2019年03月17日

いよいよ差し迫っててきた北朝鮮の核問題の今後をどう読むか

北朝鮮の核問題の緊張度は高まっていると思います。

一番心配なのは金正恩の政権基盤です。
(一説によると対米外交重視批判派を粛清したという噂もある)
評論家の中には、先日の交渉決裂も出来レースで北朝鮮は外交的になんら落体していない筈だという解説もありますが、
うーんどうでしょう「仮にそうだとしても」そんな内部事情を国内の反対勢力に公開できる筈も無く、成果が無いじゃないかって批判を抑え込むことはできません。
 ↓
事実、こんな感じに牽制しなければいけないことになっている
北が非核化交渉中断を警告 近く正恩氏が声明発表
https://www.sankei.com/world/news/190315/wor1903150031-n1.html

(てかこれ後段に出てくる情報工作の動きに対する北朝鮮からのメッセージだろうか?)

韓国識者である元日経記者鈴置氏は韓国の文在寅政権も「(親北反米反日やりやすくなって)むしろほくそ笑んでいる」的解説しており、
いったいぜんたいどう考えるべきかとても難しくなってます。


■ひとつ重要なポイントは(チャンネルくららの内藤陽介氏が指摘)
文在寅政権が重要視していた(韓国左派が韓国独立の日と呼んでいる)3・1節の危うさにある
三・一独立運動では「ソウル市内のパコダ公園のデモ」の他に
「上海(シャンハイ)では独立運動者が集まって4月11日には大韓臨時政府を樹立」する訳だよ
故に文在寅政権は親北派だが、中華のケツ持ちを前提とする朝鮮半島の赤色統一を目論んでいると言われているんだけど

勿論これは本音反中の金正恩大反対でガン無視→北にとっての三・一独立運動はインチキブルジョア革命騒ぎ程度の評価に過ぎない。



そんな背景に”謎の動き”(明らかに情報・諜報工作:インテリジェンス)が当てられた
【極めて重要な動き】だと思う
 ↓
1)3月1日(暗殺された)金正男氏の息子ハンソル氏の保護団体が自由朝鮮を名乗り、北朝鮮臨時政府を宣言した。(ハンソル氏を擁立しようとしたがどうやら今回は断られたらしい)この臨時政府樹立宣言の動画が、パコダ公園を思わせるような場所で撮影放送された。
この団体は元「千里馬民防衛」と知られる脱北者支援団体とされる。

※「千里馬民防衛」は2月に北朝鮮スペイン大使館を襲撃している
スペインの北朝鮮大使館襲撃にCIAが関与か 有力紙が伝える
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190314/k10011847651000.html

「千里馬民防衛」が襲撃関与か スペインの北朝鮮大使館
https://this.kiji.is/479477417253995617

ワシントン・ポストによるとCIAの関与は無いとしている
(襲撃で奪取された職員のPCや携帯端末などの情報は米国なら盗聴やハッキングなどでも情報取得可能なものだし、ずさんな手口からスペイン紙のCIA説はちょっと無理がある。千里馬民防衛は脱北者支援組織だから米情報関係者との接点もあるって意味かなと、)


2)「統一後は韓国陸軍を中朝国境に」…北の非核化より先を進む韓国軍
https://japanese.joins.com/article/239/251239.html

 ↑
これリーク元はどこだ?
先日起きた退役軍人会の「文在寅政権へ抵抗しろ」檄文の影響?
そもそも退役軍人会経由のリーク?
(中国のケツ持ちで赤化統一考えている文在寅政権の考えと明らかに違う。或は韓国軍が北朝鮮の指揮下に入る意味?それとも北の謀略で文在寅政権に対するけん制?)



この1)と2)が凄く謎なんですよ、、、。
誰が何の目的で仕掛けてる?
(文在寅政権が韓国の情報組織を事実上解体しているので、韓国が仕掛けたものでは”無い”のだけは確定)
・自由朝鮮臨時政府の動きは文在寅政権の親北政策に脅威を感じた脱北者支援団体の動きであるのは明らかだけれど(3.1を正当化するなら今回の臨時政府の動きも無視できない)、
彼らのケツ持ちが誰かってことだよ。
米国情報部か?、、いやそれとも中国の情報部か?

<<<仮に米国情報部が緩〜く間接的に協力者の動きをほう助している場合>>>
・軍内部の統一後シナリオの件も(将軍様に韓国陸軍を差し上げますよって意味というより)、中国包囲網に関わる事なので(それより金正恩に比較させて朝鮮半島統一させない方がアンタたち有利じゃないのと)中国に対するメッセージではないのか?
(韓国国内の親北派左翼のケツ持ちは中国なので「親分の中国さん子分の文在寅があなたの望まざる動きに暴走してまっせ」と牽制したものだろうか。)

●加えてもうひとつ大きなポイント(思惑のすれ違い)がある
文在寅政権の思い描く統一像は、金一族を皇族のような君主に位置付ける立憲君主制のような形態だろうと思う(完全に赤化してしまえば実態として同じ左翼でも思惑の異なる文在寅は早晩金正恩に粛清されてしまう)。
例えば一国二制度の高麗連邦を樹立し、北は共産党独裁を保持・南は左派による100年政権、両者の統一君主を金正恩とするみたいな形かな?
 ↑
しかしこのような統一を北朝鮮サイドは「到底受け入れられない」
命の保証がどこにも無いからだ(あくまでも北朝鮮軍はチュチェ思想において聖家族である金一族の直属でなければならない)。
加えて、北と南の国民が自由に往来するような事も絶対NGだ(そんなことしたら北の《貧しさがバレバレになり》国体が崩壊してしまう)。


■■■北があり得ると考える統一がどんなものか推定すると、■■■
北朝鮮の国体はそのまま、韓国との間における国境管理もそのまま、
唯一韓国政府が北朝鮮共産党管轄下に入ることで(中国の香港支配のように)北の命令で韓国は都度資金を上納し、韓国軍は事実上武装解除せよ。
しかし、中国牽制のため安全保障上米軍は残ってもいい。
(※在韓米軍を容認するのと取引で、事実上米国にも既に完成している核兵器の保有を認めさせる→米国とは友好国なのだから保有する核兵器は米国の脅威とならないって理屈。てか韓国から本当に米国が撤退してしまうと韓国経済は資本流出で崩壊してしまう。←北朝鮮に上納するドルも無くなる。)
 ↑↑↑
実はさ、これ案外国際社会も受け入れ可能な形なんだよね。

(※日本も「国交正常化で”望むもの全ての帰国許可、日本政府と家族の捜索に協力する」みたいな形で拉致被害者の解決を担保できるのであれば、若干中距離ミサイル残っても問題は無い。ポンコツミサイルならイージス・アショアで迎撃可能なワケだし。)

そ れ が さ

多分この方式韓国文在寅政権絶対拒否なのよ
(今韓国は猛烈に国防費を増加させている→武装解除などあり得ない)
レーダー照射の件といい、文在寅政権は軍に手を突っ込んで左派がグリップする軍に変貌させようとしていないか?
本気で現在開発中のSLBM発射可能な潜水艦に北朝鮮の核が搭載できると夢見ている。

で?文在寅政権のケツ持ちは「中国」

やっぱ謎の動きは、
中国に対し「ちゃんと文在寅政権をグリツプしろよ」のメッセージなのだろうか…。

●勿論中国情報部が仕掛けた可能性もある
「文在寅ちゃんとして」と、
「金正恩へガタガタ言うと首すげ替えるぞ」の脅しとして。
(でもどうかな〜仮に仕掛けたのが中国なら臨時政府の代表としてハンソル氏に断られるとかそういうヘマはしない筈だ。)


あるいは
(米国にとっては所詮北朝鮮問題は瑣末な問題で、本命は中国との冷戦である)
「フェイクで中国の関与を匂わせる(実はプロの)米情報部の仕掛けか?」
※冒頭記載にあるような北朝鮮への揺さぶりか←実際現在の強硬姿勢ブラフは北朝鮮が追い込まれている証明
米国は別に北が暴走するなら爆撃するだけなのでどっちでもよいワケで→もし武力制裁の場合、鉄板の準備を求めるであろうマチス国防相は既に更迭されている。
 ↓↓↓
●個人的意見だが、武力制裁はシリアに対して行った「巡航ミサイルだけの限定的攻撃」で十分だと思っている。→《能力的にも思惑としても》北が韓国への報復攻撃をするとは思えない。せっかく親北で米国とも対立している文在寅政権を攻撃しても何の意味も無い。)
 ↑↑↑
結果的に文在寅政権の対米離反・親北政策は、米国トランプ大統領の北朝鮮武力制裁オプションを容易にしている。

トランプ大統領が韓国との軍事演習を「金の無駄」とやめてしまったのも
大統領も「北を武力制裁するのに空母なんか必要無い、巡航ミサイル100発も打てば十分だろう。仮にやって韓国への報復など心配することも無いさ」と思っているからじゃないか?
(軍のプロは戦略的にあり得ないと思うだろうけれど、北朝鮮の核放棄問題は軍事というより”政治問題”の色彩が濃く、軍事的判断がベストとは限らないと思う。)
 ↑↑↑
何故このオプションも米国にとって”悪く無い”かと言えば、
●●●「米国の本命は中国への牽制」だからだ●●●
(ぶっちゃけ北朝鮮がどうなろうと特に関心が無い)

故に米国としては
「金正恩がビビッて核放棄するもよし、キョドって核実験でもやらかすなら攻撃するだけ」
どっちでもいいワケだよ

それが、おかしいとこ他にもあんだよ
■この前の米朝会談、
・初日に「日本の拉致問題どうすんだよ」に始まり
・強硬派のボルトンが唐突に「オマエラ核だけでは無く、(これまで論議にもなっていなかった)生物化学兵器も全廃な」と切り出している。
●トランプは最初から「何言ってるのかわからないから帰るぞ」最初から決めてたんじゃないか?
(米国の交渉スタンスは”飲めない話を切り出して意図的に交渉決裂を狙った”かのような?)
(チャンネルくららの内藤陽介氏指摘のように、米国はこの後に中国との貿易交渉を控えており「何言ってるのかわからない」技を見せつけておきたかったとか。)



<<<えー今回のEDは「アメリカなのか?」のイメージで>>>

ジョン・ウエィン主演、(黒澤が影響を受けた)ハワード・ホークス監督
“映画「リオ・ブラボー・(Rio Bravo'1959')」より”
挿入曲皆殺しの歌・原題(DE GUELLO) サウンドトラック






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