2018年10月08日

心理学と経済学(羞恥心論補足)

両者はかなり深い関係にあって(そもそも経済学がフロイト心理学の影響受けているって話もある)、個人自我心理学を理解するにあたって経済学的着想は欠かせない。
つーか、経済学で考える方が理解が早い。
フロイトが力動論なんて微妙な話(説明手法)を試みて余計意味の分からないことになってしまうのと比較しても、経済学の量的理解の方が分析時の構成や構造を理解しやすい。


羞恥心論の補足で考えれば、
経済学における「消費動向の心理」そのもの。
どれだけ高性能な商材でもその有用性が巧みに広告されない限り、或は口コミでその斬新な利用価値が喧伝されない限り新しい需要は生まれない。
現実(商材の性能)がそうだからといって、自動的に消費者サイドにその合理的需要が発生するとか”無い”ワケです。

●そこの面白いポイントが羞恥心
面白い商材があるぞと思えても(その中身を十分に理解しても)
「いやあこの歳でこの○○は無理でしょ」だとか、
(ある意味逆説だけれど)
昭和のあの時代に録画ビデオ機器が大量に売れるきっかけ(且つVHSがβに買った理由)
それは、アダルトビデオ片手の訪問販売だったりする。
(訪問販売だったから羞恥心のフィルタを突破できた→ここはなんとかのドンファン事件における”昭和のコンドーム訪問販売”なるカテゴリにも被る話)

■さて自我論としてここを考えると
先日の海外『BABYMETAL』反応記事における「メタルの格式論」である。
http://kagewari.seesaa.net/article/461660030.html
これ一般経済の消費動向で考えると、
「なになにって商材が面白いとか有用ってのはよくわかるけれど、家柄としてこの商材は無い。恥ずかしくてとてもとても」みたいなことだよね。
この辺の話がぐるっと回ってメンタル問題などにおける「醜形恐怖」であったり、「何故(何が面白くて)『共同幻想』社会にフラフラと近づいてしまうのか」などの疑問に答えることになる。

羞恥心ってのは『共同幻想』が個人を縛る強制力(権力)構造の重要な歯車のひとつである。
これどういうことか?
宗教戒律なんかで考えてもわかりやすいんだけど、
「性器を隠しなさい」
間接的だけれど
「個人的欲などいうものはエログロなのであり、権威が認めたもの(結婚)だけが恥ずかしくない欲求として認められるのである」→自動的に異教徒は存在自体が破廉恥なものとなる。

『共同幻想』論で言えば、
利権の分配こそが現代権力の源泉だけれど、
そんな『共同幻想』適応人格者には自動的に「欲求とは正規のこの料金のこれぐらいのものじゃないと認められないのよ(公式に認めたもの以外の欲求は破廉恥なエログロなのである)」←こういう(金があるから高価になるのか、高価なもの以外認められないからはっちゃきになって金持ちになろうとするのか)マッチポンプの構造にあるワケだよ。


でー
何度も言うように「強迫心理」の元ネタは『共同幻想』です
●「かくかくしかじかの物語にのっとった、かくかくしかじかの欲求を得ない限り、退屈したら死ぬ病の人類を構造的欲求不満に追い込むことになる(もう死ぬしかない)」
「自由に好き勝手に『自意識』の思うまま欲求を動機形成することを許さない」
(『共同幻想』適応人格の場合は、大人の打算的”いい訳”が通用する範囲まで自分の自由度を自己都合で拡大できるけれども、)
それが「強迫心理」の場合、
何らかの都合で反動化(レバレッジがかかってエスカレートする)、
「かくかくしかじかの物語」だとか「かくかくしかじかの欲求以外認められない」←ここの部分のハードルがガツンと上がるワケよ(コンプレックスの構造)。
 ↓
「へビーメタルの格式はいいけど”どんだけ”高い格式ですか?」←みたいなことになる。

「どこだかのブランド品以外はバッグとは言えない」
「醜形恐怖で一切外出もできない」
上記2例は類似事項です
そして、
構造的な欲求不満から脱出するため、なんとかして(こうなったら何でもいいから)動機形成しようとする時ですら
「かくかくしかじかの欲求以外認められない」→『共同幻想』社会適応の場で発現されないと許されない(○○に認められたと言えない)。←みたいなことにもなりがちである。


■もっとベタな事例でいえばさ
猛暑で屋外気温40度だってのに
(いうまでもなく『単独者』は素っ裸)
『共同幻想』適応人格は「半袖シャツでもネクタイいるよね」
「強迫心理」は「長袖で手袋着用以外の外出は認められない(みんながそういう格好をしているんです!)」
 ↑
こんな感じの図式になりがちなんだと

『BABYMETAL』のコンテンツを観ても
(いうまでもなく『単独者』は自分の趣味じゃなくても”おー”とか”へー”とかあるのだろうけど)
『ヘビーメタル格式共同幻想』適応人格は「バックバンドの技術はいんだが、”特に手前の二人”になんの意味があるのかわからない。収益狙いの作られたバンドでしょ?」
「強迫心理」は「そんなバンドはよく知りません(みんなそう言ってます)」

これじゃ気ままな散歩も容易に楽しめないってことで。

別に俺はヌーディスト村信奉者じゃありませんけど(笑
「欲求化と羞恥心」だとか「権威と動機形成」とかってのは、
かなりの重要項目だと思っている。




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posted by kagewari at 04:23 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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