2018年07月12日

大混乱になりつつある国際情勢

とにかくトランプ大統領が(いろんな意味で)凄い
「選挙公約でやると言ったんだからやる」
対立関係にあるサイドからの批判は「全く気にしない」
NYのリベラル系精神科医が診断したら速攻「サイコパスです」と断じるのだろうけれど(笑
見方変えれば、これほど裏の思惑が無い大統領も珍しい、

米国に対し軍事力で対抗しようって勢いの中国の経済を育てているのが米国なんだから、
大統領でなくても「バカなのか」と思うでしょうよ。
(日本も、あれほど日中友好信じて盛んにODAや技術支援してきた挙句の尖閣ですよ)

米国の対中貿易戦争の始まりで、すっかり影が薄くなってきている北朝鮮ですが、
むしろ「軍事力行使」の可能性が(僅かですが)高まっています。
理由は?
「ぶっちゃけめんどくさくなってきた」からです。
(或は「米国はそれほど暇じゃない」からでしょうか)
 ↑
金正恩はそこわかっているのだろうか、、、。
いつもの日経ビジネス鈴置高史氏も「あーもうCVIDダメかも」みたいなグダグダ感になっていると
論評されていますが、

いやそれは金正恩が押しているというより、立場を勘違いして増長しているに他ならず、
危険な兆候以外の何者でもないでしょう…。

トランプ大統領は平気でカナダとも喧嘩腰になる大統領ですよ?
(勿論そこには「プロレス」って見方もありますが、、、違うと思うんですよねww)
「(”この米国大統領である私”があんな小国に対して)友好的に、いい話を提示したのに、このあり様になるようでは彼は狂人になったとしか言えないだろう。中国の誘いに乗って態度を変えたのだとしたら愚かで悲しい事だ。」
●下手すると、今度もまたどこやらでの習近平との会談の最中に「ミサイル攻撃しちゃった」あり得るのではないかと、、、。
「近平どう思う?おっと珈琲のおかわりどうだい」とかね


経済評論家の上念氏あたりは、
「米国の貿易赤字は需要が大きすぎるから(近所では品物が足りないので隣街のスーパーマーケットに行っているだけ)」と論じてますが、
いやいや、そういう問題ちゃうと思いますぜ。
トランプ大統領は、米国にも(失業率とは関係無しに)資本集中型の製造業を回復させようとしているのであって(極論赤字額を問題視しているのでは無い)、事実、貿易戦争の煽りで中国に工場進出考えている米国企業を売国奴呼ばわりして強烈に批判してますからね。

米国への直接投資の歴史の古い日本はどうってことないでしょうが(日本が将来視野に入れているのは東南アジアなどの潜在需要なワケだし、米国との赤字はシェールオイルでも買えば解決する)、
中国はもろ被りするのでは無いですか?
(それでも日本が過去経験したプラザ合意に比べれば可愛いものですけど)


そもそもが、
中国が諸外国の期待にあったような、
「豊かになって民主化し、軍事的威嚇も行わずにリソースを経済に集中し続ける(=アホらしい近隣諸国との領土紛争も引っ込める)」みたいな事であれば、よかったワケだけども(それは誰が考えたって中国人民にも幸福な話なのだから)、
北朝鮮についてもそうです。「悪いようにはしない中国以上の発展させようか」という大統領の言葉に嘘は無く、「この話断るとかあり得ないよね?」も本音なワケで、

■朝鮮半島情勢における確定事項は
「米軍は韓国から撤退するだろう」(韓米同盟事実上の破棄)
「米国は朝鮮半島全体が中国の影響下になっても気にしない」
「そもそも現在の中国の在り様をタイマンで潰すからだ」
「日本はしっかり防衛予算を増やして在日米軍を守れ」(それでwinwinだろ?)
「EUはロシアとのプロレスをやめれ」(もう米国はNATOも助けない)
「イランもいい加減大人しくしないとサウジが(パキスタンにキープしている)核で攻撃するぞ」(核合意の破棄はむしろ親切で言ってやっているんだ、とにかくイスラエルと仲良くしろ)

トランプ大統領を相手にする場合、
裏で何か画策するとか絶対NGで(同時にトランプ大統領にもわかりやすい対応しろと)、
米国に有益となる対応するのは最低条件であり、
その対応の中で自国の利益を確保するとか、そこはオマエラ自身で考えるべき自己責任だろうよって、ことなんだと思いますよ。
(トランプ曰く「アメリカはお前の国の親とか違うんだから」)

いろんな意味で「思ったようなAIとか開発できないんじゃね?」な観測も広がる中(完成するのは中国の”国民監視シビュラシステム”だけちゃうかな)、
地道な産業ロボット大活躍の高い生産性の資本集約型生産拠点ってものが再考されていく可能性もあって(ですから俺は昔っから「政府は産業ロボットに大規模投資するべきだ」論者なんだが)、
「AIというより無人化(とベーシックインカム社会の到来)」が第一段階だろうと、
米国のように経済がソフト化し過ぎて、資本集約型生産拠点を次々失っている状態はヤバいワケであって、

■TPPの合意にも見られるように(私は決してTPP賛成ではありませんが)、
現代の経済支援は「もう最初から労働者保護や高い賃金のコストを支払う事」を条件として、発展途上国相手に安い人件費をあてこんだ焼畑的な工場進出とかNGになりつつあります。
(今後その方が途上国の需要を増やせるので経済学的にも合理的だって理論化されるでしょう)
国内の生産拠点も容易に復活できる国はいいけれど、
産業そのものが失われてしまえば、それも望めません。
 ↑
トランプが気にしているのここじゃないのかな?


●何でもかんでもトランプ大統領が無茶苦茶なのではありません。
金融業などの産業に極端に傾斜して、低金利と膨大にふくれあがるドルが行き場を失い(これも隣町のマーケットみたいな話)世界中が(怪しい投資商品で)大混乱になる中、米国の基幹産業は衰退していった。
そもそも、それ以前の米国政府なり大統領の政策が滅茶苦茶だったワケで、

トランプ大統領の考えってのは
ある意味不動産屋らしい発想なのかな(笑
「巨大なアメリカタワービルの大家さん」
マジにそういう感覚で政権運営しているのではなかろうか。
(それはそれでアリなんじゃね?)




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posted by kagewari at 18:46 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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