2019年11月26日

「怒りのスケール論」(未完)

えー先日の「投影論」お読みいただけたでしょうか。
かなりの力作なので、閲覧マストでお願いします。
http://kagewari.seesaa.net/article/471644884.html
http://kagewari.seesaa.net/article/471656915.html

(そう言えば何段活用的にあれだよね、もう一段あった→『おてんとう様』>『世間様』>『他所様』>そして「人様」ですね)


この原稿の中で「怒りのスケールってのは自身の考え方(認識の操作)で自由自在に可変できるのではないか」と書きましたが今回はそんな話です。

■いきなりですが「復讐論」
江戸時代なんてのでは”仇討”ってのが公儀にも認められておりまして、
(時代劇のあれだと仇討状みたいな書面があるんだっけ)
重罪人を遺族が復讐で殺害することを認めてられました。

社会契約説的に現代の法治国家において日本では復讐は認めてられませんが、
道徳『共同幻想』元祖論から言えば(古いほど原理的正統性は高くなるので)
「復讐による殺人は道徳的に正しい行い」です
(現代でも探せばOKな国あるのじゃないでしょうか)

●そんなワケで、ハリウッドから邦画まで「復讐モノ」なる映画・ドラマ枚挙にいとまがありません。
「瞬間的復讐クライマックス」な点から言えば、
クリント・イーストウッド主演監督『許されざる者』でしょう
(この動画は過去紹介しましたね)
さて、そんな『復讐劇』においてそれが成功する秘訣は何?
やる気というかモチベーションの点では非常に強いものありつつも(ここは後述)、その行動は冷静で決して『興奮』に流されないハードでクールな主人公達です。

●こちらも道徳的問題を訴求されない事案に『復讐戦』ってのがあります。
「ガダルカナル奪還戦」などの戦争における作戦行動の種類です。
米国の伝承には「アラモ砦を忘れるな」ってのもありますね。
「許さネー、全員ぶっ殺す」勢いでございます。
 ↑
だいたい血気盛んな若手がいきり立って危なくなるシーンの後、
冷静な主人公が「そうじゃネーだろ」的に締めてからの、
待ってましたの大攻勢って流れでしょう。

●史実の復習戦としては大坂の陣の真田丸
真田幸村はそのまんま織田勢を挑発し、いきり立ってきた先兵を各個撃破する戦術できりきり舞いさせます。『興奮』した方が負けだと。

事案としては「最強に怒って当然の状況」において、
事の正否を決めるのは「冷静さ」という矛盾した状況があるわけで、
(モチベーションは旺盛なワケで、「冷静っても」やる気の無い透明人間みたいな状態じゃありませんからねww)
そこで戦果を挙げるのは「怒りのスケールを自由自在に操作できる奴」です。
「『興奮』した方が戦に勝つ」なんて戦訓ありませんからww
(※元ガンマニア的には呼吸整えないと鉄砲なんて当らないのであって。それこそフーッと息を吐いて”自分の存在すら消し去るような無我の境地”ってんですか、それができる方が勝つ。)


<ここでちょっと待てよと『一拍置いて』考える>

「バカか俺」技として有名なあの手法も、論理的には同じことか?
怒りのボルテージが(脳の判例・用例からの怒りの源泉リンク解除で)下がると同時に、
何かが浮上してね?
集中力であったり、旺盛なモチベーションであったり、闘争心だったり、
怒りの『興奮』を(一拍置いて、バカか俺で)、怨恨ネタから他所様に切り替え、
「俺には関係無いまで辿りついた」にしても
(『興奮』により喚起された欲求は解決していないのだから)
それこそ「冷静になるためには」→何らかの動機形成の実行で”快感代謝”しなければ欲求不満は残る(『興奮』は抑えたがイライラに変化したみたいな)。

「その『興奮』を、あの『興奮』乃至、仕事量の多い企みに『変換』してるのかな?」

この話に出てくるシナリオ設定は「復讐のヒーロー達の冷静さ」ってさ、
物凄く作戦考える脳がフル回転みたいな状態を暗に示していないだろうか?


<ひとまず『変換』話は置いて置いて、>

コツはなんだろうって、文言は人それぞれだと思いますが、
「投影」がらみの心理学的構造としては(これ日本人の場合ですが)
「所詮他所様の話、俺には関係無い」←この意図ですが、
誰が道徳的にいい悪いなどどうでもいい、誰にどんな因果応報を報復として行うとか関係無い、俺がどれだけ怒っているとか無関係、この行いのどこに正義があるのかもどうだっていい、
●「狙うは○○の首ひとつ」
 ↑
復讐なる目標を、確信犯的選択に切り替えちゃうって事です
(この段階で事の是非などもうどうでもいい)
怒る事案を行為の確信犯的選択に変換するみたいな事じゃないですかね。
そして(確信犯的選択スイッチONによる)「『自意識』マター全開」
 ↑
あれ?やっぱりそうだ『自意識』マター全開って、
これよりリビドー代謝全砲門開け「うちーかたーはじめ」だよね?
怒りや怨恨と違う種類の『興奮』に置き換わってる。


心理学には”移転”とか”移動”とか(付け替えってことかな)呼ばれる概念があってだな、
「それは、なになにのことなんだと思う」ってな思考
(頻繁に登場する言語学におけるメタファーなんとかの比喩論)
ベタな典型例は(目の前の人物に怒り)→転じて「チクショーメーと目の前の”ゴミ箱”を蹴り倒す(目標の移動)」
八つ当たりってのもこれに近い行動で
ちなみにこの攻撃回避行動は”魚ですらやる”(動物行動学ローレンツの書籍に出てくる)


考えてみれば、
『他所様』の概念は『共同幻想』における上部構造の道徳律だから、
仮に『共同幻想』適応者なら(善きことってのとは微妙に違うんだけれど)、
上位概念の理念に適応した行為になるんだわ、
それは承認欲求的な別の意味の『興奮』に切り替わっているって事かも知れない。
広義の解釈になるけれど”移転”や”移動”の一種としてさ、そうなんじゃないかと、
(あれれ、それカタルシスとも言えんのかな…)

結果として『興奮』を『変換』することで、
「怒りのボルテージが→→脳全開の深い思考へ」だとか
「怒りのボルテージが→→鬼神のごとき交戦意欲へ」だとか

あれれ、、ちょっとまとまらないので、
このネタは回を改めてまた書きます(笑



<<<<今回のED>>>>


昔の真田幸村からいきますか
真田幸村 大阪夏の陣全貌 家康本陣突撃

 ↑
怒って我を失い『興奮』してるのでは無いが、、
それを発端に→「冷徹な戦略思考」→「鬼神迫る交戦意欲」→「上部構造に触れてカタルシス」
(3、4回「変換」しているような気もするかな〜)




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タグ:投影
posted by kagewari at 05:37 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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