2015年05月07日

昨今の左翼っぽいイメージにおける『共同幻想』について

この件ほとんどシリーズ物化しておりますが、、
55年体制でご存知のとおり、日本政界の「右派VS左派」の構図はずっとプロレスでした。
ぶっちゃけ国体通じて金のやり取りもあったのは周知の事実です。
(ある意味その集大成というか臆面も無くみたいな結論が→「村山内閣」)
長年論壇的にも右派はインテリに受けが良くなくて、従米主義的なアメリカの手下みたいな印象もあり(GHQの影響もあって親米以外の右派が許されていなかった側面もある)、大学中心のインテリ界では断然左派のがカッコよかったのです(中二的にも)。
残念な事に優れた論客でありながらこの『共同幻想フレーム』みたいなものを軽んじている方も多数いて残念なんですが(『共同幻想』と聞くと右派系の話だろうと誤解しているのかもしれません)、ネット世論の頭角により「俺たちの麻生」なんてキーワードが登場してきてから雲行きは大きく変わります。
所謂政治思想界に右派を自認する方々も多数出現し(出現しては消えみたいなところもありますが)、「アンチマスメディア」という共通項からの切り崩しが発生したため(これは右派だけでなく左派からも挟撃される格好となった)、マスメディアのGHQ的なんとかから左翼インテリ的なんとかまでいっしょくたにダメが出される形になったワケです。

結果、言論界においては主流だった左翼世界にも「顕著な『共同幻想』崩壊っぷり」が発生しまして、右派左派双方からのダメ出し帰結として「朝日新聞慰安婦報道の誤報認める事件」がありました。
GHQ的右派マスメディアは原発安全神話の崩壊と謀略論みたいな壊れ方をした。←また右派の方々は自覚無いでしょうけれど、関節的には韓流ごり押し問題は戦後メディアの保守系プロパガンダの尻尾みたいなところで起きていたので実のところフジTV批判デモって”戦後GHQ的右派メディアへのネット右派からの批判”でした。批判された側当事者も「あれれ?」だったのじゃないかと思いますよ(内部的には「日米韓同盟」繋がりで当事者は日韓併合延長のノリあったでしょう←実際ここ近年韓国系保守団体が日米保守派のケツ持ちしていた状況あったのですから)。そりゃね55体制的に見ればフジTVと言えば即答で保守系ですよ。

<話を左翼インテリ『共同幻想』崩壊に戻しますが>
実のところ人材難と劣勢から苦闘続ける右派よりも左翼論壇の方が「マニュアルというかテンプレに頼る依存傾向」つーかみごとにガタガタ状態に成り果てまして、現状「左翼インテリという芸風なの?」みたいなことになってます。

社会心理学だったと思うのですよ。
■もっぱら『人材難と劣勢から苦闘続ける右派』ここからの反抗は大変な苦労だったと思われで、ネトウヨなんて蔑称も出現するに至るのですが、今や「むしろネトウヨと呼んでください」なんて有力ブロガーまで登場しておりまして(つまりその真意は左翼知識人みたいな権威的カテゴライズ自体への反骨だろうと)、ネット界において無名ながら多数の右派言論が勃興する形となりました。
本来、彼自身再登板など諦めていた党内非主流派である安倍ちゃんがググーっと首相の座を勝ち取った背景にこの社会的言論空間の変動は大きな影響を与えていて(今までの流れなら余裕であの時石破氏が勝っていた筈)、政治家の皆さんが持ち前の臭覚で世論の空気を読んでいたからこその安倍政権登場でした(今や石破氏の存在など空気ですよ)。
国政選挙ではありませんでしたけど、世論動向の”民主的”変化あって安倍政権登場となったのは事実ですよ。
 ↑
この辺の動きを左翼論壇はまったく「なめた目でしか理解しておらず」、
(ぶっちゃけネット世論に対する蔑視もあったでしょうね。)
今現在でも「ナチスが来たみたいな、、」あたかもポピュリズムでもあるかのような(それやると安倍政権支持者を「オマエラ馬鹿」と中傷する事になるってのに)、その支持者を「ネトウトのニーとはさっさと働け」みたいなノリで躊躇無く(崇高な権威主義の上から目線で)批判しているという無残な状況で←やればやるほど左翼こそ差別主義者なんだなと広まるばかりだろうが。
地雷原に無防備に突撃しているような状況です。
●タイムリーな事件も先日SNSで発生しましたね、、。
そもそも人権派を自称する左翼インテリなのに、中国の人権問題や軍国主義を全く批判しない二枚舌は流石に中学生相手でもちょっとどうしたものかという、、、。ダライラマ呼ぶのもいつも保守系だったし。
(反核運動の人も、盛んに核攻撃ちらつかせてる解放軍の幹部だとか北朝鮮の将軍様の話にコメント無しとかさ、、)

■さて現在米国におきまして、
スミス&ウェッソンの株価が急騰、ピストルの販売好調で通期予想を上方修正
http://www.businessnewsline.com/news/201504170900310000.html

などとなっておりまして、
波乱含みの国際情勢ですとか、テロリズムへの警戒から米国のリバータリアン系の方々かと思いますが、「市民の責任としてのピースメーカー→自ら銃で武装してこそ民主主義」が進んでおります。
(元ガンマニアの自称リベラル系右派なものですから、米国でS&Wが好景気なんて聞くとまーいろんな事考えるのであります。コルトはどうしたの?、、とかじゃ無くww、全米ライフル協会的視点も幾分理解しているつもりであります。)

いや何もね、右派が正しいってんじゃありません(言論に正しいとか無いし)。
少なくとも昨今ジャーナリズム的に、そして『共同幻想』の源泉である道徳論とか抜きに、事実関係そのものを認識しようとしているのはむしろ右派だろうって話です。
左翼インテリ的スタンスがもうね、現実との乖離が半端なくなっていて併行世界の住人みたいなズレっぷりが甚だしいって事です。
左翼インテリ憧れの「誰がために鐘は鳴る」的な展開ってさ、現代で置き換えればさ中国における民主化とかでしょ(明らかに人権派に対する弾圧とかあんだから)。
そしてアメリカの批判ばっかりしてっけど、イラク戦争に始まり昨今のシリアのアサドやらに対してアメリカがやってる事はともかく表向き”過去の清算”とばかりに「独裁政権の打倒」で動いてますが(タイの軍事政権に対する態度もアメリカは一貫してますぜ)、この辺の批判がさ「うにょうにょもごもごも」で「よく聞こえませんが」なんだよね。
米国も大概だが、これに対する左翼の批判には内容も代案も無いときてる。
仮に左翼論壇なりが『共同幻想』に依存せず自立的に機能していれば?
想像するに「中国共産党への強硬な批判」「北朝鮮の核に対する批判」「日米ガイドラインや集団的安全保障に反対なら明快に日米安保破棄論」「憲法9条死守なら自衛隊の憲法違反論」←いちおうこの筋から始まって現実論として自衛隊違憲とか無理あるものには代案出してくつー流れが必須だよね。
(少なくとも釣り人オザーさんは自衛隊国連軍論つー代案出していた。)
しかし、昨今の左派は「中国共産党はいい人で、北朝鮮には融和策で、ガイドラインや集団的安全保障は反対だが明快に核の傘を提供している日米安保にはホニャララ逃げて、自衛隊は合憲だけど絶対軍隊じゃないからと念仏唱える現実逃避妄想癖のある人」と化しちゃっている。

ネットでは読みもの的にも右派言論のが面白いし多数あるから退屈しないけれど、
 左翼が面白く無さ過ぎでしょ。
もちょっとしっかりしてくれよと。
(少なくとも左翼は朝日新聞事件ぐらい総括しようよ。)

ネット右派な人も笑っていられない話なんだわ。
変な話だけれど、確信犯的左翼の台頭を期待する部分も必要だと思うのですよ。
「少なくとも左翼さんはこういう人であるべきだろう」みたいな批判も必要なのじゃないかと。
■なんでこんな事を言っているのかと申しますと、
この煮え切らないインチキ左翼ごっここそが「現在の民主党主流派の人達」を微妙に延命させているからです。はっきり言って日本の政治において現在の民主党主流派は最悪の存在ですが、昨今の左翼インテリの体たらくがさ、結果として彼らに「俺達まだまだイケる」と延命させているようなものです。
(まったくもって酷いのが、民主党は沖縄基地移転に反対しているみたいだけど、真面目に移転撤回を考えてた鳩ポッポの足引っ張って現行案に戻させた張本人の面子がこれ言ってるからね、度し難いよマジ。)
55年体制の時だって「その馴れ合い体質」で半ば議席分配するように野党が飼われていたんだから。←この構図によって日本は政権後退の無い政治体制になってしまっていた(自民党内の闘争が実質政権交代の意味を成す間接的な民主政治だった)。
現在の左翼ゴッコを続けさせるとさ、またぞろ「無責任な左翼ゴッコのために永久野党を発生させる」悪循環に戻っちゃいますよ。
 ↑
ネット右派の人にも危機感もって聞いて欲しいんだけれど。
■昭和の55体制も知ってる世代から言わせていただくと、
安倍政権的なるものは政権交代のある緊張感があったからこそ(自民が本気出す格好で谷垣さんにダメ出して)登場したのであって、仮に日本がまた自民党永久政権みたいな姿に戻るのであれば、安倍政権的なものは再び後退すんだからね。
政権交替の緊張感(マジの権力闘争)があったればこそ「あの与謝野さんが民主党政権に入る」なんてトンデモも起きたワケ。しかし、もし民主党主流派が組織防衛のため万年野党を目指してしまうと、そういうダイナミズム失うからね。与党政権たらい回しになればさ、現在のネット右派の諸君が倦厭するだろう「小泉ジュニア政権・石破外務大臣・河野ジュニア廃炉経産相・二階幹事長」とか出てくる可能性だってあんだぜ?
(河野氏に至っては右派も民主党に移籍して欲しいでしょ?そういうダイナミズムあった方がいいですよね?)
安倍政権みたいなものって政権交替の緊張感があったからこそ(政治家のみなさんの嗅覚もあって)登場した事を忘れちゃいかんのです。
自民永久政権に安住できる状況が生まれれば一発で「中選挙区制」復活すっから(今だって自公でその話出てんだし)。
かと言って、あれこれ考えてみるとネット右派論壇に「左翼も育てる批判を」とかも無理ある話だよね。
どうしたものスかねこの状況、、。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄に問題となった同趣旨の投稿が続いたため、暫くの期間ブログのコメント欄トラックバックを閉鎖します。閲覧されている方には不自由となる部分もあるかと思いますがご了承ください。(再開までの期間は未定です)
詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
コメント欄の削除があった件(関係障害について)
http://kagewari.seesaa.net/article/402054291.html


■私のミスで時折記事のコメント欄などが承認制になっていたりしますが(或いは昔の記事など)、現在のブログ運営方針が「コメント欄トラックバックの閉鎖」なので、仮に投稿があっても内容に関わらずもれなく削除となりますので宜しくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari at 16:11 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)




kagewari01
タグクラウド
RDF Site Summary
RSS 2.0