2017年06月28日

基本用語のまとめ(3)『歩留り』選択

継続的読者の人はあえて説明を必要としていないのだろうけれど、
新規閲覧者の方にとっては「何のことですか」ともなり兼ねない頻繁に使用されるいくつかの用語を別カテゴリーでまとめておこうと考えたものです。
(重要項目なので予告なく編集される場合があります)

■「どこまで『単独者』なの?」じゃないですが、、、
前項で説明のとおりで、
「ある意味全ての『単独者』は、なにがしかの『歩留り』選択者である」
なのです。

その『歩留り』って何かと言えば”そのまんま”なのですが、
「工場などの生産時に不良品を除く完成品の比率」というもので、
勿論「どこまで『単独者』」を不良品云々で語ろうという趣旨では無く、
「どれぐらい単独志向?」な趣旨で捉えているものです。
フリーJAZZの失敗に代表されるように、この世の全ての『共同幻想』に対峙し反抗してしまうと「国籍も、言葉も、お金も、人間であることから空気を吸う習慣ですら全反抗」みたいなこととなり、ナンセンスなんですね。←これじゃもう『単独者』の概念ですらありませんから。

流れはシンプルなもので、『共同幻想』と名札を下げてその概念が成立している訳でもありませんので、単なる便利で合理的な”共通認識”の中で、自らの自由意思と単独行動において”意識されないもの””関係無い分類のもの”は、幻想性(権威性認知)を発現していないのだから、ある意味当該人物個人にとってはそれは『共同幻想』では”無い”のでありまして。
(わざわざ、荒唐無稽なトイレの使い方を「俺は独自に」とかやる事におおよそ意味があるとは思えないですからねww)

●しかし、この『歩留り論』は心理学的にとても重要なのです
どういう趣旨かと言えば、そこは下段詳しい解説に書きましょう。


<語彙的には>
自我選択として『単独者』志向の人物が、反抗(『抗(あらがう)』)対象、山登りで言えば山脈であり、水泳で言えば水の抵抗であったり、ゲームにおける難易度など、どこまで自分独自固有路線を選択するのかの”度合”のことであり。
メンタル問題も自分自身に問題提起が無い限り”個性”と認識することも可能であり、
当該人物が(よく似た代表例は癖やフェチシズム志向など)「諸般の問題が時々あっても、これも俺の個性だな」と認知すれば、それはメンタル問題では無く個性選択となる。
これを『歩留り』選択と定義している。
(注:当事者の基本的スタンスは『単独者』である)


<詳しい解説は以下>

■この『歩留り』論は、現代心理学においてとても重要な意味をもってます
時に、メンタル問題は臨床系などで「かくかくしかじかだったら病気です」みたいに分類もされますが、勿論当該人物が「それも含めて俺の個性だから」と受け入れていれば、(問題が無いので)メンタル問題ではありません。
わかり難い部分もありますが、問題に起因する事象を当該人物が「困った、解決したい」と問題定義しない限り「それは問題では無い」のであり、外的に分類されるようなものでは”無い”。

●しかしここにはとてもやっかいな判断が求められます
心理学においても対応が難しい「人格障害系自我」の場合です。
心理学は個別の名称に拘る事は無いので、ダイレクトに臨床系の分類を意味するものではありませんが、「人格障害系自我」とは、問題意識や問題提起を”無意識に””強迫的に”認識しない(できない)場合の事例で、
言い換えると「強迫心理の構造が高度で複雑な概念になっている」のです。
それは「外的事実を含む長文の設定があるシナリオ」のようなもので、
外部登場人物も「かくかくしかじかの人物に違いない」というフラグが設定(勿論それはメンタル問題をあたかも合理的一般事項と当人に錯覚させるためのレトリック)されているため、
 ↓
諸般のトラブルは発生しているのだが、このトラブルを一切メンタル問題として本人自身も殊更意識せず、フラグにより偏向している外的事実に対して強硬に反発したり(場合によると暴力に及ぶ場合もあるなど)、その強迫性に『興奮』による快感代謝がワンセットになっている状態(継続性が高い)。
 ↑
よく似た事例の「引きこもり時に家族に暴力を振るうなどの常態」を想定すればわかりやすいでしょうか(厳密に言えばこの状態は「人格障害」では無いのですが、自我内の強迫構造はよく似ている)。
或は「間違った歴史認識であられもないシナリオが強迫化する」事例も仕組み的には同じです。

■一歩間違うと『歩留り』論は、(解釈の間違えにより)人格障害系の強迫心理を肯定してしまう可能性があり、軽率に理解してはいけないのです。
『歩留り』選択の大前提は、当事者の基本的スタンスが『単独者』である事で←【ここ重要】
「何を選ぶのかその自由選択に一切の強迫的偏向が無い」のが条件になります。
(やろうと思えば、その強迫傾向も解体できるが、「本当にそうなったら」をあれこれ考えてみると「それもどうか」と思う部分もあるなど)
冒頭説明のとおりで、『歩留り』成立のためには「その”共通認識”的事象が、当該人物に”事の軽重に関わらず”(ことさらに認識されることの無い)些末な事象である」事が条件です。
 ↑↓
しかし、ここもまた誤解を招きやすい説明で、
ドラマや映画のよく聞く台詞に
「それがどうした」
ってのありますね。
設定的には、第三者的には当該人物それで凄く苦労しているのに、主人公が何食わぬ顔で「俺にとっては当たり前のことなんだが」と答える時の台詞です。

ものシナリオ設定の重要なポイントは
「それがどうした」を言う時に
(”『興奮』を伴わず”)ニヒルやシニカルな調子だったり、本当になんてことないため淡々とその台詞が語られるとこです。


■「実際にそれが成功したらどうなんだろう」論ってのもありまして
(それって強迫チェック)
ある意味「それが強迫心理か否かのリトマス試験紙」みたいな考え方なのですが、
「開業医となる強迫心理などがある場合、それを目指してハードワークや興奮状態にある時には考えた事も無いが、『一拍置く』形で、そもそもそれが大成功したとして、その状態ってどうなんだろ?」
のように考えることで、
たとえば「大成功した後で、ちっとも自分自身幸福な様子に思えないのだが」という確認ができますよって話なのですが、
 ↑↓
『歩留り』論はその反対なんです。「それは自身に個性として認識される」事項だからです。
(強迫性が関係していないことを確認する)
「マニアックな趣味を持つ人が、いやあ○○なんてものを収集しても実際何の役にも立っていないし、おかげで財布もすっからかんなんだが、集めることはとても幸福なんですよ。全てを集めつくすことなんてできっこないですが、何が面白いとか”関係無く”今やこれは僕の趣味なんですね。何が面白いのに関しては(”関係無くだからこそ”)何時間でもお話できますよ。」
●発端は強迫的なフラグに発していようがなかろうが、既にそれがナンセンス事項であることは自覚されており(やろうと思えば解体もできる)、しかし関連付随する日常というものが(”何を”では無く収集することが)経験的にも(経験的になれるのは”強迫性”自体は既にネタバレ崩壊しているため)、自分を語る”その一部”であると理解されている場合。

この説明でもにわかに理解できない方多数と思われますが、
(何せ難解な概念なので)

「コード進行の呪縛から逃れられないにしても、これが僕のプレースタイルです。リフ多様上等です。グルーブ感重視が僕の個性です。」
 ↑
『歩留り』とはこのような境地の事です。
(ご存じのとおり、マイルスデイビスに代表される天才はコード進行にすら反抗・解体し新しく自由な方向性にシフトしますが、それは誰にでもできることでは無かったし、そうでなけれなならないほどのものだろうか?ともJAZZファンは思ったりもするのである。)

説明書いても、まだ難解なので、
いつか加筆編集するかもしれません。

<17.9.2追記>
参考記事
用語解説『歩留り』選択の補完
http://kagewari.seesaa.net/article/453173617.html



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