2016年03月10日

社会適応論(3)

前回の続き
>●それはともかく、メンタル問題だとか総じて神経症などと言われる様々な症例について、『共同幻想』との関係について典型的な悪循環パターンが存在する

ここ最後のとろでぐるーっと初回の「反抗期の説明」にも被ってくる話で、そこまで読むと「構造」って部分もつかみやすいと思う。

さて典型的な悪循環のパターンは、
強迫的に(悪く言えば「考えもなしに」)社会適応を模索したり、社会適応をしなければと自分を追い込んでいたりな水準だと「どこにでもよくある強迫心理」に過ぎないのだけれど、
コンプレックスの対比で(コンプレックス的には自分を不当に卑下しているものだから)、社会適応している他者を「過剰に持ち上げている人」ってのがかなり多いんです。
上記説明のまんま、一種の経済原則的な自我バランスとして(コンプレックス的に自分を卑下すると)自動的にそれ以外の(メンタル問題の場合その組成から権威性認知サイドが対象となるので)『共同幻想』社会適応者を過剰に持ち上げる事になる。
しつこく繰り返すけども「コンプレックス的に自分を卑下すると自動的にそうなる」
逆さまに言えば「コンプレックス的に自分を卑下するとは=社会適応系人物を過剰に賛美するのと同じことである」
 ↑
まさか、この説明わからない人いないと思いますが、念を押して補足すると、
「イタリアのデザインを引き合いに出して、日本のデザインを(コンプレックスでもあるのか)過剰に貶めるような話を興奮ぎみに話す人は、自分の話の建て前上イタリアデザインを過剰に持ち上げないと(そもそも自分を貶めているところからして現実から乖離した過剰な認知なので)話の辻褄が合わなくなる」←こういうこと。
自分を批判する方便の合理性を(既にここで興奮しているから)証明するために、引き合いに出す事例は「お手本」として自動的に認知されるワケ(乃至そう思ってしまう気持ちから逃れられない)。

でー困った事に、
自分で自分の言葉にのまれるワケですよ。
すっごく『共同幻想』適応人格を賛美(=相対自分を卑下)するものだから、あたかも「アイドルグループの追っかけ」のように、好き好んで『共同幻想』適応的行き方を(その”普通幻想”への憧れから)追い求めるとかに転じ、転じたはいいがその筋立ては必ず百発百中で「そして自分を卑下するのだった」となる。
 ↑
流石に最後のところイマイチわからない人いると思うので補足しますが、
精神分析などで自分に関するコンプレックスが解決していないのだから、その人物の目には『共同幻想』適応人格な人が(アイドルをファンが過剰視するように)随分とまたすばらしく幸せそうなお手本に見えてしまいます(そんな人物『共同幻想』適応人格には滅多にないってのに)、

自分で自分のハードル上げてますから非常に高い確率でその社会に自らフラフラ近づいてもうまく行く筈がありません(そもそも想定しているすばらしい人生実現している奴なんていないんだし)、←んで、この姿は勝手にお手本扱いされている『共同幻想』適応人格な人の目に「自己愛過剰でありもしない現実見ている人」でしかありませんから、初歩的人間関係もうまくいきません。

いきませんってかその手法は『共同幻想』社会の掟的に最も嫌煙忌避されるパターンの振る舞いです。
そして、ひじょ〜うに高い確率で人間関係悪化後、
「(まんまと)自分を本格的に卑下する確信を得て(喜ばしいことに)不快な興奮全開(快感原則的には脳がエクスタシー状態)」
あるいは、
「自分はどこに行っても被害者である、ルサンチマン状態に転じ→突然周囲全体や特定個人を”悪の権化”のように批判蔑視する(被害感情で脳がエクスタシー状態)」
バリバリの悪循環って奴です。

(※「快不快原則」→脳内物質的に興奮が脳にとっての快感である。ジェットコースターのように現象として総和的にそれが脳にとって快感であっても、自我にとって快となったり不快となったりバラつく。→それが快か不快かは自己都合であって、脳にとっては興奮は全て快感分類である。)


●この話に「反抗期」が被る
反抗期は親などの権威者を偉人扱いしている子供時代の妄想を破棄する”現実アップデート”の事なんだが、子供って奴らは皆さんご存知のとおりで実にえげつない連中で、自慢話や貧困世帯差別イジメなど躊躇無く且つ残酷にこれを平然とやります。勿論その話は確実に”誇張”される。
うんでー、
コンプレックスなどの事情があると、誇張側の話を素で「また始まったなんとか自慢」みたいに冷静に受け流せない場合が多々あるワケですよ、そのままあてられちゃうケースが。
すると大変な事が起きます。
 ↓
いかにも子供が言いそうなえげつない誇張した自慢話が「反抗期の権威者批判ネタの現実と取り違えられてしまう」んです。
本来なら”現実アップデート”でなければならないところが、
”ガキ特有のえげつない誇張話によるアップデート”になってしまうんです。
すると何がおきます?
反抗期として当該する権威者(親など)相手に、「(この世にありもしない)皆の家ではこーんなに幸福でそれが当たり前なのに(をネタに)、これどういう事なんだお前」みたいな不毛な反抗期となってしまいます。
こうなっちゃうと「反抗期どころか”妄想返し”」ですわね。

このパターンで自我がアップデートされてしまうと、
前述の悪循環パターンを無限に繰り返すとかになるんです。
第三者が見れば、ちょっと表現のできないほど不毛な話なんですが、
悪循環な当人の脳内では「抜群に不快感による興奮代謝が発生して、脳は大満足」な生理現象が発生してしまいます。←勿論脳はこの代謝を成功体験として再現しようと試み続ける。

口を開けば「皆はこんなに幸せだとか、立派に違い無いとか、自慢げなのだろう(私をバカにしているに違い無い)だとか、無理やりでも力ずくで”あの世界”を手に入れてやる」などなどおおよそ見当違いの斜め上へ偏向してしまいます(そんな元ネタ彼らの世界にも存在しないっちゅうのにね)。

「DVの、次の男も、またDV」なんて現象もそれに近い仕組みで発生する現象です。


●この悪循環を切る方法は実に簡単
ブログ読者の方にはお馴染みかと思いますが、
「馬鹿か俺」←ノリ突っ込み芸により現象自体は簡単に消滅します。
(次に再現しないようにするには、精神分析などにより「何をやらかしていたのかネタバレ”省みる”」が必要ですが、切る方法はその都度「ナイナイナイ、そういうの無いから、馬鹿か俺」が有効。勿論「アホちゃうか」でも構いません。意図的に差別用語も大胆に使用してブラックに突っ込む方が性に合う方もいるでしょう。)
 ↑
●時にこの確認をメンタル問題のある自我だけ必要なのかと勘違いしている方いますが、
こういう「小規模反抗プロセス」みたいな認知確認は広く一般の自我全てが日常的に行っているもので(完璧に矛盾無く統合された自我など存在しません)、
メンタル問題があると「普段日常業務の小規模反抗プロセス”馬鹿か俺”が円滑に行われなくなる」と考える方が正しい。
MSのOSで言えば『反抗期』はSPなどのメジャーアップデートであり、メジャーアップデートの不全により以降の定例小規模アップデートが次から次と失敗しているような様で想定するとわかりやすいかもしれない。

■すべからく「強迫心理のネタバレ」であるとか、現実認知としての『単独者』選択なり『共同幻想』確信犯的再選択なり『歩留り個性化』選択なりが中途半端な状態で、フラフラと『社会適応』なぞを考えも無しに志向していたり漠然と道徳的に肯定してたりするのは危険だし「反抗期現実アップデート」ならぬ”妄想返し”の反証でもある。
(社会適応的な選択話が出た時にはしつこいぐらい意思確認を繰り返さないといかんのです。)
安全策としては「まず「社会適応」などクソくらえである」と考えておくのが基本中の基本でしょう。ってかこの業界のそれこそ”幻想ぬきの”ガチ常識。

PCの世界で言えば「中途半端な状態で、フラフラと『社会適応』なぞを考えも無しに『共同幻想』社会に近づく」なんて行為は、セキュリティーアップデートもしていないのに着信メールを全て開くような話です(今度は自分が開いた迷惑メールが原因でやれ被害者だ弱者だって話に転じる場合もある)。

※類似する事例に当人十分に背景事情を理解しているのに、事実上退行フラグである”依存性”の助長により、ネタバレしてるってのに悪循環を再現させてしまおうってパターンがあります。
これは自傷や自殺騒動関連に現象として関係する場合もある。←こういう現象の影には”お前もなー”の「共依存関係の(友人や恋人や家人を名乗る)共謀者有り」だったりするもんです。


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posted by kagewari at 22:05 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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