2016年08月16日

心理的なんとやらと居住内容の関係

■「メンタル問題などの解決を意識するのであれば、(できれば都会の)一人暮らしが望ましい」
この原則論に関しては”絶対”と言い切るべきところでしょう。
その意味ですが、
素朴に『反抗期』の定番「一人旅でもするか」です。

何度も心理学テキスト記載してきたとおり、メンタル問題からの離脱過程(リハビリ過程でもかまいませんが)、言うならば『思春期』反抗期状態の自我となる「仮想単独者状態」が求められます。
常識や権威性認知による余談などを排し、同時にエディプス的対象人物との関係をひとまず疎遠にして(近くにいれば問題の中核を成す権威性認知や抑圧が刺激されますから)、安心して(或は安全に)ひとりになれる状況の確保が望ましいからです。
付け加えると、私が個人的に定義している「『共同幻想』社会の取り巻き(中途半端な友人関係や知人との関係です)」ここも是非切っておきたいのが本音です。

と、考えれば住環境からして「ひとりぐらし」が好ましく、
可能であれば「それも都会で」がベター(関係者とのアレを踏まえると)。
 ↓
見た瞬間こう思う方が多数でしょう。
●「なるほど昭和の進学や就職で都会にって流れはいろんな意味で王道か」←そのまんまです。
実際のところこれといったメンタル問題を発現せず、まだまだ潜在期状態な自我の多数がその環境でナチュラルに「仮想反抗期状態を醸成し離脱過程を踏んでいるパターン」ってものが想像以上に多かったのではないかと思います(特に文系は有利って注釈必要かもですが必ずしもそこは重要じゃないでしょう)。

※建て前が個人主義と呼ばれる(実際は違うのですが)欧米社会の場合、子供部屋は生まれた乳幼児の頃から準備すべきものですですし、日本の戦国時代やら所謂皇室の帝王学のケースもひとり暮らしじゃありませんが幼児期から親との関係を疎遠としましたし、欧米における上流層の学校は全寮制でなんて世界も世界の帝王学系のアレにおいて(自立を早期から高い強度で促すという意)定番です。

■話を戻しますが、
加えて、現代『単独者』予備軍とも言える「新卒入社で3年以内に3割退社」パターンの自我においても、その居住条件として「都会の一人暮らし」がいろんな意味で優位性が高いと思われます。

●反面『ローカル共同幻想』との関係で言えば、
当該人物が確信犯的『共同幻想』選択や、『歩留り』選択の可能性が高い場合=「批判対象から除外し鉄板の権威(聖域)として『ローカル共同幻想』を位置付ける場合」、地元居住の方が有利となるので「都会の一人暮らし」が絶対とは言い切れませんが、その後の選択は予見できないのですから(確信犯的『共同幻想』選択で『ローカル共同幻想』を重視することになればUターンすればいいであり)、原則論として「都会の一人暮らし」がベターである事に違いはありません。

■平成に台頭した「引きこもりやニート」という社会現象は(心理学用語では無く一般論としての)自己防衛選択として自然発生したのではないかとも考えており、
残念なことに「引きこもりやニート」の場合「権威社会の下部構造(或は下請構造)」みたいな形になってしまうため、一時避難ならアリかもですがメンタル問題からの離脱となれば冒頭説明のとおりで悪循環化するリスクのが高い。
反抗期のスタンスというのは「無条件に全方位」が原則であり、某権威社会を上位に置く居住構造は好ましくないからです。
(哲学とは違う水準の「不動産構造論」みたいな話になってますが、、)

確かに「都会のひとりぐらし」が環境的に好ましくてもなかなか実現が難しいというケースもあると思います。
本来、ここは行政がメンタル問題に知見のある審議会などの答申を受けて賃貸住宅の契約など支援する体制があるべきで、、
※フィンランドだったかいずこの北欧だったか忘れましたが、高校進学時からどんな所得階層世帯であっても一人暮らしの支援を行う政策持っている国がありますが(保護者の許可を必要とせず学生個人に対して)、まさに正解。離脱を促しその後のメンタル問題発現そのものを抑制する統計には表れない効果があるだろうと推定できるからです。

■この話は「オンザレールな『共同幻想』社会適応人格で、その後いつか確信犯的選択が求められる階層」の場合も同じなんですよ。
(だから高齢者の収容型介護施設を増設することが疑問なワケで、)
少子高齢化・同時に高寿命化の現代社会の場合、居住の基軸は「いずれの場合もひとりぐらし」であって(仮に性対象となる個人がいる場合でも同居があらゆる意味でベターとも限らないですし)、行政は難しい事を考えず「あらゆる階層全体に対する広範なひとりぐらしの支援」を持っているのがしかるべきでありまして(総務省DATA的にもそれが多数なんですから)、

正直「ちょっと真面目に考えてくれよ」と思います。


■冒頭説明の「『共同幻想』社会の取り巻き(中途半端な友人関係や知人との関係ですね)」ここ
ちょこっと補足しますが、
思春期反抗期の非行だとか勘違いした不良化時(たとえば暴走族的な)それこそ『共同幻想』サイドが格言のように言っていた「悪い友達との関係」とかの着眼って同じ意味ですから。
そこはさすがに経験と歴史と伝統のなせる技で『共同幻想』社会もそれを知っていた。
(さすが『共同幻想』で”悪い”なんて言っちゃうワケですが、彼らも「友達は選びなさい」とは言いますが「いい友達と積極的に」とは言わないんですよ、王道の「悪い友達論」の場合ですが。言っている当人にも自覚は無いのですが、言外に「中途半端な取り巻きみたいな連中との関係は悪循環にしかならない」事を歴史と伝統と経験から集合知的に知っているって事でしょうよ。)
 ↓
「(依存性フラグで)ズルズルひきずられちゃうワケだ」って視点です。
考えるまでもないことですが、「自立や独立が強迫心理によって抑圧阻害を受けており、依存性が助長されれば最大のメンタル問題リスクとなる状況」なんですから、考えるまでも無く「『共同幻想』社会の取り巻き(中途半端な友人関係や知人との関係)」なんて関係をズルズル継続して得することなど何もありません(可能であれば一切の関係を切るべきなぐらい)。
そこを放置して「都会で一人暮らし」も無いでしょう(内容的に)。

■仮想反抗期の長考状態を促進するため『自意識』をどのように刺激するのが好ましいかみたいな話もできないじゃありませんが(参考程度に「図書館や古本屋でなんとやら」だとか「映画を沢山なんとか」の一般論がせいぜいで)、その後の展開を意図的に示唆することになってもいけませんから、基本原則は「その後は好きにしてください」であるべき。

注:今回の話はメンタル問題離脱過程を前提としているので、メンタル問題発現後の場合も「心理学的に強迫心理の関係などなど」既に”ネタバレ”している状況の話になるので悪しからず。


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posted by kagewari at 05:30 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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