2018年06月01日

基本用語のまとめ(10)「取り巻きとスカウティング」

継続的読者の人はあえて説明を必要としていないのだろうけれど、
新規閲覧者の方にとっては「何のことですか」ともなり兼ねない頻繁に使用されるいくつかの用語を別カテゴリーでまとめておこうと考えたものです。
(重要項目なので予告なく編集される場合があります)

<語彙的には>
特殊な言葉では無いので”読んだまま”なんだけれど、
『自意識』を抑圧する「強迫心理」の概念が存在する場合、
管理者権限みたいなものをその概念に奪われるも同然なので、主体性と関係の無いところで(ある意味自覚的にはなんとなく)「強迫的思考」と帳尻の合う関係性が予見されている人材に好感を持ったり、仲良くすべき対象だと”勘違い”してしまう現象。

あくまで結果論としてだが、
無意識にスカウティングされた人物や集団は、あたかも「強迫的思考」のロジックを論証するための都合のいい関係者となるため、意図した訳では無いが”その取り巻き”としての役割を演じる事になる。

語源って話でも無いが、
昭和のオンザレールな『共同幻想』全盛時代の
「友達はよく(考えて)選びなさいよ」の格言における潜在的な意図でもある。
(上記の言葉はまた意味を取り違えて乱用されたため現代では死語になりつつあるけれど。)


<詳しい解説は以下>
■この話がやっかいなのは
人間の事実認定なんてものは(まさか毎年1万人以上と握手する政治家でも無いかぎり)周辺の極少数の人間の認知に大きく左右されるため、ある意味ご都合主義でスカウティングしている関係者の意見が「強迫的思考」を裏打ちし、当人『自意識』に対しても「確かにそうなんだ」と説得力を発揮してしまうことで、事実上「強迫心理」の力に加担する存在となる。

時にメンタル問題があった場合の初動として重視される
「可能な限りひとりぐらしを選択すること(家族との同居は逆効果になることが多い)」
「できれば、これまでの友人知人との関係を絶つ事(『自意識』の本音としては実のところさっぱり好感も無く個人的利益にも無関係な対人関係をズルズル継続しても意味が無い)」
 ↑
上記が挙げられる
(端的に言えば、『思春期反抗期』における「一人旅の選択」の効用やその意味をなぞらえる格好になっているのもポイント。)

この初動の重要性は、
「強迫心理」の取り巻き(擁護・援護・支援者)を結果論であっても形成してしまっている関係性はどこから見ても100害あって一利無しであるだけでなく、
スカウティングされた先方にはこれといって意図するものは無く(普通に素で親切心であったりする)、彼らにしてもまさか当該人物の強迫心理のケツ持ちをさせられている事など知る由もないのだから、話を困った方向によれさせないためでもある。
(注1:家人との関係は説明するまでも無く「強迫心理ドラマの元ネタ登場人物達だから」なので説明するまでも無いでしょう。)
(注2:似た初動の注意事項には「話がややこしくなるだけなのでリハビリ期間中は恋愛禁止」というのもあります。)


●なにやら凄くこの話をオカルトちっくに考える人いるかもなので補足すると、
何もスカウティング自体の内容は呪術的な要素など全く無くて、
単純に「喫茶で食事をするのか、デパートの最上階に行くのか」程度の行動選択で発生する。
たとえば、
就職でも進学でも、転勤でもなんでもいんだけれど、
自分以外の周囲全体と全く知見の無い会合などに参加する事になったとする。
さて、ここで問題です。
「あなたは誰を選択して最初に声をかけますか?」
あるいは
「無意識に(誰の方向に)こっちに声をかけてくれないか的な視線を向けますか?」
更に
「あなたは偶然声をかけたどの人物に積極的に応対しますか?どんな人物の投げかけには淡泊にあしらいますか?」
 ↑
対人関係の選択において、この辺の動機形成は決定的な差異をうみます。

そして、
そんな選択の状況のハンドルを「強迫心理」の概念が(あたかもスローガンのように)保持し、『自意識』に対し優越的であったとしたら?
トンデモな方向に対人関係が形成されますね。
ざっくり言えば、そういう現象です。

■ヤクザ映画を観て切ったはったに憧れた少年が不良グループに好感を持つ
それは”いんです”。
『自意識』が自己責任を担保した”賭け”ですから。
(この場合、実際に参加した組織が自分が思い描いていたようなヤクザなカッコよさが無い場合、速攻失望・減滅に繋がり、離脱を選択したり「違うじゃネーかこの野郎」などの紛争を後押ししたり、無意識や無自覚なプロセスは発生しない。)

と こ ろ が
■発端が無意識的・無自覚なものである場合
実に”ヤバい”んです。
そもそも何が面白くて彼らとの関係性を選択したのか、これといった自覚が無いので、そこで『自意識』的に奇異に感じる事があっても、その関係性の構築は(無自覚であるが故に)「自然なもの」だと勘違いされますので、
どこかがおかしいだとか、自分の関係性の継続についての意見などを積極的に持てません。
思考停止ほではありませんが、
「実は奇妙なほどに意図された歪な関係性なのに、当人自我には自然なものだと思えてしまう」
これは話が180度逆さまになるほどのナンセンスで、
 ↑↓
た し か に
■オンザレールな『共同幻想』選択の局面に類似しています。
類似していますが(『共同幻想』が期待する効用も全く同じもの)、
根本的な違いがあります。
オンザレールはその言葉そのままに、予めそのレール上の共通意識や共有概念を形成しており(参加以前から既に同類項)、何かその関係に意図した後押しや後見的役割などを発現する事はありません。
確かに、同じ効用として正統性付与や権威的裏付けの機能は同じですが、
最初からこの点は(強迫的な要素にも違いは無いが)やむを得ないだとか、予定された流れだからなどいい訳程度の自覚は存在する訳で、
「自制的に大人しくしている『自意識』」には「めんどくさい」や「しかたがない」などの自覚も継続的に存在可能です。
前述の「強迫心理」パターンと同じ文章構成で言い換えてみると、
 ↓
「根拠と言えば予定されているレール上にある程度の関係性なので、殊更逆らうつもりも無いが、あーめんどくさい程度の自覚はあり、オンザレール社会からのな投げかけを間違っても自然なものだと思わない(どちらか言うとご都合主義な話がまたきたか程度の認知に留まる)」


ひとつの判断基準として付け加えると
「それはやっかいなスカウティングなのか、はたまた彼らは「強迫心理」の取り巻きなのか」
上記を考える場合、
「なんとなく無自覚に構築された関係性なのか?」が判断のポイントになります。
「その関係性の継続や保持に『自意識』がどんな自己責任を担保しているのか?」と、考えても同じ意味です。

●話をそのプロセスに戻すと、
就職でも進学でも、転勤でもなんでもいんだけれど、
自分以外の周囲全体と全く知見の無い会合などに参加する事になったとする。
さて、ここで問題です。
「あなたは誰を選択して最初に声をかけますか?」

その答えは、様様な打算や個人的利益や趣味性などエゴイズム満載で
「『自意識』もゴリゴリ出張って、巧妙に、慎重に、戦略を立て戦術的にアプローチする」
(よく似た選択事例は「今日はどんな洋服を着るのか?」)
 ↑
こうでなくちゃいかん訳です。
生きるって事は生存競争そのものなんですから。
(洋服にたとえれば「それは戦闘服である」)

そこを無自覚にスーっといっちゃうなんて事は、
自殺行為にも等しく、
どこから考えてもろくなことにはならんのです。
(ドロドロとしたよからぬことしか予見できない。)

「なんとなくでいい局面は、どうでもいいことだけ」ですから。
(或は『自意識』が、よくわからんと匙を投げ、えいやどうにでもなれと運任せに賭けた場合。)
 ↑↓
確かに『唯幻論』的には「この世はどうでもいいことばかり」「どうでもよくないことなどこの世に無い」と説明されるワケなんだけれど、
その意図はまた違う話だから。
(この場合の「どうでもいい」は、所詮人の自我の行う現実認知は”幻想”に過ぎない部分を皮肉った一種の比喩であって、人が命賭ける趣味性なんてものに裏付けなんて必要無いのだ的な意味も込められている。「自由である事に理由はいらない」だとか「不条理上等」が暗示されている。)



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