2019年07月01日

『共同幻想』社会の崩壊の変遷(所謂普通の人々が晒られた論理矛盾)

●「譜面の様式を守るクラシック音楽は滅びただろうか?」
クラシックというジャンルとして確信犯的再選択者により確実に文化として残り続けるでしょう。
(明らかにそれを楽しむ様は中世ヨーロッパリアルタイムとは違うはずだ。)

確信犯的選択から学べることは、
形式や定義に収まっている(=安易な考えでそれを”崩す”ことを否定する)、
だからこそ(信じる古典的権威が概念として実存し)不安や怖れることなく”全開”でいける。
目方を変えれば
■「確信犯的『共同幻想』再選択者とは、古典的権威を信じることを”自分の考え《信念》”として任ずる『単独者』である」
→その古典的権威の選択において同士が派生するけれど、各人思いは違うので(『共同幻想』ごっこ的に)慣れ合う関係とはならない。



これに対し歴史的運命だったとも言うべき
■「『共同幻想』崩れ社会」にはどんな原理が働いたのか?
オンザレールやナチュボーンの『共同幻想』社会適応人格(所謂:普通の人モデル)、
その特徴は「だよね?そうだよね」ネットワークにより不断に行われる同調にある。
【重要な事だが】
彼らは原理主義者とはならない(原典に対する理解が必要無いとされているため)。
故に、現実世界でその都度「張り巡らしたアンテナでそうなの?だよね」の情報共有が必要で、その機能は(生存かかっているから)極端に高いレベルにあるし、新常識の導入も迅速である。

WWU以降の世界では、
当時ソビエトのコミンテルンの存在もあったけれど、意識高い系インテリが「最近こうだよね」として真っ先に共有したのが「左翼政治思想」となる。
本来リベラリズム(自由主義)は保守の政治論点なんだけれど、
ここで謎の「左翼リベラリズム」が発明される。
どういう意味っていうかと言えば、保守的制約を破壊し自由を求めることは(リベラリズムが保守系でも)目的として同じだって話で(勿論左翼リベラリズムはその破壊後に左翼思想の布教をはかろうって話なんだけど)、

現在の世界全般にいえることだけど、
この左翼リベラリズムはメディア関係広範に影響を与えた。
 ↑
●集団心理としてここ補足してみると
文明の進化により「産業革命的な革新的発明」が続くよね。
(事実バチカンは科学的新発明ある度に「これも聖書に書かれてたのだ会議」を開き、カソリックの様式が壊れないようにしている。→そらルターのやった事は彼らにとって大変だったわなと、)
文明社会としても
「え、その新発明ってどういうこと、これだよね、そうだよね?」この動き(=社会不安)が急速に伝播する。
頼りになるのは(現代の伝道師とでも言うべき)メディアだ、

勿論、(迷信の殿堂)ローカル『共同幻想』においても(誰が言いだしたのかまったく謎の)都市伝説的な風説もそれを補助する。

この現象が権威の大元である司令塔無しに進むため(しかも有力な担い手が戦後時代はマジものの共産党工作員もいた)、
「様式は簡単に崩れた」


普通の人々は意識高い系を目論むスノッブ階層(組織体として時代の先端を自称する謎の概念)みたいなのを登場させ、
われ先に様式を壊し続ける。
●本来『共同幻想』論においては、(先祖や)先人(旧世代)の知恵は絶対である筈のものが、
「お父さん時代は違うのよ」の一言で覆されていく。
(この現象を「アメリカ」と呼ぶのかも知れないけれど、現実の米国には分厚い福音派キリスト教保守層多数派が存在し、その相克こそがアメリカ文明なのだと思う。)


■これに反してなぜ江戸時代の『共同幻想』社会は300年も安泰だったのか?
答えは簡単です
「(海外の文明や情報の)鎖国していたから」に他ならない。

と、考えると(何も保守論壇に組するつもりはないけども)
所謂巷の保守系自認する人達が、瑣末な伝統の軽視にも目くじら立てて怒り心頭になる理由がわかっていただけるかと、
守る側にとっては、文明的『共同幻想』崩れな一般人はテロリストにも等しい存在ですから(笑
(「大衆化したルター?なんじゃそりゃ、、、あーニーチェ先生はそれを憂いて、、」)


●『共同幻想』崩れ社会というのは
「集団としての不安心理を常に再生産し続ける階層」のことなんだよ。
「そう”だった”けど、今はどう?こうなのかな、今はそうだよね?」
「これでいいのかな?こんなことが好きだと恥ずかしいのかな?」
本来『共同幻想』論が目的としているのは不安からの解放の筈が、
恒常的に不安を内蔵する組織になってしまう。
つまり?
「イラッとしたり、キーっとなったりしますよね?」
そらそうだ不安神経症なのだから。

そこを煽るのが電通を始めとする広告会社だと、
集団心理としての不安神経症を利用した”ビジネスモデル”の登場です。

(※それがさこの母集団嫌煙キャンペーンにもレスポンス強そうなんだよね、現代の嫌煙ヒステリーの様相や、過度な禁煙が余計に神経症悪化させるなど悪循環づくしでさ、、)


前記事で、
「その時代フリーエコノミストとして専業主婦に大きな意味があった」
書きましたけど、
プロパガンダ乱発みたいな経済モデルの中で、需要側の世論形成コーディネーターの存在は、バッファーとして必要なワケでさ(或は強迫的煽りに敵対する者として)、
それは「集団心理としての不安神経症に対する『抑止力』みたいなもの」でもあるんだよ。


時代に右往左往する『共同幻想』崩れ社会に対して、
●『歩留り』選択階層(有形者で言えば浮動票のこと)が台頭します
「何か変だ(このままだと巻き込まれる)」と気が付いている連中だよね(笑

次回は『歩留り』選択論といきますか。




<<<<今回のED>>>>

そら最大の皮肉というか、
皆さんご存じの「ワーグナーもまさかそんな形で知れ渡ると思っていなかった例」
コッポラ監督の名作『地獄の黙示録』から「ワルキューレの騎行」
Apocalypse Now Redux - Ride of the Valkyries scene, full

(私もこの映画でワーグナー「ワルキューレの騎行」を知った口です)
船移送の協力傍ら、ヘリコプター騎兵団に有名サーファーがきたので、
なんとか大佐だったかな、いい波がくるからベトコン一掃してサーフィンやるぞと出撃
「効果音を流せ、ワーグナーだ」
弾飛び交う中、全然OKあたらないから心配するなと新兵にサーフィン命じるのだけれど、
ジャングルからの砲撃が続くので、
空軍に爆撃支援要請、焼き払え
「朝嗅ぐナパームの香りは格別なんだ」
なんていうようなシーンです


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