2018年10月31日

「ヤンキーGQNや暴走族(はてはヤクザ)の心理」(インセンティブ論)のつづき

■彼らの様相も現代社会に近づくにつれ変容していきます
現代社会においては、いかにも不良ってカッコ悪い(てか馬鹿みたい的に)幻滅されており、
この辺は2chの台頭などアングラ言論社会の多世代化も関係しているかも知れません。
そもそもが『共同幻想』のインセンティブの効果が無くなってきてますから、
目に見えた反発も起き難いワケで、
(故に成人式の大騒ぎなんてものは、ローカル『共同幻想』がまだまだ存命の地方に残る”風習”のひとつに。)

社会現象としては「校内暴力時代(新人類世代)」から「イジメ問題(ニート世代)」への変遷として表れているのかなと、

■崩れた率に応じて『共同幻想』の権勢そのものは弱体化し、
構成員割合も(比較対数ではあるが)過半数を割り込む状態になってきた。
少子化とゆとり教育の存在に明らかなように、インセンティブを巡っての戦争騒ぎ(受験戦争)も収束した。
それなのに文部省の「義務教育の閉鎖系クラス(階級)運営がそのまま」だったため、イジメ問題の頻発をまねく訳です。
昭和以前から昭和後期までの『共同幻想』を古き良きと言うつもりは”ありません”が、
過渡期において、
当時から見れば堕落した「『共同幻想』崩れ階層」が増大する結果となります。
(※渋谷ハロウィン騒動も『共同幻想』崩れそのまんまで、みっともない限りで、、)


●思春期の子供達の間では「瞬間消えるような小規模の流行」が快感獲得でズルズルと発生し、かといって個人で独立志向の個人は一部少数ですから、不安を鎮静化させるため『共同幻想』ゴッコも容易に捨てられない。しかし所詮が後ろ向きの『共同幻想』ですから壊れやすく統制も取れずその常識や論理も希薄で時に応じてクルクル変遷する。
形成される『共同幻想』も脆弱ときてますから、ちょっとでも異質な嫌疑がかかる人物でもいようものなら恰好のイジメの対象となります。
(仮にそこにメンタル問題のある個人がいたとするなら格好の標的となることは”小学生でもわかる話”であってだね、、、文部省と日教組は真性のアホなのかと…。)

表現変かも知れませんが”落ち武者の群れ”みたいなものですよ。


■時代は(『共同幻想』も役に立たなくなったので)新たな快感獲得の道を模索します
(これ失うと退屈だと死ぬ病の人類には致命傷ですから)
90年代デフレ時代に女子のなりたい職業No1がキャバクラ嬢になっちゃったりww
昨今の子供達のなりたい職業No1がyoutuberになっちゃったりで随分右往左往してますが、

ホリエモンに象徴されたIT系でのしあがる奴、
金とか関係無しに欧州や米国に行くプロスポーツ選手
逆に世界的に活躍してトンデモ金額稼ぐプロスポーツ選手
はたまた、無料のweb小説や漫画に始まり食えるようになっちゃう奴(ついに昨今の漫画やアニメでは登場人物のひとりが小説書いているなんて状況が一般的になってきました)、
結婚しない層とLGBTの妙な対比、
コスプレーヤーに代表される服ぐらい余裕で自作する奴
youtubeに登場した”演奏してみた動画”で食えちゃう音楽家
頼みもしないのにエロ動画をアップする素人女子
「インスタ映え」なんて言葉が嫌悪感の中で登場したしりから皮肉と化す中、
同時進行で(世間様経験の無い)欧米発のバーチャル『共同幻想』ゲームである『SNS』が流行(世界的にその6割が実はやめたいと吐露→「罰ゲームかよ」って)、
ネトウヨなんて中傷的に呼ばれるネット保守論壇の台頭、

ぶっちゃけアレですよ
●笑っちゃいけないけれど(ある意味小川栄太郎氏の指摘は正しい)
昨今の男子は「どうなんだろう?俺ってひょっとしてゲイなのかも(試してみるべきか)」と真顔で考えちゃう子も少なく無いだろうって時代です。
2chスレには欧米発記事引用で「女子だけで妊娠する技術確立」なんてのもありました。

(※この辺勘違いしている人多いけど、インドの神話や原始宗教戒律の一部は”性教育の側面”もあったワケでさ、人類ヒト科の進化と生理的特性として、放っておくと無茶苦茶やるって側面あるのよ。更に脳の快感原則により再現可能性の高い行為が選択され続けるんだからさ。人権は論議の一部は人類ヒト科の進化を嘗めてる側面あるっての。)

「どうする人類ヒト科」ってね(笑

この状態をカオス(混沌)と呼ぶのでしょうが、
”快感獲得の自由化・個人化”に他ならない。
(ザックリ言えば「インディビジュアリズム:individualismの時代」←エゴイズムでもいいと思うけどね。合理主義を詰めたエゴイズムは必然的にインディビジュアリズムになるんだし、)
 ↓
既得権を利用し利権の分配により威勢を誇った『共同幻想』の崩壊です。
(現代政治ではそんな既得権の改革・解体がテーマとなってます←たぶん政治家にとって利権団体は集票マシンであると同時に政治家の自由を奪う敵でもあったからじゃないかな。)

※一点補足すると、昭和の『共同幻想』利権分配の法則における権勢の源泉は「分配する経済のパイが限られているから」可能なのであって、「公平に分配される事が無いからその権限が権力や権威の裏付け」となっていた訳で、経済が豊かになって基礎的水準の所得を全体に公平に分配可能な水準に達した場合「分配者の権限行使による権力」って仕組みは自然崩壊しちゃう訳です。
(故にあれなんだ、旧世代『共同幻想』系論者はベーシックインカム政策に反対するワケです。)


はてさて古くは(そんな自由が許された)特権階級が何をしていたかって?
当時貴族階級だったりの人達ですよ。
音楽を楽しみ、詩歌を謳い、芸術に親しみ、時に性的倫理を逸脱する奔放さを持ち、
料理含めて単純な欲求を文化的な快感へバージョンアップすることを試み、
群れずに個の尊厳を重視した。
 ↑
確かに当時は衣装や家屋含めて贅を尽くしたものであったけれども、
そいつは安全保障も込みの(戦乱の時代ですから)権威の誇示が目的で、
(映画『ローマの休日』じゃないけれどさ)許せば気ままにしていたい本音もあったでしょう。

●つまり先進国となり治安含めて個人の自由が保障される状態であれば、
殊更の贅沢部分は非合理的なだけで、
youtubeやらweb小説・漫画やら、自作の散文を書いてみたり、ネットには倫理逸脱したコンテンツも溢れ、ちょっとした惣菜の入手も容易な暮らしです。
個性化した個々人が好き勝手に暮らすだけで快感原則は満足するのですから、
何やら”ご立派な行い”などを意識する必要性は全く無いワケですよ。
むしろ重要なのは「自己責任全開でマジ好き勝手にやっているか」←ココが重要なワケで

(蓄積された資本とAIによって勝手に生産は行われるのだから、現代社会においては先進国の民度を保持する市民としての”自由消費者の責任を果たしているか”みたいな部分が求められる。→それがコンテンツを育てたり、新たな発明やフリーエコノミーを成長させる。資本は膨大に発信される無料コンテンツやクラウドの中から無償でアイデアを抽出し、、、みたいな将来像に辿りつけるかって話で。)


■個人主義(インディビジュアリズム)についても、
個人の利益を国家の上に置くやら下に置くやらそこんとこにたいした意味は無い。
何故って、革命的に反政府みたいなポーズが必要なのだとしたら、その自我はレバレッジのかかった反動形成でもなけりゃその動機の説明がつかず、そりゃ本音とは呼べない代物だからです。
人類ヒト科の欲求にそんな大袈裟な自己顕示欲がある筈も無く、
youtubeに公開する楽器演奏に命賭けるみたいなさ(それをミニマルと定義するつもりはないけれど)、だからインディビジュアリズムなんだと思う。

欧米視聴者の独壇場になっている、リアクション動画なんかも、もっと評価されていいでしょう。
消費行動と生産活動を明解に切り分ける事など”できない”ワケでさ、
(現状はまだ『共同幻想』サイドが意味の分からない著作権がどうこうでそれを邪魔している状態だけれど。)

結論『共同幻想』崩壊過程の中で(その是非の論議はともかく)、
「不良階級」どいう存在も消えゆく。
と、思うんだがな。



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posted by kagewari at 00:05 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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