2017年12月18日

論議が難航するポイントに「いい悪い論」があります

どうしても出てきてしまう、
避けられないと言ってもいいでしょう。
(特に鬱病などの症例で顕著だと思いますが、)
何の話かと言えば、
(※このテキストもかなり重要なので『基本用語』リンクに入れておきます)

<たとえば>
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Q)かくかくしかじかの事象は何故起きて、どうしたらいいのでしょう。
A)この状況だと無意識下の「強迫心理」が、このように刺激され(はたまた「強迫心理」の裏付けとなる権威者のイメージがあれこれなどに投影されであるとか)、自我は『被(こうむる)』認知にあるため(『自意識』が抑圧されているため)、この刺激がもろに不快(や落ち込み)『興奮』のトリガーとなってしまっているんです。
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 ↑
「いい悪い論」が関係してくると、上記のようなやりとりで「もうアウツ」です。

カウンセリングなどの場合では(HPにもそのテキストあるんですが1章3項)、
必要に応じて「まずいい悪い論を使用しないでください(半ば文章としても使用禁止です)」と予め注意する場合があるだけでなく、
実際のやり取りの中で何度も繰り返しこの点注意事項として伝えても、
それでもアウツなケースが頻発します。
 ↓
どういう方向かって、、、
●「私の問題があるって言うんですか!納得できません」みたいなズレ方です。


(※「流石にその反応はレアでしょう」と思われるかもですが、この展開は”決して少なく無い”のです。→思いっきり「強迫心理」の防衛反応なので心理学知見のある方には「そのまんまじゃないかもっと注意して説明しろ」って話でもある。←そういう簡単な話じゃないんです。)

■■■「いい悪い論」は勿論道徳感を根拠としますが■■■
基本的に一般的に流通している道徳とは(哲学的に検討された道徳論では無いの意)、
『共同幻想』社会内部の規約のようなものであり(わかりやすく言えば「宗教団体の教義(ドグマ)」)、
現代社会における、法治国家を前提とした広い意味で社会契約的な日常的なマナーだとか倫理だとかの慣習法的な(=処罰などには縁遠い)覚書水準では”無く”、
「何々の関係者がしかじかするとか悪いんじゃないですか」←この段階に及ぶと組織論としての道徳感になります。
(”いい悪い”の判定を上部構造の権威認定に委ねている《問いかける》ワケで→自動的に内部的な処罰にも及ぶ論議となる)

●仮にその道徳感が、
(ある意味『共同幻想』崩壊後の現代社会にあるべき方向として)「個人的美意識の範囲(乃至個人的哲学や信念)」だとしたら、別個性となる他者にはその適応を求める事に”なりません”から(極論自分の美意識と他者が真逆でもなんとも思わない)、
他者を指したり、他者との関係において自分を指したりして「いい悪い論」に至る事は”あり得ない”。
(所謂、一般論の道徳的に自分が悪いと感じても「忸怩たる思い」的な範囲に留まる。→何故なら自らの『自意識』の存在を賭けて選択している”美意識”なので、それから逸脱する事があり得ないからです。→逸脱するケースは「やむを得ないケース」に限られる=「忸怩たる思い」)


■説明するまでも無い事なのですが、
「強迫心理」の元ネタは子供時代の『共同幻想』であり、
(親権と子供や乳幼児の関係であり→圧倒的な上下関係下における階級社会)
この時代は親などの代表権威者がトップダウンで「それはいい、それは悪い」を決定します。
逆に言えば、その代表権威者に部下として合格の認定があれば、不快事例は全て外部事情が悪いのであり、「代表権威者がきっと罰してくれるだろう」のような認知がセットになります。
(ベタな言い方すると子供の「お父さんに言いつけてやる!」です。)
自動的に当事者には強い『興奮』を伴う処罰感情としてそれは認識されます。
(ある意味エディプス関係者との幼児期の性愛的関係性とセットになっているため。)


時に「強く何々に認められたい」などの承認欲求って症状がありますが、
これは前述の「代表権威者に部下として合格の認定があれば(ベタな表現で言えば”いい子”と認められ愛される立場を確保すれば)」、全ての問題が解決し『興奮』の(愛され)快感まで付いてくる。
その反対に認められず(突き放され)権威的なものに否定されたら「もう死ぬしかない」かのように(いきなり死ぬとか出てくるのは不快に性愛的『興奮』が逆張りでかかっているため)、強い深いと甚大な落ち込みみたいな状況に至るって症状です。
 ↑
注)超権威者のイメージは無意識的なものなので(あえて超自我などと理解する必要も無いでしょう)、故に現実社会の連想フラグが立つ事象に対して自由に投影され、社会適応の局面や所属社会の上位階級者などとの関係でそれが(迂闊にも想定外に)投影され、当事者だけなんだか別世界の話のようなテンションで事が進むなどの状況が派生する。
【重要なポイント】は、結果として『共同幻想』適応自我を自ら選択した自覚も自己決定が無いにも関わらず、(言わば強迫的に)無意識的構図や構成が投影される社会に承認されようと(知らない間に・無自覚に)、当人がやたらそれを気にするなどの『被(こうむる)』動機形成が行われてしまうことで、
 ↑
この構図・構成・構造が「強迫心理」という概念です。


●勿論それは「(昭和的な)オンザレールな『共同幻想』社会適応」の動機形成と同じものなのですが、反抗期(現実アップデート)が規定のプルーフ完了することで、打算的とも言える(昭和の青春ドラマで言えば「大人の」)階層社会における出世欲や、同時に(薄っすらその強迫性も認知し)休日などオフな時間のプライバシーの発見などに転じ、
「あくまでも醒めた目線で(どこか嫌々な敗北主義的に)”現実の社会”に追随」するからこそ一定の合理性が保たれるのであり(昭和のオンザレール適応も現代では崩壊しましたが)、
 ↓
いうまでも無く反抗期とは子供時代特有のデフォルメされた『家族幻想』が年齢による物理的な終了と、同時に超権威イメージのネタバレ崩壊(権威者元ネタであった親族も普通のオッサンとオバちゃんだった)を経ることで「現実社会へ(社会適応強迫性は残しつつも打算的内容にスケールダウンし)引き継がれる」流れにあります。

●「エディプス関係者との幼児期の性愛的関係性とセットになる構図(反抗期プルーフが何らかの事情で阻害されている)」が”存存”する事に起因するメンタル問題特有の『興奮』の乱高下(精神的不安定状況)と全く状況は違ってくるため(反抗期が中途半端な状態)、
 ↓
メンタル問題に至るこの構図・構成・構造は、
流れは昭和的オンザレールに類似してますが、それとは個別に「強迫心理」として説明されます。
(フロイト的に言えば「超自我そのものが『自意識』を抑圧する強迫心理化している」)


故に
■<<<メンタル問題におけるカウンセリングの場などの状況説明や分析答申に対し>>>■
唐突にも思える
「私の問題があるって言うんですか!納得できません」みたいな反応は普通に頻発します。
強迫心理の防衛反応として予測される事であるため、
HPからブログまで各所に注記もあるんですが、
(それも付け焼刃状態で)

”これだ”という方法はなかなか無くてですね、
時間がかかっても(『一拍置く』法則を論拠に)説明し続ける以外無く、
あれこれ思案するなかで、説明手法の中から『被(こうむる)』や『抗(あらがう)』などの概念も出てきたのですが、まだまだ不十分であると。

「強迫心理の防衛反応」というのは『自意識』が確信犯的に行うものでは無いですから、「無意識的反射的即レス的であるが故に国語の読解からして無茶苦茶」なものになります。
故に「全く違いますよ」の説明そのものに苦労はしませんが、
「納得できません!」が1万文字に及び、延々と繰り返すって状態に至ると意味が変わってくるワケで、『共同幻想』論ってとこからやり直すぐらいの長期戦は覚悟しなくちゃいけない。




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