかりませんよね?」
でもね、類する話は「すごーく多い」のですよ。

※勿論見ず知らずの人と不意に争いごとが起きることが無いとはいいません(ちょっとしたことでいさかいなど)、しかしその紛争を”個人を特定した嫌がらせ”であるとか、”瞬間で怨恨騒ぎ”のように発展することは無く(怒りのボルテージのエスカレーション具合により現実との乖離が確認できる)、
「何より、不良、DQN、暴力団、暴走族など承認欲求コンプレックスを抱える階層で典型的な心理現象である」ことが、その証明です。→「何見てんだコラ!」ってなるヤツですよ。


<だいたいこれ系の話に及んだ時の定番の説明は>

1)全くの赤の他人の時点で「お前誰だよ」ってことですから、
悪評も何も「特定の個人に感情リソース割くほどの”関心”が無いから」
(そんなめんどくさいことしても得することが何も無い)

2)『共同幻想』の安全保障として、
(『共同幻想』それ以外の人は全員彼らにとって”不審者”なので)
警戒感や、不安感を払しょくするため笑いもの扱いにするなどの例はあるかも知れませんが、
それは行為として、先方の事情によるもので、
個人の事情を特定したものでは【無い】
(てかお前が誰だかすら知らないから)
「あなたを悪く言ったのでは無く、あなたが(彼らの事情だと)”不審者”なので(自動的に)安全保障が発動した(故にあなた個人を対象に何らかの評価をしているのでは【無い】)」

3)そもそも対人関係のイロハ的に(ネコでもやることですが)、
赤の他人の様子を(相手が何を言っただどう思っただのと)後からコメントできるほど観察すること自体がご法度で、
「いえ私はじろじろなんて見てません!!」とかも言われちゃうんんですが、

そうじゃなくて、、、
それを認識しても目を逸らすじゃないけど(見て見ぬふり的に)”まー無かったことでいいな”みたいに(そもそも赤の他人なのだから)こちらも【無関心を保持】するのがクレバーな判断で、
後からそれを殊更に持ち出してコメントすることは得策では無い、
(クレバーの反対だから、愚かな行為を意図的にやらかしていることになる)

4)「人が自分のことをどう思っているか気になるとか」、
ドが過ぎたら、そのまんま「ナルチシストじゃん(お前芸能人とかじゃないから)」


<ざっとこんな感じになるのですが、、>
ほぼ100回説明して、100回大反論されますね(笑
「違いますっ!全部私が悪いって言うんですか!!」みたいに、

  いやいや、、どこもそんな事言ってないから、、、


●言うまでも無く「承認欲求」の元ネタは”家幻想”です
米国の保守系世帯においては今でもそうだと思いますが、
家父長中心に食卓囲んで。上位権威に対する「お祈り」の音頭の後、
「よし」の合図があるまで食べてはいけません。
(逆らえば死ぬからってことで、、)
(イマイチぴんとこない人は、極端な事例で置き換えるけど→ワケワカメなキチ〇イ上司に叱責されて《自分にはパワハラなどの知識も無く》連日クビをチラつかされてる中で連日出社している状況を当て込んでみてくれ。←もう円圏脱毛症になってるとかさ、、)

一歩間違えば自分の命に係わるのでございます。
(近代には、現代の児相のような組織もありませんから)

『共同幻想』に仲間であると認められることは子供の生存においてマストであると、
不安どころか、リアルな恐怖として実存します。

※言っとくけど、”家幻想”の本家は『共同幻想』で、『共同幻想』バリバリの近代前後は先代の姑や近所の介入によって親世代も監視されていたワケ(おかしなこともできない:欧米の場合はそれを教会が監視していた←故の問題も起きてるけどさ、、)、
本質的には「核家族」以降は(あれだけ未認可保育園などを問題にしていながら)育児の研修もしてないド・素人(親)に投げっぱなしで子供の人権管理任せてる事自体を「オカシイ」と気づけよ、、いい加減(自宅が全世帯的に未認可なっとるじゃネーか)、
俺は『共同幻想』過渡期のリスクを抱えてる事に気づけよって言ってんだわ(全親世代に育児資格を取らせようなんだ言ってんじゃないからな)←このリスクをどう考えてんのってこと

<話は戻ってだな、、、>
■勿論それは「思春期の『反抗期』」によりネタバレ崩壊し、
(神との間の中間管理職の凄く偉い人なのかと思ってたら、どこにでもおるオッサンやないけ!)
(バイトでもすりゃ自分で食える道も付きますし、社会福祉の知識も得ます)
「悪いけど俺は好きにさせてもらうぜ」なんてーな中二病的荒れた時期をプルーフし、
殊更な「承認欲求」も消失するのですが、
(ぶっちゃけ”家幻想”期の児童心理として「親が自分の事を愛しているのか」に強い関心を持つのか?それは単に死にたくないだけなのか?どちらでもあるって事なんだけどねww)

『反抗期』が変な方向によれると(エディプスコンプレックスにより親に対して十分な幻滅が起きない)、子供自我の破壊も不完全で、”家幻想”的な心理が「強迫心理」と化します。

(※なぜそれが「強迫心理」で『共同幻想』では”無い”のかって言うと、だいたい”家幻想”ってのは「その家人の間でしか通用しない論理」なので、大人になって以降関わる一般社会相手には全く”共有できない幻想”となるため、『共同幻想』になれないワケです。一匹オオカミ化した『共同幻想』が「強迫心理」みたいなもんですかね。←更に成人して”家幻想”の実存との関係も緩くなりますから、権威のチェックも効かずに、不安に比例しでナンボでも肥大化してしまう。)

すると?
「今日は晩御飯食べられるだろうか」と不安になる幼児の心理と同じテンションで、
どこかですれ違っただけの全くの赤の他人相手に、
「自分のことどう思ってますか?」が発動してしまう。
それが
 ↓
「人にどう思われているのか」にやたら囚われてしまう心理に至る仕組みです


●前述のとおりで「それオカシイから」の説明は簡単なんですが、
容易な事では覆りません。
随分昔の事例で。
あれこれ説明した後に、
「あなた、私に特別の関心があるからそんな(イジワルな)説明するんですね」とか、、

     ?、、、はぁ〜(ため息が出る)


一筋縄ではいかない、
(実は当人『自意識』もそれがナンセンスであることは”薄々わかっている”のです)
あれこれ悩んできた人は、
それだけ試行錯誤もしているので経験値的に、知的水準はむしろ高い。
そこに「バカか俺」技を突っ込むのが難しいってとももあるのでしょうが、
せっかくの知性を「考える方向では無く」「『自意識』共犯に振り向けてしまう」という、
「むしろ自分を不快な方向に誘導する方向へ全力」みたいな構造になってるのがやっかいで(しかもその防壁が高い知性に守られている)、

ここの事務所は”武闘派”だから
(あー言えばこう言うデスマッチ上等の)徹底論戦になりますが、

「あっ、確かになんかオカシイ」と気が付けば(知性の使い道も逆転するので
問題それ自体は急速に解決するのも事実です。


●そりゃあれですよね
『共同幻想』バリバリの時代は(彼らはthe ユニフォームだから)、
私も普通の人に見えるかしら、
最近はこんな洋服でいんだよね?「だよね、そうだよね」式で、
(平服でも制服のような条件を満たしているのかの確認)
『共同幻想』的な意味で「人目を気にする」って振舞いがあちこちにありましたから、
「人にどう思われているのか気になる」って行為そのものに違和感感じない”雰囲気”が現代でも幾分か残っているのも事実、
(ここにうっかり『自意識』が錯覚を起こすベースがある)
 ↓
これが『歩留まり』化を経て、「ファッションセンス」という概念に世俗化してますが、


そんな雰囲気が「バカか俺」技を突っ込む難しさにも繋がってるとこもあるでしょうね。
(「”みんな”人目を気にしていますよ」←みたいにさ、、)
●まーしかし、是非ご理解いただきたい
「人にどう思われているのか気になる」って行為は(それとはまったく趣旨が違うもので)、
本当にド・ナンセンスですから。

※大本営が”個性化教育”に舵を切って以来、日本のファンダメンタルは(世間様も)”ちょっと変わったところが評価される”時代にとっくのとんまにシフトしてます。
少なくともド・ナンセンスであることを知っておいて損することは何もありません




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タグ:承認欲求
posted by kagewari at 18:41 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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