2018年03月24日

インセンティブ論「ちょっと補足」

■経済学との関係がイマイチぴんとこない方いるかもなので前回記事補足します。
高度経済成長時代の米国50年代に起きた有名な話と言えば、
庶民向けでタフで廉価なT型フォードを開発したフォード自動車は、
社員の給与もどーんと上げて、自社生産の車を買えるようにした逸話です。
 ↑
このモデルが、まさにインセンティブと『共同幻想』の夢と経済循環と高度経済成長期の社会モデルそのままなワケです。

対極にあるのが(実存主義が左翼かぶれに誤解された時代)
●60年代米国のヒッピームーブメントである
若い世代全員反抗期みたいな(笑
(働かず長髪で意識してだらしない恰好をし、野宿などしてドラッグに浸りフリーSEXでラブ&ピースであると。)

●インセンティブ再びってのは事実上の「ヘリコプターマネー」みたいな需要政策によるもので、確かに米国経済は成長するも(財政赤字による成長)、原動力はベンチャーなどを中核とした個性化社会であって、50年代から60年代に連なる産業の衰退は止まらなかった。
但し、米国においても「ローカル『共同幻想』は強く」→後の新保守主義の台頭となり
 ↓
同時に、リバータリアン原理主義的な保守系リベラリズム(左翼では無い自由主義)も呼応した。
(※新保守もリバータリアンも「アンチ『守旧派』」であるところがポイント)

●米国においても左翼政治思想『共同幻想』だけはしぶとく残り(言うならば20世紀から21世紀にかけて最後の宗教)、PC(ポリコレ)やらフェイクニュースの殿堂として笑いものにもなり、
その反動なのかガチ「アウトサイダー」のトランプ大統領を登場させる。
(※トランプ大統領は『単独者』では無いと思うけれども、『共同幻想』論などの知見の無い社会にとっては「イメージだけなら凄い『単独者』」みたいに見られたのではないか?)

注)欧米諸国は伝統文化的に『単独者』へテイクオフするハードルは高いので、勢い『単独者』時代の台頭を予見する事は難しく、「アウトサイダーやアウトロー的イメージの世界」がまだまだ主力になっていくのではなかろうか。

■■■現代米国若者世代の習俗的分類に以下のようなものがあるけれど■■■
(これ某翻訳サイトさんが紹介してくれた貴重なネタの引用です。ソースの記事URL見つけられなくて翻訳サイトさんゴメンナサイ。)

emo/scene/goth は欧米の若者のうち、社会の枠組みから外れた「オルタナ系」の若者を分類する言葉である。上下関係に縛られたがらない点で不良の一形態とも言えます。
特別視されたがる彼らはそれぞれに発散の仕方やファッション、好む音楽などに差があり、
その源流に当たる音楽や文化に由来する名前で区別されています。

カラフル度ではシーン>エモ>ゴス
自傷傾向ではエモ>ゴス>シーン
エモ(emo)=ビジュアル系《問題を自分の中に見るメンヘラ傾向》
シーン(scene)=アッパー系《内向的なエモより外向的でファッション的》
ゴス(goth)=ダウナー系《問題を社会、周囲に見る反社会的傾向あり》
 ↑
●こりゃ60年代のヒッピー世代の子会社みたいなノリですよね(笑
どうにも素の『単独者』にはブレークスルーできない。
(60年代ディランのローリングストーンの歌詞そのまんまで『単独者』の筈なんですけどね、、)
所謂『反抗期』の延長戦的な「仮想単独者状態」で寸止めされている感じです。
(だから欧米的には経済の展開も「インチキ白タク」や「仮想通貨」止まりになっちゃうのか)


前から書いてきたポイントですが、
■『単独者』と「フリーエコノミー」には相関関係があると思います。
経済指標や統計に計上されないGDP、
勿論、ベーシックインカムしかり経済成長政策は必要ですが、
必要ですがー、
実体経済の伸びを労働生産性や失業率で測るのはちょっと違うだろうと、
(そちらはITでありAIでありロボット産業への政策投資であり)


(タダなので)単価として計上されないけれど、
本質的価値の実存が認められるものはフリーエコノミーに存在するワケで、
(しかもこれは高度先進国時代の民度を備えた社会だからこそあり得る可能性であり)


ミュージシャンの米津玄師氏もニコ動出身ですし、
そもそもが、ストリートミュージシャンから始めるやり方なんざ昔からある話じゃないですか。
所謂流通経済に乗っかっていない音楽活動はGDPに計上されないから無価値なのだなんて話にはならないのであってですね…。
(この状況に対しては、ニーチェの大衆文化批判的なものもハズレているだろうし)


■SNSの話ですが、
所謂暴論炎上ネタに、違法海賊アップを続け津漫画サイトを批判する漫画家に対して(これでは漫画家食べられなくなると)その違法漫画サイト主なのかわからないけれど「タダで読めるようにしない努力をしないお前が悪い」という書き込みで大炎上したってのありますが、
この意図が少しわかる気がするのですよ。
 ↓
・某週刊誌などの連載中の一つの作品を読むために何故雑誌全体の購入価格を支払わないといけないのか(ネットで個別購入閲覧を安価にできるようにできないのか?)
・サッカー動画サイトやamazonプライム動画のようにパッケージで見放題のコンテンツが存在するのに何故漫画の世界は、出版社というインフラとその経済循環の保存が最優先されているのか(今現在既にweb漫画的に編集者やらに制限されること無く作品の発表を主として後に大ヒットした作品もある)
・無料とは言わないが、少なくとも有料動画サイトや有料音楽ダウンロードサイトの運営同水準のマルチタイトル読み放題の漫画閲覧サイトができていないのは(何かの)間違いだろう
 ↑
みたいに?
炎上主にしても、何も(ユーチューバーのように)漫画家が広告費を前提に作品を全て無料公開すべきと言っているのでもないだろうと、
「今の時代にどうなってるの」な違和感からの発言だったのじゃないかと思うのですよ。
(炎上主を擁護するつもりはないけれど)
発言論旨に考えるべきところはあるだろうと。

フリーエコノミーに関しては経済学でもどう定義してどう取り扱ったらいいものか、未だに確たるものは無い状態なので、今後どんな展開に至るものやらまだわからない。



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